2014-12-30

スマホの機種変更

今日、スマホの買い替えをしました。3年前の2011年12月9日に初めてのスマホを買い、ブログに書きました。翌年の5月にデジカメを買うまでは、ブログの写真はスマホで撮っていました。デジカメを買ってからは、スマホはほとんど使わなくなりました。通話することはありませんが、家族との連絡手段でメールとラインを使う程度でした。ちなみに電話がかかってきても滅多に出ませんし、留守電も聞きません。

1年以上前にスマホを落とし液晶画面に大きなヒビが入ってしまいましたが、買い替えをする時間もなく、とても億劫に感じてそのまま使っていました。ヒビが入った画面はいつガラスが取れてもおかしくない状態でした。スマホ要らないかも?解約しようかしら?と思いつつ、怪我をすると危ないと限界を感じ、このたび懸案事項であった機種変更を行った次第です。重い腰をやっと上げました。
今時、携帯電話もスマホも持たない方は少数派でしょう。将来私はその少数派になるような気がします。

新しいスマホは画面がきれいです。今度は割れないようにカバーを付けました。まだ文字入力にも慣れていません。旅行中や車内移動中のブログの更新で使うことにもなるでしょう。
左が今日買った新しいスマホ、右は3年前に買った画面が割れたスマホ。人に見せると驚かれました。

2014-12-29

銀座でディナー

今日から待望のオフに入りました。今年は遠出の予定もないので、イタリアン「ジャッジョーロ銀座」でディナーを食べました。フィレンツェ最古の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラの思想を取り入れ、ハーブの効能を生かしたトスカーナ料理です。9年ほど前にフィレンツェで、ここの薬局に立ち寄ったことがあります。
シェフのお任せコースで、前菜のハーブサラダ、パスタ、メインと続きました。
メインディッシュの鰆が白ワインと絶妙に合い、美味しかったです。ハーブティーは7種の中から香りを嗅ぎ分けて、ブルーマローを選びました。
デザートの濃厚チーズケーキは絶品でした。デザートを前にバラを手にして、ほくそ笑む私です。
そして最後にサプライズがありました。12日遅れながら、私の誕生日祝いのデザートがサービスされました。白いお皿に「Happy Birthday Taeko」とチョコレートで書かれ、ロウソクに火が灯されていました。デザートは別腹で美味しく頂きました。
店内はカップルばかりでした。目も舌も肥えた大人女子を満足させるイタリアンのお店です。私はご機嫌でタクシーで帰途に着きました。

2014-12-28

御用納め2014

今日で今年の診療は終わりました。明日29日から1月3日まで休診し、4日(日)から診療を開始します。

今月の外来は前半は空いていたものの、後半から急に混んで参りまして、連日真夏のように多くの患者さんが来院されました。通常皮膚科は夏は繁忙期、冬は閑散期のはずなのですが、今年は異変が起こりました。開院以来初めて8月が閑散としていました。一体どうしたのかしら?と思っていたら、9月に盛り返し秋に一段落したものの、12月は繁忙期に突入し、その結果8月の収益を上回りました。不思議な感じです。
夏は忙しいので盆休みを取ったことがありませんでしたが、今後は世間一般並に夏休みでも悪くないかも、と思いました。

例年では、御用納めの翌日には息つく間もなく慌ただしく温泉に出かけてしまうのが常でしたが、今年はその予定がありません。年賀状も10日前に投函してしまい、ゆとりがあります。年末年始は身辺の整理整頓をするつもりです。

例年、年末年始の休診中はブログの閲覧数が落ちますが、今年もまだ3日あります。休診中も更新を続けますので、よろしくお願い申し上げます。

2014-12-26

Vbeam納品

当院では既に各種レーザーが入り、美容系では一通り完備しています。ただし保険診療がメインのクリニックで、当院で唯一なかったのは赤アザに対してのレーザーでした。症例数もさほど多くもないので、必要性も感じてはいなかったのですが、やはり患者さんにとっては深刻です。しかも健康保険が効きます。しかも地域でこの種のレーザーを導入し、積極的に治療している医療機関はありません。
そこで満を持して、このたびVbeamを購入いたしました。対象疾患は、単純性血管腫、苺状血腫、毛細血管拡張症です。
Vbeamから発振される波長595ナノメートルのレーザー光は、血液中のヘモグロビンに選択的に吸収される特徴があります。毛細血管が凝集した病変部では、ヘモグロビンがレーザーの光エネルギーを吸収し、熱変換することで血管内壁が熱破壊されて血管を閉塞させます。

実はVbeamを買おうと思い立ったのは、つい4日前のことでした。1週間前にはあまりその気はありませんでした。いつでも私は買う時には即決してしまいます。
購入のサインをして4日目で早くも納品されましたが、年末の慌ただしい時期ですので電源工事もこれからです。年が明けて工事が完了して、1月の中旬以降に稼働予定です。
処置室に設置しましたが、奥行きがあります。稼働したら改めてブログでお知らせします。

