2012-10-29

秋の楽しみ・その2

気候がすっかりクールダウンし、それに相関して皮膚科外来もすいてきました。2週間前まで「夏の皮膚科外来」が続いておりましたが、やっと終焉し、季節相当に落ち着いて参りました。皮膚の乾燥も目立ち始めましたがまだ本格的ではなく、暑からず寒からずの今の気候では皮膚がベストコンディションにあるようで、年間で最も皮膚病が少ない時期です。

こういうすいている時期に来院された患者さんは、ラッキーです。初診の患者さんでは、日頃気にされていたいくつもの皮膚のトラブルを一度に相談されて、受診当日にすべて解決されてお帰りになられます。手術やレーザー治療は通常1カ月先の午後に予約で行いますが、今の時期の平日ならば、すいていれば当日に行います。手術もやって顔のシミも取って、とあれこれ同時にできてしまいます。
また再診の患者さんで、慢性疾患に対して毎週処置のために通院されていても、病状が中々好転しないことで不安を抱えていた方がいらっしゃいました。混雑した状況では私が患者さんとじっくりとお話することができず、看護師に任せたものの、毎回同じ訴えが続いておりました。最近、納得していただくまでお話をさせて頂いたところ、その方の不安混じりの訴えがなくなりました。
時間的余裕があるため、患者さんとお話する時間を長くとれます。当院に通院されているご年配の患者さんの中には、男性も女性も素敵な方達がいらっしゃいます。年齢を感じさせない若々しさ、品格、聡明なお人柄、こうした資質を備えた方とお話するのは、とても楽しいです。私もこのように年齢を重ねたいと思います。
ブログの感想を伝えてくださる方もいらっしゃいます。とても嬉しいです。励みになります。

混雑した状況では患者さんとじっくりお話できず、お互いに満足ができませんでしたが、今の時期ならば、それができます。納得のいく丁寧な診療を楽しみたいと思います。

2012-10-27

秋の楽しみ

この1週間は朝が冷え込むようになり、ついこの間まで暑かったのが嘘のようです。季節の変遷の早さに驚きます。私も仕事がやっと一段落したので、ちょっとずつ身辺の衣替えをしているところです。
さて、私のように小柄で細身の者にとって洋服探しは至難の業です。デパートのミセス向きの服はサイズやデザインがゆるゆるで私には合わず、若者向けの服は一歩間違えるとイタイオバサンになりかねません。顔は50歳代なのに、体型は20歳代のままで維持していると、着る物に困ってきます。(実際に私は20代の時の服や水着が、いまだに着られてしまいます。)
最近は、ミセス向きの上品な服は諦めてしまい、ユニクロなどのカジュアル志向になってしまいましたが、ちょっとした冒険をしてみました。私は年間通してスカートは滅多に履きません。夏は虫よけと紫外線対策、冬は防寒のためにズボンを好んでおります。ところが昨日、思い切って超ミニスカートを買いました。これにタイツとショートブーツを組み合わせると妙にピッタリなのです。この丈のミニスカートを履くのは小学生の時以来です。50歳代でまさか履くとは思いませんでしたが、新しい自分を発見した気分です。
秋だからこそ、こんな恰好ができます。寒さが本格的になったらお尻が冷えそうです。今のうちに短い旬を楽しもうと思います。ある意味で人生も旬を楽しまないと、いつのまにか過ぎ去ってしまいます。
夫に感想を求めたら、「後ろから見たら二十歳のお嬢さん。」ですって。それじゃあ、前から見たらどうなのよ~。

2012-10-25

人間ドックを受けました

一昨日の休診日に、人間ドックを受けました。私は毎年10月に受けるようにしております。夏の繁忙期に心身に負荷をかけ、それを乗り越えた直後にカラダの総点検をします。私は今のところ持病もなく、不調を自覚することもまったくなく、健康であることが唯一の取り柄です。それでも開業してからの10年間、人間ドックを欠かしたことはありません。むしろ楽しみでもあります。
受診する医療機関は以前は遠方まで出向きましたが、最近は市内で受け、今回は自宅から徒歩圏の所で受けました。クリニックによってセット項目、オプション(子宮がん検診や乳がん検診など)、料金、報告書のレイアウトなどで違いがあります。顧客満足のためには検査の所要時間、検査着のデザイン(上着の紐が解けて胸が肌蹴てしまうのはNG)、トイレや待合室のアメニティ、医師や看護師、受付の印象なども大事なポイントですが、最も重要なのは最後の食事です。朝から絶食状態が続き、検査中は食事が待ち遠しいです。食堂の雰囲気もいいに越したことはありません。そこで出された食事がヘルシーで美味しければ、評価はぐっと高くなります。終わりよければすべて良し、です。
今回のクリニックは、満足度が高かったです。検査結果も即日報告の限りでは異常もなく、安心しました。また1年間、頑張って働こうと思います。
検診は、どんなに忙しくても万難を排して受けましょう。安心材料を得るための時間とコストは、安いものです。

