2014-12-30

スマホの機種変更

今日、スマホの買い替えをしました。3年前の2011年12月9日に初めてのスマホを買い、ブログに書きました。翌年の5月にデジカメを買うまでは、ブログの写真はスマホで撮っていました。デジカメを買ってからは、スマホはほとんど使わなくなりました。通話することはありませんが、家族との連絡手段でメールとラインを使う程度でした。ちなみに電話がかかってきても滅多に出ませんし、留守電も聞きません。

1年以上前にスマホを落とし液晶画面に大きなヒビが入ってしまいましたが、買い替えをする時間もなく、とても億劫に感じてそのまま使っていました。ヒビが入った画面はいつガラスが取れてもおかしくない状態でした。スマホ要らないかも?解約しようかしら?と思いつつ、怪我をすると危ないと限界を感じ、このたび懸案事項であった機種変更を行った次第です。重い腰をやっと上げました。
今時、携帯電話もスマホも持たない方は少数派でしょう。将来私はその少数派になるような気がします。

新しいスマホは画面がきれいです。今度は割れないようにカバーを付けました。まだ文字入力にも慣れていません。旅行中や車内移動中のブログの更新で使うことにもなるでしょう。
左が今日買った新しいスマホ、右は3年前に買った画面が割れたスマホ。人に見せると驚かれました。

2014-12-29

銀座でディナー

今日から待望のオフに入りました。今年は遠出の予定もないので、イタリアン「ジャッジョーロ銀座」でディナーを食べました。フィレンツェ最古の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラの思想を取り入れ、ハーブの効能を生かしたトスカーナ料理です。9年ほど前にフィレンツェで、ここの薬局に立ち寄ったことがあります。
シェフのお任せコースで、前菜のハーブサラダ、パスタ、メインと続きました。
メインディッシュの鰆が白ワインと絶妙に合い、美味しかったです。ハーブティーは7種の中から香りを嗅ぎ分けて、ブルーマローを選びました。
デザートの濃厚チーズケーキは絶品でした。デザートを前にバラを手にして、ほくそ笑む私です。
そして最後にサプライズがありました。12日遅れながら、私の誕生日祝いのデザートがサービスされました。白いお皿に「Happy Birthday Taeko」とチョコレートで書かれ、ロウソクに火が灯されていました。デザートは別腹で美味しく頂きました。
店内はカップルばかりでした。目も舌も肥えた大人女子を満足させるイタリアンのお店です。私はご機嫌でタクシーで帰途に着きました。

2014-12-28

御用納め2014

今日で今年の診療は終わりました。明日29日から1月3日まで休診し、4日(日)から診療を開始します。

今月の外来は前半は空いていたものの、後半から急に混んで参りまして、連日真夏のように多くの患者さんが来院されました。通常皮膚科は夏は繁忙期、冬は閑散期のはずなのですが、今年は異変が起こりました。開院以来初めて8月が閑散としていました。一体どうしたのかしら?と思っていたら、9月に盛り返し秋に一段落したものの、12月は繁忙期に突入し、その結果8月の収益を上回りました。不思議な感じです。
夏は忙しいので盆休みを取ったことがありませんでしたが、今後は世間一般並に夏休みでも悪くないかも、と思いました。

例年では、御用納めの翌日には息つく間もなく慌ただしく温泉に出かけてしまうのが常でしたが、今年はその予定がありません。年賀状も10日前に投函してしまい、ゆとりがあります。年末年始は身辺の整理整頓をするつもりです。

例年、年末年始の休診中はブログの閲覧数が落ちますが、今年もまだ3日あります。休診中も更新を続けますので、よろしくお願い申し上げます。

2014-12-26

Vbeam納品

当院では既に各種レーザーが入り、美容系では一通り完備しています。ただし保険診療がメインのクリニックで、当院で唯一なかったのは赤アザに対してのレーザーでした。症例数もさほど多くもないので、必要性も感じてはいなかったのですが、やはり患者さんにとっては深刻です。しかも健康保険が効きます。しかも地域でこの種のレーザーを導入し、積極的に治療している医療機関はありません。
そこで満を持して、このたびVbeamを購入いたしました。対象疾患は、単純性血管腫、苺状血腫、毛細血管拡張症です。
Vbeamから発振される波長595ナノメートルのレーザー光は、血液中のヘモグロビンに選択的に吸収される特徴があります。毛細血管が凝集した病変部では、ヘモグロビンがレーザーの光エネルギーを吸収し、熱変換することで血管内壁が熱破壊されて血管を閉塞させます。

