2015-01-30

雪の日の診療

今日は我孫子では朝から昼頃まで雪が降り、3cmほど積もったようでした。寒い1日でした。
こんな日は開店休業状態を予想したのですが、意外にもポツリポツリと患者さんたちが来院されました。「今日は雪なので、空いていると期待してきました。」と言われた方もいました。確かに空いてはいましたが、美容施術はいつもよりも件数が多いくらいでした。

午後には雨に変わったので、積もった雪も解け、駐車場の雪かきをせずに済みました。明日、路面が凍結しなければいいな、と思います。
開業してからの経験ですが、雪が降っている日はそこそこ患者さんが来られますが、降った翌日は晴天でも空いています。おそらく足元が悪く滑りやすいので、受診控えされているのでは、と思います。
明日は、くれぐれもお気をつけて御来院ください。

2015-01-27

梅の開花2015

寒さも中休み、今日は4月のような暖かい気候でした。突然春が来たように感じました。

今日、自宅の梅の花が咲きました。9年前より鉢植えで育てており、毎年、立春の頃に開花します。今年は例年より1週間早かったです。毎年梅が開花するとブログに載せていましたが、昨年は不作のため載せず、2年ぶりになりました。
ところで受験シーズンたけなわです。すでに受験が済み合格発表のあった方もいらっしゃるでしょう。一足早い春の訪れを謳歌されていることでしょう。
一方、明日からの厳寒の中、受験に挑まれる方もいらっしゃるでしょう。実は我が家にも受験生がいて、来週末から決戦に臨みます。春の訪れはまだ先です。
「春よ来い、早く来い。」と待ち遠しい日々です。

2015-01-26

ベトナム蓮花茶

今日、ある男性の患者さんから、珍しいお土産を頂きました。その方はベトナムに長期滞在し、たまに帰国されます。今回も、帰国直後のお疲れのところ、大きな手荷物を携え来院されました。私のために現地で買って来てくださったようで、ベトナムのバッチャン焼き茶器セットとお茶でした。カップは6客もあり、お茶は蓮花茶(ロータスティー)とジャスミン茶のブレンドでした。私は感激しました。
今晩、夕食後に早速賞味させていただきました。ほのかに優しい花の香りがしました。

蓮花茶はべトナム王宮の女性たちが愛し、中国の楊貴妃も愛飲していたそうです。老廃物を除去し美肌を保つといわれたことから、ベトナム女性の間で、今も「伝統の美肌茶」として愛され続けているとのこと。
べトナム女性がアオザイの似合う体型を維持している秘密は、ヘルシーなべトナム料理と蓮花茶の効果とも言われています。
私はベトナムには、まだ行ったことがありません。お茶を頂きながら、いつかは絶対に行きたいと思ったのでした。
贈ってくださった方、本当にありがとうございました。

2015-01-25

カルチャーセンター発表会

今日は柏そごう10階催物会場にて、カルチャーセンター発表会がありました。私は仕事が終わって駆け付けて、ベリーダンスと作品展を鑑賞しました。今回の発表会は私は出演せず、観るだけでした。デパートで買い物のお客さんが無料が立ち寄れて、至近距離で観ることが出来て、しかも撮影もOKでした。我孫子と柏で顔が知られている私が出演するのには、ちょっと抵抗がありましたので、今回はお気楽に観客側で楽しませてもらいました。他人の踊りを観るのはとても勉強になります。
押し絵や生け花などの作品も展示され、日頃の精進の成果が披露されていました。私はアートの創作はまったくできないのですが、観るのは好きです。
才能とセンスに恵まれていると、人生が豊かになって楽しめますね。(残念ながら私は何の才能もありません。)

