2017-02-14

横浜での学会2017

先週末の2日間の連休に、横浜で皮膚科学会東京支部の学会がありました。毎年何らかの学会が横浜で開催され、年に1~2回は行きます。
好天に恵まれ、みなとみらいは多くの人で賑わっていました。学会も盛況でした。
泊まったホテルの部屋からの眺めです。
印象的だった講演は・・・
・爪白癬治療「爪白癬の診断のためには、適切な部位から検体を採取し、直接鏡検が必須である。ルコナックなど外用剤使用の際には、爪の混濁部を切ったり削ったりして除去した上で外用すると有効。内服治療の場合、保険では6か月間の縛りがあるが、実際は不十分な症例も多い。1年以上継続が必要なケースもある。」
・・・やはり爪は切らないと治りにくいです。

・エキシマランプVTRACの有用性「ターゲット型NUVB照射器の中では最も照射率が高いので、治療の現場では処置時間が最も短時間で済む。アトピー性皮膚炎などによる結節や苔癬化局面、アミロイド苔癬、菌状息肉症、悪性リンパ腫、円形脱毛症など多様な疾患に有効である。」
・・・当院でも活躍中です。VTRACの3倍以上の時間を要する他社の機種なんて、当院ではとても使えません。買って良かった一機種です。

・心療内科の先生のお話「一般的にアトピー性皮膚炎の患者さんは抑鬱傾向、乾癬の患者さんはメタボが関連するためか一見は明朗に見える傾向がある。慢性の皮膚の痒みを訴える72名の患者さんに抗うつ剤SSRIを投与したところ、鬱の有無に関わらず、68%で皮膚症状の改善が認められた。さらにSSRIは抗炎症性作用を認めた。」
・・・やはり、です。皮膚病と抑鬱は、互いに原因でもあり結果でもある関係です。

全体を通して新たな知見というより、日常の診療で感じている事柄についてエビデンスを得られた印象でした。
懇親会の様子です。アトラクションではジャズの演奏がありました。
美味しい料理とワインを賞味しながら、先生方と情報交換しました。
横浜で開業されている先生と。情熱をもって患者さんを治療されています。
今回の学会参加は、父の入院と重なりどうなることかと危ぶまれましたが、どうにか容体も安定しリカバリールームに移りました。お蔭で私は、変わらぬ日常を過ごしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