2013-01-31

美容皮膚治療2013

今夜はクレストホテル柏にて、順天堂大学浦安病院皮膚科教授の須賀先生による「美容皮膚治療2013:爪白癬、疣贅、陥入爪などへの応用も含めて」というご講演がありました。講演の冒頭で、「これからは普通のオジサンやオバサンが、若返りのために気軽に美容皮膚科を受診し、治療を受ける時代である。潜在的需要は極めて高い。」と言われていましたが、まさにその通りだと思いました。既発表の自験例のダイジェスト版を含み、最新の知見をコンパクトに1時間にまとめられていました。メインは1064nmのロングパルスNd:YAGレーザーで、私の医院でも行っている治療なので、大変興味深かったです。
会終了後には懇親会で須賀先生とお話させていただき、その後、記念撮影もさせていただきました。ありがとうございました。

2013-01-29

ダンスに夢中

昨日、ダンス・コスチュームを着た私の写真を載せたところ、1日の閲覧件数が729件と突出した数字になりました。皮膚科の専門の記事を書くより、読者の関心を引くのかも、と思った次第です。
さて、昨年よりラテンダンスのレッスン受け、まだまだ初心者の私ですが、その世界は奥が深く楽しいです。ラテン音楽は中学生の頃より大好きで、おこずかいを貯めてはレコードを買い、スペイン語で愛の歌を口ずさんでいました。中学・高校と打楽器の演奏もしており、ラテンパーカッションの魅力にとりつかれました。今でもおそらく、曲に合わせてアドリブでリズムを刻むことはできると思います。踊れたらいいなあ、とはずっと思っていたものの、なかなかその機会はありませんでした。昨年やっとその機会を得ることができて、入門しました。
ダンスの魅力は色々ありますが、普段の自分とは違う、別の自分を表現できることがその一つです。コスチュームも素敵です。普段着ることができないゴージャスでセクシーな衣装を着ることができるのも、ダンスならではです。踊っているときは、ありえない妄想に浸ります。ラテンダンスの時は、灼熱の恋に身を焦がす情熱の女になりきり・・・。実は私はベリーダンスもやっておりますが、ベリーダンスの時にはクレオパトラになりきり、シーザーもアントニウスもアタシの虜・・・。こんな妄想でもしないと魅せるオーラは発散できませんし、恥ずかしがっていては大胆に動けません。
現実では若くも美しくもなく、色っぽくもない私が(ちゃんと自覚しております)、踊っているときは、クレオパトラにも楊貴妃にもなれてしまいます。演出の楽しさです。
私は子供の頃から古今東西の文学作品を読んでは、ヒロインになりきった妄想をしておりましたが、ダンスもそれに近いものがあります。非日常的な世界に身を置くのは、私にとって最大のストレス発散になります。読書、楽器演奏、ダンス、文章を書いて自己表現する、いずれも私の趣味ですが、ベースにあるものは共通しています。
そして一緒にレッスンに参加されている方との交流も、学生時代の部活動のようで楽しいです。50歳代の手習いが、ずっと続けられるといいなあ、と思っています。

2013-01-28

初めてのパフォーマンス

本日(日付が変わったので昨日)、五反田のゆうぽうとホールにてダンス・フェスティバルがあり、ラテンダンス部門で初出場させて頂きました。ガチガチに緊張しましたが、終わってみると楽しかったです。半年間の練習の過程で、素敵な方たちとかけがえのない時間を共有できたことは、幸せなことでした。明日から、また日常が戻ってきます。仕事も頑張ります。
会場に向かう直前に、数ポーズ撮ってみました。けばくてちょっと恥ずかしいのですが・・・。



曲の最後のポーズで決めました。

2013-01-26

いざ出陣!

明日私は、とあるダンス・パフォーマンスに出場します。昨年7月にラテンダンスのレッスンを受け始め、まだまだ初心者ですが、このたびダンスチームを結成し、初舞台に出演させていただくことになりました。何度か挫けそうになりましたが、明日がいよいよ本番です。場所は、五反田のゆうぽうとホールです。今から、リハーサルがあるため会場に向かいます。
若干風邪気味ですが、頑張って参ります。というわけで、明日は休診にさせていただきます。
いざ出陣!