2015-01-22

お気に入りの保湿剤

昨日、今日と霙と冷たい雨が続き、寒さの底です。暖房を効かせると湿度が下がり、さらに乾燥します。保湿剤が必須のシーズンです。当ブログでも、たびたび保湿の重要性やお勧めの保湿剤を紹介してきました。なかでも2014年2月25日に書いた「ヒルドイドvsビーソフテン」の記事は、あるサイトにリンクされたようで連日最も閲覧数が多く、当ブログ全体の中でも第2位です。
今日は、新しい保湿剤を紹介します。ガルデルマ㈱(made in Canada)セタフィル・レストラダーム・ボディローション、敏感肌用保湿乳液です。
皮膚バリア機能に関わる成分が配合されています。
・天然保湿因子(NMF)であるフィラグリン分解産物 : ピロリドンカルボン酸ナトリウム(保湿成分)、アルギニン(保湿成分)
・セラミド前駆体 : ヒドロキシパルミトイルスフィンガニン(保湿成分)
その他のヒアルロン酸Naやシアバターなどの保湿成分も含まれていますが、防腐剤や香料は無添加です。
フィラグリンはプロフィラグリンとして表皮で産生され、これが分解することでフィラグリンモノマーとなり、皮膚のバリア機能を担います。フィラグリンはさらに分解され、天然保湿因子として働きます。アトピー性皮膚炎患者の約20~30%に、このフィラグリン遺伝子の異常が見られると言われています。
アトピー性皮膚炎の患者さんに特にお勧めではありますが、この時期に健常人が保湿剤として使用するのにも、とてもお勧めです。
実は、私も自宅で脱衣所に置き、この冬は毎日使っています。入浴後に全身をバスタオルで拭いてから、すぐに顔や首、下肢、踵など乾燥の気になる部位に塗ります。その後に下着や靴下を履きます。朝は、洗顔後にこの保湿剤のみ塗って、他は一切化粧品は使用せず、スッピンで仕事に行きます。紫外線の強い日は日焼け止めを重ねますが、化粧下地もファウンデーションも塗りません。

元々私は面倒くさがりで、顔にあれこれ塗るのは好きではありません。最近は、朝も夜もこれ1本になってしまいました。使用感は、ヒルドイドローションとビーソフテン油性クリームの中間位です。潤うけれどべたつきは気になりません。バランスが最適です。
1本295mlで、税別3,000円です。購入希望される方は、当院でも予約販売いたします。
(余談ですが昨日、柏高島屋ロクシタンで店員さんの勧めで、シアバターを顔に塗ってみました。ロクシタンならではの甘い豊かな香りでした。ただし1個150mlで4,600円とのこと。それに比べたらセタフィル・レストラダーム・ボディローションはお値打ちです。)


2015-01-18

りんご病の流行

この5日間、りんご病の患者さんが連日来院されています。昨年の6月23日の当ブログにも、我孫子地域での流行につき記事にしましたが、またもや流行の兆しです。

前回の記事と重複しますが、リンゴ病は、伝染性紅斑といってヒトパルボウイルスB19が原因です。小児例では、頬の紅斑の他、上肢下肢、おしりに網目状の紅斑がでます。蕁麻疹や多型滲出性紅斑と類似しますが、痒みは軽く、発熱もなく全身症状もありません。自然治癒しますので、治療は要りません。(抗ヒスタミン剤内服やステロイド外用は無効です。)
一方成人例では顔はあまり赤くならず、上肢下肢、体幹に数ミリの細かい紅斑と、指、下肢のむくみ、微熱、膝の関節痛を生じます。風疹によく似ています。成人女性では倦怠感が強く出ます。夕方に悪化し、家事労働も辛くなります。あたかも膠原病にそっくりな症状で、血液検査でも抗核抗体陽性、血清補体価の低下などSLEの所見が一時的にでることもあります。必要に応じて安静と、鎮痛解熱剤を投与することもあります。
小児、成人とも約3週間の経過で治癒します。紅斑が薄くなっても紫外線に当たるとまた赤くなりますので、露光は避けた方がよいです。登園、登校、出勤は制限する必要はありません。通常通りの生活で構いません。

お子さんから感染したお母さま方も何人か来院されました。発疹は淡くても関節痛と倦怠感が強く出ます。この時期なのでインフルエンザかと心配されるかもしれませんが、インフルエンザと違って高熱は出ません。しかしながらインフルエンザよりも回復が遅く、抗ウイルス薬もありません。ひたすら「嵐が過ぎ去るのを頭(こうべ)を低くしてじっと待つのみ。」です。家事を手抜きして安静に過ごしましょう。

