2012-11-30

大阪での学会

大阪で開催中のアレルギー学会に参加して、先刻帰宅しました。学会参加の目的は専門医資格の更新のためです。アレルギー学会専門医は開業してから45歳の時に取得しましたが、現在の診療業務においてあまりメリットを感じません。もう返上しても良いかとも考えておりますが、折角試験に合格して手に入れたものを手放すのも惜しい気がして、結局毎年学会に参加しております。参加すれば、それなりに知識も増えます。今回は皮膚科よりも小児科の先生による喘息の治療の講演が為になりました。
疾患のコントロールのためには吸入ステロイドの正しい使用が必須ではあるが、思春期ごろより薬剤管理が保護者から患者本人に委ねられるようになると、アドヒアランスの維持が危うくなりがちである。アドヒアランス向上のためには患者自身の自己管理能力を育て上げ、モチベーションが高く保たれるような支援が医療者側に求められる。
といった趣旨でしたが、アトピー性皮膚炎の治療においてもそのまま当てはまると思いました。

さて昨夜泊まったのは、リッツカールトン大阪のクラブフロアでした。クラブラウンジの充実度は、国内海外共通でリッツカールトンがナンバーワンだと思います。豊富なメニュー、和のもてなし、ラウンジの居心地の良さ、すべてが期待通りで満足しました。ホテルのインテリアコンセプトは、18世紀英国の伝統的なジョージアンスタイルで、18~19世紀の貴族の邸宅を彷彿とさせる絵画や美術品の数々が、至る所に飾られています。パブリックスペースに飾られている美術品は、総数約450点にのぼり、館内はまるで美術館のようです。今回は、クリスマスならではの華やかで幻想的な演出が随所に見られました。
 



 
是非また泊まりたいです。ここのホテルに泊まるのが目的で、大阪の学会に参加することになりそうです。

2012-11-29

大阪へgo!

只今、新大阪行きの新幹線のぞみグリーン席から、スマホで更新中です。大阪での学会に参加するためです。ビールを飲んで既にほろ酔いです。今夜は、リッツカールトン大阪のクラブフロアに一人泊まりします。以前にも泊まり、私のお気に入りのホテルです。プールで泳ぐつもりで水着(もちろんビキニ)持参です。今夜は弾けてリフレッシュし、明日は冴えた頭でしっかり勉強して参ります。(*⌒―⌒*)o

2012-11-27

60点主義で行こう!

次女が通う大学の同窓会誌「女医会」の11月15日発行803号が送られてきました。女性生涯健康センターの檜垣先生が<総説 皮膚と心>を投稿されていましたので、読みました。既に各学会で発表されたり、論文として投稿された内容がダイジェスト版としてコンパクトにまとまられていました。一部を紹介します。
皮膚と心は密接な関係にあり、ストレスが皮膚疾患の経過に関与する場合も多いです。アトピー性皮膚炎、掻破行動、更年期女性に見られる自律神経失調症による皮膚トラブルなどがその代表です。患者さんも、ストレスが悪化因子であることは気付きながらも、ストレスをコントロールすることは難しいです。
ストレスを溜めやすい状態は、
・曖昧さをがまんできない。・すぐにあきらめる。・失敗への恐怖、成功への不安。・誰かに依存したい。・極端な好き嫌い。
一方、ストレスを溜めない上手な対処法は、
・60点主義。・すべてをやろうとしない。・優先順位をつける。・できるところから。・こだわり過ぎない、くよくよしない。・ストレス解消、気晴らし。