2014-12-24

イブはダンスパフォーマンス

昨日、今日と私にとっては2連休でしたが、ダンス三昧の2日間でした。我孫子と都内某所の2か所で、ダンスパフォーマンスをやりました。クリスマスにちなんで赤いドレスに緑のリボンをつけ、5人で踊りました。夏から4か月練習してきたらラテンダンスですが、ちょっと前に振付を通しで踊れるようになったばかりで、まだまだ感が否めない状態でした。それでも思い切り楽しむことができました。
下手の横好きですが、私はやっぱりダンスが好きです。2日間動きっぱなしだったので、全身あちこちが筋肉痛になりました。
さて連休明けの明日からは、厳しい仕事が待っていることでしょう。気分をオフからオンに切り替え、あと残すところ4日間の仕事を乗り切ります。

2014-12-22

冬至にはカボチャ

今日は冬至です。1年で最も太陽の高さが低く、昼が短い日です。朝は6:45に日の出、夕方は16:30に日の入りで、すぐに暗くなります。
寂しくなるような季節ですが、一方、昼間は陽光が部屋の奥まで差し込みポカポカしてきます。当院の診察室は日当たり抜群で日中は陽光が眩しいので、ロールカーテンを半分下ろすようにしています。

さて冬至には、風邪予防に効くとされるカボチャを食べる習慣があります。本来、カボチャは夏に収穫されますが、1年中出回っています。私はカボチャが大好きなので、ほぼ毎日料理の煮物に入れて食べています。豚汁、けんちん汁、カレー、トマト煮込みなど何にでも合います。甘味があるので、そのままスローフード・スイーツとしても頂けます。
今日は仕事が終わって疲れたところに、おやつとして食べました。冷凍カボチャを電子レンジで加熱して、ナチュラルヨーグルト、ドライプルーンを添えます。砂糖は入れません。カボチャの甘味とヨーグルトの酸味が抜群の相性です。昔からの私の好物の一つです。
カボチャはきれいな山吹色で、抗酸化作用のあるβ-カロテンを豊富に含みます。美肌効果もあります。美味しく食べてキレイになれる食材です。

2014-12-20

専門医認定書

昨日、日本抗加齢医学会専門医の認定書が届きました。6月に試験を受け、7月に合格発表があり、このたび認定書が届いた次第です。どこかに飾ってと言わんばかりに、最初からアクリルフレームに納まっておりましたので、受付背後の掲示板に掲げました。
開業して以来、私の資格を証明するライセンスの類は、一切待合室に飾ったことはありませんでした。医師免許証はもちろん、皮膚科学会専門医やアレルギー学会専門医の認定書は仕舞いっ放しです。そんな肩書は要らないという考えもありましたが、飾る場所がないのと、書類を飾るフレームを購入するのも面倒だったからです。
認定期間は3年間で、この間に学会に出席し単位を取得して、3年ごとに更新が必要です。専門医は取得するほど学会参加も多くなり、お金と時間がかかるようになります。でも生涯教育の意味はあり、ボケ予防に最適だと思います。
実は、来年もある学会の認定医を取得する予定です。合格したら発表します。

2014-12-19

年の瀬も迫り

我孫子では昨夜から今朝にかけて氷点下だったようで、まるで1月のような寒さでした。それでも雪が降らないだけ助かります。
当院の診療は年内は28日まで、年始は4日から開始します。年の瀬が迫り、お薬を前倒しで取りに来られる方が多くなりました。今週はこの寒さの中、外来は意外と混んでいました。毎朝8時の段階で、既に10人ほどの患者さんがおいでになっていました。
午後からのレーザーや手術の予約診療は、21日と最終の28日の日曜日に各1~2人ほど空きがあります。年末年始の休みの間にダウンタイムのあるレーザー治療を希望される方、チャンスです。

この時期、何かとお忙しい方が多いと思われます。私の場合、水曜日を定休日にして最初の年末を迎えましたが、今までになく余裕があります。2週間前に当院スタッフとの忘年会が1件あったのみで、他には飲み会の予定はまったくありません。(意外でしたか?)カラダは楽ですし、恒例の年賀状も書き終えて昨夜投函を済ませました。
いつになく平和な年の瀬を迎えています。

2014-12-17

55歳になりました

今日は私の誕生日です。55歳になりました。
今晩は近所の某レストランで、ベリーダンスの先生によるショータイムがありました。店内はクリスマスのコスプレをしたベリーの生徒さんで一杯でした。2人のプロダンサーが、次々に美しい衣装に身を包み、素晴らしい舞いで魅せてくれました。舞台と違ってレストランのショーでは、ダンサーと至近距離で視線が合い、息遣いまで伝わって来ますのでドキドキします。
ショーが終わってサプライズがありました。
先生が「今日はお誕生日の方がいます。」と言って、「Happy birthday to you!」の歌声とともに、私の元にローソクを灯したデザートの盛り合わせを運んで来てくださいました。店内のお客さん一堂に拍手され、私はローソクの火を吹き消しました。
私は、とても感激しました。この年になっても祝って頂けると嬉しいです。
憧れのダンサー2人に囲まれて、ご満悦の私です。
55歳、四捨五入するとアラカンの仲間入りです。もう10年は今の生活を続けていきたいと思います。健康第一で頑張ります。

2014-12-15

ハチミツの経皮感作

先日、ココナッツオイルのオリジナルレシピを紹介し、甘味としてハチミツを使いました。ハチミツには、腸内環境を整えるオリゴ糖、ビタミンやミネラルを含み、美容と健康に有効です。微量ながら花粉由来の成分も含まれていることもあり、ごくまれながらアレルギーを起こすこともあります。