実はVbeamを買おうと思い立ったのは、つい4日前のことでした。1週間前にはあまりその気はありませんでした。いつでも私は買う時には即決してしまいます。
購入のサインをして4日目で早くも納品されましたが、年末の慌ただしい時期ですので電源工事もこれからです。年が明けて工事が完了して、1月の中旬以降に稼働予定です。
処置室に設置しましたが、奥行きがあります。稼働したら改めてブログでお知らせします。

2014-12-24

イブはダンスパフォーマンス

昨日、今日と私にとっては2連休でしたが、ダンス三昧の2日間でした。我孫子と都内某所の2か所で、ダンスパフォーマンスをやりました。クリスマスにちなんで赤いドレスに緑のリボンをつけ、5人で踊りました。夏から4か月練習してきたらラテンダンスですが、ちょっと前に振付を通しで踊れるようになったばかりで、まだまだ感が否めない状態でした。それでも思い切り楽しむことができました。
下手の横好きですが、私はやっぱりダンスが好きです。2日間動きっぱなしだったので、全身あちこちが筋肉痛になりました。
さて連休明けの明日からは、厳しい仕事が待っていることでしょう。気分をオフからオンに切り替え、あと残すところ4日間の仕事を乗り切ります。

2014-12-22

冬至にはカボチャ

今日は冬至です。1年で最も太陽の高さが低く、昼が短い日です。朝は6:45に日の出、夕方は16:30に日の入りで、すぐに暗くなります。
寂しくなるような季節ですが、一方、昼間は陽光が部屋の奥まで差し込みポカポカしてきます。当院の診察室は日当たり抜群で日中は陽光が眩しいので、ロールカーテンを半分下ろすようにしています。

さて冬至には、風邪予防に効くとされるカボチャを食べる習慣があります。本来、カボチャは夏に収穫されますが、1年中出回っています。私はカボチャが大好きなので、ほぼ毎日料理の煮物に入れて食べています。豚汁、けんちん汁、カレー、トマト煮込みなど何にでも合います。甘味があるので、そのままスローフード・スイーツとしても頂けます。
今日は仕事が終わって疲れたところに、おやつとして食べました。冷凍カボチャを電子レンジで加熱して、ナチュラルヨーグルト、ドライプルーンを添えます。砂糖は入れません。カボチャの甘味とヨーグルトの酸味が抜群の相性です。昔からの私の好物の一つです。
カボチャはきれいな山吹色で、抗酸化作用のあるβ-カロテンを豊富に含みます。美肌効果もあります。美味しく食べてキレイになれる食材です。

2014-12-20

専門医認定書

昨日、日本抗加齢医学会専門医の認定書が届きました。6月に試験を受け、7月に合格発表があり、このたび認定書が届いた次第です。どこかに飾ってと言わんばかりに、最初からアクリルフレームに納まっておりましたので、受付背後の掲示板に掲げました。
開業して以来、私の資格を証明するライセンスの類は、一切待合室に飾ったことはありませんでした。医師免許証はもちろん、皮膚科学会専門医やアレルギー学会専門医の認定書は仕舞いっ放しです。そんな肩書は要らないという考えもありましたが、飾る場所がないのと、書類を飾るフレームを購入するのも面倒だったからです。
認定期間は3年間で、この間に学会に出席し単位を取得して、3年ごとに更新が必要です。専門医は取得するほど学会参加も多くなり、お金と時間がかかるようになります。でも生涯教育の意味はあり、ボケ予防に最適だと思います。
実は、来年もある学会の認定医を取得する予定です。合格したら発表します。

