2012-06-30

空港ラウンジにて

今、私は成田空港の出発ロビー内のデルタ・スカイラウンジにいます。一足早い夏休みをバリで過ごす予定で、11時の搭乗を待っているところです。ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスに乗ります。ラウンジは広くて人もまばら、ゆったりしています。ちょっと遅めの朝食を取りました。野菜スープ、生春巻き、野菜スティック、ヨーグルト、フルーツなど、ヘルシーなメニューでした。飲み物も種類が豊富でしたが、機内でのサービスに期待して、ここは控えました。ラウンジ内では無線でインターネットが使えるので、こうしてブログの更新もできます。

では、行って参ります。バリへgo!

2012-06-29

アクネ談話会

昨夜は、ガルデルマ㈱と塩野義製薬㈱が共催で、柏にて東葛地区女性医師アクネ談話会がありました。演者は目黒区で開業されているJ先生、座長は私でした。J先生は、東京女子医大のご出身で日赤医療センター皮膚科副部長を務められ、開業後は美容医療にも取り組まれ、TV出演、雑誌取材、執筆活動などで、ご高名な先生です。先日の京都での学会でも教育講演をされ、内容は当ブログでも紹介しました。
昨日の講演は「ニキビ治療における実践的患者指導---ディフェリン+Isolazのコンビネーション治療と美肌効果の可能性」でした。アダパレンの使い方次第で、ニキビのコントロールが上手くいくか否かが決まります。患者さんへの具体的な指導の仕方、モチベーションの維持のノウハウなどにつき、大変分かりやすく、解説していただきました。抗生剤内服を併用しても炎症の改善が乏しい症例には、吸引機能を兼備した光治療を自由診療で行われているそうです。
患者さん個々の病態に応じて、複数の治療を組み合わせて、適切な治療法を見出し疾患をコントロールする。エビデンス度の高いニキビ治療の選択肢が、時代とともに増えて行くのは、心強いことです。私が皮膚科医になったばかりの頃とは、隔世の感がします。

さて、6月の診療も本日で最終日でした。明日から7月4日まで、5日間休診とさせていただきます。今回は、ちょっと遠出します。旅先でインターネットが使えたら、ブログの更新をしてみます。

2012-06-28

旬の美味

今の季節、メロンとサクランボが旬でたまらなく美味しいです。最近、当院においでになったお客様と患者さんからそれぞれ頂きましたので、午後の仕事が終わった寛ぎタイムに賞味しております。1日の診療が終わり、ほっとした瞬間に美味しいものを食べるのは、私にとって至福の時間です。疲れがとれて、ブログを書く気力も湧いてきます。やはり美味しいものを食べるのは、最も簡単なストレス解消法です。今日の私のおやつを食べる前に撮りました。

一方、くだものだけでなく、旬の野菜も美味しいです。昨日は、自宅で朝もぎのトウモロコシを食べましたが、甘味が抜群でした。カボチャもトマトも旬を迎えます。美味しくてヘルシーな食材を賞味できる今の季節を楽しみたいと思います。

