2014-12-15

ハチミツの経皮感作

先日、ココナッツオイルのオリジナルレシピを紹介し、甘味としてハチミツを使いました。ハチミツには、腸内環境を整えるオリゴ糖、ビタミンやミネラルを含み、美容と健康に有効です。微量ながら花粉由来の成分も含まれていることもあり、ごくまれながらアレルギーを起こすこともあります。

今週末12月20日(土)に、恒例の日本皮膚科学会東京地方会が開催されます。プログラムをパラパラ見ていたら、面白い演題が目に入りました。
「ハチミツの洗顔・パックによる経皮感作の関与が疑われた、ハチミツアレルギーの1例」
48歳女。10年前よりハチミツをボディケア時に併用。その後、皮膚や消化器症状が出現。経口負荷試験にてハチミツアレルギーと診断。
加水分解コムギ含有石鹸による経皮感作を彷彿させます。やはり、こういうことが起こりうるんですね。
食品を皮膚に塗り続けていると、皮膚を介してアレルギーが成立して、その後は経口摂取すると(食べると)全身にアレルギー症状が出現することがある、という話です。植物由来の天然成分を謳ったオーガニックコスメが、必ずしも安全ではありません。単純に皮膚がかぶれるだけならばまだしも、経口摂取してアナフィラキシーを起こすとなると、命取りになります。
「食べられるほど肌に優しいコスメ」は、一旦アレルギーを起こしたら、その食品は一生食べられなくなります。好きな食べ物は肌に塗らない方が良いでしょう。人生の楽しみの一つを失ってしまいますから・・・。

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