2016-09-08

不安を伴う鬱(うつ)の治療

一昨日クレストホテル柏にて、精神科の先生による一般医向けの講演会がありました。特別講演は女子医大女性生涯健康センター所長兼教授の加茂先生による「不安を伴う鬱状態の見立てと治療のストラテジー」でした。

現在、すべての診療科でプライマリーケアとしての精神科診療の知識は必要です。
特に皮膚科診療では、整容面の問題から心理的影響を受けることが多く、抑うつ傾向になる患者さんも少なくありません。診察中に涙ぐむ方もいらっしゃいます。私はいきなり精神科に紹介することはせず、抗うつ薬と睡眠導入剤を投与しつつ経過を慎重に診ます。

私がよく出すのは、エスシタロプラムなどのSSRIです。今回は、昨年発売された最も新しいSNRIベンラファキシン塩酸塩の使用法を勉強しました。
セロトニンとノルアドレナリンの両方の再取り込みを阻害する事によって、うつ症状を改善します。低用量では主にセロトニン系の作用が強まり、高用量ではノルアドレナリン系の作用がより強まり、意欲ややる気を改善してくれる効果が強くなります。
12月以降に長期投与ができるそうなので、そのころから使ってみようと思います。

さて、加茂先生のご講演の結語で、不安を伴う鬱に対して有効なリラクセーションの方法を紹介されていました。
具体的には・・・
①ヨガ:筋トレ系のパワーヨガではなく、リラックス系のホットヨガがお勧めだそうです。
インストラクターとの相性も大事で、合わないと思ったら我慢して続けずに、別のインストラクターのクラスに乗り換えることも必要。自責の念に縛られて頑張ることはありません。
②呼吸法:ヨガと関連しますね。
③アロマセラピー
④散歩
⑤ペットを飼う
⑥美味しい物を食べる。
⑦ハーブティー

いずれも加茂先生ご自身が実践されているそうです。ドクターは仕事柄ストレスが溜まりやすいので、メンタルヘルスのために意識してリラクセーションする必要があると結んでいました。

私の場合、1週間のうちにベリーダンスは2回、その他にヨガは2回、エアロビクスは2回、行っています。(個人的には癒し系よりも、超ドS系インストラクターによる筋トレ系エクササイズの方が好みです。)
いずれも私にとって良いストレス解消法です。

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