2016-10-02

林修先生のトーク

今日は丸の内のJPタワーホールにて、トータルアンチエイジングセミナーがありました。ニキビ治療、クリニック経営、レーザー・光治療と多岐に渡り、スペシャリストの先生方が講演され、大変有益で勉強になりました。
スペシャルトークとして、林修先生が「伝わる言葉と伝える言葉」について講演されました。
「今でしょ!」以来、テレビでご活躍中です。私は最前列で、2メートルほどの距離で拝聴しました。
予備校の現場で受験生を指導している立場から・・・
最優秀の受験生は皆揃って医学部を目指している。ただし中にはコミュニケーション能力に難あり、医師に向かないのではと懸念される生徒もいる。臨床はもちろん研究もチームで行う以上、コミュニケーション能力は必須。
→そりゃー、そうです。

授業中、我ながら完璧な満点の説明をしたと満足した瞬間、直後に受験生から、絶望的な質問を受け、落胆することがある。伝えたいことが全く伝わっていなかったのだと。
→あるある。診療中に、医師から患者さんへの説明も然りです。さっきの私の説明は、全くの時間の無駄だったと分かった瞬間のがっかりは、連日経験します。特に高齢者・・・。

ソクラテス曰く「大工に話すときは大工の言葉を使え。」相手を観察して相手に合わせるべし。
→ちなみに医師が使う「頻回」という言葉は、一般的には「頻繁」と言い直した方が通じやすいそうです。

対話ではコミュニケーション・バランスが大事。相手が話をしたがっているなら自分は聞き役に回る。話の内容がたとえつまらなくても、誠意ある相槌を打つこと。
昔、予備校で担任だった頃、ご父兄からクレームの電話を度々受けたが、このときも聞き役に徹し、誠意ある相槌だけて相手は納得することが多かった。
「人の話を聞かない。」と非難する者ほど、人の話を聞く耳を満たない。
→診療中に、間違ったネット情報を自慢げに披露したがる患者さんにも、とりあえず誠意ある相槌を打つことが肝要だそうです。

仲間内や組織内で、どうしても分かり合えない原因は、①知識の差、②視野(立場)の差、③志が違う、の3点である。
→林先生は、特に③の志の低い者と一緒に仕事はしたくない。満点以外は認めない、無能は罪である、とバッサリ切っていました。
私は個人的には、自分にも相手にも満点は求めません。全科目で満点は無理ですが、全科目で及第点は取ります。総合点で一定水準に達していればOKとします。

TV番組の打ち合わせでは、相手をよく観察し、本番では相手の期待以上のコメントを出すよう努力をしている。
相手に合わせて伝える言葉を選び、上手く伝わったとき、ゲームで勝ったような楽しさがある。
→さすがです。「伝える」達人です。

仕事の能力が同じなら、コミュニケーション能力の高い人が選ばれる。
→患者さんが医師を選ぶ基準も同じでしょうね。

その他オフレコの楽しい話も紹介してくださいました。
300人以上の医師を前にして、相手に合わせた「伝える技術」を披露してくださいました。
ライブでの林修先生のご講演、お見事でございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