2015-01-16

帯状疱疹後神経痛に対する薬物療法

昨夜は、クレストホテル柏にて東葛皮膚臨床懇話会がありました。日大麻酔科の加藤先生が「帯状疱疹後神経痛に対する薬物療法を効果的に進めるために」という講演をされました。当ブログでも既に数回このテーマで記事を書きましたが、今回は臨床的、実践的な薬物療法のノウハウを教えて頂きました。一部を紹介します。

痛みの種類は、①侵害受容性疼痛、②神経障害生疼痛、③心因性疼痛に分類されます。このうち③は精神科領域につきここでは割愛し、①と②につき説明します。
①は外傷や手術後の疼痛などで、治療はNSAID(鎮痛剤)が第1選択、トラムセットが第2選択、モルヒネが第3選択です。
②は帯状疱疹後神経痛がその代表で、治療はリリカが第1選択、ノイロトロピンが第2選択、トラムセットが第3選択です。

帯状疱疹は皮膚科領域では非常に多い疾患ですが、通常は急性期に抗ウイルス剤とNSAIDの投与により1か月以内に、9割以上の患者さんは日常生活で支障にならない程度に痛みはなくなります。その後は若干の痛みが残っても自然治癒することが多いですが、中には帯状疱疹後神経痛に移行することもあります。この場合、NSAIDが無効になります。そこで上記②神経障害生疼痛の治療が必要になります。

まずリリカの用量は、通常は150mg分2なのですが、この量では半数くらいの方が眩暈、ふらつきなどの副作用のため中断せざるを得ないようです。そこで推奨されるのが効果を狙うよりも、副作用の発現を注意深く観察する目的で、初日は最少量25mgから開始し50mg、75mg、100mg、150mgと漸増する方法です。副作用が出たら、その時点で減量ないし中断します。
治療のゴールは、疼痛の程度が半減(5割減少)あるいはADLの改善が1か月以上維持されることです。ゴールに達したらリリカを漸減し終了し、晴れて卒業となります。

一方トラムセットは、μオピオイド受容体に作用する弱オピオイドと、アセトアミノフェンの配合錠です。リリカと同様に私もよく処方していました。添付文書には1回1錠、1日4回経口投与と記載されていますので、この通りに処方していましたが、昨日の講演では副作用の発現に注意が必要とのことでした。頻度の多い副作用は、悪心・嘔吐、傾眠、便秘ですので、必要に応じて制吐剤や下剤も同時に処方します。リリカ同様に、初回から常用量を投与するのではなく、1錠から開始し徐々に4錠まで増量するのが望ましいとのことでした。

結論として帯状疱疹後神経痛の治療は、リリカとトラムセットの併用療法がゴールドスタンダード。この治療でも痛みが治まらない場合に、患者さんをペインクリニックにご紹介ください、とのことでした。今は薬物療法が中心で、昔ほどブロック治療は行われなくなってきたそうです。非常に歯切れの良い明快なご講演でした。
情報交換会では、松戸で開業されているT先生と歓談しました。東葛高校の3期下の後輩で、多才な皮膚科の先生です。

2015-01-13

3日間分まとめて

昨日成人の日を含めて、世間一般では3連休でした。皆様いかがお過ごしでしたか。私は土日は仕事もあり、ブログの更新をする余裕もないほど忙しかったです。平日の今日、やっと更新します。