いかがでしたか?私の場合、後者のやり方のすべてが当てはまりました。
特に60点主義は、学生時代からの信条です。大学入試では医学部合格は9割がボーダーラインとされ、当然それを目指しました。大学での勉強は同時進行で覚えるべきものが多くて、9割を目指したら身が持ちません。むしろ最少の努力で最大の効果を上げるように、全科目を万遍なく合格基準である6割取れれば良し、としました。卒業してからはもっと忙しくなり、特に女性医師は結婚、出産、子育てをしながら、男性医師と肩を並べて仕事をするのですから、男性医師の3倍は努力する必要があります。課題のすべてを満点でこなすのは、どんなに優秀でも無理です。完璧主義では心が折れてしまいます。6割で良し、と足るを知る心得が必要です。
女の人生は忙しいです。あっちもこっちも同時進行でやるべきことが多いです。重要なのは優先順位の適切な付け方です。時として、悔しいけれど手放さなければならないこともあります。今の自分にとって絶対に譲れないものは何か、と自問すれば、自ずと答えも出て納得ができます。優先順位の低いものには、目を瞑りましょう。
済んでしまったことに、いつまでもこだわってはいられません。人生は忙しいのです。後ろを振り向いているヒマはありません。常に前進あるのみ。
そして、楽しいと感じることを日常生活の中に組み込むことも必要です。あえて、忙中に閑を作るのです。人生を楽しまなきゃ、損です。

ストレスを抱えていない人はいません。それを上手にコントロールできる人が人生の達人なのでしょう。

2012-11-26

クリスマス・イルミネーション

当院正面玄関のシンボルツリーに、LED電球のクリスマス・イルミネーションで飾ってみました。日中の診療中は見られませんが、屋外が暗くなると光センサーが反応し、点灯点滅します。初めての試みなので、まず1本の木だけですが、いずれ他の木々や建物の屋根や飾り煙突にもデコレーションしたら楽しいでしょうね。でもそこまでしたら、クリスマスが終わって外すのは勿体なくなります。今回は、年明けまで飾っておきます。電車からも良く見えますので、夜になったら御覧になってみてください。

2012-11-25

同門の忘年会

昨夜は都内のホテルで、出身医局の同門の講演会ならびに忘年会がありました。参加者は、下は来年入局予定の研修医から上は82歳の長老の先生まで、様々な年代です。私は皮膚科に入局して28年目ですので、年々シニアに仲間入りし、大半の若手医師とは面識がありません。今でも親しくさせていただいているのは、大学病院時代に一緒に仕事をした年代の近い先生方です。男性の先生方は、年齢相当にお年を召されていますが、女性の先生方は、昔と変わらず若さと美貌を保たれている方ばかりです。開業してから大学病院に患者さんを紹介する機会は滅多にありませんし、大学の症例が日常診療に役立つとは思えませんが、年に1回は同門の会に参加し、互いの近況を語り合うのは悪くはありません。
宴たけなわの頃、恒例のビンゴゲームがありました。早々とトリプルリーチに達しながらも、最早ダメかと思われた頃にビンゴに達し、最後の景品をゲットしました。グリコのお菓子の詰め合わせでした。昔懐かしい昭和のレトロな駄菓子です。小学生の頃にはよく食べていましたが、いまだに生産されているとは驚きでした。大学生の娘へのお土産になりました。
年々、忘年会に参加するたびに知らない若手医師ばかりが増え、馴染みのあった同世代や先輩方の姿が見えなくなり、寂しくなります。私もいずれ足が遠のき、たまに参加したら「あのオバサン(オバアチャン)だれ?」と、言われそうです。年月の経つのは怖ろしく早いです。私の娘も2年半後にはどこかの病院の研修医になっているでしょう。つくづく年を取ったと感じます。