2012-06-27

10代のニキビ

本日は校医を務めている学校の検診の最終日でした。4月より水曜日に通算5回行き、本日で終わりほっとしました。検診で診るべき項目にアトピー性皮膚炎がありますが、意外に罹患率は低く、5%未満の印象でした。一方、項目にはないものの、圧倒的な罹患率だったのは顔と背中のニキビでした。20~25%の印象があります。しかも中等度~重症の割合が多かったです。
ニキビは立派な皮膚病です。しかもcommon diseaseです。洗顔と市販薬では、なかなか治癒しません。ニキビが厄介なのは、ニキビが花盛りの時期もコンプレックスになったり気分が落ち込みますが、強い炎症の後には一生消えない瘢痕を残してしまうこともあります。通常は陥凹しますが、顎などではケロイド形成することもあります。一旦、瘢痕化したものは完全に消すことは困難です。フラクショナルレーザーで目立たなくすることはできますが、自費の治療で、複数回の施術が必要です。
瘢痕を作らないようするためには、炎症の早期改善とコメド(毛穴の詰まり)の予防とコントロールを日常的に継続する必要があります。皮膚科専門医による治療が必要になります。具体的な治療内容は、2011年2月17日の「たかがニキビ、されどニキビ」のブログ記事に記載しましたの、ここでは割愛します。10代のニキビの患者さんにお勧めしたい外用剤は、アダパレンゲルです。即効性はありませんが、長く続けるとニキビができにくくなります。
ニキビは皮膚科で治しましょう!
最後に一言。髪の長い方は、髪を結び、顔に髪がかからない様に工夫する必要があります。サイドの髪が頬につくと、いくら洗顔して抗菌薬を塗っても不潔になりやすいです。ニキビを隠したい気持ちは分かりますが、本気でニキビを治したいのなら髪型の工夫をするのが第一歩です。

2012-06-26

蝶のお便り

私が最も尊敬する皮膚科の先生は、北里大学名誉教授であられるN先生です。皮膚科医ならば誰もが知っているご高名な先生です。80歳代とは思えぬほど、今でも精力的にご講演活動をされています。私は、直接病院でご指導を受ける機会はありませんでしたが、道を極めようと修行過程にある皮膚科医にとって、N先生のご講演を拝聴すると、霧や霞が晴れるがごとく迷いが吹っ切れ、視界が明るくなります。発疹の診断学に関して、N先生より秀でた方は、未だに出ておりません。と私は考えます。今でも、お会いするたびに頭脳明晰ぶりに感服いたします。
学会や講演会の懇親会のたびに、私はN先生のところに行き、周りの先生方を押しのけてでもN先生に講演内容の感想を述べたり、質問をさせていただきました。N先生も、そんな私の名前と顔を覚えてくださり、年賀状を送って下さるようになりました。
医院の移転のお知らせをN先生に送ったところ、昨日、蝶の写真を貼った、お手製の絵葉書を頂きました。蝶のお好きなN先生が、石垣島で撮ったベニモンアゲハの写真です。ベニモンアゲハは、文字通り翅に紅色の斑点があります。(皮膚科の発疹学では紅斑と言います。)元々は日本では見つからず、東南アジアに生息していたのですが、1970年ごろより沖縄諸島でも生息するようになったそうです。地球温暖化が一因とされています。
N先生、大変貴重な写真をお送りくださり、ありがとうございました。私の「お宝」です。

2012-06-25

エルビウムヤグレーザーの銃声

本日は、顔中に多発する脂漏性角化症(老人性イボ)の患者さんに、エルビウムヤグレーザーで治療してみました。4日前にデモ機を借りて、患者さんに対しては初めての使用経験です。無数に病変があるため、30分以上かかりました。6月21日のブログで、CO2レーザーと比較した第一印象を書きましたが、その追加報告です。
長所の追加として、吸煙機能があるためまったく臭いがしないので、別の吸煙機を使用する必要はありません。CO2レーザーを30分使用した場合、いくら吸煙機を使用しても焦げ臭さは残ります。
短所の追加として、けたたましい銃声のような爆発音です。連続で照射すると、リボルバーで乱射しているが如く、銃声音が院内中に響き渡ります。患者さんも、おそらく待合室にいる方もびっくりされるでしょう。CO2レーザーも多少音はしますが、爆発音ではありません。

ボデイーの重量感とエンジン音は、やはりドイツ車をイメージします。レーザー購入代金もベンツ1台分です。実は私はベンツに乗っていますが、たまに国産のハイブリッドカーに乗ると、キビキビした軽い走りと静かなエンジン音に惹かれます。余裕があれば、使用用途に応じて複数台を乗りこなす(使いこなす)のもいいかもしれません。

