2017-01-23

東京地方会

先週末、午前中は福島での学会に参加し、午後からは東京に戻り、そのまま日本橋での皮膚科学会東京地方会に参加しました。
診療がある土曜日は、時間的にこの学会に参加することができませんが、折角休診にしたので、10数年ぶりに参加してみました。興味ある演題が多く、討論も活発でした。
私にとって最も教訓的な症例は、「フェニトイン内服中止で皮疹が改善したステロイド抵抗性の水疱性類天疱瘡の1例」でした。

ステロイドは、肝臓の薬剤代謝酵素CYP3A4で一部代謝されていますが、下記の薬剤でCYP3A4は強力に誘導され、ステロイド代謝が亢進し治療抵抗性を生じます。
・リファンピシン(抗結核剤)
・フェニトイン(抗てんかん薬)
・フェノバルビタール(抗てんかん薬)
・カルバマゼピン(抗てんかん薬)
・セントジョーンズワート(抗うつ作用のあるサプリメント)

ステロイド抵抗性の場合、まず、上記の薬剤が投与されていないか、確認する必要があります。サプリメントの摂取も聴取しなければなりません。
私は、この発表を聞いて初めて知りました。恥ずかしながら不勉強でした。
まだまだ勉強が足りません。1日で福島、東京と学会を梯子して、充実していました。

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