2012-10-24

アスリートは満身創痍

昨夜は、クレストホテル柏で医師会とアステラス製薬㈱共催の学術講演会がありました。全日本男子バレーボールチームドクターを24年間務められている、整形外科の林先生によるスポーツ障害のご講演でした。私にとっては専門外だけに興味深い内容でした。講演の一部を紹介します。
講師の先生は、常に選手とともに行動しバレーボールの試合中にはベンチで見守り、現場主義に徹して来らたとのことで、講演の半分近くが、バレーボールの試合の動画でした。ロンドン五輪での女子バレーの銅メダルを決めた感動的なシーンやら、男子バレーのロンドン五輪世界最終予選での衝撃的な瞬間、有名選手が試合中にケガを負ったその瞬間の動画が紹介され、食い入るように見入りました。対中国戦では中国チームが、日本のセッターの顔面をわざと狙ってスパイクしたと思えるような映像でした。結果、選手は右目前房出血のため一瞬にして視力を失い、日本チームは司令塔を失ったため敗れてしまいました。試合後に眼科専門医を受診したところ、数日で視力が回復はしたそうですが、無念です。
全日本男子バレーの選手の平均身長は190cmだそうですが、これでも世界の平均身長196cmと比べると世界で最小です。身長の壁を乗り越えるために、過酷な練習に耐えている様子が想像できます。バレーボールの競技は非生理的な動作が多いため、障害発生の危険が多いです。足関節、膝関節の靱帯損傷、手指のツキ指、時として開放性脱臼も見られ、椎間板損傷による腰痛も高頻度です。また、利き腕側の肩棘下筋の委縮、いわゆる「ペッコリ病」も選手の3分の2に発症し、名アタッカーに好発するそうです。右利きの選手では右肩甲骨部位の筋肉が左側よりも委縮してしまい、ペッコリと凹んだように見えます。選手自身も気付かないことが多いとのこと。通常は、筋肉は酷使するほど肥大する印象がありましたが、逆にオーバーユースで筋肉が委縮することもありうる、とのパラドックスは、私にとって驚きでした。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
国際競技では、ドーピングの検査で疑いをかけられないようにするために、投与する薬剤も制限され、点滴は禁止されているそうです。試合中は体調不良でも十分な治療が受けられず、お気の毒です。並大抵でない強靭な心身を持ち合わせていないと、選手生活は続けられません。
満身創痍になりながらも、見る人に感動を与え続けるアスリートたちに、敬意を表します。

今月は連日のように学会や講演会参加が続き、若干食傷気味です。秋は多いです。明日も都内でGSK㈱の講演会が予定されていますが欠席します。先月も参加したことですし。

2012-10-23

丸ビルでのセミナー

一昨日の日曜日、東京駅前の丸ビルでキュテラ㈱主催のトータルスキンセラピーミーティングがありました。そこでの講演の一部を紹介します。
1、部分痩せ治療「TruScalpt」
新しいRFデバイスを使用した部分痩せ治療です。以前に当ブログで、ゼルティックを用いたクールスカルプティング(クルスカ)を紹介しました。原理は、脂肪細胞を4℃に冷却することによりアポトーシスに誘導させ、脂肪細胞の数を減少させます。私自身も施術を受け、数人のモニターさんにも施術させて頂きました。効果は個人差があり、1回のみでも劇的に効いた方もいれば、まったく無効の方もいました。「TruScalpt」(略してトゥルスカ)は、逆に脂肪細胞を45℃4分間加熱することにより、アポトーシスに誘導させるのだそうです。クルスカ同様に2カ月後に効果が発現するとのこと。クルスカはカップのアプリケーターで1時間吸引しますが、トゥルスカはハンドピースを4分間ずつずらしながら当てて行きます。一度当てた部位は赤くなるので、重複することなく施術できますが、施術者が数十分間付きっきりになります。施術部位を選ばず、腹部以外も可能です。最新の治療機で米国のみで使用され、国内ではまだ販売実績がなく誰も使用したことがないそうです。興味はあります。
2、ロングパルスNd:YAGレーザー
元々は、下肢静脈の網状血管や顔面の酒さの治療、脱毛に用いていましたが、近年、爪白癬やイボの治療に用いた発表が相次いでいます。当院でも数少ないながら爪白癬に対して数例試みております。難治性のイボに対してもロングパルスNd:YAGレーザーを用いた治療を開始しようかと考えましたが、課題もあります。従来保険診療で治療を行ってきた患者さんに、自費の治療を勧めることになります。また、照射後に潰瘍形成もあるようですので、瘢痕治癒までのフォローも大変そうです。症例があれば、試みます。