今週末12月20日(土)に、恒例の日本皮膚科学会東京地方会が開催されます。プログラムをパラパラ見ていたら、面白い演題が目に入りました。
「ハチミツの洗顔・パックによる経皮感作の関与が疑われた、ハチミツアレルギーの1例」
48歳女。10年前よりハチミツをボディケア時に併用。その後、皮膚や消化器症状が出現。経口負荷試験にてハチミツアレルギーと診断。
加水分解コムギ含有石鹸による経皮感作を彷彿させます。やはり、こういうことが起こりうるんですね。
食品を皮膚に塗り続けていると、皮膚を介してアレルギーが成立して、その後は経口摂取すると(食べると)全身にアレルギー症状が出現することがある、という話です。植物由来の天然成分を謳ったオーガニックコスメが、必ずしも安全ではありません。単純に皮膚がかぶれるだけならばまだしも、経口摂取してアナフィラキシーを起こすとなると、命取りになります。
「食べられるほど肌に優しいコスメ」は、一旦アレルギーを起こしたら、その食品は一生食べられなくなります。好きな食べ物は肌に塗らない方が良いでしょう。人生の楽しみの一つを失ってしまいますから・・・。

2014-12-13

ココナッツオイル×リンゴ

季節のフルーツ、リンゴを材料にしたスイーツを作りました。たった5分間で出来上がり、簡単で美味しいので紹介します。
<材料2人分>
リンゴ1個、レモン1個、ココナッツオイル大さじ1杯、蜂蜜適量
<作り方>
リンゴを皮ごとカットして、耐熱容器に入れて電子レンジで3分加熱します。ココナッツオイル、レモン汁、蜂蜜を加えてよく混ぜます。
熱いままでも美味しいのですが、冷まして常温でもココナッツオイルが固まり、独特の食感が楽しめます。好みで、ヨーグルト、豆乳、赤ワインなどを加えても合います。
写真のガラスの器に盛ったのは1人分です。
今日は、たまたま長女が帰省中でしたので、勉強の合間のおやつとして出してみました。「オイシイ!」と言って一気に完食しました。
ココナッツオイルは肝臓でケトン体に分解され、脳のエネルギー源として使われ、認知機能の向上に有効です。認知症の予防効果があるとされ、ブームになりました。
長女は2月に国試を受験するため、追い込みの最中です。私も一応は受験生の母なので、少しでも御利益のある食材を、と配慮します。忙しくて料理にかける時間がないけれど、美味しくてカラダに良いスイーツを食べたい方にお勧めです。

2014-12-12

舌下免疫療法の実際と今後

昨夜は、クレストホテル柏にて東葛小児アレルギーフォーラムがありました。千葉大学耳鼻咽喉科教授の岡本先生が「舌下免疫療法の実際と今後」という講演をされ、東葛地域の小児科、内科、耳鼻科、皮膚科の先生方が多数参加されました。

スギ花粉症の新薬として、本年10月にスギ花粉エキス舌下液「シダトレン」が発売されました。従来の注射による減感作療法の代わりに、舌の下部に薬をたらして服用する薬です。自宅で投与可能、痛みを伴わない、重篤な副作用が少ない、というメリットがあります。初日から2週間かけて漸増し、その後は一定量で連日舌下します。有効率は30%です。
まずは、スギ花粉症の正確な診断のためには、血液検査による特異的IgE抗体とスクラッチテストかプリックテストによる皮膚テストが必要です。
治療開始するに当たり、以下の点をきっちりとインフォームドコンセントする必要があります。

オフシーズンも含めて、2年できれば3年以上連日投与する必要があり、効果発現までに2~3か月かかる。
30%が治癒、50%が軽快するものの、一方では20%はまったく無効であり、治療効果の予測は不可能である。
薬価代は決して安価ではない。
副作用として、口腔内浮腫や違和感は2%ほどで、全身的なアナフイラキシーは1億回に1回の頻度である。

なお気管支喘息患者、悪性腫瘍がある患者、免疫系に影響を及ぼす全身性疾患がある方、ステロイド内服中の方、65歳以上の高齢者と12歳未満の小児、妊婦、産婦、授乳婦には投与できません。

私はアレルギー学会専門医なのですが、昨年秋以降の学会主催の舌下免疫療法の講習会が私の予定と合わず、いまだに講習会を受けておりません。舌下免疫療法を行うためには、学会主催の講習を受け、メーカーのネット講習を受けた後に確認テストに合格する必要があります。秋以降に、数人の患者さんから「シダトレンの処方はできますか?」と問い合わせがありました。そのたびに「来年になります。」とお答えしました。来年5月下旬にアレルギー学会で講習を受け、その後に一連の手続きを受けてからになりますので、今しばらくお待ちください。
新薬であるため、最初の1年間は薬の処方が最長で14日間となります。2年目からは60日分が処方されますので、最長で2か月に一度医師の診察を受けるだけで頻繁に通院する必要がなくなると思われます。来年10月の発売1周年の時期を見計らって、当院でも処方を開始しようかと考えています。