2012-11-23

ヘアカラーとアレルギー

本日は半年ぶりに美容室に行き、カット&カラーリングをしてもらいました。実は私は髪を伸ばしています。ベリーダンスの先生から、「女っぽさを表現するのに長い髪は武器になる。」と言われ、色気がないことを十分自覚しているので少しでも補おうと、伸ばし出しました。ショートの時よりも、ひっつめてしまえば楽です。この年になると、頭に白いものが目立ち始めましたので、久方ぶりに染めました。レッドオレンジですが、仕上がりは自然で満足です。帰り際に、美容師さんに撮ってもらいました。
さて、オシャレ心を満たしてくれるヘアカラーは、重篤なアレルギー性接触皮膚炎を引き起こすことがあります。染毛剤に含まれるパラフェニレンジアミンという化学物質が原因です。頭皮よりも顔面、特に眼瞼の紅斑、浮腫が初発症状で、次第に顔面全体が腫れあがり、更にひどくなると全身に自家感作性皮膚炎といって紅斑、丘疹が多発してきます。
パラフェニレンジアミンは、染毛剤の中で最も多く使用されている酸化型の永久染毛剤の主成分であり、色調が豊富で染毛力に優れていることから頻用されています。また、一般にかぶれにくいとされる植物性染毛剤のヘナ製品の一部にも、パラフェニレンジアミンが含まれていることがあるので、注意が必要です。
パラフェニレンジアミンにアレルギーがある場合、この物質に化学構造が類似した他の物質にも反応を起こすことがあります。これを交差反応と呼んでいますが、交差反応が報告されている物質としては、衣類などの染料として使用されるパラアミノアゾベンゼンと、化粧品色素として使用される赤色225号の他に、ゴムの老化防止剤、サルファ剤の一部などがあります。また、他のジアミン系染料やアミノフェノール類などの染毛剤成分との交差反応も示唆されているため、パラフェニレンジアミンにアレルギーがある場合は、全ての酸化染毛剤との接触を避けた方が無難であると言えます。
最近では、シミの治療で用いるハイドロキノンとの交差性も報告されました。婦人用ブーツの布地とスポンジからも2,4-ジアミノトルエンが検出され、パラフェニレンジアミンとの交差性もあるとされています。こうしたものでかぶれたことがある方は、初めて髪を染めてもかぶれを起こします。
ヘアカラーでかぶれた患者さんは、「今まで10年以上染めていて、かぶれたことがなかったのに突然かぶれることがあるのですか?」と必ずお尋ねになります。その通りです。
「以前にパッチテストで陰性だったのに。」とも言われますが、一度陰性だったから一生陰性である保証はありません。逆にパッチテストにより感作が成立することもありえます。
患者さんからのご質問で最も多いのが、「それでは、もう2度と髪を染めてはいけないのですか?」
いいえ、そんなことはありません。当院では、パラフェニレンジアミンの含まれないヘアカラーをご紹介しております。アレルギーを起こさずに、上手にオシャレを楽しみましょう。

2012-11-21

ヘルスアンドライフ12月号

健康保険組合の機関紙「ヘルスアンドライフ」12月号に、私が取材に応じた記事が掲載され、本日届けられました。「サビないからだのつくり方」のコーナーで「冬のかゆみ対策」がテーマです。乾燥した皮膚でのセラミドの減少やC線維の表皮への延長、痒みが出やすい部位、保湿剤の種類と塗り方のコツ、日常生活のポイントなどが、イラスト入りで解説されています。全3ページです。日頃患者さんに説明している内容が、コンパクトにまとめられています。当院の待合室の書架に置きますので、ご来院の際に御覧下さい。
昨年も、別の雑誌に同様の記事が掲載されました。当ブログの記事が、そこの出版社のライターの方の目に留まり取材を受けたのがきっかけでした。ブログがご縁で取材依頼を受ける機会が多くなりました。国民の健康増進に役立つ内容の記事を書こうと、気も引き締まります。
雑誌の表紙には、「メタボ世代に発信・豊かなヘルシーライフ提案誌」と記載されています。表紙をめくると、「メタボを解消すれば医療費も減る」というタイトルの記事がありました。2009年度の特定健診を受診した268万人を対象にした調査では、メタボと判定された人の医療費はそうでない人よりも、年代性別ごとに8~12万円も高いことがわかりました。1年間でこの差ですから、生涯で計算すると莫大な金額になります。医療費の増大を阻止するためにも、特定健診を受診し、日頃の生活習慣を見直し改善することが大切です。と結ばれていました。メタボは万病の元です。メタボの芽は早めに摘み取りましょう。