日曜日の午後、新装なった東京駅では多くの人が写真を撮っていました。私も記念に撮りました。

2012-10-22

銭湯で水虫はうつる

先週末の土曜日に、日本橋のYUITOビルで田辺三菱製薬㈱主催のフットケアの講演会がありました。そこでは真菌症の大家のK先生が講演されました。そこでの興味深い話を紹介します。
水虫がないK先生が水虫患者の住むマンションを訪問し、裸足で各部屋に入った後に、足を丸ごと培地にスタンプしたところ、培地に単一の白癬菌のコロニーを多数認めたそうです。次いで、学会で訪れた全国各都市の銭湯に出向き、同様の方法で足を培地にスタンプしたところ、複数の菌種の白癬菌のコロニーを多数認めました。水虫患者が素足で出入りする床には、白癬菌が多数落ちており、そこを踏むだけで簡単に白癬菌が付着するようです。しかしながら、足の角質に白癬菌が付着しても簡単には発症せずに、石鹸で洗ってしまえば容易に白癬菌は落ちてしまい、角質内で生息はできません。角質に付着してから、1日中靴を履き長時間蒸れた状態が続き、足を洗わないでいると、初めて発症します。日本の銭湯、温泉、プール、その脱衣所は、まず白癬菌の温床と思ってよいでしょう。
家族に水虫患者がいる場合には、感染予防のために患者も家族も家の中では靴下を履かれるのがよいです。5本指ソックスを推奨されていました。ナイロンストッキングは不可だそうです。最近の高級旅館では、部屋に足袋のような2本指ソックスを備えたり、館内のスリッパを温泉で他人と共有しないような気配りもされています。
日本人の10人に1人は、生涯に一度は水虫に罹患すると言われています。水虫かしら?と心配されたら、迷わず皮膚科にかかりましょう。

さて、この日は講演会に先立ち、都内の先輩医師のクリニックを訪問しました。そこでは開院2周年のイベントで、プロのメイクアップアーティストによるメイク指導を受けました。まずは洗顔をしました。洗顔直後の完全なスッピンです。いつもながら恥ずかしいですが出しちゃいます。
プロによる基礎化粧品、下地、ファウンデーションの塗り方は時間をかけてとても丁寧でした。アイメイクも狭いパーツを微妙に塗り分けされ、マスカラも上下とも丁寧に塗っていました。口紅は使わずグロスのみで仕上げ、ナチュラルメイクの完成です。
普段はとてもメイクする余裕はなく、毎朝、日焼け止めクリーム、アイブロウ、マスカラ、リップグロスだけで3分間で済ませます。プロの仕事ぶりを見せて頂いて、私にとってはハードルが高いと感じました。メイクの技は一生身に付けられなそうです。

2012-10-21

舞姫たちの夢の競艶

昨日、本日の土日は、診療終了後に慌ただしく都内での学術セミナーに参加しました。昨日は日本橋、本日は東京駅・丸ビル内でした。詳細は後日に報告します。今夜は更にセミナー終了後に、趣味のベリーダンスのショーを鑑賞し、たった今帰宅したところです。私は1日に仕事に、勉強に、趣味にと複数のスケジュールを入れてしまうため、人生が充実しているのですが、忙しくもあります。二足の草鞋どころか三足も四足も草鞋を履いて生きています。

さて今夜のショーは、現在活躍中の7名のスターダンサーとそのチームによるベリーダンスパフォーマンスでした。ダンサーそれぞれに個性があり、魅力的でした。その中でも、最も好みのダンサーに一目惚れしてしまいました。小柄な身長ながら抜群のプロポーションとオーラで、圧倒的な存在感を放っておりました。今宵はアラビアンな世界に陶酔しました。
仕事の後、2日間続けて都内に往復すると疲れが溜まりますが、今からしっかり眠って明日に備えます。では、おやすみなさい。

2012-10-19

メロン結実

当ブログでは、たびたび花壇の近況を報告しておりました。8月13日には、私が食べたメロンが発芽したので双葉を花壇に植えた記事を書き、9月13日にはメロンが開花した記事を書きました。その後は繁忙のため人工授粉することもなく、蟻任せにして放置していましたが、今月には小さな実が生っておりました。しかし季節は既に秋。もう少し育て上げたいところですが、一部の葉は既に枯れてきており、2週間後には未熟ながら収穫をしてみます。果肉が赤いかどうか見ものです。
ついでなので、花壇一杯に溢れんばかりに生い茂ったオレンジのマリーゴールドも撮りました。開院前の3月中旬に、一株150円で買った小さな苗を植えました。こんなに花期が長く楽しめるとは予想しませんでした。
他の花々も咲き誇っております。日当たりが抜群なので、植物の生育環境は極めて良いです。


2012-10-18

AGAは治療できる

先週の美容外科学会では、メーカー各社が出展やハンズオンセミナーを行いましたが、私はMSD㈱主催の「AGAの診かた」のセミナーにちょっとだけ顔を出しました。そこで、患者さん向けの啓発DVDをもらってきました。「AGAは治療できる時代です」というタイトルで、上映時間12分間ながら、非常に分かりやすい内容でした。冒頭のドラマでは、薄毛のお父さんが小学生の息子に、「大人になったら薄毛になる運命だから、髪の毛があるうちに髪型を格好良く決めなさい。薄毛は治らないから諦めるんだ。」と、諭すように語るショッキングなシーンから始まり、そして、その子の20年後の姿も出てきます。なかなかの秀作です。