2014-12-10

しもやけの始まり

12月もまだ上旬なのに、今週は1月のような寒さですね。昨日は、比較的すいていましたが、来院された患者さんの1割に既に「しもやけ」ができていました。4年間ブログを書いてきて、しもやけの記事は例年1月に書くことが多かったのですが、12月のこの時期にこんなにしもやけの患者さんが来られるのは、初めてかもしれません。秋が短く、既に季節は冬本番を迎えてしまいました。

しもやけの予防は、当然ながら手足と耳の防寒対策です。外出時には手袋、靴下は2枚重ね、耳当てや帽子は必須です。治療はビタミンEの飲み薬と軟膏です。放置すると潰瘍化してしまいますので、早めの治療をお勧めします。

しもやけの発症は、インフルエンザの流行の時期と、ほぼ重なります。予防接種は必ず受けましょう。当院でも予約なしで接種を行っています。

2014-12-07

タンゴ・ミュージカルの夜

昨夜は、ヒカリエ東急シアターオーブにてタンゴ・ミュージカル「シャンテクレール」を観ました。つい半月前にも同じ会場に行ったばかりですが、こことオーチャードホールを合わせると、今年は毎月のように渋谷に観劇に行きました。

舞台は、1940~50年のブエノスアイレスの伝説のキャバレー「シャンテクレール」。トップダンサーとなったリタナは、男たちの欲望と嫉妬をもてあそび……。往年の管理人が、伝説のキャバレーの歴史を偲んで語り、物語はドラマティックに展開していきます。
タンゴの女王、モーラ・ゴドイが、自らプロデュースしリタナを演じました。彼女が舞台に立つと、ひときわ鮮やかにオーラが発散されます。抜群のプロポーションと超絶技巧のダンスで魅せてくれました。パートナーのマルコスも長身の超イケメンで、ペアダンスはこの上なく官能的でした。

生バンドによる演奏も素晴らしかったです。お馴染みのタンゴの名曲が次々に披露され、楽しませてもらいました。哀愁を帯びたメロディーは、いつまでも脳裏で反芻します。また来年の2月にはタンゴを観に行く予定で、楽しみです。

2014-12-03

食と医科学フォーラム

今日は、慶應義塾大学三田キャンパスにて「食と医科学フォーラム」がありました。「食・運動・ごきげんでアンチエイジング」というテーマで、7人の講師の方々が講演され、いずれも興味深い内容ばかりでした。こちらがプログラムです。
最も面白かったのは、四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター長の笠間先生による講演でした。高度の肥満症に対しての胃の縮小手術です。「BMIが30kg/㎡以上で、肥満に起因する合併疾患を有し、内科的治療が効果的でなかった方」が手術適応です。美容目的ではありません。
術式は、胃バイパス術、スリーブ状胃切除術、調節性胃バンディング術の3方法があり、いずれも腹腔鏡下で行うそうです。内科的減量に比べ、リバウンドがなく効果は持続します。2型糖尿病を合併した症例では、術後数日で血糖値が下がり、糖尿病の治療が要らなくなります。術後の患者さんは、胃が小さくなり食べる量が減りますが、空腹で辛い思いをすることはまったくないそうです。術前に高脂肪、高カロリーの食事を好んでいても、術後にはこうしたものを食べたくなくなり、サラダなどあっさりしたものを好むようになるそうです。へルシーな食事嗜好に変化します。

費用は概算200万円ですが、術後に肥満による合併症の治療費が不要になるなど、QOLの向上が期待できることを考えると、決して高くはありません。メタボリックシンドロームがアルツハイマー発症のリスクファクターです。ダイエットの王道である食事療法と運動療法の両輪で、どうしても減量できなかった方にとっては、減量手術という最強の手段があることは福音です。

最近は、皮膚科に限らず専門外の講演を聞いて知識を得るのが、とても面白いです。目からウロコの思いがします。
会場の慶應大学のキャンパスです。

2014-12-02

74年前の当院付近の風景

本日来院された患者さんより珍しいものを頂きました。我孫子駅と天王台駅構内にある立ち食いそば「弥生軒」の弁当の包装紙です。味のある素朴な絵は山下清画伯の作品で、今から74年前、昭和15年当時の我孫子駅付近の風景画です。JR常磐線の汽車が走り、人々が踏切が開くのを待っています。踏切の向こうの角地を赤い四角で囲みましたが、ここは現在の「こやの皮フ科」のある場所です。患者さんから教えて頂き、感激しました。
当院の場所は畑のように見えます。線路を挟んで周囲にも農地が広がり、遠くに筑波山が見えます。人々の服装はスカートやズボンの他、和服の人もいます。リュックを背負っている人もいます。蒸気機関車が黒煙を吐いて走り、駅のホームは瓦屋根です。

山下画伯は昭和17年から5年間、弥生軒で住み込みで働いていました。彼は絵を描くたびに当時の社長のところに持ってくるので、褒めると喜んで次から次へと持ってきたそうです。しかし、それらの絵はすべてゴミ箱に直行したとのことで、後になって惜しいことをしたと言われていたそうです。上の絵は辛うじて当時の弁当の包装紙に使われていましたが、その価値が分かる者は、少なかったのでしょう。