2012-11-19

保湿を始めましょう

今朝はこの秋一番の冷え込みでした。日ごとに冬に近付いています。私は毎朝6時50分に出勤します。まだコートを着る程ではないのですが、防寒のためストールを巻いています。カカトが乾燥してヒビが入り始めたので、毎日保湿剤を塗っています。
当院を受診される患者さんにも、皮膚の乾燥が目立ってまりました。本格的な寒さでもなく、暖房器具の使用もまだのようですので、皮膚の乾燥による皮脂欠乏性湿疹もさほど重症な方は見えていません。この時期から予防的に、入浴後に保湿剤の外用をされるのをお勧めします。痒みや赤みがひどくなってから受診されるよりも、症状が軽症の内に受診される方が良いです。
赤ちゃんや小さなお子様から、お年寄りまであらゆる年齢層の方々に、ベストな保湿剤を処方するのが皮膚科医の仕事です。
「痒くもないんだけど、皮膚科にかかっていいの?」
どうぞお気軽に受診なさってください。

2012-11-17

キラキラの銀座で

本日夕方、雨が激しく降る中、私は銀座に向かいました。とあるダンススクール主催の「キラキラの銀座でLatin Night」と称したラテンダンス・パーティーがありました。私はペアダンスは苦手ですが夏に一度レッスンを受け、そのご縁でお誘いを受けました。お天気が悪かったためか男性参加者が少なく、女子会のようでした。インストラクターの手ほどきを受け、数曲踊りました。上手に踊れたらもっと楽しいでしょう。
ベリーダンスのショータイムもあり、妖艶な舞いに魅入りました。終了後に一部の参加者で記念撮影をしました。中央が私です。
帰りには雨が上がり、街のイルミネーションが一際美しかったです。まさにキラキラの銀座でした。
街はクリスマス一色です。当院のエクステリアでも参考にして、クリスマス・イルミネーションを取り入れてみようかと計画中です。

2012-11-16

ヴェネチアン・グラスの輝き

6年前にイタリアのヴェニスに旅行に行きました。泊まったのは、本島から専用ボートで10分ほどのサン・クレメンテ島にあるサン・クレメンテ・パレスでした。修道院を改装した格式あるリゾートホテルです。イタリアは2回目でした。定番のゴンドラ運河めぐり、サンマルコ寺院、ドウカーレ宮殿などの見学の後、ヴェネチアン・グラス工場に行きました。ここで初めて見た色鮮やかなヴェネチアン・グラスに魅せられました。できれば欲しいと思いましたが、当時は1€=137円の時代でヨーロッパの物価が高く感じ、自分が貧乏人になった気分でしたので、手が出ませんでした。でもいつかはヴェネチアン・グラス、との思いが募りました。
先月に開業10周年を迎えた折、ある方からお祝いの申し出があり、せっかくなので自分では滅多に買わないものをと考え、ヴェネチアン・グラスをリクエストさせていただきました。その方が専門店の店主に私の好みを伝えたところ、店主はベニスのガラス工房に買付に出かけ直輸入したそうです。帰国を待ってお店まで出向き、本日、私の所に届けてくださいました。美しいヴェネチアンレッドと青の洞窟を思わせるブルーのペアのゴブレットです。私は感激しました。
今晩、早速使ってみました。飲んだのは、近所のスーパーで一瓶180cc入り98円で売っている梅酒でしたが、ヴェネチアン・グラスのゴブレットで頂くと、超高級リキュールのように感じました。ゴージャスな気分に浸れます。

2012-11-14

「人生の目的」でボケ防止

昨夜は三井ガーデンホテル柏で、医師会と武田薬品工業㈱共催の講演会がありました。精神科の先生による「うつ病、不眠症、認知症」に関する最近の話題と治療に関するご講演でした。興味深い話題を一部紹介します。