ところで当ブログでも度々紹介しておりますが、私の夫はAGAに対してプロペシアを飲み続けており、年末で7年になります。本日は1年間分のプロペシアを処方しました。薬局での支払いは90,590円でした。内訳は1日薬価250円×360日分と調剤技術料590円です。既に支払った分の合計金額は70万円以上になりますが、本人はその効果に満足しております。おそらく一生涯プロペシアを飲み続けると思います。

なお先述のDVDは、ご興味のある方にお貸ししますので、当院受付にお申し出ください。MSD㈱のMRさん、もしこのブログを御覧になっていたら、もう1枚DVDをお譲りくださると有難いです。

2012-10-17

食欲の秋です

一昨日は、開院10周年を記念してスタッフと食事会をしました。未だに「夏の皮膚科外来」状態が続き業務繁忙期が終息しない中、忙中閑を作ってやっと実現しました。料理は和洋折衷のフルコースで、一同大満足でした。「秋は食欲が旺盛になる。」との話題で盛り上がり、私だけではなかった、と妙に安心しました。料理の最後には栗ご飯がでました。適度にお焦げがあって、たまらなく美味しくて、私は茶碗3杯頂いてしまいました。お腹一杯でも「ご飯は別腹」、さらにデザートのケーキまで別腹で残さず完食してしまいました。カロリーオーバーでしたが、食欲が満たされ幸せな気分に浸りました。
飽食の翌日は調整日です。昨日は朝はスープ、昼はヨーグルトだけ、それでも空腹を感じず、午後はスポーツクラブで水分補給しながら4時間汗を流し、夜にやっと通常の食事をしました。
今朝体重を測ったら、まったく変わっていませんでした。私のカラダは飽食すると翌日に食欲中枢が制御され、自動的にカロリー摂取制限されます。本能の赴くがまま貪っても、翌日に制御機構が作動するマイコン内蔵のようなシステムで、収支バランスがとれます。なので体重、体脂肪率もずっと変わらず一定です。
食欲の秋、上手に調整日を設けながら秋の味覚を楽しみたいと思います。

2012-10-15

開院10周年を迎えて

平成14年10月15日に開院し、本日で10周年を迎えることができました。10年間を振り返ると、長かったようで短かったです。
勤務医時代には経験したことがない様々な苦労を経験し、人生の勉強をすることができました。詳細は省きますが、開業されている先生ならば容易に御想像できることでしょう。最近は、それすらも楽しめる余裕がでてきました。10年のキャリアが成せる業です。

家庭を顧みると、開業当時、娘たちは小学6年生と3年生でした。今では大学4年生と1年生で、2人とも医学部医学科に進学しました。私はずっと仕事優先の生活で、土日祝日も仕事で家にいることがなく、娘たちと関わる時間もほとんどありませんでした。勉強のことは学校任せでしたが、学校行事にも滅多に参加せず、娘たちの学校での様子も知る由もありませんでした。娘たちから進路の相談をされることもなく、「行きたいところにどうぞ。好きなようにしなさい。」と言ったら、それぞれが進学先を決めてきました。母親らしいことは何一つできませんでしたが、家庭の事で私が煩わされることなく仕事に専念できたのは、家族のお陰です。

ところで医療は、サイエンスでもありアートでもあります。医師はサイエンティスト兼アーティストだと考えます。私は、開業してから勤務医時代に未踏であった分野に果敢に挑戦し、芸域を広げてきました。現在も進行形です。医院のHP作成と運営、ブログの更新、こうしたことをIT技術や知識ゼロで文章書くのが苦手な私が続けられるのは、奇跡のようです。(実は私は機械が苦手で、携帯電話もまともに使えません。)美容診療も開業してから患者さんに背中を押されて手を染めて、次々に深みに嵌り、現在の形態になってきました。私は芸域を広げ、技を磨くためならば投資と時間を惜しみません。勤務医から開業医に転身して最も良かったと思うのは、自分の裁量で芸域を自由に広げることができることです。これが開業の醍醐味です。

当院のスタッフは、昨年7月から看護師2名が入り、4月に移転してからさらに1名入りました。看護師が入ったことにより、診療は格段とスムーズになりました。採血や処置のみならず、患者さんへの懇切丁寧な説明を安心して任せられます。私の負担は軽くなりました。当院の歴史で看護師が入ったことで、大きな転換期を迎えることができました。やはり医療はチームで行うと効率的、機能的になります。

開業当時、10周年までにはテナントビルを出て自社家屋を建てたい、と目標を立て、本年それが実現しました。次の10年、開院20周年への展望としては、そろそろ「老い支度」を始めようかと考えています。私の右腕になるような優秀な医師に、お手伝いをお願いできればいいなあ、と密かに構想を持っています。そしていつの日か私は院長を引退するでしょう。その時には、当ブログのタイトルも変えなければいけません。そんな妄想を抱きつつある今日この頃です。

最後になりましたが、10年間、私と御縁のあったすべての方たちに心より感謝申し上げます。お陰さまで本日を迎える事ができました。今後も何卒、御厚誼のほどお願い申し上げます。
本日、㈱ポーラファルマの方よりお祝いのお花を頂きました。ありがとうございました。

