2016-01-31

新「白鳥の湖」

今日は、NHKホールで松山バレエ団の新「白鳥の湖」の公演がありました。森下洋子さんの舞踊歴65周年記念だそうです。
今まで、国内外のバレエ団による「白鳥の湖」を幾度も観ましたが、今回の公演が最も感動しました。古典とは演出・振付も違い、衣装も舞台道具も豪華絢爛でした。3時間という長丁場を、ダンサーと演奏者は見事に完走し、観客を楽しませてくれました。
主役の森下洋子さんは、御年67歳。素晴らしい舞を披露され、感動と勇気を与えてくださいました。今後のさらなるご発展を祈りつつ、またの公演を楽しみにしております。
ロビーにはお祝いのお花が飾られ、華やかでした。

2016-01-29

シワリスクが低い?!

某大手化粧品会社による角層バイオマーカー解析を受け、その結果が今日届きました。
頬に専用の角層テープを貼って剥がし、付着した角層細胞から肌の美しさに関わるタンパク質を抽出して、1、乾燥老化リスク、2、シミリスク、3、シワリスクの3つの視点で、現在の肌の状態とエイジングリスクに関する傾向が示されました。

結果は予想外でした。
自分では、私の肌はシミリスクは人並みで、乾燥には強いが、シワができやすいと思っていました。

ところが解析の結果は逆で...
「活性酸素を除去する抗酸化力が高く、紫外線ダメージによるシワへの影響が少ない。
コラーゲン修復力があるため、弾性力は低下しにくい。
表皮細胞の活性が十分にあり、肌の代謝が良い状態。」
同年代平均と比較し、シワリスクが極めて低いと評価されました。嬉しい結果でした。
おそらく私が皮膚癌になることはまずないでしょう。

一方では、「バリア機能が低下し、刺激感受性が高い」乾燥ダメージ徹底注意肌と評価されました。
アトピー性皮膚炎の既往もない正常な肌だと思っていましたので、驚きました。今の時期は暖房の影響で、より乾燥しやすいのでしょう。
シミリスクは平均レベルでした。炎症と紫外線によってシミができますので、徹底して防御しています。

今の私に必要なことは、保湿対策のようです。
一方、今の抗酸化力を維持するために、ポリフェノールたっぷりの食生活をこれからも続けていきます。

2016-01-28

花の色はうつりにけりな 

「花の色は うつりにけりな いたづらに  わが身世にふる ながめせしまに」
平安初期9世紀頃の伝説の美女、小野小町の詠んだ歌です。
この歌に出会った10代の頃は、さほど感銘を受けませんでしたが、お年頃になった今は、痛いほど共感します。

私も鏡に映った我が姿を見ると、溜息が出て憂鬱になります。身体のあるパーツが下垂気味です。年齢相当ではあるのですが、若い頃と比べるとがっかりします。いよいよ美容外科的な手術が必要かもしれないと思い、昨日、意を決して生まれて初めて美容外科を受診しました。
10年ほど前に知り合った同年代のベテランの先生です。私の悩みを聞いた上、1時間に渡って詳細な説明を丁寧にしてくださいました。その結果、
「今のところ、手術の必要はありませんし、焦ってやるべきではありません。」
と映画スターのようなハンサムな先生に断言されて、私は遂に納得しました。
おそらく、私のように必ずしも手術適応ではない微妙な患者さんが多いことでしょう。

みずみずしかったバラの花からドライフラワーに変貌しつつも、まだ散ってはおりません。老いを受け入れつつ、花期を延ばしたいものです。

2016-01-24

大学同窓会の新年会2016

今晩は、大学同窓会関東支部の新年会が霞が関ビル35階で行われました。関東在住の、昭和47年から平成13年の卒業生約50人が出席しました。同期は4人でした。在学中からの顔馴染みの方は少ないのですが、同窓の人脈作りと近況報告がてら、たまに参加しております。
私は昭和60年、1985年の卒業なのですが、既にシニアの年代に入っています。この手の会に参加するたびに、年々見知らぬ後輩が増えて、同年代と先輩方が少なくなってきます。自分も歳を取ったと実感します。
はるばる宇部からも役員の先生方が来られていました。懐かしい面々と記念撮影しました。

2016-01-18

梅の開花2016

我が家の梅が満開です。例年は立春の頃に開花するのですが、今年は暖冬が続いていたため、何と昨年大晦日に咲き始めました。10年間育てていますが、最も早い開花でした。
先週より例年並みの寒さになり、今朝は首都圏でも雪が降りました。柏・我孫子では雪は降らず、大雨でした。
寒さの底の時期なのですが、梅が咲くと気分も華やぎます。春はまだまだ先ですが、私はしばし冬を楽しみたいと思っています。

