2013-06-30

アンチエイジング医療最前線2013

昨日から2日間、横浜で第13回日本抗加齢医学会がありました。アンチエイジングでつながる医学 Share and Spread Anti-Aging Medicineがテーマでした。私は年初に入会したばかりなので、この学会の総会参加は初めてでした。今やアンチエイジングは診療科を問わず求められています。美容皮膚科のみならず、トータル的な情報が欲しいと思っていた私には、この学会はピッタリでした。
昨日は「男性こそアンチエイジング」、漫画家の弘兼憲史さんのトーク「島耕作のアンチエイジング」など興味深い内容の講演がありましたが、残念ながら仕事のため間に合いませんでした。今朝は「更年期のアンチエイジング」を聴きました。テストステロンとエストロゲンがキーワードのようです。私にとっては専門外なので、何を聴いても新鮮で頭に入りました。
昨夜、ホテルのエレベーターで白澤卓二先生とお会いしました。姿勢が美しく佇まいにオーラがありました。さすがにアンチエイジングの実践者です。私は書籍コーナーに立ち寄り、3冊の本を買いました。白澤先生の「僕は老けるのをやめた!」、白澤先生も実践するピラティスDVD付「カラダ取説」、今学会の会長である順天堂大学泌尿器科堀江先生の「ヤル気が出る!最強の男性医療」です。
赤い表紙の白澤先生の本は、帰りの電車の中で一気に読み終えました。堀江先生の本は、書籍コーナーでは昨日の売れ筋ランキング1位だったそうですが、「EDに勝つ!朝立ちは健康のバロメーター」とあり、カバーなしでは車内で読みづらいので後日読むことにしました。帰宅してパラパラ読むとすごく面白いです。内容はいつか紹介します。

2013-06-29

横浜でサンバ

抗加齢医学会のため、横浜インターコンチネンタルホテルに一人泊まり中です。懇親会では、ブラジルからのサンバチームによるダンスの披露がありました。私も、サンバのリズムにノリノリで一緒に踊りました。学会の講演内容は、専門外の領域の方が興味深いです。明日も参加し、しっかり勉強します。
デラックスツインの客室は桜木町方向に面しており、夜景がきれいでした。

2013-06-22

看護師募集中

当院では業務繁忙につき看護師を募集中です。年齢、経験は不問ですが、新しい知識を得るのに熱心な意欲のある方を求めます。皮膚科看護に精通したスペシャリティナースを育成したいと考えます。ご興味のある方は、ハローワークのHPで詳細な情報をご確認の上、できれば紹介状を同封してご応募ください。勤務時間、日数などは相談に応じます。

2013-06-19

HPVワクチン接種する?しない?

子宮頚がん予防ワクチンの定期接種を積極的には推奨すべきではない、と先週末に報道され、医療現場や保護者の方々は当惑されていることと思います。厚労省のHPでは、「接種に当たっては、有効性とリスクを理解した上で受けてください。」と当事者に判断を丸投げした格好です。
ワクチンには2種あり、国内ではサーバリックスは2009年12月22日に、ガーダシルは2011年8月26日に発売されました。当院でも発売当初から、公費負担導入以前より接種を行ってきました。接種後の疼痛や発赤などの局所の軽度の副反応は、約半数に認められましたが、重篤な副反応は1例もありませんでした。厚労省によると重篤な副反応の頻度は、アナフィラキシーが96万接種に1回、ギランバレー症候群が430万接種に1回、急性散在生脳脊髄炎(ADEM)が430万接種に1回です。その他、因果関係不明ながら持続的な痛みを訴える発生頻度は、調査中だそうです。
どんな治療にも一定割合で副反応は避けられないのですが、因果関係と頻度が不明なものに対しては、現段階では「国として推奨すべきではない。」という姿勢は、やむを得ないと考えます。
さて、もし私が当事者ならばどうするか?私だったら、娘にリスクを説明した上で、接種をさせます。
実際、サーバリックスが国内で発売された直後の2009年年末に、真っ先に私は2人の娘に接種してみました。国内の症例数が少なく、副反応の実態が不明だった時期です。それぞれに3回接種して、特に問題は生じませんでした。2人とも医学部に進学し、ワクチンの有効性と限界は良く理解しています。さらに子宮頚がんの検診の重要性も認識し、検診も受けるつもりでいます。
ワクチンを受けても20歳になったら、2年に1度の検診は必要です。現在、医療現場においても積極的な推奨はできませんが、希望される方には、随時接種は行っております。

