2012-06-27

10代のニキビ

本日は校医を務めている学校の検診の最終日でした。4月より水曜日に通算5回行き、本日で終わりほっとしました。検診で診るべき項目にアトピー性皮膚炎がありますが、意外に罹患率は低く、5%未満の印象でした。一方、項目にはないものの、圧倒的な罹患率だったのは顔と背中のニキビでした。20~25%の印象があります。しかも中等度~重症の割合が多かったです。
ニキビは立派な皮膚病です。しかもcommon diseaseです。洗顔と市販薬では、なかなか治癒しません。ニキビが厄介なのは、ニキビが花盛りの時期もコンプレックスになったり気分が落ち込みますが、強い炎症の後には一生消えない瘢痕を残してしまうこともあります。通常は陥凹しますが、顎などではケロイド形成することもあります。一旦、瘢痕化したものは完全に消すことは困難です。フラクショナルレーザーで目立たなくすることはできますが、自費の治療で、複数回の施術が必要です。
瘢痕を作らないようするためには、炎症の早期改善とコメド(毛穴の詰まり)の予防とコントロールを日常的に継続する必要があります。皮膚科専門医による治療が必要になります。具体的な治療内容は、2011年2月17日の「たかがニキビ、されどニキビ」のブログ記事に記載しましたの、ここでは割愛します。10代のニキビの患者さんにお勧めしたい外用剤は、アダパレンゲルです。即効性はありませんが、長く続けるとニキビができにくくなります。
ニキビは皮膚科で治しましょう!
最後に一言。髪の長い方は、髪を結び、顔に髪がかからない様に工夫する必要があります。サイドの髪が頬につくと、いくら洗顔して抗菌薬を塗っても不潔になりやすいです。ニキビを隠したい気持ちは分かりますが、本気でニキビを治したいのなら髪型の工夫をするのが第一歩です。

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