2016-01-13

始皇帝の世界

今日は、東京国立博物館での特別展「始皇帝と大兵馬俑」に行ってきました。私は初めて訪れましたが、広大な構内には美しい庭園と建物があり、時間があれば全部ゆっくり見て回りたかったです。
上野公園を通って、正門から入ると立派な本館が目に入りました。
表慶館は重要文化財に指定されています。
今回はその奥の平成館で展示されていました。
秦の時代の数多くの出土品は精巧で芸術性が高く、黄金が永遠の輝きを放っていました。今から2,200年前、日本の弥生時代に高度な文明社会が存在したことは驚きです。
圧巻は、兵馬俑と銅車馬でした。軍団を構成する将兵が一人一人違う顔をしており、表情が豊かで、今にも動きそうです。ここに一人でいたらコワいでしょうね。始皇帝が、死後も世界を支配しようとした野望が垣間見えました。
撮影コーナーで、兵士たちと記念撮影しました。

2016-01-11

ケロイドの治療

一昨日の女医会での特別講演は、日本医大形成外科の小川令先生によるケロイドがテーマでした。
講師の先生は41歳で教授に就任された若き俊英です。数多くの肩書と受賞歴をお持ちになり、仕事以外にも多彩な趣味を持つ才能に溢れた方です。プレゼンテーションも抜群に上手でした。印象的だったことを紹介します。

1、ケロイドは筋肉が伸展する方向に向かって増大する。好発部位は、胸、肩~上腕、恥骨部。大胸筋、上腕三頭筋、腹直筋の屈曲と伸展を繰り返すと皮膚が引っ張られて炎症を起こし、ケロイドが増大する。帝王切開は縦切開よりも横切開の方がケロイドリスクは少ない。

2、ケロイドのリスクファクターは、高血圧、妊娠によるエストロゲンの上昇、サイトカインIL-6である。遺伝的因子も関与する。
高血圧では血管がダメージを受け炎症が惹起されやすい。治療のためには、まず血圧のコントロールが必須である。

3、治療は、軽症例にはステロイド局注、ステロイドテープ貼付、重症例には手術+放射線療法、あるいは放射線療法単独でも有効である。
自費のレーザー治療では、ロングパルスNd-YAGレーザーが有効である。パラメーターは、5㎜レンズ、25msec、75J/cm2。

講演中に、「治せないケロイドはない。」と何度も強調されていました。ケロイドの治療のゴールは難しいと考えていましたが、目からウロコの思いでした。
当院にもロングパルスNd-YAGレーザーがありますが、ケロイドに試みたことはありませんでした。今回教えて頂いた設定で試してみようかと思います。
私にとって、本当に有意義な講演会でした。
懇親会で、講師の先生と一緒に撮って頂きました。

2016-01-10

ニキビを悪化させる生活習慣

昨夜は、帝国ホテルで城東皮膚科女医会がありました。テーマはニキビとケロイドの治療で、お二方の先生が講演されました。
1演題目は、都内で開業されているベテランの先生によるニキビの講演でした。そのうちニキビを悪化させる生活習慣について紹介します。

1、不完全なメイク落としと不十分な洗顔。
演者の先生が患者さんに指導すると、「洗顔よりも睡眠時間を優先させています。」と開き直られることもしばしばとのこと。
2、慢性的な睡眠不足。
夜な夜なインターネット三昧など。
3、食生活の乱れ。
ファストフード、ジャンクフード、外食、スナック菓子、高脂肪の洋菓子の過剰摂取でニキビは悪化する。
ニキビを治すためには、ビタミンB2,B6,Cが含まれる食材、特に緑黄色野菜を豊富に摂ることが必要。
4、ストレス。
ニキビと抑鬱は相互関係があります。
5、ヘアスタイル
ニキビを頭髪で隠そうとするヘアスタイルの患者さんは多いです。診察室に入ってくる時も髪で顔を覆い隠し、マスクも外しません。前髪や横髪が当たる部位のニキビは治りにくいです。私も患者さんに髪を留めるように指導をしますが、従う方は半数以下です。まず治りませんね。演者の先生も同感のようでした。
6、喫煙はニキビを悪化させる。
毛細血管収縮による血行悪化、活性酸素が大量に発生、ビタミンCを大量に消費する、といった機序です。
7、顔を手で触る癖がある。
頬杖をついたり、ニキビを潰す自傷を続けると、いつまでも赤みはひかない。
8、入浴はシャワー浴のみでバスタブに漬からない。
胸や背中のニキビはシャワー浴のみでは治りません。顔のニキビもバスタブにゆっくり漬かった方が、スチーム効果で良くなります。ちなみにニキビの本態は毛包脂腺系でのアクネ桿菌の増殖ですので、皮膚の感染症にはお湯に漬けての洗浄が一番です。

