2015-10-07

見果てぬ夢を追って

1週間ぶりの更新です。この間、親の介護などでバタバタしておりました。独居の父親が、自宅で転倒したもののケガの程度は軽くほっとしたのも束の間、今度は、深夜未明に緊急ナースコールのボタンを寝返りをしたときに間違って押してしまいました。警備会社コールセンターの看護師から私の携帯電話に連絡があり、現場に急行要請の指示がありました。タッチの差で看護師の方が救急隊の出動要請をしてしまったようで、私が実家に到着するや否やサイレンを鳴らした救急車が到着しました。父に異変はありませんでした。
私は救急隊員の方々に平身低頭に謝りました。隊員の方は嫌な顔はされず、「見守りが必要ですね。」とおっしゃられ、笑顔で帰られました。
深夜の人騒がせな救急車騒動でした。私は帰宅してからも眠れず、睡眠不足のまま翌朝出勤しました。
こんな調子ですので、ブログを更新する余力はありませんでした。子育てと違って介護は、益々負担が重くなり憂鬱です。

さて今日は気晴らしに、帝国劇場で松本幸四郎主演の「ラ・マンチャの男」を観ました。彼は46年前に初演し、御年73歳です。圧倒的な存在感があり、歌が抜群に上手いです。劇中のこの言葉に感動しました。
「夢に溺れて現実を見ないのも狂気かもしれぬ。現実のみを追って夢を持たぬのも狂気だ。だが一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に折り合いをつけて、あるべき姿のために戦わないことだ。」
現実に妥協して、夢の実現のために戦わないことこそ、憎むべき狂気である、と作者セルバンテスはドン・キホーテに言わせました。松本幸四郎の姿と重なりました。
私は子供の頃、この作品を読んで主人公の滑稽なまでの無謀な挑戦に、勇気づけられた記憶があります。
今回初めてミュージカルを鑑賞しましたが、華やかさがない地味な作品ながら、静かな感動が残りました。人生応援歌です。
現実を見据えながらも、夢を追い駆け続ける人生でありたい、と思いました。

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