2013-06-16

天才ジャズピアニストに魅せられて

昨日から2日間、横浜で日本皮膚科学会総会がありました。私も2日間休診にして参加しました。東京女子医大の川島先生が会頭で、「いま望まれる皮膚科心療」とのテーマで心身医学的な内容の講演が充実していました。後日に、その一部を紹介します。

昨夜の懇親会で最も印象的だったのは、11歳のプロのジャズピアニスト奥田弦君の演奏でした。彼は3才でピアノを弾き始め、5才の時から 家にあったジャズのCDを聴くうちにその魅力にのめり込み、モーツァルトが5歳で作曲したことを知り同時に作曲もスタート。8歳の時、3か月だけピアノの先生に習いましたが、あとは全て自己流だそうです。CDを聴いたら、楽譜なしでそのまま弾けてしまう天才ならではの方法で研究し、大人顔負けのテクニック、作曲力、アレンジ力、表現力を身につけました。9歳で史上最年少のCDデビューをし、演奏活動を続けています。
昨夜の40分間の演奏中、私は彼の世界にすっかり陶酔しました。ベース、ドラムとはアイコンタクトを取って息がピッタリ。スタンダードナンバーの他、自作の曲も披露していました。私は自然に体がスイングしました。曲の合間のおしゃべりもプロの語り口でした。しかしながら、曲が終わった瞬間に観客に向かって笑顔でピースをするところは、年齢相当のあどけなさと可愛らしさを感じました。「情熱大陸」でフィナーレが飾られましたが、このままもっと聴いていたいと惜しまれました。
彼は、一人前のアーティストです。「ライバルはモーツァルト」と公言するだけのことはあります。神童の才能が益々開花し、世界で活躍されることを祈ります。
懇親会でのアトラクションは、学会の楽しみの一つではありますが、今回はさすがに女子医大が事務局とあって洗練されたセンスを感じました。目が肥え耳が肥えた先生方を満足させるには、ありふれた企画ではサプライズはありません。
ダンディーな川島先生とツーショットを撮らせて頂きました。私が手にしているのは配布されたコングレスバッグですが、一見ブランドバッグを思わせるオシャレで機能的なデザインでした。ここにもセンスが光りました。
懇親会の会場は横浜ロイヤルパークホテルで、私は美味しいワイン、料理、音楽に満足。昨夜は、ここに泊まりました。

2013-06-15

医療連携講演会2013

昨夜は、JAとりで総合医療センターにて、第12回医療連携講演会がありました。毎年この時期に開催され、私にとっては勤務医時代の同僚に再会できる同窓会のようなもので、楽しみな会です。
今回は、ホームオン・クリニックつくばの平野先生による「終末期医療における在宅地域連携」のご講演でした。先生は看取りの仕事につき本を執筆され、それが大竹しのぶ主演の「看取りの医者 バイク母さんの往診日誌」としてドラマ化されました。死生学やdeath educationなどの哲学的な内容を基調として、超々高齢化社会では病院で死ぬよりも、在宅や施設で看取られるのが一般的になり、そのためにも地域での医療と介護の連携が益々重要になる、とのお話でした。私は、大変に感銘を受けました。患者さんの病を治し、延命させることだけが医師の仕事ではなく、死に直面した患者さんを安らかに看取って差し上げるのも立派な医師の仕事です。
さて何人にとっても死は避けられませんが、「どこでどのように死を迎えたいか?」と自らに問うと、私は病院よりも、在宅か施設を望みます。既婚非婚を問わず、子供の有無を問わず多くの方は最期は一人暮らしになります。(子供はまったくあてになりません。)私は最期まで自立し、ピンピンコロリで自分の家で孤独死が理想と考えております。

2013-06-12

ツバメの巣にご注意

当院正面玄関の軒下で、ツバメが巣を作ってしまいました。つがいで2羽います。1羽が飛び立っても、もう1羽は巣に残っています。巣の外にお尻を向けて糞を出します。なので、頭上から糞が落ちてくる可能性があります。タイルにダンボール箱を敷いて落下地点を表示しておりますが、ご来院の際、くれぐれもご注意なさってください。
新築1年なのに、外壁が汚れてしまいました。巣立ちしたら、巣を撤去しようかと考えております。

