2014-01-29

ボツリヌストキシン注射値下げしました

当院では、顔のシワと腋窩多汗症に対してボツリヌストキシン注射療法を行っております。顔のシワに対しては、厚労省認可のボトックス・ビスタかあるいは韓国製のニューロノックスを用い、それぞれに別料金を設定しておりました。
一方、「重度の原発性腋窩多汗症」に対して厚労省認可のボトックスの保険適応があり、私のところでは事前に重症度を評価するために、ヨウ素デンプン反応の検査を行っております。この検査は、多汗の部位を視覚的に判断できますし、治療の前後で行うと効果判定にも有効です。この1年間で腋窩多汗症の患者さん数例にヨウ素デンプン反応の検査を行いましたが、結果は「重度」に相当する腋窩全体がべったりと紫色に変色する症例はありませんでした。中には全く無反応の症例もありました。保険扱いにするためには、きちんと事前に適応の有無を確認する必要があります。患者さんご自身が腋窩の多汗で悩みながらも、検査の結果が軽症ないし中等症であった場合、自費診療のボツリヌストキシン注射を行います。この場合、医療機関によって料金は様々ですが、当院ではニューロノックスを用いて両腋窩で63,000円で従来行ってきました。このたび料金を改定して、従来の半額31,500円に値下げいたしました。
保険扱いでボトックス注射を受けた場合、3割負担でも28,100円します。高いと感じられるかもしれませんが、ボトックスの仕入れ値は1本9万円以上するものなのです。軽症の患者さんにむやみに公的な財源を使うべきではありません。しかしながら患者さんの心理としては、少しでも安く治療を受けたいと望みます。ましてや高々半年弱で効果がきれてしまうのですから。
そこで、自費診療でも保険診療とほぼ変わらない料金設定にして、患者さんの負担を少なくしました。冬でも暖房の効いた室内では、どなたでもワキに汗をかきます。治療というよりもエチケットのために、半年に1回注射を続けるのもお勧めです。制汗剤がまったく要らなくなります。半年間で31,500円、月額5,250円でワキ汗から解放されるのは快適です。

顔のシワについてはニューロノックスを用いた場合、眉間、前額、目尻の3か所のうち、1か所31,500円、2か所42,000円(従来は52,500円)、3か所52,500円(従来は63,000円)と値下げしました。
なお、上記料金はすべて税込の金額です。4月以降の消費税改定に伴い、料金も変更になります。
余談ですが、昨年年末にヒアルロン酸注入療法を施術料込で1本1cc62,000円から52,500円に値下げしたところ、年末の需要期と相まって、ヒアルロン酸を希望される患者さんが増えました。ヒアルロン酸は2年間効果が持続しますので、増税を前にして現在、希望される方が多いです。値下げ効果と増税前の駆け込み需要が要因のようです。

1 件のコメント:

  1. 先生は大変良心的なお値段で施術していますね。

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