アルツハイマー型認知症の原因として、①脳でのアミロイドβタンパク質の蓄積、②タウタンパク質の異常凝集、などが考えられています。患者の脳を解剖すると、このような病理組織所見を認めます。ただし、脳の病理組織変化が必ずしも認知症の進行度と相関はせず、病理所見が著明であっても臨床的には認知症が軽度に留まることもあります。このような状態を認知予備能が高い、と言います。「人生の目的」があると、認知予備能を高めることができる、という米ラッシュ大医療センターのチームによる論文が紹介されました。
Arch Gen Psychiatry. 2012 May;69(5):499-505.
Effect of purpose in life on the relation between Alzheimer disease pathologic changes on cognitive function in advanced age.
Boyle PA, Buchman AS, Wilson RS, Yu L, Schneider JA, Bennett DA.
生きるのに目的や目標があると、脳の組織が変化しても、認知機能の低下は抑えられる可能性があるという趣旨です。
チームは、地域で暮らす認知症ではない246人の高齢者について、人生の目的意識の強弱を面接方式で調べた後、亡くなる直前まで毎年、認知機能の評価をしました。幸福度、満足度、健康促進のための行動、個人の成長など10項目の質問で、目的意識の強さを点数化しました。参加者の死亡時の平均年齢は88歳で、最初の面接調査から死亡直前に実施した検査までの期間は平均3・3年でした。死亡後には解剖して、アルツハイマー型認知症に特徴的なタンパク質の蓄積など、病変の程度を調べました。その結果、目的意識の強さによって脳の病変の進行に差はありませんでしたが、目的意識が強いグループの方が、認知機能の低下はゆっくりでした。人生の目的意識が認知症を防ぐ方向に働くことは、過去の研究でも指摘されてきましたが、実際の脳の病変と結び付けた研究は初めてだそうです。

かねてよりメタボリックシンドロームと認知症との相関も指摘されており、食生活と適度の運動などの生活習慣が認知症予防に最も重要ではありますが、それに加え生きがい、生きる目標があると、脳の老化に打ち克ち、認知症を食い止める可能性が立証されました。非常に示唆に富みます。

2012-11-12

愛用の手帳

書店に来年のカレンダーや手帳が並ぶ季節となりました。1か月半で今年も終わりです。
さて私の場合、スケジュール管理は専ら手帳です。日々仕事が終わってアフターファイブに、いくつもの予定が入っているため、手帳は私にとって欠かせない最も大切なツールです。手帳と睨めっこしながら、半年先の学会出張や旅行、観劇の予定を入れ、それに合わせて休診日を決めています。
診療では10年以上電子カルテを使い、人との連絡はPCメールでやり取りし、日々の日記はブログで、と記録のほとんどすべてをデジタルで行っていますが、唯一、スケジュール管理のみはアナログの手帳で行っています。理由はいくつかあります。
・スマホでの入力に不慣れ。・スマホのバッテリー切れやブラックアウト現象で見られないことがある。・予定を削除してしまうと、元に何が入っていたか不明になる。・手帳ならば、過去のものを同時に広げて一緒に見ることができる。・何と言っても手帳の方がページをめくるのが早い。

当ブログはGoogleの提供する無料ソフトで作成しておりますし、医院のHPにリンクした休診カレンダーはGoogleカレンダーで私が作成しています。Googleカレンダーを利用すれば、PCでもスマホでも端末を選ばずスケジュール管理ができて便利とは思うのですが、踏み切れません。おそらく私は一生涯、スケジュール管理はアナログのまま変わらないでしょう。
さて、私が10年以上愛用しているのはGSK㈱の手帳です。シンプルなレイアウトで大変使いやすいです。担当のMRの方も御存知でいて、本日、早々に来年の手帳を持ってきてくださいました。一番乗りでした。この時期だと、とても有り難いです。早速、来年の予定を書き入れていきます。来年も忙しくなりそうです。
手前が今年のボロボロの手帳、見開きのが来年の新手帳。

2012-11-10

ラテンダンス・パフォーマンスにて

今宵は北千住・丸井のシアター1010にて、黒木由美氏が主宰する「JIL Entertainment Gallery」によるラテンダンス・パフォーマンス「ザ・ダーツショー」がありました。黒木氏はワールドサルサチャンピオンのパートナーとして、世界各地でのサルサフェスティバルにダンサーとして出演していた経歴を持ち、今回の公演でも構成・振り付け・演出・コスチュームデザイン・制作等をトータル的に手掛けております。ダンサーたちのテクニックはもちろん、構成や演出が素晴らしく、彼女の類まれな才能を感じました。ラテンならではの官能的なダンスの他、ヒップホップやタンゴなど多彩なステージが次々に展開され、ワクワクする興奮と感動の連続でした。