2014-12-19

年の瀬も迫り

我孫子では昨夜から今朝にかけて氷点下だったようで、まるで1月のような寒さでした。それでも雪が降らないだけ助かります。
当院の診療は年内は28日まで、年始は4日から開始します。年の瀬が迫り、お薬を前倒しで取りに来られる方が多くなりました。今週はこの寒さの中、外来は意外と混んでいました。毎朝8時の段階で、既に10人ほどの患者さんがおいでになっていました。
午後からのレーザーや手術の予約診療は、21日と最終の28日の日曜日に各1~2人ほど空きがあります。年末年始の休みの間にダウンタイムのあるレーザー治療を希望される方、チャンスです。

この時期、何かとお忙しい方が多いと思われます。私の場合、水曜日を定休日にして最初の年末を迎えましたが、今までになく余裕があります。2週間前に当院スタッフとの忘年会が1件あったのみで、他には飲み会の予定はまったくありません。(意外でしたか?)カラダは楽ですし、恒例の年賀状も書き終えて昨夜投函を済ませました。
いつになく平和な年の瀬を迎えています。

2014-12-17

55歳になりました

今日は私の誕生日です。55歳になりました。
今晩は近所の某レストランで、ベリーダンスの先生によるショータイムがありました。店内はクリスマスのコスプレをしたベリーの生徒さんで一杯でした。2人のプロダンサーが、次々に美しい衣装に身を包み、素晴らしい舞いで魅せてくれました。舞台と違ってレストランのショーでは、ダンサーと至近距離で視線が合い、息遣いまで伝わって来ますのでドキドキします。
ショーが終わってサプライズがありました。
先生が「今日はお誕生日の方がいます。」と言って、「Happy birthday to you!」の歌声とともに、私の元にローソクを灯したデザートの盛り合わせを運んで来てくださいました。店内のお客さん一堂に拍手され、私はローソクの火を吹き消しました。
私は、とても感激しました。この年になっても祝って頂けると嬉しいです。
憧れのダンサー2人に囲まれて、ご満悦の私です。
55歳、四捨五入するとアラカンの仲間入りです。もう10年は今の生活を続けていきたいと思います。健康第一で頑張ります。

2014-12-15

ハチミツの経皮感作

先日、ココナッツオイルのオリジナルレシピを紹介し、甘味としてハチミツを使いました。ハチミツには、腸内環境を整えるオリゴ糖、ビタミンやミネラルを含み、美容と健康に有効です。微量ながら花粉由来の成分も含まれていることもあり、ごくまれながらアレルギーを起こすこともあります。

今週末12月20日(土)に、恒例の日本皮膚科学会東京地方会が開催されます。プログラムをパラパラ見ていたら、面白い演題が目に入りました。
「ハチミツの洗顔・パックによる経皮感作の関与が疑われた、ハチミツアレルギーの1例」
48歳女。10年前よりハチミツをボディケア時に併用。その後、皮膚や消化器症状が出現。経口負荷試験にてハチミツアレルギーと診断。
加水分解コムギ含有石鹸による経皮感作を彷彿させます。やはり、こういうことが起こりうるんですね。
食品を皮膚に塗り続けていると、皮膚を介してアレルギーが成立して、その後は経口摂取すると(食べると)全身にアレルギー症状が出現することがある、という話です。植物由来の天然成分を謳ったオーガニックコスメが、必ずしも安全ではありません。単純に皮膚がかぶれるだけならばまだしも、経口摂取してアナフィラキシーを起こすとなると、命取りになります。
「食べられるほど肌に優しいコスメ」は、一旦アレルギーを起こしたら、その食品は一生食べられなくなります。好きな食べ物は肌に塗らない方が良いでしょう。人生の楽しみの一つを失ってしまいますから・・・。

2014-12-13

ココナッツオイル×リンゴ

季節のフルーツ、リンゴを材料にしたスイーツを作りました。たった5分間で出来上がり、簡単で美味しいので紹介します。
<材料2人分>
リンゴ1個、レモン1個、ココナッツオイル大さじ1杯、蜂蜜適量
<作り方>
リンゴを皮ごとカットして、耐熱容器に入れて電子レンジで3分加熱します。ココナッツオイル、レモン汁、蜂蜜を加えてよく混ぜます。
熱いままでも美味しいのですが、冷まして常温でもココナッツオイルが固まり、独特の食感が楽しめます。好みで、ヨーグルト、豆乳、赤ワインなどを加えても合います。
写真のガラスの器に盛ったのは1人分です。
今日は、たまたま長女が帰省中でしたので、勉強の合間のおやつとして出してみました。「オイシイ!」と言って一気に完食しました。
ココナッツオイルは肝臓でケトン体に分解され、脳のエネルギー源として使われ、認知機能の向上に有効です。認知症の予防効果があるとされ、ブームになりました。
長女は2月に国試を受験するため、追い込みの最中です。私も一応は受験生の母なので、少しでも御利益のある食材を、と配慮します。忙しくて料理にかける時間がないけれど、美味しくてカラダに良いスイーツを食べたい方にお勧めです。