2012-06-24

子育て中の楽しみ

本日は、鹿嶋市で開業されている同門のMご夫妻が、ご家族揃って当院にお越しくださいました。4歳と2歳の可愛い盛りのお子様連れです。2人ともパパとママが大好きなようで、べったりです。べったりされた親の顔を見ると、目尻が下がり、何ともいえぬ幸せな表情をしています。
私は自分の子供たちの幼児期の頃を思い出しました。幼児期の子供は、日ごとに言葉を急速に覚え、時として不完全な表現もしますし、名語録、珍語録も飛び出します。その都度、大笑いし、その後は夫婦で子供の物真似をして、漫才のように珍語録を再現し、楽しんでいます。今でも日常の中で、子供たちが1~6歳の時に残した名語録、珍語録を言い合っては、笑っています。当の本人は知らん顔です。おそらく夫婦の間では一生、同じネタでウケ続けると思います。
子供が成長すると、新しいネタの提供はなくなり、面白味がなくなってしまいます。「子供は幼児期までに、一生分の親孝行をしている。」とは、よく言ったものです。
M先生、親子で過ごせる今の時期は、人生の中で黄金の貴重な時間です。子育てを思う存分、お楽しみください。本日は、遠路はるばるお越し下さり、ありがとうございました。ご一家のご多幸と、お子様方の健やかなご成長をお祈り申し上げます。

2012-06-23

花菖蒲が満開

自宅の庭では、花菖蒲が満開です。5月13日のブログではジャーマンアイリスを載せましたが、花期がそれぞれ違います。見た目もジャーマンアイリスが、ドイツ人女性のように大柄でグラマラスなのに対して、花菖蒲は日本人女性のように小柄でスレンダーで、その差は一目瞭然です。日本原産アヤメ科の中でも花菖蒲、カキツバタ、アヤメの3種類の見分け方が難しいです。外側の花びらの基のところに、花菖蒲は黄色、カキツバタは白、アヤメは網目状の模様が、それぞれあることで区別できます。花期もカキツバタとアヤメは5月に開花し、花菖蒲は6月です。
いずれアヤメかカキツバタ・・・甲乙つけがたい美女を前にした心情でしょう。
うちのは、鮮やかな黄色の模様があるので、明らかに花菖蒲です。

こちらはサンパチェンスです。当院の花壇にも咲いています。
やっぱり梅雨は紫陽花。次々と花を咲かせ今が見頃です。今日は長女の誕生日なので、記念に撮りました。卒業まであと2年9か月、3年後の誕生日には、どこかの病院で研修医として忙しく働いていることでしょう。

2012-06-22

大雨の日はエクササイズ

今朝は大雨のため比較的すいていたので、私のエネルギーも余剰気味。一昨日にマシーンで筋トレをしたので、昨日は大腿部の筋肉痛が起こりましたが、今日には回復しました。
こんな日は、院長室でエクササイズです。ダンス・スニーカーに履き換えて、ヤーナリズムのDVDを見ながら、全身を鏡に映して踊りました。正味40分ですが、真面目にやると心拍数も上がり汗をかきます。途中で2回水を飲みました。ヤーナリズムは、気軽に始められて道具も不要、ひたすら楽しいです。
トレーシー・メソッドの最強の腹凹腹筋トレーニングも、私の好みで、自宅で時々やっています。こちらはマットとダンベルと、そして気合いが必要です。苦痛を楽しめないと続きません。「アタシのようなナイスバディになりたかったら、アタシについていらっしゃい。」と言わんばかりの、凛としたインストラクターに挑発されて、ついムキになり頑張ってしまいます。本気でカラダを引き締めたい方には、お勧めです。
樫木裕実さんのカーヴィーエクササイズもたまにやります。丁寧な解説付きで分かりやすいです。吹き替えではないので、日本人で同年代ならではの親しみやすさはあります。無理なく動けて、キツサもありません。
他にも数種、その日の気分に合わせて使い分けします。透き間時間を上手に使って、運動を続けていきたいと思います。