もし山下画伯がご存命ならば、当院の外観の絵を描いて頂いて、待合室に飾っておきたいくらいです。


2014-11-30

日本レーザー医学会

昨日、今日と2日間に渡って、京王プラザホテルにて日本レーザー医学会がありました。帝京大学の渡辺先生が会長で、テーマは「証拠に基づいたレーザー医学」でした。

私にっとっては初参加でしたが、美容に偏ることなくアザの治療が中心で、まじめにエビデンスを追及するための討論が活発でした。大変に勉強になりました。太田母斑、広範囲の異所性蒙古斑、いちご状血管腫、単純性血管腫などの先天性のアザに対しては、乳児期の早期にレーザー治療をした方が、より少ない回数で色素沈着や瘢痕を残すことなく、きれいに治すことができる、というのが共通の見解でした。
さらに、手術療法が唯一と考えていた先天性色素性母斑に対してのQスイッチレーザー治療は、病理組織で母斑細胞の所在が表皮真皮境界部にあるタイプでは無効例が多いものの、真皮内にあるタイプでは有効例が多く、複合型ではその中間の成績とのことでした。巨大なホクロに対して、Qスイッチレーザーを複数回照射し続けるのも、一つの手段のようです。
局所麻酔クリームの出現により、全身麻酔をかけずとも乳児へのレーザー治療が可能になりました。

懇親会では、皮膚科の大先輩、J先生と楽しく歓談させていただきました。

2014-11-27

まつ毛育毛剤

先月より睫毛貧毛症の治療薬(まつ毛育毛剤)「グラッシュビスタ®外用液剤 0.03%5mL」が発売されました。既に1か月たち、満を持してやっと書くことにしました。
現時点では国内初・唯一の睫毛貧毛症治療薬として製造販売承認を受けた製品であり、主要成分であるビマトプロスト(Prostaglandin F2α誘導体)の作用により、まつ毛を長く、太く、濃くさせます。
専用のアプリケータ(はけ)を用いて、1日1回上まつ毛の生え際に塗ります。この際に、下まぶたには薬液が付かないように注意が必要です。使用開始4か月で効果が実感できて、6か月で最長に達し、その後はその状態を維持します。使用を中止すると徐々に効果はなくなります。
アラガン社の資料を引用させていただきました。日本人患者のまつ毛の際立ち度を判定するために、米国アラガン社が開発した4段階の順序尺度(1[低い]、2[普通]、3[高い]、4[著しく高い]の4段階のスコア)を用いた臨床効果を表します。4か月以上の使用で、2段階以上の改善度が認められます。
頻度の多い副作用は、眼瞼の色素沈着です。特に下眼瞼の色素沈着は、アイシャドウが滲んだようなパンダ目になってしまいます。眼瞼が多毛になったり、ウブ毛が黒くなることもあります。ただし、使用を中止することにより改善しますので、心配はありません。稀な副作用として、虹彩色素過剰や眼瞼の窪みが報告されており、これらは改善されにくいようです。

ところで当院では、5年前より緑内障点眼薬である「ルミガン」をまつ毛治療薬として、販売しておりました。グラッシュビスタと成分と濃度、臨床効果、副作用などもまったく同じです。希望される患者さんには、私から使用方法や副作用、そして保険適用外使用であることを説明して、同意を得て使用して頂きました。満足された方はリピート買いされています。
ルミガンの価格は1本2.5ccで4,000円、極細滅菌綿棒は100本で600円で別売りです。
個人輸入品の「ラティス」と比べても、破格の安さでした。

このたび発売されたグラッシュビスタの価格は1本5ccで、20,000円です。いずれも税別です。
この5年間ルミガンをご愛顧くださった患者さんは、従来品のコストパフォーマンスに満足されて、新商品は望まれないのではと考えますので、当院では2種の商品を扱うことにいたしました。ルミガンは常に在庫を用意していますが、グラッシュビスタは翌日以降のお渡しになりますので、ご了承ください。

実は私は、5年前に個人輸入のビマトプロスト(あえて一般名表記)外用液剤を購入し、使用していました。効果は抜群でした。エクステをしたかのようにまつ毛が濃く、長く伸びました。ノーメイクでも目ジカラもばっちりで、ある日、女性の患者さんから、「先生、キレイになられましたね。」と褒められ、有頂天になりました。でも2年半くらいでやめてしまいました。理由は単純に在庫が切れたからなのですが、やはり、副作用としての眼瞼の色素沈着が気になりました。他人は気付かない程度なのですが、元々シミができたことがない私にとっては、ちょっとイヤでした。でも使用中止して半年で、効果も副作用も消えてしまいました。「魔法」が解けて元の姿に戻りました。2年以上「魔法」は使っていませんが、久しぶりに再び「魔法」をかけて「美魔女」に変身しようかしら、と思い始めました。

2014-11-26

ライトアップ2014

まだ11月だというのに、冷たい雨が降り寒いですね。今年は秋が短く感じます。季節はすっかり冬。街中ではクリスマス・イルミネーションが見られます。当院でも連休中に、シンボルツリーのシマトネリコをライトアップしました。昼間の診療中には消えていますが、夕方暗くなると点燈します。真向いを走る電車からは良く見えることでしょう。

今日は水曜日なのですが、臨時に診療しました。水曜休診が定着したため、とても空いていて、待ち時間もほとんどありませんでした。今が皮膚科の閑散期に相当するように思います。
私にとっては今が充電期です。

