2016-12-15

長門湯本の隠れ家旅館

今夜は、日ロ首脳会談が長門湯本で開催されます。プーチン大統領の宿泊先は、大谷山荘の別邸「音信(おとずれ)」と推測されます。地元では警備強化の中、歓迎ムードだそうです。
関東地方の方にとって、長門湯本が山口県のどの当たりにあるのか、どのような場所なのか、まったく想像できないと思います。

実は私は、2013年7月5日に大谷山荘に一人泊まりしました。翌日に宇部で学会があり、その前日に泊まりました。行きは山口宇部空港から新山口経由でJR美祢線に乗りました。電化されていないワンマン車両です。(地元の人は汽車と呼びます。)
長門湯本は、山口県の中央よりやや日本海側に位置し、陸の孤島とも言える不便な場所です。しかしながらお目当ての大谷山荘は、期待以上に大満足でした。
バリアフリーの客室、疲れが癒される快適な大浴場、眺めの良い露天風呂、静かなジャズの流れるレストランでの豪華な夕食、エステでのアロマオイル・マッサージは心地良くウトウトしました。ホテルスタッフの接遇は、洗練されていました。(とても田舎とは思えませんでした。)
部屋からは音信川を望みます。私が泊まったのはデラックス・ツインでした。

私が最も感動したのでは、翌朝のことでした。
チェックアウトした時点で、豪雨のためJR美祢線が終日運休であることが分かりました。実は美祢線は、2010年に水害のため全線不通になり、1年以上かかって復旧したことがありました。豪雨に弱いのです。タクシーも手配できない状況でした。
私が途方に暮れていたところ、何とホテルのスタッフが私1人のためにJR厚狭駅まで送ってくださったのです。所要時間1時間で、タクシーなら1万円かかります。そして下りるときに、お土産の和菓子を頂きました。
私はそのサービスに大変に感激しました。

ホテルスタッフの厚意のお陰で、私は約束していた宇部市内の同級生の医院を定刻通りに訪問し、その後は予定通りに学会に参加することができました。
陸の孤島にありながら、不測の事態にも対応できる完璧なサービス・・・。
今の時期、ふく(河豚)が絶品でしょう。首脳会談、上手く行くとよいですね。
今度は、別邸「音信」に是非泊まってみたいです。(現在、大谷山荘の公式HPはアクセスできない状況です。)

38年前、大学入学のために山口に来ました。そこで耳にした「おもてなし」の心は、今なお健在です。
「おいでませ!山口へ」

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