2013-01-24

50歳から輝く人、・・・

先週、行きつけの書店に立ち寄ると、売れ筋ベスト10がランキングされていました。そのコーナーの「50歳から輝く人、30歳で老ける人」という黄色い本に目が止まり、手にすると興味深い内容でしたので買ってみました。都内まで電車で往復した時間で一気に読み終えました。著者は㈱プロティア・ジャパンの戸澤明子社長です。臨床医から企業家に転身され、スキンケアのエンビロンシリーズと加速度トレーニングマシーンでお馴染です。会社のHPでの写真では、とても後期高齢者とは思えない「美魔女」です。この方のポリシーには大変共感できました。以下の3点からなるアクティブ・エイジングを提唱し、自ら実践されています。
1、アトラクティブ・エイジング 外見も内面も魅力的に年齢を重ねる。
2、プロダクティブ・エイジング 年齢を重ねても仕事や地域活動、ボランティアなどの社会的な活動の場を得て、生産性のある人生を送る。
3、サクセスフル・エイジング 幸福に年齢を重ねる。
目次を紹介すると、
第1章 肌には生き方があらわれる。<肌>
第2章 筋肉を増やせば老化は防げる。<体>
第3章 恋をする女性は知性がある。<人間関係・恋愛>
第4章 体の細胞が喜ぶものを食べる。<食事>
第5章 ストレスと上手につきあう。<心>
いずれも科学的根拠に裏付けされて、非常に納得できる内容です。最後の章での言葉が印象的でした。
「私自身のことを言えば、この年まで自分自身に満足したことはまだ一度もありません。最近分かったのは、自分の幸せだけを願っていても決して満足することはできないということです。なぜなら感動が手に入らないのです。感動を、生きがいやエネルギーと言い換えてもいいでしょう。それは、他者とのつながりによってしか得られない物なのです。他者の気持ちに寄り添う共感脳をフル活動させて、自分も人も幸せになる。その答えにたどり着くための空欄を、日々のライフワークで埋めているところです。」
50歳代で医師からビジネスの世界に転身し成功を収め、美貌、才能、富、名誉など世間の人々が羨むすべてを手中に納めた方が悟った言葉には、重みがあります。
私は、会社のHPのトップページにある名文に、惹きつけられました。
「人は一生かけて美しくなる。50歳で輝く肌、60歳でセクシー、70歳でスポーティ。こんな人たちが当たり前になるのは、もう目の前。」
私も、かくありたいものです。

2013-01-22

プライマリー・ケアでの抑うつの管理

昨夜は、三井ガーデンホテル柏にて北総ブレストケアセミナーがありました。「乳房超音波用語と所見の読み方」と特別講演「更年期・術後卵巣機能欠落に基づく抑うつ、不定愁訴の管理」の2演題でした。後者は東京女子医大産婦人科教授の平井先生がご講演されました。プライマリー・ケアでの抑うつの診断と治療を、非常に明快にクリアカットにご教示して頂きました。60分間のご講演でしたが、どんな専門書を読むよりも分かりやすく実践的な内容で、大変に有益でした。私は学生のように教授の講義を一言も聞き漏らすまい、とポイントをメモに書き取りました。

皮膚科外来を受診される患者さんの中には、一部ながら抑うつ傾向が強い方も受診されます。皮膚症状が主訴ながら自己評価が低いがため、症状が改善しているにも関わらず、納得と満足が得られないこともあります。涙ぐまれる方もいらっしゃいます。抑うつ傾向を改善させないと、治療継続のモチベーションも保てません。ご本人もうすうす感付いていても、いきなり精神科受診は抵抗があります。昨今の社会状況の中では、専門を問わず、目の前の患者さんの抑うつを治して差し上げるのは医師の義務であるでしょう。

講演の一部を紹介します。読者が医療従事者限定ならば、より詳細に、薬剤名も商品名で用法も正確に記載したいところなのですが、当ブログは様々な方々が読まれているため、あえて具体的な内容は省略します。
まず抑うつの診断については、CES-D Scaleというチェックシートを用います。20項目の質問に対して当てはまるものを、4つの選択肢の中から○を付けます。それぞれに点数が決められており、合計が60点満点で、点数が高いほど抑うつ状態が重度です。16点以上の場合、抑うつ状態にあると考えられます。7点以下が健康な状態です。簡便な方法ですので、当院のように混雑した医院でも、短時間で簡単に抑うつの診断ができます。点数化されているため、抑うつの程度も客観性があり、患者さんへの説得力もあります。
そして抑うつと診断された場合、治療が必要です。第一選択はSSRIです。商品名はオンリーワンの薬剤を推奨されていましたが、ここでは伏せます。他のSSRIと比較し、増量法が単純で使いやすいと、強調されていました。原則はSSRI単独です。睡眠導入剤の一時併用はあれど多剤併用は避けるべきとのこと。日本では諸外国と比べ、ベンゾジアゼピン系抗不安剤の使用量が多いのですが、依存性があるため推奨はされないそうです。
治療は、十分な用量で十分な期間続けることが大事で、開始時は漸増、中止時は漸減します。治療経過中に再びCES-D Scaleでテストし、点数が下がり改善しているか評価します。症状の改善が見られない場合、日常生活で大きな障害がある場合、自殺企図ある場合は、精神科専門医の受診を勧めます。