2012-10-14

抗加齢医療への提言

アンチエイジングに関する提言が、様々な立場の専門家から寄せられ、百花繚乱の観を呈しております。見た目年齢マイナス20歳を誇るカリスマトレーナーや医師が、メディアでは脚光を浴びています。この内の1人であるN先生は、「1日1食主義が原則。昼間は空腹を堪えて仕事をして、夜はしっかり食べてすぐに寝なさい。運動はする必要なし。」との主張で、精力的に出版活動されています。最近はこれに対抗してT先生が、「こんな生活では早死にする。小太りが長生きする。」との出版物を出されました。
先日の美容外科学会では、今最も注目を浴びている順天堂大学の白澤卓二先生が、「抗加齢医療への提言」とのご講演をされました。昨日の当ブログでも紹介しましたが、今回の学会では美容外科以外を専門とする旬の先生方が講師として招かれていました。白澤先生の理論は他のどの方よりも最も理に適い、納得ができるアンチエイジング理論だと思いました。講演の一部を紹介します。

加齢を制御する最も重要な要素は食事です。長寿遺伝子Sir2をスイッチ・オンにするには、適正カロリーを保つことが重要です。米国ウィスコンシン大学で行われたアカゲザルのカロリー制限実験では、20年間30%カロリーを制御されたサルの方が若々しいことが実証されています。見た目の毛並もよく、運動機能、認知機能とも若かったそうです。一方の通常のカロリーを摂取したサルは、カルシウムの摂取量は十分にも関わらず、全身の骨粗鬆症が著しく骨折の危険が高いです。
摂取カロリーを腹七分目に抑えることが重要であり、適正カロリーを保つことで、メタボリック症候群や、糖尿病などの生活習慣病を予防できます。野菜や果物に含まれているフィトケミカル(植物化学物質)は認知症の予防効果があります。ビタミン・ミネラルに加え、食材の抗酸化作用により身体の錆びつきを防ぐ効果が期待できます。赤ワインに含まれるポリフェノール、レスベラトールには、Sir2を活性化し生活習慣病を改善する効果があります。食生活はバランスが大切です。

加齢を制御する2番目に重要な要素は運動です。椅子に座ったオフィスワークが多くなった現代人の生活で最も必要とされていることは、日常生活の中で、エネルギーを消費することです。日常生活の活動量を上げることにより、糖尿病やメタボリックシンドロームの患者の多くが、経口糖尿病薬の量が減ったり降圧剤を服用しなくても血圧が正常になっています。スキーやダンスなど一生涯続けられる運動が、介護予防や寝たきり予防の効果があります。

そして3番目は、生きがいです。何歳になってもチャレンジ精神を失わないこと、そして刺激的な環境創出やときめきを持ち続けることが大切です。

以上が、ご講演の要旨でした。1日3食腹7分目で野菜中心、日常生活で適度の運動をしてカラダを怠けさせない、ブログで日々創作に挑戦。私が実践していることです。肩肘張らずとも、自然体で続けていけますし楽チンです。目新しいことを始めなくとも、現在の生活を続ければ良いと知って安心した次第でした。

2012-10-13

肉体年齢を若く保つ

昨日の美容外科学会で、スポーツドクターの中村格子先生が「アンチエイジングとフィジカルエクササイズ」のご講演をされました。10月7日の当ブログで中村先生の写真を掲載しましたが、モデル並みのプロポーションをされています。講演の一部を紹介します。

肉体の見た目年齢は、運動器年齢とほぼ相関します。運動器は、骨、筋肉、関節から構成されます。加齢による骨の変化を骨粗鬆症、加齢による筋肉量の減少をサルコペニアと呼びます。姿勢が良いと若々しく見えますが、猫背では老けて見えます。腸腰筋、大腿四頭筋、臀筋がサルコペニアになると、胸郭が下方に傾き、背中が曲がった老いた体つきになります。日頃から正しい姿勢を意識して保つことが大事です。
見た目で美しい肉体は、デコルテ・バスト、肩、ウエストライン、ヒップラインで決まります。ウエストのくびれは内腹斜筋、外腹斜筋のトレーニングで得られますし、ポッコリお腹は腹横筋のトレーニングで解消できます。ちなみに美しいバストは、バストトップが両上腕の中央を線で結んだ線上に位置し、黄金比と呼びます。
中高年が痩せたいと思い、急激なダイエットを試みたり、スポーツクラブで短期間の激しいエクササイズを行うと、却ってサルコペニアが進行することにより運動がしんどくなり、ぱったり運動をやめると益々太ることになりかねません。肥満の悪循環に陥ります。
健康で若い肉体を維持するために、また腰痛や肩こりの解消のためにも、短期間の激しいエクササイズよりも、毎日の生活習慣の中で姿勢や基本的な所作を意識する習慣を持つことが重要です。さらに適切なエクササイズの指導は重要です。エクササイズを指導する側は、美しい肉体でなければ説得力を欠くことになります。

このように講演を結ばれた中村先生は、檀上で美脚を惜しげもなく見せて簡単なエクササイズと、臨床現場で応用できる運動器老化の見極めポイントも紹介してくださいました。私は老化予防のためのエクササイズ指導は大変興味があるのですが、その余力はありません。今はちょっと無理なのですが、いつかは始めるかもしれません。