1、10日(土)は診療の後、帝国ホテル・孔雀南の間で城東皮膚科女医会
東京女子医大東医療センター泌尿器科の巴先生による「女性の骨盤底機能を考える」というご講演でした。とってもチャーミングな素敵な女性の先生です。女性の尿漏れのお話でした。成人女性の4人に1人、40歳以上では2人に1人は尿漏れの経験があるそうです。原因別では腹圧性尿失禁が50%、切迫性尿失禁が11%、残りはその他です。
自分でできる最も簡単な治療は、骨盤底筋体操です。方法は、
肛門括約筋を収縮させて、肛門・膣・尿道口を10秒間締めます。その後50秒間緩めます。これを10回繰り返し1セット10分間、朝夕1日2セット行います。
肥満の方は減量も有効です。ついで薬物療法、手術療法を紹介されました。その昔、皮膚科も泌尿器科も一緒だった時代がありましたが、この半世紀はそれぞれ独立した診療科となり、皮膚科医が泌尿器科疾患を診る機会はまずなくなりました。私にとっては目新しいことばかりで、勉強になりました。
帝国ホテルのロビーには、華やかなバラのアレンジメントが飾られていました。

2、11日(日)は中学の同窓会がありました。
昨年夏に学年全体の同窓会がありましたが、今回はクラス単位の集まりでした。卒業以来40年ぶりに会った方々もいました。集合写真を載せたいところなのですが、顔出しを嫌がる方もいると思いますので、関係者で写真を希望される方は、FBかLINEで私宛にご連絡ください。

3、12日(祝)はダンスパフォーマンスがありました。
5人で精一杯、楽しく踊りました。大好きな曲もこれで最後です。思い残すことはありません。

この寒さの中、体調を崩されている方もいらっしゃると思います。私も若干、風邪をひき気味です。疲れていたためか、昨日は考えられないボケをやらかしてしまいました。眼精疲労もあります。仕事を最優先しますので、ブログの更新は滞るかもしれません。ご了承ください。

2015-01-08

ω3脂肪酸がアレルギーを抑制する

日本アレルギー学会から、英文誌Allergology International (AI) Vol.64, No.1のオンラインジャーナルサイトの案内がメールで配信されました。私は、学会誌に掲載された論文をあまり読むことはないのですが、たまたま興味ある内容でしたので、英文の論文全編をダウンロードして読んでみました。内容の一部を紹介します。

理化学研究所の宮田先生による「Role of omega-3 fatty acids and their metabolites in asthma and allergic diseases」 ω(オメガ)3脂肪酸による喘息やアレルギー疾患への制御機構についての論文です。
サバなどの青魚に多く含まれるEPAやDHAなどのω3脂肪酸は、古くから抗炎症性作用、心血管保護作用、脳神経保護作用が知られています。アレルギー疾患での炎症抑制効果にも注目され、魚摂取量とアレルギー疾患との疫学研究が多数報告されています。分子レベルでの作用メカニズムは不明な点が多いのですが、従来指摘されているのは、
①ω3脂肪酸が、ω6脂肪酸のアラキドン酸カスケードに対して拮抗的に働き、プロスタグランディン、ロイコトリエンなどの炎症性脂質メディエーターを抑制する。
(生化学第80巻第11号1042頁より)
今回の論文を含め、最近は、
②ω3脂肪酸が、各種酵素反応を経て生成された脂質メディエーターSpecialized pro-resolving mediators(SPM)そのものが、抗炎症活性を有する。具体的には、EPA由来のレゾルビンE1,E2,E3.そして、DHA由来のプロテクチンD1,レゾルビンD1,メレシン1が該当します。
一方、ω6脂肪酸由来のプロスタグランディンE2とロイコトリエンB4は炎症を惹起するのに対し、リポキシンA4は抗炎症作用があります。この論文では、ω3脂肪酸由来の各脂質メディエーターやリポキシンA4を投与したところ、好酸球、リンパ球などの炎症細胞、炎症性サイトカイン、気道過敏性が減少したと報告しています。