2014-12-12

舌下免疫療法の実際と今後

昨夜は、クレストホテル柏にて東葛小児アレルギーフォーラムがありました。千葉大学耳鼻咽喉科教授の岡本先生が「舌下免疫療法の実際と今後」という講演をされ、東葛地域の小児科、内科、耳鼻科、皮膚科の先生方が多数参加されました。

スギ花粉症の新薬として、本年10月にスギ花粉エキス舌下液「シダトレン」が発売されました。従来の注射による減感作療法の代わりに、舌の下部に薬をたらして服用する薬です。自宅で投与可能、痛みを伴わない、重篤な副作用が少ない、というメリットがあります。初日から2週間かけて漸増し、その後は一定量で連日舌下します。有効率は30%です。
まずは、スギ花粉症の正確な診断のためには、血液検査による特異的IgE抗体とスクラッチテストかプリックテストによる皮膚テストが必要です。
治療開始するに当たり、以下の点をきっちりとインフォームドコンセントする必要があります。

オフシーズンも含めて、2年できれば3年以上連日投与する必要があり、効果発現までに2~3か月かかる。
30%が治癒、50%が軽快するものの、一方では20%はまったく無効であり、治療効果の予測は不可能である。
薬価代は決して安価ではない。
副作用として、口腔内浮腫や違和感は2%ほどで、全身的なアナフイラキシーは1億回に1回の頻度である。

なお気管支喘息患者、悪性腫瘍がある患者、免疫系に影響を及ぼす全身性疾患がある方、ステロイド内服中の方、65歳以上の高齢者と12歳未満の小児、妊婦、産婦、授乳婦には投与できません。

私はアレルギー学会専門医なのですが、昨年秋以降の学会主催の舌下免疫療法の講習会が私の予定と合わず、いまだに講習会を受けておりません。舌下免疫療法を行うためには、学会主催の講習を受け、メーカーのネット講習を受けた後に確認テストに合格する必要があります。秋以降に、数人の患者さんから「シダトレンの処方はできますか?」と問い合わせがありました。そのたびに「来年になります。」とお答えしました。来年5月下旬にアレルギー学会で講習を受け、その後に一連の手続きを受けてからになりますので、今しばらくお待ちください。
新薬であるため、最初の1年間は薬の処方が最長で14日間となります。2年目からは60日分が処方されますので、最長で2か月に一度医師の診察を受けるだけで頻繁に通院する必要がなくなると思われます。来年10月の発売1周年の時期を見計らって、当院でも処方を開始しようかと考えています。

2014-12-10

しもやけの始まり

12月もまだ上旬なのに、今週は1月のような寒さですね。昨日は、比較的すいていましたが、来院された患者さんの1割に既に「しもやけ」ができていました。4年間ブログを書いてきて、しもやけの記事は例年1月に書くことが多かったのですが、12月のこの時期にこんなにしもやけの患者さんが来られるのは、初めてかもしれません。秋が短く、既に季節は冬本番を迎えてしまいました。

しもやけの予防は、当然ながら手足と耳の防寒対策です。外出時には手袋、靴下は2枚重ね、耳当てや帽子は必須です。治療はビタミンEの飲み薬と軟膏です。放置すると潰瘍化してしまいますので、早めの治療をお勧めします。

しもやけの発症は、インフルエンザの流行の時期と、ほぼ重なります。予防接種は必ず受けましょう。当院でも予約なしで接種を行っています。

2014-12-07

タンゴ・ミュージカルの夜

昨夜は、ヒカリエ東急シアターオーブにてタンゴ・ミュージカル「シャンテクレール」を観ました。つい半月前にも同じ会場に行ったばかりですが、こことオーチャードホールを合わせると、今年は毎月のように渋谷に観劇に行きました。