2012-10-12

恵比寿ガーデンプレイスでお楽しみ

昨日から2日間、品川のグランドプリンスホテル高輪にて美容外科学会がありました。私は、都内で2日間学会があるときには宿泊することが多く、今回は恵比寿ガーデンプレイス内のウェスティンホテル東京に泊まりました。(話はそれますが20年以上前の大昔、私が夫と初めてデートしたのは恵比寿ビアステーションで、新婚1年間は渋谷区に住み、長女の母子手帳は渋谷区が交付しました。)
昨夕にクラブフロアにチェックイン。そこでワインとおつまみと頂いた後、向かったのは恵比寿ガーデンプレイス内にある高級スポーツクラブです。入会時には、入会金と年会費合わせて70万円を一括で支払うようですが、ホテルのゲストには滞在中の利用料がサービスされていました。
昨夜はズンバのレッスンに参加しました。開始前にスタジオの前で私が立っていると、「インストラクターの先生は交代されたのですか?」と声をかけられました。意味が分からずキョトンとしていると、相手の方は気まずそうに笑って去っていきました。おそらく、私をズンバのインストラクターと間違えたようでした。Tシャツ姿の参加者の中で、私1人が原色のタンクトップを着ていたからかもしれません。光栄です。さてレッスンの方はラテンダンスというより、心肺機能の向上を狙ったエアロビ系のエクササイズでした。50分間動き心拍数が上昇しっ放しで、正直きつかったです。久々に汗だく状態になりました。
ホテルに戻ると疲労困憊でブログの更新をする気力もなく、ウェスティンホテル自慢のヘブンリーベッドでそのまま眠ってしまいました。
今朝も懲りずに朝食後にスタジオでのストレッチに参加し、その後、学会会場に向かいました。朝7時台からフィットネスプログラムが組まれており、出勤前に立ち寄ることができるようです。ホテル館内にも24時間営業のフィットネススタジオがあり、早朝から多くの欧米人宿泊客がランニングマシーンで走っておりました。壮観な眺めでした。ちなみに日本人は皆無でした。ビジネスエグゼクティブは、世界中どこでも体力増進のための努力を惜しみません。メタボであってはならない、との意識が強いようです。
2日間に渡る学会で多くの情報を得ることができました。明日以降に報告します。

2012-10-10

移転して半年

4月10日に、現在地に移転して丁度半年経ちました。移転して新規開業時には、患者さん、同業の先生方、会社関係の多くの方からお祝いを頂き、とても嬉しかったです。最初の1カ月は事務手続きに追われ、その後は皮膚科の繁忙期に突入し、毎日毎日、本当に忙しかったです。秋の彼岸過ぎには若干空いてくるのが常ですが、今年はその兆しがなく今月も真夏並みに混んでおります。今日も私の昼休みは10分間でした。ゆっくり食べている暇はないので、お陰さまで太る暇もありませんでした。
こういった生活は有難いことです。駅前のビル内診療所から徒歩4分の離れた場所に移転し、利便性が悪くなった分、もしかしたら患者数が減少するかも?と若干懸念したのですが、杞憂に終わりました。スタッフと患者さんに恵まれました。診察室と処置室の部屋数が多くなり、スタッフの人手も増えた分、並列で処置や施術が同時進行し、診療がスムーズに流れるようになりました。壁とドアで防音され、会話が漏れ聞こえることはなく、患者さんのプライバシーが保たれております。私の動線も無駄がなく、快適です。
土日では40人(2時間)待ちが常なので、待合室と駐車場の狭さは否めないでのすが、それでも、建物の設計構造は、ほぼ私の理想通りの仕上がりでした。オーナーや他のテナントの軋轢もなく、気疲れしません。賃貸マンションから戸建のマイホームに引越したようなもので、移転して心底良かったと思います。

昨年の大震災の前日に土地購入を仮契約、大震災翌日に本契約、その後は不安に怯えながら、連休中に施工会社と契約し、大震災1年後の本年3月10日に完成した物件を引き渡されました。1か月後の4月10日に無事に新規開院の運びとなり、現在に至りました。
日本社会が今後どうなるか先行き不透明で、周囲が守りの態勢に転じている中、私は攻めの態勢に打って出て、人生最大の大勝負に出ました。今のところ私は多くの幸運に恵まれ、震災直後の私の判断は間違っていなかったと感じております。私を支えてくださった多くの方々に、感謝申し上げます。

さて、明日と明後日は学会参加のため2日間休診にさせていただきます。出張先のホテルでもしできれば、ブログの更新を試みます。帰ってきたら、詳細なレポートを記事にします。