私にとっては興味深い内容でした。11月6日の当ブログで「カラダに良い油」という記事を書き、私が「脂肪酸オタク」であることを紹介しました。
必須脂肪酸ではあるもののω6系脂肪酸=リノール酸の摂取は控えるべきです。サフラワー(紅花)油、コーン油、ひまわり油、綿実油、ごま油などです。多くの加工食品や揚げ物に使用されています。一方、ω3系脂肪酸=α-リノレン酸はサバ、サンマなどの青魚やクルミに含まれています。エゴマ油(シソ油)にも多く含まれますが、ω3脂肪酸は熱に弱く酸化されやすいので、加熱する料理には不向きです。
ω3:ω6=1:2~4が理想であるのに対して、現代人の食生活はω3:ω6=1:10と言われ、それがアレルギー疾患の増加の一因であるとの指摘もあります。
私の脂肪酸生活は、朝はココナッツオイル(ラウリン酸)入りのコーヒーと一緒に、サバ油から精製されたDHAとEPAのサプリメントを摂っています。おやつにはクルミ(ω3)かアーモンド(ω9)を好みます。夕食はサンマや鮭、あるいはサバ缶とオリーブオイル(ω9)を入れたサラダを食べることが多いです。ω6の多い油脂は極力避け、トランス脂肪酸の入った加工食品は絶対に口にしません。それでもストイックとは感じず、何でも美味しいと感じて食生活を送っています。

ω3脂肪酸はアレルギーも制すると同時に、血管や脳神経細胞にも作用しアンチエイジングにも効きます。アレルギー疾患でお悩みの方、いつまでも若々しくありたい方、まずは食生活の改善を心掛けてみましょう。青魚を献立に取り入れた日本古来の食生活を見直しましょう。

2015-01-05

ガイドライン外れのアレルギー診療

今日の朝日新聞の朝刊に、厚生労働省研究班「アレルギー疾患対策の均てん化に関する研究班」の調査結果が掲載されていました。この調査は患者さん側の要望を受けて、厚生労働省と日本アレルギー学会が協力する形で、2014年2~3月に実施されました。有効回答はアレルギー科を標榜する医師1,052人、患者8240人。医師の内アレルギー学会専門医は30%で、アレルギー科を標榜していてもアレルギー学会専門医でないケースが70%でした。
さらにガイドラインから外れた診療をしている医師が、少なからずいることが判明しました。このうち頻度の多いアトピー性皮膚炎と食物アレルギーにつき例を挙げます。

【アトピー性皮膚炎】
1. いまだにステロイド「使いたくない」患者が多数派
診療ガイドラインでは、皮膚症状の程度に応じた適切なランクと使用量を具体的に示して、ステロイド外用剤の使用を推奨しています。症状がある場合には、ステロイド外用剤による治療が必要です。ところが実態は、患者の65%(成人で59%、小児で71%)が、ステロイドを「使いたくない/どちらかというと使いたくない」としています。

2. 外用剤を「できるだけ薄くのばす」方がよいとの誤解が多い
診療ガイドラインでは、これを推奨していません。なぜなら外用剤は治療段階に応じて適切な量を使用することが重要であり、「できるだけ薄くのばそう」とするのは使用量が減ったり変動するため、望ましくありません。ところが実態は、医師の23%がステロイド薬を「できるだけ薄くのばして塗るよう指導」し、患者の56%も医師からそのように指導されていると回答しています。

軟膏の適切な使用量の目安としてFTU(フィンガーチップユニット)を使います。FTUは大人の人差し指の一番先から第1関節に乗る量で、約0.5gに相当します(チューブの穴の直径が5mm程度の場合)。これを1FTUと呼び、大人の手のひら2枚分くらいの面積に塗ることができます(体表面積の約2%)。FTUを目安に、自己判断で増減せずに常に医師に指示された量を塗るようにしてください。
マルホさんの資料を引用させていただきます。

3. 1割が「入浴時の石けん不使用」
診療ガイドラインでは、石けんの使用が皮膚症状を悪化させるとは考えておらず、標準的には石けん使用を禁止していません。ところが実態は、医師の8%が「入浴時の石鹸使用は皮膚を悪化させるので禁止」しており、患者の12%(成人で12%、小児で12%)も「入浴時に石けんを使用しない」よう主治医から指導を受けているようです。ただし成人の29%、小児の33%は、診療ガイドライン通り「石けんを使用する」よう指導されています。