客席を見回すと、男性も女性もいかにもダンスをしていそうなスタイルの良い方ばかりで、私の両隣もダンサーっぽいイケメンでした。観客は皆、ダンスファンのように見受けました。非日常的な夢のような時間を過ごすことができましたので、明日からまた頑張ります。

2012-11-09

高齢者への化学療法は難しい

昨夜はクレストホテル柏にて、サノフィ㈱主催の病診連携の症例検討会ならびに講演会がありました。そこで、私が近隣の病院に紹介したある患者さんのその後の経過を聞きました。
本年4月10日、当院が現在地に移転して新規開業した初日のことです。80歳代のある新患の患者さんは当院の新規開業を待っていたようで、7:45受付開始前より並び、早い順番を取られました。(ちなみにこの日は105名の患者さんが来院され混雑しました。)その方が診察室に入られ、私は顔の出来物を診た瞬間、一瞬にして悪性腫瘍を疑いました。しかも非常に稀な悪性腫瘍です。皮膚科医生活も長くなると、何の検査もせずとも大方の診断は瞬時についてしまいます。私の所で手術することは可能なのですが、全身検索と場合によっては放射線療法や化学療法が必要なため、一切手を付けず病院あてに紹介させて頂きました。病院からはその後の経過報告がなく、私も忘れかけていましたが、昨夜その報告を聞き、鮮明にその患者さんのお顔と診察室でのやり取りを思い出しました。

報告内容を聞いて驚きました。皮膚原発のある悪性腫瘍(あえて病名は伏せます。)の診断で、その後の経過は化学療法を行い、検査上は免疫抑制の所見はなかったにもかかわらず、退院後に感染症を併発したため治療の甲斐なく、亡くなられてしまいました。腫瘍死ではなく、化学療法による感染死でした。報告した医師も高齢者への化学療法については反省すべき点がある、と言っておりましたが、後から振り返ると、
1、全身検索をした上で手術のみに留める。2、更に放射線療法を追加する。
といった治療の選択肢も可能でした。その時の担当医が最善と判断した治療法について、後から部外者がコメントを出すのは好ましいことではありませんが、やはり高齢者に対しては必ずしも標準治療が正解とは言い難いです。若年者と比べ予期せぬ有害事象が生じやすいです。考えさせられた症例でした。

当院の新規開業を待って早々に来院されて、その5カ月後に亡くなられるとは予想だにしませんでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2012-11-07

20万件達成!

本日早朝に、当ブログのページビュー(閲覧数)が20万件のキリ番に達しました。2011年1月3日にブログを立ち上げ、記事の内訳は皮膚科関連が半分、私的な日記が半分で、医師のブログの中では異色の存在です。皮膚科関連の記事は、患者さんや同業の先生方への情報発信です。私的な記事はちょっと恥ずかしいのですが、自分のために回顧録として残すつもりで記録しています。私は日々に追われ、加齢も加わり、そのうち記憶が薄れていくのでは、という一抹の不安を持っていますが、私にもイキイキと目まぐるしく働き輝いていた日々があった事を、将来の自分にメッセージを伝えるつもりで書いています。
連日のようにせっせと更新を続けたところ日増しに読者の数が増え、それが励みになり、益々張り切って更新を続けるようになりました。ブログ開始から14ヵ月たった本年3月2日に10万件達成、それから8ヵ月たった本日、ブログ開始から22ヵ月で20万件達成しました。最近は1日平均500~600件ですので、読者のほとんどは当院の患者さん以外だと推測しております。