2012-10-08

「ロミオ&ジュリエット」日本初公演

10月6日(土)17:30~渋谷の東急シアターオーブにて、フランス版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の初演があり、行って参りました。シェイクスピア原作の有名な物語です。今回のフランス版は演出が素晴らしく、情熱的で官能的なダンスが盛り込まれておりました。私は現地で見てきましたが、ヴェローナの街並みやジュリエットのバルコニーなどの舞台装置は雰囲気が良く出ています。ダンサーの振付や衣装は現代風にアレンジされ、舞踏会は現在のクラブでのダンスのようでした。バレエをベースにしたキレのよいダンスに魅了されました。フランスならではの味付けに「Bravo!」です。
さて、あらすじは子供の頃から知っており、英語の原作も読んだことがありましたが、大人になって見ると、主人公2人の気持ちが到底理解できなくなります。恋人が死んだからといって、何も後追い自殺なぞしなくとも、と思います。特にジュリエットが短剣で胸を刺すシーンには、「早まらないで!」と邪魔をしたくなります。
「若いんだし、キレイなんだから、生きていればもっとイイ男が見つかるよ。」
オバサンは、若さゆえの思い詰めた行動を断固阻止します。
「地球上の数多の男の中から、一番イイのをまた選べばいいのよ。女が男を選ぶのであって、男は選ばれる存在よ。頑張って!」
年を取ると、若い頃とは全く違う感想を抱きます。文学・芸術作品の醍醐味です。

2012-10-07

美ボディ女医と女子会

昨日の土曜日は充実した1日でした。(いつもですが。)土曜日なので100人以上の患者さんが来院され、午後は予約の手術をしました。その後は人事関係の業務を終えてから、向かった先は渋谷のヒカリエです。
最新の劇場東急シアターオーブで、フランス版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の初演がありました。17:30過ぎに私が着席すると、待っていたかのように30秒後に開演しました。女性客が99%で、中には芸能人と思われるドレスアップした方もいました。期待以上に素晴らしい公演でした。感想は明日の記事に譲ります。
公演終了後は、ポーラファルマ㈱主催の美肌Cafeに参加するため、日本橋のマンダリンオリエンタル東京に向かいました。私が到着した頃には講演は既に終了し、懇親会からの参加となりました。今回の講演は中村格子先生による「正しい姿勢でビューティフルエイジング~美習慣を身に付けて女性ホルモン変化に負けないカラダを作りましょう~」でした。大変に興味ある内容でしたが、今週末のある学会で講演される予定もあり、そこに私は参加予定ですので拝聴するのを楽しみにしております。
中村先生はスポーツドクターとして有名で、自ら主演した「大人のラジオ体操」のDVDを出されました。エクササイズのインストラクターとしてご活躍中で、最近は専門の整形外科の診療よりも、TVなどのメディア出演でご多忙のようです。
御覧のように、見事なプロポーションをされています。
懇親会でのツーショットです。身長が171cmと私よりも20cm高いです。羨ましい限りですが、先生は「私がデカ過ぎるんです。」と御謙遜なさっていました。仕事帰りの普段着の私と違い、ドレスアップされていました。
懇親会会場を見渡すと、参加者の女性医師は美女ばかりで、キレイに着飾っていらっしゃいました。色気よりも食い気に走る私は、白ワインとスイーツで上機嫌になりました。今月は何かと美味しいものを頂く機会が多いのですが、それに見合ったエクササイズの励行も必要だと感じております。

2012-10-05

抗ヒスタミン薬の豆知識

昨夜はクレストホテル柏にて、サノフィ㈱主催の「知って得する抗ヒスタミン薬の豆知識」の講演会があり、多数の皮膚科、耳鼻科、小児科の先生方が参加されました。私は、レーザー照射翌日のすすけた顔でしたので参加も躊躇われましたが、ネット上に顔を公開した以上、今更隠しても仕方がないと腹を括り、行ってきました。医師や薬剤師にとって常識かもしれないのですが、講演の一部を紹介します。

第2世代抗ヒスタミン薬のうち、添付文書に車の運転の注意が記載されていないのは、アレグラとクラリチン(ロラタジン)の2種。意外にもザイザルは入っておりません。先日の札幌での学会でも、発売当時に眠気が少ないと謳われていたザイザルはその後の検討の結果、ジルテック(セチリジン)とさほど変わりなかった、との報告もありました。やはり現行では、最も眠気が少ないのはアレグラのようです。
癲癇の既往のある小児や発熱した小児には、痙攣を避けるためにアレジオンドライシロップが安全である。
妊婦への投与は、ジルテック(セチリジン)、ザイザル、クラリチン(ロラタジン)が推奨される。旧い安全基準にはアレグラが入っていたが、改定版では何故か削除された。
授乳婦への投与は、アレグラ、クラリチン(ロラタジン)が推奨される。
以上です。妊娠中でも、授乳中でも安心して服用できる抗ヒスタミン薬がありますので、痒みを我慢する必要はありません。
講演会終了後の懇親会で、私の顔の変化を指摘したのは、20年の御付き合いのある元同僚の先生でした。やはり女性の顔の異常を指摘するのは、よほど親しくないとしないようです。