【食物アレルギー】
1. アナフィラキシー既往でもエピペン処方は5割のみ
療ガイドラインでは、アナフィラキシーの対症療法にアドレナリン(エピペン)が推奨されています。アナフィラキシー経験がある患者はエピペンを所持し、緊急時に対応できるようにしておいたほうが良いでしょう。ところが実態は、医師の49%しかこのような患者にエピペンを処方しないようです。

2. いまだに「卵アレルギーを理由に鶏肉と魚卵を除去」ケースがある
診療ガイドラインでは、卵アレルギーだからといって鶏肉や魚卵を除去する必要を記載していません。鶏卵と鶏肉は同じ鶏由来ですが、鶏卵と鶏肉は食べものとして別ものであり、また同じ「卵」だからというだけで魚卵を除去する必要もありません。ところが実態は、医師の6%が鶏卵アレルギーの症例では「鶏肉/魚卵も怪しいので禁止」指導しているようです。

私にとって、今回の報道は驚きでした。専門医ほど薬剤の副作用を恐れず、思い切った効果の高い治療をする印象があります。非専門の場合は、有効性よりも薬剤の副作用を恐れ及び腰になり、マイルドな治療に甘んじる傾向になるのでは、と推測します。患者さんがどこの医療機関を受診しても、一定水準の標準治療を受けられるのが望ましいです。

2015-01-04

仕事始め2015

今日は日曜日ですが、仕事始めでした。例年のごとく、年末の混雑に比べ年明けの仕事始めは平和でした。空いていましたし、休診中に急変や悪化された方もいらっしゃらず、ほっと安堵しました。
ただしこの時期相当の寒さですね。多くの方は明日から仕事始めでしょうか。どうか風邪などひかぬよう、お気をつけて行っていらっしゃいませ。

2015-01-03

新春バレエと新年会

今日は東京国際フォーラムにて、ミハイロフスキー劇場バレエ(旧レニングラード国立バレエ)の公演がありました。丁度5年前の正月に、同じ会場で同バレエ団の公演を観て、昨年はキエフ・バレエを観ました。正月のバレエ鑑賞は恒例行事になっています。
今回の演目は、新春スペシャル・ガラで「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」、「ライモンダ」の3部作でした。最も印象的だったのは、ジークフリートを演じたカリスマダンサー、ファルフ・ルジマトフ、そしてライモンダを演じた日本人ダンサー、吉田都さんでした。2人とも舞台に出てきた瞬間、独特のオーラを発散していました。素晴らしかったです。
2Fのロビーには着ぐるみの姿がありました。
終演後、私は日本橋三越内の「なだ万」に向かいました。恒例の妹たちとの新年会です。
懐石料理は老舗のプライドを感じる感動的な美味しさでした。他店舗の「なだ万」と比べ、ここは別格です。
お正月らしい盛り付けで、一品一品が丁寧に作られた上品な味付けでした。
年末年始の休暇は海外旅行には行きませんでしたが、世界一流のバレエを観て、日本の一流料理に舌鼓を打ち、英気が養われました。
明日から仕事が始まります。頑張ります。

2015-01-01

謹賀新年2015

新年あけましておめでとうございます。ブログを開設して、5回目の謹賀新年を書くことができました。

さて、昨日の大晦日はブログを更新するつもりではいましたが、1日中せわしなく機会を逸してしまいました。午前中は大掃除、午後からは娘たち2人が帰省し、夕方から宴が始まり、気付くと4人でワインを5本あけていました。酩酊しながらのカウントダウンで日付が変わり、年が明けてしまいました。ブログで1年を振り返る余裕はありませんでした。

元旦の今朝は、野菜たっぷり具だくさんのお雑煮を作り、その後は独居の父の介護に昼と夕方の2回出かけました。間に一時帰宅し自宅の念入りの風呂掃除をしたり、と何だかんだで更新は夜になってしまいました。

6日間の休暇の内、残りは2日間のみになってしまい、時の速さに驚きます。こんな感じで今年の1年間も、恐ろしい位に速いのでしょう。
今年も仕事を楽しみ、生活を楽しみ、そして人生を楽しんでいきたいと思います。
読者の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。