本日、当院の看護師に昨日配布された資料を配り、CES-D Scaleで自己評価してもらいました。全員7点以下で健康でした。ちなみに私は0点で、抑うつ傾向はまったくありませんでした。
電子カルテには処方のセットメニューも登録済みです。スタッフとの打ち合わせも完了です。明日からの診療の準備も整いました。当院に通院中の患者さんで「もしかしたら?」と、ご心配な方は、ご相談なさってください。お役に立ちたいと思います。

2013-01-20

オペラ「フィガロの結婚」

昨夜は、渋谷のオーチャードホールでプラハ国立劇場オペラ「フィガロの結婚」を観ました。一昨年秋のプッチーニの「トスカ」以来、私にとって2回目のプラハ・オペラです。1786年、「フィガロの結婚」がプラハ国立劇場で上演され、空前のヒットを巻き起こしました。後にはモーツァルトの手によって「ドン・ジョヴァンニ」が世界初演されました。この劇場はモーツァルトゆかりの劇場です。あらすじは有名ですが、伯爵家の使用人の男女が結婚を控え準備中。そこへ、好色な伯爵が新婦を誘惑して婚前に寝取ることを画策。伯爵夫人は新婦からそれを聞きつけ、新婦と手を組み浮気な夫を懲らしめたものの、最後は夫を許し、皆がハッピーエンドの結末です。伯爵が騙されて夜の暗闇の中、自分の妻をお目当ての女だと勘違いして、甘い誘惑の言葉を囁くシーンは、抱腹絶倒です。たわいもない男女の痴話騒動を、不朽の芸術作品に昇華させたモーツァルトは、1,000年に1人の天才です。初演から227年経ってもその価値は色褪せません。
今回の出演者の中で最も注目を浴びたのは、伯爵夫人役のソプラノ歌手、イザベル・レイです。圧巻の歌声に、豊満で魅惑的なボディ、舞台に立っているだけで観客を虜にするオーラがありました。私は10倍に拡大できるオペラグラスで食い入るように見つめ、魅了されてしまいました。
公演時間は3時間15分に及びましたが、夢のような時間は瞬く間に過ぎ、帰宅したのは23:30。就寝時間も遅くなりましたが、今朝は疲れが残らず快調でした。平凡な日常の中で、あえて忙中に閑を作り非日常的な時間を過ごすと、明日への活力が生まれます。

2013-01-19

赤ちゃんの乾燥肌

今週はずっと凍てつくような寒さが続きましたね。週明けに雪が降ったものの、日当たりの良さと院長自らの雪かきの情熱により、当院では雪解けが早く、この寒さにも関わらず今週は多くの患者さんが来院されました。
特にゼロ歳児の赤ちゃんが通常よりも多く来られました。夏から秋に生まれた赤ちゃんにとって、肌が最もデリケートな時期に、過酷な寒さと乾燥に晒されます。生後半年前後ではヨダレの量も増え、何度も顔を拭いてもスタイを替えても、常に口の周りはヨダレで湿っています。そこに、衣服や寝具の摩擦が加わると更に、お顔は赤くなります。指吸いをすると、利き手側の頬が特に真っ赤になります。ひどいと皮膚が湿潤してジュクジュクすることもあります。市販の保湿剤では治りにくいです。早めに皮膚科を受診されるのをお勧めします。顔、カラダなど部位により、炎症の程度により、数種類の軟膏が処方されます。赤ちゃんの体表面積は少なくても、保湿剤はたっぷり塗ってあげるのが良いでしょう。
生後数か月の赤ちゃんは人見知りもせず、医師や看護師と目が合うと、にっこりほほ笑みます。何とも言えず可愛らしいです。(うちの子もこんな可愛らしい時期があったのになあ、とつくづく思います。今となっては面影もありません。)