2012-10-04

eMatrix24時間後

昨日私の顔に、フラクショナルレーザーeMatrixを照射して24時間経ちました。予想通り蒸散後の点状カサブタが無数に付着し、黒くすすけた様な顔です。眼瞼では浮腫が目立ちます。本日の診療中に患者さんから私の顔の変化について、指摘されるのでは?と内心期待していたのですが、誰からも言われませんでした。気付かないか、あるいは気付いても敢えて尋ねないか、のいずれかでしょう。
午後にフラクショナルCO2レーザーを予約されていた患者さんに、私の顔を見せて、昨日eMatrixを照射したことを伝えたところ同意をされたので、早速eMatrixを施術させていただきました。あえて麻酔クリームなしで施術しましたが、大した痛みではない、とのことでした。快感とまではいかなくとも、不快感はなさそうでした。明日もフラクショナルCO2レーザーの予約が数件あり、eMatrixを勧めてみるつもりです。
24時間後の私の右頬です。方眼紙のスタンプを押したように、褐色の点状カサブタが無数に見られます。
同じく左頬です。
新機種はまず自らが被験者になって施術を受けて、翌日以降に患者さんに施術部位を見せた上で施術させて頂く、というのが私の戦略です。ダウンタイムを実際に見て頂くのは、何よりも説得力があります。

2012-10-03

eMatrix、痛気持ちイイ

本日、RFによるフラクショナルレーザーeMatrixのデモ機をお借りしました。当院ではすでに、non- ablativeレーザーのスターラックス1540とablativeレーザーのフラクショナルCO2の2機種を使用しておりますが、eMatrixはその中間的侵襲性のsublativeリジュビネーションに位置します。特徴としてRFの電流が真皮網状層に流れ、表皮の損傷を少なく抑えつつ、真皮への熱損傷を大きくしています。他のフラクショナルレーザーと同様に、小皺、たるみ、毛穴、ニキビ跡に有効です。以前より学会や講演会で、eMatrixの臨床的効果について見聞しておりましたので、大いに関心を持っておりました。
さて早速、私の顔全体にeMatrixの施術を受けました。当ブログで既に報告しましたが、私はフラクショナルレーザー、スターラックス1540を過去に11回照射済みです。私は痛みに強いため、いつも前処置の麻酔なしで施術します。最後は5月の連休中でした。年齢の割にシワが少ないのは、そのお陰です。
下の写真は、本日の施術直前の写真です。スッピンのアップ写真をネット上にさらすのは、ちょっと恥ずかしいです。
eMatrixを全顔に400発照射直後の写真です。期待通りに紅斑、浮腫、点状紫斑が出現しました。顔が腫れているため、一見すると施術前よりオバサン顔です。
なお、今回は施術直前に麻酔クリームを塗ってラップで覆いました。そのため多少のチクチク感はあるものの、不快な疼痛は感じませんでした。むしろ痛気持ちイイ感じでした。たとえば筋トレによる筋肉痛のように、痛みがあればその後の効果への期待も高まります。現在、麻酔の効果はとっくに切れているはずですが、若干のほてりがあるのみで、我慢できないような痛みはまったくありません。さて、明日は赤みはどうなっているのか?診療もありますので患者さんも気付かれるか?興味津々です。
私にとって、フラクショナルレーザーは良き友です。外からの注射と違って、自らの線維芽細胞を熱刺激してコラーゲン産生させるのは、まるで筋トレによる筋細胞産生のようです。熱痛さも快感です。No pain,no gain.私の座右の銘です。

2012-10-01

北海道から帰りました

台風17号は列島に爪痕を残し、去って行きました。私は昨夜は定山渓に泊まり、午前便で帰ってきましたが、昨夜の欠航の影響で新千歳空港はいつになく混雑しておりました。
さて、北海道は何度行ってもいいです。私のお気に入りです。20年前に北海道にハマっていた頃は年に4回ほど行っておりましたが、開業してからは御無沙汰し、今回は5年ぶりでした。昨日の朝は、北大植物園に行きました。札幌には何度も来ているのに、植物園に行ったことはありませんでした。札幌駅から徒歩10分のビルが立ち並ぶ中心街にありながら、一歩、足を踏み入れるとそこは別世界です。整備された敷地内に原始林を思わせる巨木が林立しており、散策していると、北海道の原野にいるような錯覚に陥ります。外の世界とは空気が違います。私は植物に関しては素人ですが、研究者にとっては国内唯一の貴重な研究の宝庫なのでしょう。園内はどこを見ても美しかったです。
昨夜泊まったのは、定山渓第一ホテル翠山亭です。温泉、食事など期待以上に素晴らしく、私が今まで泊まった国内の旅館の中ではベスト5に入ります。特筆すべきは、接客の従業員で和服姿の女性は見かけず、スーツ姿の男性ばかりでした。フロントでも食事処でも男性ばかりでバトラーサービスのようです。しかも接遇が抜群でした。宿泊客の9割が女性のように見受けました。朝食の和食ビュッフェでは、サツマイモやジャガイモを単純に蒸したもの、北海道産の小豆を用いたお汁粉など、私の好みの食材が多かったです。完全に女性客をターゲットにしており、心憎いばかりです。札幌に来る機会があれば、是非また泊まりたいです。

今回の北海道滞在は、台風の影響で帰りの飛行機がずっと心配でしたが、植物園良し、旅館良しで、最大限にリフレッシュできました。明日からまた仕事を頑張ります。