舞台は、1940~50年のブエノスアイレスの伝説のキャバレー「シャンテクレール」。トップダンサーとなったリタナは、男たちの欲望と嫉妬をもてあそび……。往年の管理人が、伝説のキャバレーの歴史を偲んで語り、物語はドラマティックに展開していきます。
タンゴの女王、モーラ・ゴドイが、自らプロデュースしリタナを演じました。彼女が舞台に立つと、ひときわ鮮やかにオーラが発散されます。抜群のプロポーションと超絶技巧のダンスで魅せてくれました。パートナーのマルコスも長身の超イケメンで、ペアダンスはこの上なく官能的でした。

生バンドによる演奏も素晴らしかったです。お馴染みのタンゴの名曲が次々に披露され、楽しませてもらいました。哀愁を帯びたメロディーは、いつまでも脳裏で反芻します。また来年の2月にはタンゴを観に行く予定で、楽しみです。

2014-12-03

食と医科学フォーラム

今日は、慶應義塾大学三田キャンパスにて「食と医科学フォーラム」がありました。「食・運動・ごきげんでアンチエイジング」というテーマで、7人の講師の方々が講演され、いずれも興味深い内容ばかりでした。こちらがプログラムです。
最も面白かったのは、四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター長の笠間先生による講演でした。高度の肥満症に対しての胃の縮小手術です。「BMIが30kg/㎡以上で、肥満に起因する合併疾患を有し、内科的治療が効果的でなかった方」が手術適応です。美容目的ではありません。
術式は、胃バイパス術、スリーブ状胃切除術、調節性胃バンディング術の3方法があり、いずれも腹腔鏡下で行うそうです。内科的減量に比べ、リバウンドがなく効果は持続します。2型糖尿病を合併した症例では、術後数日で血糖値が下がり、糖尿病の治療が要らなくなります。術後の患者さんは、胃が小さくなり食べる量が減りますが、空腹で辛い思いをすることはまったくないそうです。術前に高脂肪、高カロリーの食事を好んでいても、術後にはこうしたものを食べたくなくなり、サラダなどあっさりしたものを好むようになるそうです。へルシーな食事嗜好に変化します。

費用は概算200万円ですが、術後に肥満による合併症の治療費が不要になるなど、QOLの向上が期待できることを考えると、決して高くはありません。メタボリックシンドロームがアルツハイマー発症のリスクファクターです。ダイエットの王道である食事療法と運動療法の両輪で、どうしても減量できなかった方にとっては、減量手術という最強の手段があることは福音です。

最近は、皮膚科に限らず専門外の講演を聞いて知識を得るのが、とても面白いです。目からウロコの思いがします。
会場の慶應大学のキャンパスです。

2014-12-02

74年前の当院付近の風景

本日来院された患者さんより珍しいものを頂きました。我孫子駅と天王台駅構内にある立ち食いそば「弥生軒」の弁当の包装紙です。味のある素朴な絵は山下清画伯の作品で、今から74年前、昭和15年当時の我孫子駅付近の風景画です。JR常磐線の汽車が走り、人々が踏切が開くのを待っています。踏切の向こうの角地を赤い四角で囲みましたが、ここは現在の「こやの皮フ科」のある場所です。患者さんから教えて頂き、感激しました。
当院の場所は畑のように見えます。線路を挟んで周囲にも農地が広がり、遠くに筑波山が見えます。人々の服装はスカートやズボンの他、和服の人もいます。リュックを背負っている人もいます。蒸気機関車が黒煙を吐いて走り、駅のホームは瓦屋根です。

山下画伯は昭和17年から5年間、弥生軒で住み込みで働いていました。彼は絵を描くたびに当時の社長のところに持ってくるので、褒めると喜んで次から次へと持ってきたそうです。しかし、それらの絵はすべてゴミ箱に直行したとのことで、後になって惜しいことをしたと言われていたそうです。上の絵は辛うじて当時の弁当の包装紙に使われていましたが、その価値が分かる者は、少なかったのでしょう。

もし山下画伯がご存命ならば、当院の外観の絵を描いて頂いて、待合室に飾っておきたいくらいです。