2012-06-21

エルビウムヤグレーザーの試み

本日、ドイツ・エスクレピオン社製のエルビウムヤグレーザーMCL30Dermablateのデモ機をお借りしました。先日の京都の学会でのセミナーを聴いて、興味を持ったからです。
メーカーさんから手技の説明を受け、野菜のナスでしっかり練習するよう指示を頂きましたが、私はナスで練習するよりも、自分の皮膚ですぐに試したくなります。いつもながら新しいレーザーが来たら、まず自分の皮膚で練習して痛みの程度や術後の経過を見てから、患者さんに施術します。早速、自分のホクロに対して局所麻酔なしで照射してみました。CO2レーザーと比較して、
1、浅い照射ならば麻酔は不要。ただし個人差はあるでしょう。
2、組織が黒く炭化しないので、メラニンの色が鮮明に見える。CO2レーザーでは、術中に両者の識別が困難なこともある。
3、周囲組織への熱損傷が少ないため、創傷治癒も早そうで、おそらく炎症後色素沈着も少ないのでは。

以上が自分のホクロに照射して、その場で感じたCO2レーザーと比較しての長所です。
一方、慣れているCO2レーザーと比べ、勝手が違うと感じた短所は、
1、ガイド光が大きくて明るすぎるので、病変が隠れてしまい見えづらい。1mmのピンポイントにレーザー光を絞っても、ガイド光が大きいので病変からずれてしまう。もしかしたら調整できるのかもしれないが、メーカーに問い合わせ中。
2、真皮まで照射すると出血する。術後に圧迫止血する必要がある。私は圧迫しなかったら服が血まみれになりました。
3、フラクショナルレーザーのハンドピースへの脱着は若干面倒。
4、フラクショナルレーザーの照射野のサイズと形状は固定で、変えられず。
5、ドイツ製の機器だからか、ボディが大きくて重い。日本車のようにコンパクトボディで高性能だったら扱いやすい。私が機器に求めるのは、小型で軽量な割に、丈夫で長持ち、手間いらずです。

以上が、デモ機を10分間いじった感想です。総合的には蒸散のみならば、エルビウムヤグレーザーの方がCO2よりも仕上がりが美しく、文句なしで圧勝です。
たった今、メーカーさんからメールが届き、ガイド光の調整はできるそうです。明日訪問して頂くことになりました。1週間、デモ機をお借りするので、いずれ追加報告します。

2012-06-20

椿山荘ステイ

昨夜は台風で大荒れの天気でしたが、今日は一転して真夏日となりました。私はスイートの快適なベッドで快眠し、予定通り朝から全開です。
8時からフィットネスジムのマシーンで、汗だくになりました。スパのフロントでウェア、靴下、シューズの無料貸し出しをしてくれます。最も消費カロリーの高いマシーンを希望したら、結構きつかったです。隣では欧米人の男性が真顔で走っていました。
9時から椿山荘の庭園のミニツアーに参加しました。ガイドはイケメンのコンシェルジェです。参加者は私を含めて6人で、全員女性です。椿山荘は南北朝時代より椿の自生する景勝の地であったそうですが、明治時代に山縣有朋公爵がこの地を入手し、2万坪の庭園を造り上げたそうです。都心とは思えない自然を生かした見事な景観です。見どころ満載ですが、目玉はほたる沢です。
天然の渓流が流れ、蛍が原生しています。この時期の夜に蛍を鑑賞できるそうですが、昨夜の台風で、吹き飛ばされてしまったことが懸念されます。
三重塔「圓通閣」です。平安前期に広島県に創建され、平清盛が1回目の修復をし、大正時代に現在の地に移転されました。釘を1本も使わない工法だそうです。一昨年に大規模改修のために、職人がすべてを分解し現在地から運び去ったところに、昨年の大震災が起こり、その後耐震性を強化して丹念に復元し組み立てたそうです。建築後1,000年の大震災直前に改修に着手できて、奇跡のような幸運です。関係者は神様のご利益と呼んでいます。
椿山荘における最古の樹木の「御神木」です。樹齢500年のシイの木で、根本周囲4.5m、高さ20mです。
水車と灯篭。絵巻物のような風情と趣があります。