さて、全期間でのベスト10を発表します。
1位:ザイザルvsアレグラ 2012/2/4  薬剤商品名は検索してヒットしやすいようです。
2位:アレロックによる劇症肝炎死亡例 2011/7/5  同様です。
3位:足の臭いの治療 2011/6/16 点状角質融解症です。「2ちゃんねる」にリンクされました。この記事を読んで遠方より受診されたり、手紙を出してくださった方もいました。
4位:イネ科花粉症にご注意 2012/5/25 今年の春はイネ科花粉が異常に多かったです。8位のスギ花粉を抑え堂々の4位です。
5位:子供の帯状疱疹 2011/2/9 私の子供たちの病歴がこんなに受けるとは。
6位:何もしないのが最良のケア 2011/11/15 過ぎたるは及ばざるが如し・・・。
7位:プロペシアは効きます 2011/4/27 夫のビフォアー&アフター写真を載せました。
8位:スギ花粉皮膚炎 2011/3/6 一時は1位だったのですが、イネ科に押されました。
9位:アヤナリゾート&スパ・バリでの休日 2012/7/1 私のビキニ姿を載せたところ、アダルトサイトにリンクされてしまい、そこから毎日見ている人がいます。
10位:エキシマランプの価格 2011/2/22 当ブログ最多の16件のコメントを頂きました。医師も患者も関心が高いようです。

以上の内、9位以外は皮膚科関連の記事で、記事中に薬剤名や医療機器の商品名を記載しています。患者さんの他、メーカー関係者の方が関心を持って検索しているのでは、と推測します。
次回は30万件達成時にベスト10を発表します。おそらく半年後でしょう。100万件達成は5年後の予想です。今後も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

2012-11-06

映画「終の信託」を観て

本日、雨の降る昼下がり、流山おおたかの森の映画館で「終(つい)の信託」を観ました。さすが周防監督の作品だけに見応えのある傑作でした。原作は現役の弁護士による同名の小説です。見終えた瞬間、行き場のない憤りが込み上げました。あらすじと感想を紹介します。

ヒロインの折井綾乃(草刈民代)は東大医学部卒、46歳独身の女性医師。美人で優秀で、患者からの評判も良い呼吸器内科部長。長い間、妻子ある同僚医師の高井(浅野忠信)と不倫関係にあり(病院内での濡れ場での、白衣を脱いだ草刈の裸体の美しいこと。)、ある日、彼が他の若い女とも関係していることを知ってしまいます。プライドが許さず問い詰めたところ破局。綾乃は失意のあまり自殺未遂騒動を起こしてしまいます。その直後の高井の身勝手で冷淡な発言を聞くと、私だったら、こんな最低のクズ男に身も心も貴重な時間も捧げた自分自身が情けなくなります。

そんな綾乃の心の傷を癒したのは、重度の喘息を患い入退院を繰り返していた江木秦三(役所広司)の優しさでした。しかし江木の病状は刻々と悪化し、自分の死期が迫っていることを自覚した江木は綾乃に懇願します。「信頼できるのは先生だけだ。最期のときは早く楽にしてほしい」と。2か月後、江木は心肺停止状態に陥り、綾乃は家族を呼んだ上で江木との約束通り、延命治療を中止します。
3年後、その決断が刑事事件に発展します。私にはこれが納得できませんでした。植物状態で回復の見込みがなく、肉体的に苦しんでいる患者を前に、本人の意思を家族に伝えた上での最善の処置であったはずです。家族も納得して同意があったはずです。しかしながら証拠となる書面がなかったのです。
3年も経ってから突然の検察庁からの呼び出しです。検察官・塚原(大沢たかお)は綾乃を厳しく追及します。呼び出しの定刻よりも遅れ2時間ほどわざと待たせてから、検事室で事情聴取が始まりますが、検察官の横柄で無礼な物言いは許しがたいです。正確な医学知識を持っていないズブの素人が作成した稚拙な調書に、署名と押印を強要されるのは医師としては屈辱です。事情聴取の直後に殺人容疑でその場で手錠をかけられるとは、人権侵害も甚だしい。

終末医療の現場で患者の意思を尊重し、最善を尽くしたはずの医師が殺人罪で問われるのは、何とも無念です。生存の見込みがないにも関わらず、苦痛を延々と強いられる患者さんを解放して差し上げるのも、立派な医療行為であると考えます。リビングウィルの普及と日本でも尊厳死が認められるよう、きちんと法整備をしてほしいと考えます。「終の信託」は、医療関係者と法曹界の方々に是非観て頂きたい映画です。