私が日常診療で感じていることを代弁してくださり、我が意を得たりといった感じでした。薬物療法の前に、まず生活習慣の見直しが必要です。治りにくいニキビの患者さんには、生活習慣の指導が必要です。
2演題目の紹介は明日にします。会終了後の懇親会では、帝国ホテルの美味しい料理とワインを頂きました。
ホテルのロビーには、見事なバラのアレンジメントがありました。

2016-01-08

暖冬は真夏並みに

新年が明けて、今日で4日目の診療日です。連日の外来が、真夏日のように混んでいました。1月は閑散期のため、初日を除き比較的すいているのが常でしたが、今年は例外です。おそらく暖冬のためだと推測します。
日中にコートを着て歩いていると、あるいは電車の中などでは、汗ばんできます。今季はまだ霜が降りていないようで、しもやけが重症化することはないようです。
例年並みに寒くなるのは明後日からの予報ですので、来週以降は落ち着いてくるのでは、と予測します。今週中は混雑したため、レーザーなどは当日はできず3週間ほど先の日程で予約を入れさせて頂きましたが、来週以降の平日ならば、飛び入りも可能かと思います。
いつものことながら、患者数はお天気次第です。

2016-01-06

歌舞伎デビュー

今日は新橋演舞場にて、初春花形歌舞伎を観ました。初めての歌舞伎鑑賞です。月に1~2回はミュージカルやダンスの鑑賞に行っていますが、歌舞伎を観たことはありませんでした。伝統芸能にも親しんでみたいと思うようになりました。
今回は歌舞伎界の花形スター、市川海老蔵、中村獅童、市川右近らが出演し、
1、車引(くるまびき)2、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)3、歌舞伎十八番の内 七つ面(ななつめん)
という3つの演目が披露されました。
私は花道の前方真横という1等席に座りましたので、役者たちの演技を目の前で観ることが出来ました。最も印象的だったのは、やはり海老蔵さんでした。錦絵のように美しく、武家の娘になりすました演技は色香が漂っていました。美人局を生業とする盗人は、はまり役でした。
音声ガイダンスのお蔭で、ストーリーを理解して楽しむことが出来ました。また歌舞伎を観に来たいと思いました。
歌舞伎の後は、妹たちとの恒例の新年会です。昨年同様に日本橋三越の「なだ万」で行いました。料理を賞味しつつ、話題はもっぱら両親の介護です。3姉妹が一堂に顔を合わせるのは新年会位ですが、来年もその先も続けたいと思っています。

2016-01-04

新患ラッシュ

今日は新年の仕事始めでした。予想通り100人以上の患者さんが来院されました。このうち4人に1人の方が、当院まったく初めての新患の方でした。再診の患者さんは混雑を予想して、受診控えをされたのかもしれません。おそらく明日来院される予定の方が多いのでしょう。
特筆すべきこととして、帯状疱疹の患者さんが多かったです。しかも年末に発症したがために適切な治療がされず、重症化した症例が半数でした。この時期に発症した帯状疱疹は、寒冷のため痛みが強いことが多いです。どんな病気でも、早期診断と早期治療が重要です。皮膚に異常を見つけたら、随伴症状を問わず皮膚科受診をお勧めします。

2016-01-03

明日は仕事始め2016

年末年始の6日間の休みも今日で最終です。明日から通常通りの診療が始まります。待ち焦がれた休暇も、あっという間におしまいです。
私はお正月の3日間、自宅で美味しい物を食べて飲んで、ゆっくり過ごしました。
でもその分、昼間はスポーツジムで連日ランニングマシン、ピラティス、ヨガ、ベリーダンスで発散し、エネルギーは消費しました。
夜はワインを飲みながら、3夜にわたってワルツ、歌舞伎、オペラをNHKの生中継で鑑賞して、至福の時を過ごしました。
十分に充電し英気が養われましたので、明日からまた頑張ります。

2016-01-01

謹賀新年2016

新年あけましておめでとうございます。ブログを始めて6回目の謹賀新年です。
晴天に恵まれた穏やかな元旦です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
我が家では、長女は年末当直で帰省せず、次女は2泊3日滞在しましたが、試験勉強が忙しく元旦早々に引き上げ、閑静なお正月を過ごしています。
私は昼間はダンス発表会のDVDをねっちり鑑賞し、夜はウィーンフィルニューイヤーコンサートをNHKの生中継で観ています。新春早々、素晴らしい演奏とバレエに見入っています。

いつになく平和な新年です。世界も平和であってほしいと、切に願います。
読者の皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。