2014-11-30

日本レーザー医学会

昨日、今日と2日間に渡って、京王プラザホテルにて日本レーザー医学会がありました。帝京大学の渡辺先生が会長で、テーマは「証拠に基づいたレーザー医学」でした。

私にっとっては初参加でしたが、美容に偏ることなくアザの治療が中心で、まじめにエビデンスを追及するための討論が活発でした。大変に勉強になりました。太田母斑、広範囲の異所性蒙古斑、いちご状血管腫、単純性血管腫などの先天性のアザに対しては、乳児期の早期にレーザー治療をした方が、より少ない回数で色素沈着や瘢痕を残すことなく、きれいに治すことができる、というのが共通の見解でした。
さらに、手術療法が唯一と考えていた先天性色素性母斑に対してのQスイッチレーザー治療は、病理組織で母斑細胞の所在が表皮真皮境界部にあるタイプでは無効例が多いものの、真皮内にあるタイプでは有効例が多く、複合型ではその中間の成績とのことでした。巨大なホクロに対して、Qスイッチレーザーを複数回照射し続けるのも、一つの手段のようです。
局所麻酔クリームの出現により、全身麻酔をかけずとも乳児へのレーザー治療が可能になりました。

懇親会では、皮膚科の大先輩、J先生と楽しく歓談させていただきました。

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