2012-11-05

インフルエンザ予防接種を行っています

めっきり寒くなって参りました。週を追うごとに冬に近付き、明後日は立冬です。体調を崩している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さて当院では、恒例のインフルエンザの予防注射を行っております。今日はそのご案内です。ワクチンの予防効果は、接種2週後から発現し3~5か月といわれています。
接種料金は、
65歳以上の方:我孫子市の高齢者インフルエンザ予防接種の対象者は1,100円  
3歳~65歳未満の方:一律に3,990円、予診のみの場合2,730円
13歳未満では、2~4週間の間隔で2回接種が必要です。

予防接種御希望の方は、来院時に随時接種いたしますので受付にお申し出ください。予約は不要です。日曜日も接種可能です。

私も毎年、太ももにセルフ接種しており、お陰でインフルエンザにかかったことがありません。毎回注射部位が10cm位赤く腫れますが、数日で消えてしまい気になりません。(こんな反応は周囲では私だけのようです。)インフルエンザに罹患した経済的損失を考慮すると、全国民が予防接種を受けるべきと考えます。

2012-11-03

カーボンピーリンングを受けました

毛穴の黒ずみと開きでお悩みの方は多いです。中学生以降、年齢問わずいらして、部位は鼻とその周囲に目立ちます。いわゆるイチゴ鼻です。念入りに洗顔してもパックをしても毛穴の黒ずみは簡単にはとれませんし、ケミカルピーリングでも今一つです。そこで登場したのが、カーボンピーリングです。酸化チタンを含むカーボンジェルを顔面の施術部位に塗布した後、IPLを照射します。Q-YAGレーザーを照射する施設もありますが、当院ではスターラックスのLuxGハンドピースを用い、パルス幅5msec、20J/cm2と低出力に設定します。(ちなみに通常のシミの治療では20msec、40J/cm2です。)酸化チタンの光触媒が関与した殺菌作用によるニキビの鎮静効果と漂白作用による直後の美白効果も得られます。一昨日、私も施術を受けてみました。
カーボンジェルはヒンヤリして、ピーリングで使用するクレイのように気持ちがいいです。施術中はカーボンを弾く振動は伝わりますが、まったく痛くも熱くもありません。むしろジェルとハンドピースの冷たさが快感です。目を閉じていればゴーグルは不要です。施術後はジェルを拭き取ってから洗顔します。まったく赤くもならず、直後から肌がツルツルで毛穴が引き締まった印象です。ノーダウンンタイムです。
通常のシミの光治療の直後に、カーボンピーリングの施術が可能です。光治療直後のほてりもジェルで冷却されます。当院では毛穴の引き締めを狙ったフラクショナルレーザーの治療もありますが、毛穴の黒ずみの除去を狙ったカーボンピーリングと併用するのが最も効果的です。
ちなみに施術料は、鼻のみで10,500円、鼻と周囲の頬内側を含めて21,000円です。その他はご相談ください。

2012-11-01

ハロウィン・コスプレ

昨日はハロウィンでしたので、私は都内某所でのラテンダンスレッスンには、ハロウィンのコスプレで参加しました。「可愛い!」と好評でした。実年齢を告げると驚かれて「27歳の御嬢さんかと思った。」とも言われて、有頂天になりました。調子に乗ってセルフ撮りしてみました。
普段はこんな恰好はできませんので、ブログだけでのお楽しみです。
こちらは、普段のラテンダンスのレッスンにも時々着ています。一見スカートですが実はスコートです。動きやすくて安心してターンもできるので、お気に入りです。
私はオフの時には、仕事の時とは別の自分を楽しんでいます。「秋を楽しむ・その3」でした。

ところで、私は若い頃から同世代の歌手のマドンナに憧れて、彼女の御用達トレーナーによるトレーシーメソッドDVD全巻を購入し、日々エクササイズに励んでいた時期がありました。難行苦行のトレーニングですが、本気で美ボディを目指す方にはお勧めです。しばらくご無沙汰していましたが、秋冬の手すきの時期に励んでみます。