2013-11-05

一期一会

私も50歳代半ばに差し掛かろうとし、残された寿命は知る由もありませんが、何人にとっても時間は有限です。人の一生は短いです。最近、心がけている事は「一期一会」です。
元々は茶道に由来することわざで、「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」と言う千利休の茶道の心得です。広義には「これからも何度でも会うことはあるでしょうけれど、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい。」という意味です。
日々の診療で多くの患者さんとの出逢いがありますが、今後も定期的に通院が必要な方もいれば、初診のみで簡単に治癒してしまう方もいます。実際の所、皮膚科は急性疾患がほとんどです。今、目の前にいる患者さんとは2度と会えないかもしれないという覚悟で、相手を尊重し誠意をもって接していきたい、と肝に銘じています。(でも、混んでいる時はゴメンナサイ。)
患者さんだけではなく、一緒に働いているスタッフ、業務を介してご縁のあった会社関係の方々や同業の先生方とも、諸般の事情でいつかはお別れの時が来ます。仕事を離れて、私の趣味の場で御一緒させて頂いている方々とも、時間を共有できる楽しい時間は、いつか終わりの時が来ます。残念ながら、私の家族も例外ではありません。そして、私自身もいつかこの世を去ります。
だからこそ、人と共有できる時間は愛おしく感じます。「私と縁して下さってありがとうございます。」と感謝の気持ちを忘れずに接していきたいです。そして、直接お会いしたことがないブログの読者の方々にも「一期一会」の気持ちで、更新を続けていきたいと考えています。

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