2014-05-24

恐るべし5月の紫外線

今日は近隣の学校で体育祭があったようで、土曜日にしてはすいておりました。晴天に恵まれ行楽日和でもあります。ただし強烈な紫外線が降り注いでいますので、お出かけになる際には紫外線対策が必須です。
UV-A領域の紫外線は年間で5月が最も多いです。一方、UV-B領域の紫外線は7~8月が最も多いです。UV-B領域の紫外線はオゾン層で吸収されますが、UV-A領域の紫外線は吸収されません。上空のオゾン量は、日本付近では春に多く、夏から秋にかけて少なくなる季節変化をしています。このオゾン層の季節変化によって、UV-A領域とUV-B領域の紫外線の季節変化は異なっています。UV-A紫外線は皮膚では真皮内に到達し、シミ、シワ、タルミの原因になります。
この1週間お天気が良い日が多かったため、サンバーンの患者さんが連日来院されました。ほとんどが女性で、部位は首からデコルテです。顔は年間通して露出し紫外線をそこそこ浴び化粧品で覆われているため、リスクは少ないのですが、デコルテは滅多に露光する機会がないためサンバーンを生じやすいです。衣服から露出していた部分に一致して境界鮮明な紅斑が認められます。首からデコルテは、顔と違って紅斑が消失した後の炎症後色素沈着が消えにくく、時として一生残ってしまうこともあります。化粧で隠すこともできず、治療も難しいことが多いです。
サンバーンを起こした患者さんの来院時の服装は、大方、露出度が高い出で立ちです。ファッションは自由なのですが、健康で美しい肌を維持したいと願うならば、昼間の外出時には肌を露出すべきではありません。屋外では、襟なし半袖の服の上に襟付き長袖の服を重ねて着て、屋内では上着を脱ぐといった調整が必要です。服から露出している顔や手には日焼け止めクリームを塗り、帽子や日傘も欠かせません。日常生活ならばSPF値は25~30の日焼け止めクリームで十分です。ただし2時間おきに塗り直しが必要です。
さて、明日は真夏日並みの暑さだそうです。お出かけの際には万全の対策を。

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