2013-01-16

Especially for You

本日、ある方から素敵なギフトを頂きました。プリザーブドフラワーが入ったフラワーフォトフレームです。私の大好きなオレンジ、黄色のビタミンカラーのバラが、アクリルケースに入っていました。センスの良さが光ります。自宅に持ち帰り、お気に入りの写真を入れて飾ります。ケース入りのプリザーブドフラワーは湿気が入らず、半永久的に飾れますのでとても嬉しいです。お贈り下さった方、ありがとうございました。

2013-01-15

初めての雪かき

昨日は予想外の大雪でしたね。朝の診療開始時には雨だったのに、午前中に急にボタ雪に変わり、みるみる積りました。連休最終日の大雪の中、意外にも多くの患者さんが来院してくださいました。私は仕事が終わってから我孫子の某所で飲み会に行きましたが、帰り際にはJRも運転を再開し、深夜には無事帰宅できました。
さて、本日は休診日。足元も悪くすべりやすいため、つくづく休診にしておいて良かったと思いました。私は、夕方から医院の駐車場の雪かきをしました。日当たりが良いので南側は完全に雪は溶けていましたが、東側駐車場5台分の内、北側2台分で雪がまだ残っていました。先日購入した雪かきスコップが早速役に立ちました。何分雪かきの作業が不慣れなため、完全には除雪できませんでした。雪かきは重労働です。やっているうちに暑くなり、汗だくになりました。単位時間当たりの脂肪燃焼効果は、エアロビクス以上のようです。
路上でも雪はまだ残っています。明日は、どうかお気をつけてご来院ください。

2013-01-12

諦めない姿は美しい

平成18年7月に夫の仕事の関係で、とある女性社長が開催したプライベートなパーティーに招待されました。ゲストは、財界、芸能界、中近東の某国駐日大使など多彩な顔ぶれで、華麗な人脈を伺わせるセレブな方々ばかりでした。(セレブではないのは私達夫婦だけでした。)才能と美貌を併せ持った華やかな女性ゲストの中で、一際輝きを放っていたのは、オペラ歌手出身のタレントK.Mさんでした。グラマーな体型と明るく陽気なキャラクターが魅力的で、私は初対面にもかかわらず、ほろ酔い気分も手伝って親しくお話させて頂きました。指には大粒のダイヤモンドの指輪をされており、私は不躾ながらお値段を尋ねたところ、「800万円よ。」とあっさり答えられ、私は有難く触らせて頂きました。とても楽しいひとときでした。
ところがその1カ月後に、突然の悲劇が彼女を襲いました。最愛の夫が、コンビニに買い物に行く途中、交通事故に遭い脳挫傷に。生死の境を彷徨いながら奇跡の生還を果たしたものの、重度の障害が残り、寝たきりの要介護状態になってしまいました。私は当時メディアの報道で知ったものの、その後TVで見る彼女には、そんな素振りは感じられませんでした。
昨夜TVの番組で、彼女があるダイエット法に挑戦して、5か月間で108kg→86kgと22kgの減量に成功した様子が報道されていました。今まであらゆるダイエットに挑戦しては挫折し、リバウンドを繰り返してきたそうです。正直なところ、この種の番組でこの程度の減量ならば、なんの驚きも感動もありません。私が感動したのは、彼女の動機でした。「最愛の夫を看取るために、私が彼より先に逝ってはいけない。痩せて健康な体になりたい。」たんなる美容のためではありませんでした。そして私がもっと感動したのは、ある年のクリスマスに夫が「クリスマスプレゼント」と言って、ベッドから起き上がり、ベッドサイドでスクワットをやって見せたそうです。彼女が仕事に行っている間に、日々、懸命にリハビリに取り組んだようでした。再現映像とはいえ、私は感動して涙が出ました。彼女の「事故前のようには回復しないのは分かっています。それでも彼は諦めずに回復を信じて、リハビリを頑張っています。私は今まで介護が辛いと思ったことはありません。」との言葉が印象的でした。
失ってしまったものを嘆き悲しむよりも、今残された機能を維持あるいは少しでも向上を目指す。そして献身的に介護してくれる妻を喜ばせようとするご主人の愛。私はお二人の夫婦愛に感動したのでした。私は、お二人の幸せのため、K.Mさんのダイエットが成功し続けられるよう心より応援しております。

