2012-06-06

差別発言ではありません

5月29日の「他責思考の勘違い」の記事を読んだ方から、本日お電話を頂きました。私は診療中でしたので、スタッフが対応いたしました。お名前は名乗らず、ご自身が精神科通院中の患者であることを明かした上で、「あの記事は、精神障害者に対する差別発言なので、すぐに撤回謝罪を要求する。さもなければ、訴えます。」というような趣旨のお話だったそうです。
本来ならば、私が個別にその方に連絡をとり、回答すべきところなのですが、お名前も連絡先も不明なので、唯一の手段であるブログ上で回答いたします。
あの記事は、精神疾患を有する患者さんすべてについて記載したわけでもなく、まして、個人を誹謗中傷したわけでもありません。当院に新患で来院される約5%、ほぼ20人にお1人は精神科や心療内科に通院中で服薬中で、きちんとコントロールされている方がほとんどです。コミュニケーションをとるのに何ら問題はありません。良識的に行動されています。問題なのは、きちんと医療を受けず疾患を放置されている方の一部で、病気ゆえの被害妄想から、社会生活で問題を生じる、という趣旨です。このような方々に精神科受診を勧めるのも、本来は医師の仕事ではありますが、ご本人がその必要性を理解されない場合、また難しいです。おそらく、多くの医療現場で働く方たちは、同じ思いだと考えます。
もし、あなたの誤解が解けず、それでも差別されているとお感じならば、私の文章表現の稚拙さのためであり、それに対しては謝罪いたします。誤解を招く表現で申し訳ありませんでした。
最後にお願いがありますが、障害者の人権を主張する目的での受診は、お断りいたします。他の患者さんに何の罪もありませんので、診療妨害はおやめください。なお、先刻のお電話の内容は録音させていただきました。

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