古香井(ここうせい)。江戸時代より続く井戸です。秩父水系のミネラルを豊富に含んだ名水で、ホテルでは井戸水をろ過して使用しています。

庭園内の至ることろに紫陽花が美しく咲いていました。40分間のミニツアーで、別世界の自然を堪能することができました。
10時より再びスパに戻り、プールで泳ぎました。昨年買ったビキニの水着を初めて着ました。数組のカップルがチェアーで寝そべり寛いでいましたが、ムキになって泳いでいるのは私1人だけでした。広いプールを独り占めしていい気分です。最後に伊東温泉の湯に浸かり、11時には名残惜しくもホテルをチェックアウト。
昨日、仕事が終わり夕方にチェックイン。今日の正午には帰宅しました。短時間ながらもリゾート気分を十分に味わうことができました。都心でリゾート。私のような忙しい者には打ってつけです。リフレッシュができましたので、明日からまた頑張ります。

2012-06-19

フォーシーズンズのスイートにお泊まり

只今、フォーシーズンズホテル椿山荘のエグゼクティブスイートに家族3人でお泊まり会です。都内で所用がある訳ではなく、この部屋に泊まるのが目的です。クラッシックで重厚感のある内装に、オープンスペースの至るところに観葉植物があしらわれ落ちつく空間です。夕方にチェックインし、食前にメインバーにてカクテルを賞味。夕食は椿山荘での「ほたるの夕べディナービュッフェ」です。この季節、椿山荘の庭では蛍が鑑賞できるそうですが、今晩は、あいにくの台風のため叶わず、ちょっとがっかりです。ディナーは70種類の和洋ビュッフェにフリードリンク付きで満足しました。お腹一杯になったところで、スパ名物の伊東温泉の大浴場に浸かり、日頃の疲れをとりました。せっかくなので客室内を撮りました。



シャワーブースがあります。
バスアメニティはすべてロクシタン、お持ち帰りです。
今回は「スイートdeスイーツ」のプランで、客室に7種類のスイーツ付きでした。
私は明日は休日。夫と娘はそれぞれ都内の職場と大学へ。私は正午のチェックアウトまでホテルのジムで汗をかき、プールで泳ぎます。今晩の御馳走のカロリーをしっかり消費し、皮下脂肪への蓄積を絶ちます。




2012-06-18

医療相談には応じません

面識のないブログの読者の方から、たまに、医療相談のコメントやお手紙を頂くことがあります。市内や遠方では北海道の方からも頂きました。内容的には、御自身の皮膚病の詳細な遍歴です。いずれも長文です。受診した病院での診断と治療内容とその後の経過、皮膚科、精神科、その他の科、いろいろかかったけれど結局完治しない。丁寧な文体で、「このような手紙は大変失礼かと思いつつ」「自分でも半分ノイローゼだと思います。」などと、散々悩みぬいた揚句の結果であることが良く分かります。医師が行った治療内容も正確に記載され、知的水準の高さも伺い知れます。
読んだ感想としては、相当悩み苦しんでいらっしゃる様子は手に取るように理解できます。しかしながら、私はこの手の医療相談には一切応じないことにしております。以下の理由からです。
一点目は、その方が匿名と言えども、治療内容に関する個人情報をコメントして一般公開するのはいかがなものか?と考えます。
もう一点は、こちらの方がより本音ですが、診察もしていないのに、推論で下手に回答してトラブルになるのを避けたいからです。その方が、もし私の回答を印刷して通院中の主治医に見せて、見解が相違した場合、その先生からは私の回答は、いい加減な内容にしか思われない筈です。患者さんと主治医との信頼関係を壊す結果になるのは明らかです。親切心が仇になりかねませんでの、ノーコメントが最良の策と考えております。
今まで、私宛に医療相談のコメントやお手紙を下さった方々、どうか真意をお酌みとりください。回答は致しかねますが、病状が良くなられることをお祈りいたしております。

2012-06-17

サルサを始めませんか?