2014-11-21

ネットで泡立て洗顔

洗顔するのに泡立てネットは必須アイテムです。固形石鹸は使っているうちに、手で泡立てるのは難しくなります。泡立ちが悪いと汚れが落ちにくいため、つい手で強くこすりがちですが、これがシミやニキビを悪化させる原因になります。肌のためには、泡を潰さない程度に優しく洗顔するのがコツです。私は100円ショップで泡立てネットを購入するのをお勧めしていました。
つい先日、松戸にて、神戸で開業されている渡辺先生がニキビ治療について講演され、洗顔のための泡立て実演指導もしてくださいました。そこで教えていただいた耳寄りな情報をお知らせします。
お手製の泡立てネットの作り方を紹介します。100ショップで排水溝ネットと輪ゴムを購入します。
ネットを3枚取り出し1枚ずつ中に重ねて入れて、輪ゴムで口を閉じます。たったこれだけです。しかも原価は5円です。
これが見かけによらず、泡立ての最強のツールになります。通常通り固形石鹸を泡立てます。私がいつも洗顔に使用している変哲もない固形石鹸です。
ご覧の通り手のひら一杯に、生クリームのようなしっかりした泡が立ちました。
こんな立派な泡を立てたら、洗顔せずにはいられません。私は顔全体に泡を伸ばしましたが、それでも手に余るくらいでした。洗い上がりは爽快です。
今まで使用していた100円の泡立てネットよりも優れています。コスパも最高で、廃棄前に排水溝ネットして再利用できます。絶対にお勧めです。
そこでプレゼントのご案内です。当院御来院の際に、「ブログを見た。」とおっしゃてくだされば、この特製の泡立てネットを進呈いたします。ただし今月末までで先着20名様限定です。

2014-11-20

美術館&ミュージカル

小春日和の昨日、上野の西洋美術館のホドラー展に行きました。上野の森では、紺碧の空に黄色のイチョウが映えました。
ホドラーは、19世気末のスイスの画家です。レマン湖周辺やアルプスを描いた作品も多いのですが、運動する身体が表現するリズムも題材にしています。私が最も気に入ったのは、ポスターにも起用された代表作「感情Ⅲ」です。4人の女性がフォーメーションを組んで、群舞しているように見えます。4人の振付が微妙に違います。背景は赤いポピーです。ポピーはルノアールやモネも描いていますが、群生した風景は美しいです。(我が家のリビングの絵画はモネのポピーです。)
美術館を後にして向かった先は、渋谷の東急シアターオーブです。ミュージカル「雨に唄えば」を観ました。ロイヤル・バレエ団出身のセクシーなダンサー、アダム・クーパーが主演です。圧巻は、舞台に本当にどしゃ降りの雨が降り、雨と戯れて水しぶきを上げて歌って踊るシーンです。出演者の演技も素晴らしく、ストーリーも面白くて誰が観ても楽しめます。60年以上前の映画が原作ですが、映画以上の秀作です。
恒例のカーテンコールでは、撮影が許可されました。

2014-11-16

お勧めの保湿剤

朝夕が冷え込み、冬が駆け足で近付いています。空気も乾いてきました。乾燥肌からの湿疹の患者さんも徐々に増えています。
スキンケアとしての保湿が必要な季節になりました。以前にも当ブログで何度も書きましたが、毛包脂腺系を欠く部位は口唇、手のひらや指、足の裏です。この部位は皮脂が乏しいため、特に冬は保湿する必要があります。
私がよく処方する保湿剤を紹介します。まずはヒルドイドソフト軟膏です。私もハンドクリームとして使ったり、踵のひび割れ予防として使っています。
ヒルドイドローションもよく処方します。伸びがよくべたつかないので夏は好まれます。アダパレンを使うニキビの患者さんの保湿剤にも用います。私もいつもながら化粧はしませんが、最近は朝の洗顔後、ヒルドイドローションだけ顔に塗っています。日差しが強い日はサンスクリーン剤も塗ります。
そして口唇には古典的定番の白色ワセリンです。皮膚に油性の蓋をして、水分の蒸発を防ぐ効果はナンバーワンです。口唇に塗ると、まるでグロスのように艶やかです。

最近は、口唇にココナッツオイルを塗るのがお気に入りです。毎朝、ココナッツオイル入りのコーヒーを飲みますが、その際に口唇にココナッツオイルが付いてしまいます。でも敢えて拭き取らず、そのまま口唇全体に伸ばします。ココナッツの甘い香りが心地良いです。
ココナッツオイルは最早、私の食生活に不可欠な食材です。美味しくって多彩な使い方ができます。

さて皆様も、お気に入りの保湿剤で冬の乾燥から肌を守りましょう。

2014-11-14

美肌偏差値47.6

先日、ポーラが美肌県グランプリ2014を発表しました。47都道府県別に約60万件のスキンチェックデータを分析した結果、日本一の「美肌県」を決定しました。(期間:2013年9月1日~2014年8月31日)
第1位は3連覇の島根県で偏差値は72.9、最下位47位は群馬県で偏差値25.6、だそうです。
そして我が千葉県は、第30位で偏差値47.6、ちなみに昨年は29位で偏差値48.1で、成績不振です。
これによると、生活習慣が整っているためかニキビはできにくいようですが、一方では日照時間が長いせいかシミができやすい、と評価されています。
う~ん、くやしいですね。
千葉県で皮膚科を開業していると、患者さんへの指導が評価されているような気がします。もっとUVケアについて、きめ細かなアドバイスが必要かしら、と思いました。
美容治療の第一歩は、「シミを取ってほしい。」という要望が最も多いです。それが叶うと、次いでシワやタルミにシフトします。やはり、喫緊の課題はシミの治療ですね。