2013-01-09

風邪をひきませんように

今朝は薄暗く、陽が射すのが遅かったです。こんな日は患者さんの出足も遅く、正午前より混み出しました。明日以降は、もっと冷え込みが厳しくなるようです。
連日の寒さと乾燥のため、上気道粘膜も乾きウイルス感染を起こしやすくなります。エアコンを付けるとなおさら湿度も低下しますので、加湿器は必須です。私も先月の27日の仕事中に急に咳が出て声がしわがれて、「まさか風邪?」と思っているうちに微熱も出て、それでも何とか御用納めまで乗り切り、それもブログに書きました。幸いにも年末年始の休みの間に十分休養を取り、英気を養ったところ、仕事始めの日には完全に風邪も治って体調は万全な状態になりました。通常よりも早い回復でした。
ところが、私の家族に順番に風邪がうつってしまったようです。私と同じように喉から始まり、鼻に移行しているようです。辛そうです。
風邪をひいている方、多いようです。予防のためには、保温、加湿、マスク、手洗い、うがい、十分な睡眠など、常識的なことしかありません。これから受験シーズンも本番を迎えます。来週末には大学受験のセンター試験があります。受験生の皆さま、どうか風邪などひかぬようお大事になさってください。受験生でない方も、時節柄、ご自愛ください。

2013-01-07

しもやけは奥が深い

毎日寒い日が続きますね。いつ雪が降っても良いように、私は昨日ホームセンターで雪かきスコップを買いました。でもできれば、雪は降ってほしくないですね。
さて、しもやけの患者さんが毎日受診されます。手足に良く見られる典型的な症状で、皮膚科医でなくても容易に診断可能です。ところが私が「しもやけです。」と診断すると、「えっ!本当ですか?今までなったことがないんですよ。」と驚かれる方が少なからずいらっしゃるのに、私は逆に驚きます。この寒さの中、クロックスに薄い靴下1枚という出で立ちでは、しもやけになって当然です。この時期に寒冷に曝されれば、年齢問わずどなたでもしもやけになる可能性はあります。今までかかったことがないから一生かからないという理屈は、どんな疾患にも当てはまりません。
しもやけ予防については、既に当ブログで過去2回記載しましたので詳細は省略しますが、靴下を2枚履いたり、手袋をするなどの防寒、ビタミンEの内服および外用です。
しもやけの典型例は診断が容易なのですが、良く似た他の疾患を鑑別する必要があります。膠原病の1種であるシェーグレン症候群の場合、通常のしもやけと比べ広範囲でなおかつ潰瘍形成することも多く、春になっても治りにくいです。更年期以降の女性に多く、口腔乾燥を伴います。
DLE、強皮症、皮膚筋炎などの膠原病も、皮膚科医が絶対に見落としてはならない重要な鑑別すべき疾患です。他の臨床所見と血液検査の所見から診断可能です。
糖尿病性潰瘍あるいは糖尿病性壊疽も、高頻度に見ます。膠原病の潰瘍と違い、あまり痛がらず、ご本人の病識が乏しいことが多いです。感染と血糖コントロールが治療の要ですが、下腿切断にいたることもあります。
閉塞性動脈硬化症(ASO)、静脈瘤性症候群、血管炎などで足に難治性潰瘍を生じることもあります。しもやけ自体はありふれた疾患なのですが、治りにくい場合は重大な疾患が潜んでいる可能性もありますので、皮膚科専門医を受診されるのをお勧めします。

私はしもやけや膠原病の患者さんの診察時には、必ず患部を触ります。冷感があるかどうかを診るためです。ちなみに私の右手は冷たいです。私の手で触り冷感を感じれば、病変部位の血流は悪いと判断します。逆に患者さんにとって私の手がヒヤっと冷たく感じたら、血流は悪くないと思ってください。
たかがしもやけ、されどしもやけです。私にとって、しもやけは奥が深いです。

2013-01-05

平和な仕事始め

今日は仕事始めでした。6日間休診にした割には予想よりも混雑せず(それでも3時間待ち)、順調に流れました。休診の間に、病状が急変したり悪化した患者さんもいらっしゃいませんでした。まずは快調なスタートをきることができました。
昨日から今日にかけて、今シーズン一番の冷え込みのようです。我孫子でも最低気温が氷点下で、日中も4℃位のようです。この寒さの中、多くの患者さんがよく来院してくださったと思います。今は寒いだけで雪が降らないのでまだ良いのですが、いつ降っても良いように、早いうちに雪かきの道具を購入しなければ、と思っています。当院の建物を設計中に、ある先輩開業医から「戸建医院では雪かき道具を置く物置が必要。」とのアドバイスを頂きました。指示通りに屋外倉庫を設置しましたが重宝しています。
来院される患者さんの安全のために、私の買い物が済むまでは、どうか雪が降りませんように。

