2014-01-27

アンチエイジング講習会2014

昨日は大手町サンケイホールにて、日本抗加齢医学会講習会がありました。対象は皮膚科に限らず、医科歯科の多岐に渡る専門医です。この学会は私にとって専門外の領域の知識を習得できる機会で、大変興味深いです。昨日は5人の先生方が講演されましたが、最初の総論的演題から一部を抜粋して紹介します。・・・以下は私の感想です。

1、今何故アンチエイジングか?
少子高齢化が進み2050年には国民の4割が高齢者となり、増大する医療費の削減が求められる。そこで、社会的な生産性を維持した高齢者(productive aging)の育成が必要である。
・・・単に見かけの若作りではなく、生涯自立し経済活動を続ける老人を育てるということ。

2、ヒトはどこから老化を感じるか?
1位 眼:老眼、2位 口:歯の喪失、歯周病、口腔乾燥、3位 性的能力、関節、皮膚、毛髪、排尿
・・・その通り。やはり目です。

3、アンチエイジング医学の実践
step1正しい知識の増大⇒step2ライフスタイル(食事・運動・生活習慣)の改善⇒step3栄養補助食品の活用⇒step4積極的な対処(ホルモン補充療法、強化トレーニング)
このうちstep1とstep2が最重要である。
・・・知識もなく、まともな食事もしていないのにサプリを摂ってもナンセンス。

4、歯周病は万病のもと。呼吸器感染症、妊娠異常、骨粗鬆症、心血管障害、糖尿病などを悪化させる。

5、老化のメカニズムで最も関与するのは、活性酸素・フリーラジカルによる細胞の酸化である。その原因として、過度の飲酒、喫煙、紫外線、排気ガス粒子、大気汚染、食品添加物・残留農薬、ストレスが挙げられる。
・・・皮膚の老化に明らかに関与するのは、喫煙と紫外線です。タバコを吸うと老け顔になります。

6、所得と生活習慣に関する状況(平成22年厚労省国民健康・栄養調査の概要より)
20歳以上で年収600万以上とそれ以下の群で比較したところ、年収が高いほど喫煙率が低く、肥満も少なく、朝食欠食率も低く、運動習慣もあり、睡眠の質が良く、そして野菜摂取量が多いことが判明した。
・・・経済格差が情報格差と健康格差を生み、さらに経済格差を増大させる。世代間にも継承されます。このスパイラルを断ち切るのは、知識の啓蒙と教育です。

7、Eat less,live more.カロリー制限でサルもヒトも長寿で若々しくいられる。
・・・女優のブリジッド・バルドーとソフィア・ローレンは、ともに1934年9月生まれの79歳です。いずれも若いころは甲乙付け難いほどsexyで魅力的でした。放縦な生活をしたとされるB・バルドーは今は昔の面影は全くなく、一方のS・ローレンは半世紀に渡り節制を続けた結果、今もなお現役で美しさを放っています。現在の2人の写真を並べると親子ほどの年齢差に見えます。美しく老いるのは努力次第です。

8、カロリー制限中に甘いものが欲しくなったら、フルーツ、ナッツ、カカオ75%以上含有のチョコレートがお勧め。
・・・私も実践中です。ケーキ、クッキーなどの焼き菓子は口にしません。

9、長寿遺伝子Sirt1を活性化するレスベラトロールは、赤ワインや落花生の皮に多く含まれる。
・・・野菜や果物は皮を剥かずに丸ごと食べましょう。私は最近は赤ワインを飲むようになりました。

10、Happy people live longer.幸せな人ほど長生き。
修道女の日記の中で、ポジティブな言葉を多く使う群とネガティブな言葉を多く使う群とで、60年後の生存率を追跡したところ、前者は90%、後者は35%であった。
・・・私もブログの中で、前向きなポジティブな言葉をなるべく使うようにします。

以上、私が興味を持った事柄を羅列しました。他にもたくさんありました。読者のアンチエイジング生活にお役に立てれば、と思います。

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