2013-11-13

ニキビ治療のコツ

昨夜は、クレストホテル柏でガルデルマ㈱とシオノギ製薬㈱共催の東葛ざそう(ニキビ)治療研究会がありました。神戸市からお越し下さった渡辺先生による「ディフェリンにおけるスキンケアの重要性と患者アドヒアランス向上のコツ」という講演でした。2月に六本木で先生の講演を拝聴したときに、診療にすぐに役に立つ内容で感銘を受けましたが、今回もさらにバージョンアップされて充実した講演でした。
皮膚科の先生向けに、ドロップアウトさせないニキビ治療のコツをいくつか紹介します。
*患者さんに過大な期待を抱かせない。治療効果が実感できるまで、最低3カ月以上はかかることを初診時に説明するべき。
*少しでも早く治療効果が見えるように。抗生物質内服の併用は1カ月以上必要。
*説明は詳しく具体的に。医師の3分間診療では不十分なときには、看護師や事務スタッフを教育して患者さんへの説明を任せる。
*治療が楽に楽しくなるような工夫を。

ディフェリンゲルの副作用の刺激症状が出た場合は程度に応じて、
1、外用部位をピンポイントで狭い範囲に限定させる。
2、外用頻度を連日ではなく、1~2日おきなど間隔をあける。
3、炎症がひどい時には、一時休薬してステロイド軟膏を外用する。
という処置が必要です。

なお、ディフェリン使用時には保湿剤との併用は必須です。同時にヘパリン類似物質含有ローションや軟膏の投与が望ましいです。外用部位も広めに、ディフェリンを塗らない筈の首まで塗る方が、刺激症状を予防することができます。

ニキビができている時の隠すためのメイクでお勧めは、赤みを目立たなくする黄色いコントロールカラーの下地クリームとコンシーラーです。いずれもノンコメドジェニックに限ります。

洗顔時には、100円ショップで売っている泡立てネットが必須です。ホイップクリーム状に泡だてて、ニキビを押さないように泡で洗います。講演会場では、各テーブルに洗顔セットが用意され、参加者全員が実技指導を受けました。女性は私を含め手なれていましたが、男性の先生方は意外と苦戦されていました。
渡辺先生、大変有意義なご講演、ありがとうございました。懇親会では御一緒に記念撮影をさせて頂きました。

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