2013-01-04

新年会にて

昨夜は新宿区内の中華レストランにて、私と妹たちの3人で新年会をやりました。あたかも女子会です。会うなり言われました。
2歳下の妹「お姉ちゃん、肌がとてもキレイ!」
4歳下の妹「松田聖子ばりの若作り。」
年齢が近い姉妹だと、お互いの老け具合が気になるのが常ですが、お世辞を言う必要のない同性の身内から褒められると、やっぱり嬉しいです。有頂天になった私は、正直に「種明かし」をしました。医療関係者でない妹たち(教育学部卒と法学部卒)は、種明かしの内容に興味津々でした。そして自分も近々受けたいとのこと。私は正月早々に営業活動をしたのでした。
両親の姿を見ていると、いつまでも健康でいられるための食生活や日常生活について話題が尽きません。若い頃と違って自己管理が益々必要になると感じます。
昨日、撮った写真です。今年の初撮りです。
 
 
今日は休日最終日。6日間でカロリー摂取オーバー気味でしたので、久しぶりにZUMBAで絞りました。
明日は仕事始め。気合を入れて頑張ります。本年もよろしくお願いいたします。


2013-01-02

ブロガー・ガジェットのバグ

ここ3日間、当ブログのレイアウトが乱れ、右側のカレンダーやページビューが投稿記事の下の方に隠れていました。熱心な読者はお気付きになったでしょう。私は大晦日に気付きましたが、レイアウト設定を変更していないにもかかわらず、原因が分からず途方に暮れ、嫌な思いで年を越しました。この2日間試行錯誤の末、本日の夕方にやっと自力で復旧できました。
原因は、30日の夜に不慣れなスマホで更新した際に、その前日の29日の記事の一部を訂正したつもりが、HTMLのタグにエラーを発生させてしまったからでした。12月の記事を1個ずつ指定して表示したところ、29日の記事以外は正しいレイアウトで表示されたことが分かりました。そこで、該当記事をパソコンから再更新したところ、元のレイアウトに正しく直りました。
タグをちょっといじっただけで、全体の表示が崩れてしまうのでした。私のようなブロガー初心者は誰からも教えてもらえないので、つまづくたびに試行錯誤の上、自力で解決しなければなりません。でも、そうこうしている内にワザを身に付けて行きます。正月早々冷や汗を掻きました。
ついでに、医院のHPの院長プロフィールの写真も更新しました。昨年の6月にプロのカメラマンに撮ってもらった「奇跡の1枚」です。HPはブログと違いたまにしか更新しないため、方法を忘れてしまうこともあり、億劫に感じます。医院のHPの作成と運営は、いつかはプロに委託しようと思いつつ、素人の私が自力で10年間続けてしまいました。今となっては、業者の選定の方が面倒に感じ、結局自分で作ってしまっています。
さて、ブログのレイアウトの復旧を祝って、今夜はアイスワインで祝杯を上げました。アイスワインは蜂蜜のように極甘で高カロリーです。口当たりが良いので進んでしまいます。正月休みは「禁欲を解く」解禁の日々です。

2013-01-01

謹賀新年2013

新年あけましておめでとうございます。1年の幕開けである元旦を晴れやかに迎えることが出来、心よりお慶び申し上げます。昨年のご愛顧に感謝いたすとともに、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。当ブログを立ち上げて丁度2年、無事に3回目の謹賀新年の記事を書く運びとなりました。
本日は自宅で家族とともに過ごしてから、夕方からクリニックに出向き、年賀状などの郵便物の受け取りをし、ついでに植栽の水やりと熱帯魚の餌やりをしました。毎年頂いている年賀状の写真から、お子さんの成長ぶりが伺えて面白いです。我が家では子供も成人し、一堂に会して写真を撮る機会が滅多にないので、家族写真は載せません。私と同世代で既にお孫さんが生まれて、その写真を載せた年賀状を頂くと微笑ましいです。その方とは、ちょっと前まで子供の教育が主な話題であったのが、そのうち孫の成長の話題に移ることになりそうです。

2013年が、読者の皆様にとって輝かしい1年になりますよう、ご健康とご多幸をお祈り申し上げます。