2013-06-11

爪白癬へのレーザー・リネイル

前回は、ロングパルスNd:YAG LaserのGenesisによるスキンリジュビネーションを紹介しました。今回は、同じレーザー機種を用いた爪白癬治療Laser Re:Nail レーザー・リネイルを紹介します。
従来、爪白癬の治療は抗真菌薬による内服療法や外用療法が広く行われております。Nd:YAGレーザーによる治療は、抗真菌薬で十分な治療効果が感じられなかった方や抗真菌薬の内服による療法を受けられない方が対象となります。レーザーの熱エネルギーで病状の改善を期待する治療です。治療は、1ヶ月に1回のレーザー照射(所要時間の目安:10~20分)を計3~4回行います。
照射のパラメーターは、5mmスポットサイズで14J/cm2、0.3ms、5Hzで、第1指は100ショット、他は50ショット中空照射します。




なお混合診療を避けるために、初診時に保険診療で検査と外用剤の投薬を行いますが、レーザー治療開始後は終了するまでは、保険診療は行ないません。レーザー治療1回分の治療費は、指1本で10,500円、2本で21,000円、3本以上で31,500円です。爪白癬でお悩みの方、ご相談ください。

2013-06-07

GenesisとTitanが入りました

9日ぶりの更新です。最近、仕事が忙しく、私は疲れ気味です。ブログのネタに尽きない日々を送っているのですが、書く時間と気力が失せています。夏の時期は、更新頻度が減ることをご了承ください。限られたエネルギーを本業の診療に注ぎたいと思います。
さて先週、当院に新しいレーザー機器XEOが入りました。GenesisジェネシスとTitanタイタンの2つのハンドピースが付いています。それぞれの機器の説明をします。

①Genesis(NdYAG)によるノンアブレイティブ スキンセラピー治療
NdYAGレーザー(5mmスポット)を皮膚から離して中空照射(2cm~4cm)することにより、真皮上層部を加熱し、コラーゲンの増生を促します。その結果、肌のキメ、ハリ、しわを改善させます。また、真皮上層部の微小脈管構造を加熱し、赤ら顔を改善します。Genesis治療最大の特徴は(1)ノーダウンタイムである(2)紫斑形成を起しにくい(3)疼痛なく、快適に治療を受けられる(麻酔の必要がない)。と言った点にあります。
Genesis治療は角質から表皮層における1:肌質の改善 2:毛穴開大の軽減 3:赤みの軽減 4:毛細血管拡張症治療 5:表面の引締め効果を期待できます。


②Titan(タイタン)Photo Skin Tightening 近赤外線を用いた痛みの少ない次世代タルミ治療器
Titanは真皮層における水分を効果的に加熱することにより、コラーゲンの収縮、再生、増殖を促し、痛みが少なく、安全で効果的なたるみの治療を可能にしたフラッシュランプを用いた治療器です。
Titan治療により真皮層における1:強力な引締め効果 2:真皮組織の即時的熱収縮 3:長期的なコラーゲン増生による引締め効果の持続を得ることが出来ます。



Genesisは表皮から真皮上層、Titanは真皮中層から下層が加熱され、コラーゲンが産生されます。いずれもフラクショナルレーザーなどと違い、痛みや赤く腫れることはまったくありません。楽してキレイになれます。Genesisはミストシャワーを浴びているかのような感覚です。私も先週の納品時に施術を受けましたが、小皺が消えて肌に光沢と張りが出ました。スタッフや患者さんからも指摘されました。私は元々小顔なので、Titanの即時性の小顔効果は実感できませんでしたが、むしろ肌がふっくら、もっちりした印象です。実はそろそろヒアルロン酸を注入しなければヤバイのでは、と感じていたのですが、その必要性がなくなりました。それにしても写真で見ると、Titanのお腹のタルミをとる効果はスゴイですね。
料金表などはHPにはまだアップしてないのですが、
Genesisは全顔で31,500円、両頬のみで21,000円。同日に顔への他の施術と併用した場合には10,500円割引きます。
Titanは、全顔で52,000円、頬から顎で4,2000円、こめかみから額で21,000円、首のみで21,000円、全顔から首で63,000円、お腹で63,000円
ご興味のある方は、当院でご相談ください。