2014-03-16

パリ・オペラ座バレエ団日本公演

昨夜は、東京文化会館にてパリ・オペラ座バレエ団の「ドン・キホーテ」の公演がありました。バレエ・エリートたちの集団とその頂点に君臨するエトワールの公演だけに、大いに期待していました。
開幕するとバルセロナの陽気で情熱的な雰囲気、多彩でエネルギッシュなダンスの洪水に、惹きこまれていきました。第1幕が終わり、休憩を挟んで第2幕の始まる直前に、急遽キャスティング変更のお知らせがありました。なんと準主役のバジル役男性ダンサーが第1幕公演中に足を痛めて突然踊れなくなり、急遽代役が踊り、更に第2幕以降は別のダンサーが演じることになったとのこと。しかも相手方のキトリ役女性ダンサーとは初めてのペアとのことで、一時場内は騒然としましたが、開幕すると何事もなかったかのように演技が披露されていきました。第2幕のジプシーのパワフルな群舞とドン・キホーテの夢の世界での優雅な踊りに魅せられました。
そして圧巻は、第3幕でのキトリとバジルの結婚式で踊られるグラン・パ・ド・ドゥです。超絶技巧盛りだくさんで、華やかで見ごたえがありました。急遽の代役で初のペアとは思えないほど、2人の息がピッタリで、場内からは盛んに「ブラボー!」の掛け声が上がり、感動の渦に見舞われました。
準主役ダンサーのケガという不測のアクシデントを物ともせず、公演を大成功させました。バレエの殿堂の底力を見せつけてくれました。さすがパリ・オペラ座です。すべてがドラマチックでした。

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