偏差値47.6からの名誉奪還の挑戦が始まります。
私は子供の頃、秀才ではありませんでした。特に数学が大の苦手で偏差値40代は見慣れていました。でもこの位が伸びしろが最もあって、挑戦しがいがあります。偏差値20くらいのアップは不可能ではありません。負けん気がムラムラと湧いてきます。
千葉県の女性の皆さん、一緒に頑張りましょう。

2014-11-13

アンチエイジング講演会

昨夜はクレストホテル柏にて、「今すぐ始めよう!アンチエイジング」の講演会がありました。今回の演者はなんと私でした。いつもは聴講する立場ですが、今回は講師としてお招き頂きました。
読者の方はお気付きとは思いますが、ここ1~2年、私は皮膚科領域に留まらず、全身の抗加齢医学に関心を持ちつつあります。6月には抗加齢医学会の専門医試験を受けて合格し、その後も学会誌や講演会で知識を蓄え、それを実践しています。時々ブログでも紹介しています。今回は、総集編につきパワーポイントで50枚ほどのスライドを作成し、50分ほど講演いたしました。要旨は・・・、

加齢に伴う疾患、特にアルツハイマー病を予防するためには、生活習慣を改善し、メタボリックシンドロームの予防と治療が最重要課題です。そのための具体的な食生活、運動療法、メンタルヘルスにつき紹介しました。始めるなら「いつか」ではなく、「今すぐ」です。

つい先週末も報道されたように、現在65歳以上の高齢者では4人に1人が認知症かその予備軍です。日本は世界第2位の認知症大国です。そのための対策は40歳代から必要です。なぜなら認知症は、40歳代後半から発症し始めているからです。
私は診療においてもメタボリックシンドロームの患者さんには、食生活などの生活改善の指導をしています。「メタボのままではボケる!」と申し上げると危機感を持たれることが多く、患者さんの中には努力して検査の数値が順調に下がって、とても喜ばれた方もいらっしゃいます。
「見た目のアンチエイジング」は、血管、神経・脳、ホルモン、骨、筋肉の5つの要素が総合的に関与します。

実はこの秋、一般の地域住民の方を対象にした講演会も2回行い、昨日で3回目でした。人前で話すとなると準備に膨大な時間がかかりますが、またとない勉強の機会になります。講演を行うと自分にとっての最大のアンチエイジングになります。お招きくださった方々、ご参集してくださった方々、ありがとうございました。

2014-11-10

吹奏楽部創部50周年記念式典

昨日はクレストホテル柏にて、東葛高校吹奏楽部創部50周年記念式典がありました。創部生から現役部員まで総勢250名余が参加しました。私の同級生は他に4人が参加しました。卒業以来初めて再会した方ばかりでしたので、ネームプレートを見ながらお互いに誰であるか推測し記憶が呼び戻され、楽しい時間を過ごしました。現役生など未成年者が多く参加するため、アルコールなしのソフトドリンクのみでしたが、大盛会でした。
現役生のパーカッションパートの子たちから「先輩!」と声をかけられ、記念撮影しました。AKBのようにカワイイです。
当時の定期演奏会のプログラムもありました。懐かしいです。
部員紹介のページもありました。恥ずかしながら載せます。
学年の近い者だけで2次会に行き、待望のビールやワインで乾杯しました。そこでは、神戸の最先端医療センターの眼科統括部長・栗本君の話題が出ました。彼は私より1級下で京都大学医学部を卒業し、本年9月には世界で初めて、滲出型加齢黄斑変性に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)シートを用いた移植手術に成功しました。マスコミで大きく報道されました。さらに彼はアマチュアながらピアニストとしても活躍し、各種コンクールで優勝したりリサイタルを開いています。私は在学中に彼と一緒にコンサートのステージに立ったことがあります。
演奏会のプログラムの配置表です。左側のパーカッションパートに旧姓の鈴木とあります。右側にユーフォニウムパートで栗本とあります。
来年は東葛高校創立90周年で、母校で講演会(公演会?)の予定があるそうです。都合が合えば是非拝聴したいところです。

2014-11-06

カラダに良い油

このたび辰巳出版㈱から「ココナッツオイル美の力」という本が出版されました。内容は話題のココナッツオイルの効能と魅力、美容レシピ、食事レシピなどです。巻末には愛用者紹介のページがあり、そこに私の顔写真、私が自宅で作ったメニューの写真(当ブログ9月5日に掲載済み)、インタビュー記事が掲載されています。私のブログ記事がライターの目に留まり、取材を受けた次第です。
私は7月の美容皮膚学会での白澤先生の講演を聞いてから食べ始めましたので、4か月の愛用歴です。お蔭で快調です。ココナッツオイルは50%近くがラウリン酸という中鎖脂肪酸です。今の季節は常温では固体になります。加熱する料理(特に洋風、中華、エスニック)やコーヒーなどの温かい飲み物に合います。

