2015-06-03

バブル時代の恋愛風物詩

今日は、映画「イニシエーション・ラブ」を観ました。80年代後半バブル全盛期でのラブストーリーです。1人のイケてない非モテ系男子が恋をすることによってイケメンに変身し、前半のsideAと後半のsideBで違うキャラクターを演じているのかと、てっきり騙されていました。ところが最後にどんでん返しがあり、女が二股をかけていた、というバブル期にありがちな恋愛風物詩でした。

観終わった直後にストーリーが理解できず、帰宅してネットで検索して、合点が行きました。ネット上では、前田敦子扮するヒロインに悪女的な非難の評価が多いのですが、私は反対に、したたかで賢明なヒロインの見事な二股ぶりに拍手喝采でした。
最初のカレは、スマートで仕事もできるモテ系男性、ところがストレスがかかると相手を思いやれず冷徹なドメ(DV)男に豹変。破局が近いことを感じると、彼とは正反対の一見冴えないが思いやりのある誠実なカレに乗り換え、クリスマスイブのデートの最中に2人の男がばったりと出くわす、という場面で物語は終了しました。

たわいもないストーリーで拍子抜けしましたが、この時代をリアルタイムで過ごした私には、登場するファッションやアイテム、BGMとして流れる当時のヒット曲がすべて懐かしく感じました。
バブル期は日本の歴史上ごくわずかな数年の期間でしたが、唯一無二の独特の文化が開花した時代でした。この映画は今の50歳代の方々にとっては、懐かしい青春時代を思い出されることでしょう。

タイトルの「イニシエーション・ラブ」は大人になるための通過儀礼的な恋愛、という意味だそうです。恋愛に限らず、物事に熱中し渦中にあるときは、これがすべてと錯覚しのめり込みますが、自分の成長とともに次第に熱が冷め、やがて卒業の日が訪れます。そしてステップアップを迎えます。子供も大人もこうやって成長していきます。

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