他の脂肪酸についてもいろいろ勉強し、私は「脂肪酸オタク」になりつつあります。努めて摂取しているのは、HDLコレステロールを増やしLDLコレステロールを下げて動脈硬化を予防する2種の脂肪酸です。
①一価不飽和脂肪酸、ω9系脂肪酸=オレイン酸。
代表がオリーブオイルです。熱を加えないサラダが定番ですが、ワサビ醤油とあえて刺身をカルパッチョ風にしたり、冷奴や納豆にも合います。醤油との相性が抜群なので、和食に合います。アーモンドやカシューナッツもω9系脂肪酸が豊富です。そのまま食べて美味しいです。
②多価不飽和脂肪酸、ω3系脂肪酸=α-リノレン酸。
DHAとEPAを多く含むサバ、サンマなどの青魚が代表です。青魚を夕食になるべく摂るようにしているのですが欠ける日もありますので、最近はサバ油から精製されたDHAとEPAのサプリメントを摂っています。クルミもω3系脂肪酸が豊富です。もちろんそのまま食べています。

逆に、必須脂肪酸ではあるもののなるべく控えた方が良いものは、ω6系脂肪酸=リノール酸です。
サフラワー(紅花)油、コーン油、ひまわり油、綿実油などです。多くの加工食品や揚げ物に使用され、過剰に摂取すると炎症反応を引き起こしアレルギーや動脈硬化のリスクが増えます。
そして絶対に食べてはいけないのは、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸です。スナック菓子、焼き菓子や菓子パンなどに含まれます。動脈硬化を介しての心血管イベントの他、最近はアトピー性皮膚炎の悪化も指摘されています。
自分で食材を選び自分で食事を作るのが一番なのですが、加工食品を口にするときには、どんな油が原料に使われているか確認し、「悪い油」が含まれているものは避けるようにしましょう。

「良い油」の代表ココナッツオイルの魅力は、認知症の予防になるという機能性食品であることの他、アンチエイジングにも効きます。今回紹介した本の表紙には、
「10年後の自分に会いたくなる美習慣」
と書かれていました。ココナッツオイルを食べて10年後も美しい自分を目指しましょう!



2014-11-05

エキスパートによる最新美容治療

11月3日文化の日、ステーションコンファレンス東京にてエキスパートによる最新美容治療セミナーがありました。パロマ、コンビオと合併したサイノシュアが主催で、座長や演者の先生方は学会や各種メディアでご活躍中の有名な方ばかりでした。多くのユーザーが参加し、会場はほぼ満席でした。開演前より「講演内容をブログに掲載した場合、個人情報保護の目的で修正や削除をお願いすることもあります。」との注意書きがありました。おそらく当ブログは関係者の注目を集めていると思われますので、個人名は伏せます。

メディア上では「レーザー王子」、「美魔女医」と称賛されている先生方が、日常診療で思うように治らない患者さんの気持ちに寄り添い、試行錯誤されている等身大の姿が講演を通して伝わってきました。治療が上手くいった症例よりも、手こずった症例に工夫を重ねて改善させた症例の方が、参考になります。どんなエキスパートでも魔法のように何でも治せるわけではありません。過度の期待を持って来院される患者さんには、事前の説明と理解を得ることが何にもまして重要です。
機器の紹介で面白いと思ったのは、755nmQスイッチアレキサンドライトに6cmの距離で6mmスポット0.8±0.1Jという低出力で、肝斑の治療に有効なレーザートーニングができるそうです。さらに3cmの距離で1~2Jで照射し、残ったシミを除去するコンビネーション治療を推奨されていました。私は、この機種はピンポイントでのシミの治療に特化したものと思っていましたが、あたかもQ-YAGのようにレーザートーニングできるとは驚きです。レーザートーニングは波長に特異的なものではないそうです。
また、当院でも使用している1540nmのフラクショナルレーザーによる若返り治療の紹介もありました。演者の先生と同様に、私もこの機種の効果に満足しています。施術翌日も生活に制限がなくダウンタイムが短い割には、リピートするうちに確実な効果が表れます。(既にカミングアウト済みですが、私は自分の顔に6年間で10数回施術しました。)

懇親会ではワイングラスを片手に、演者の先生方と情報交換することができました。午後半日のみの短時間の講演会でしたが、有益な情報満載の充実した濃い内容でした。

2014-11-03

文化の日

穏やかな天気に恵まれた3連休、いかがお過ごしでしたか?
私の場合、土日は仕事でしたが、今日の文化の日はお休みでした。珍しくも2人の娘たちが同時に帰り3日間滞在し、お正月のように家族団欒の時間を過ごしました。
長女は6年生で国試まで後3か月、順調に勉強がはかどっているようで安心しました。研修先の病院の内定も出たようです。私は早くも、国試終了後の家族旅行の計画を立て始めました。あとは万全の体調で試験当日を迎えてほしいと祈るばかりです。
長女を送り出してから、次女と一緒に銀座に向かいました。次女がお世話になっている英会話の先生が、アンティーク手芸展を開催中でした。初めてお会いしましたが、流暢な日本語を話される金髪の美しい方です。
すべて先生の手作りで、素敵なメルヘンの世界でした。お花はドライフラワーではなく、布生地で本物のように作られています。
私は一目見た瞬間、ピンクのネックレスが気に入ってしまい買いました。
この後、私は東京駅に向かい最新美容医療のセミナーに参加しました。詳細はまた後日・・・。