今日は、私の趣味の世界です。私と一緒にサルサを踊りませんか?
私も初心者です。ZUMBAでサルサを踊ったら、その楽しさの虜になりました。本格的に習いたいと思い、検索したら「チーコさん」という舞踏家が主宰の、「ヒラソル銀座ダンススクール」のHPにたどり着きました。興味はもったものの、仕事が終わって銀座まで往復し、また翌日仕事があることを思うと躊躇し、門を叩けませんでした。最近たまたまチーコさんのHPを見たら、「チーコのサルサレッスン会場」に、7月より柏が新規に加わることが分かりました。柏そごう本館11FのYカルチャーセンターです。チャンス!と思い、先日早速受講の申し込みをしました。ところが、受講者数が6人以上集まらないと開講できないとのこと。現時点でまだ4人です。今月末までにあと2人が加われば、無事開講できます。レッスンは第1,3火曜日の19:30からです。興味がある方は、以下にチーコさんの公式HPをリンクしますので、サルサレッスン会場のページの詳細をご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/chi-ko~dance/index.html

インストラクターのチーコさんは、女優業引退後にフィットネス&ダンス業界に転進し、ダンス講師&舞踊振り付け活動に従事。2006年にCUBAへダンス留学。帰国後2007年に銀座にヒラソル銀座ダンススクール設立。AFFAインストラクターライセンス保持。
このブログを読み興味を持った方、直接そごう本館内のカルチャーセンターで受講のお申し込みをなさってください。サルサをご一緒できることを楽しみにしております。
Shall we dance?

2012-06-16

梅雨は紫陽花

梅雨は紫陽花。やうやう青くなりゆく花びら、 少し明りて紫だちたる。雨など降るもをかし。

どこかで聞いたことがありますよね。枕草子の冒頭をカバーしました。原文では梅雨はありませんので、図々しくも平成の清少納言を自称する私が、作りました。私は紫陽花が大好きです。長女が6月生まれなので、毎年、紫陽花が咲くたびに長女の生まれたころや幼少期の可愛かった頃を思い出します。(今やすっかり成長し、可愛らしさは失せてしまいました。)
さて、紫陽花は日本が原産です。1,000年前の平安の歌人達も梅雨しぐれの中、移ろいゆく紫陽花の色を見て、物思いに耽ったであろうと推察しますが、意外にも枕草子にも源氏物語にも紫陽花は登場しません。なので、ここは平成のブロガーの腕の振るい所です。
紫陽花は土壌のPHによって、表れる花の色が異なります。酸性が強いと青みがかり、アルカリ性が強いと赤みがかります。我が家の庭には大きな紫陽花の木があり、青い花が満開です。一輪ずつ採っては食卓に飾っています。

ブログのタイトルの下に、「平成の清少納言を目指す皮膚科医が、日々徒然なるままに綴ります。」と横断幕を掲げました。あくまで目標ですので、温かくご声援ください。

2012-06-15

痩身マシンの詳細

一昨日のブログで痩身モニターを募集したところ、早速本日、数人の方がモニターのご応募に来院してくださいました。ブログの記事のみでは情報が足りず、詳細を更に知りたい方へご案内をします。
ゼルティックは、米国ではcool sculpting(クール・スカルプティング)と呼んでいます。クール・スカルプティング日本公式サイトに詳細が網羅されていますので、是非御覧になってください。
http://cool-sculpting.jp/

あくまで部分痩せが目的です。全身の肥満の解消はできません。
適応は体幹の皮下脂肪です。ウエストのくびれや下腹部のポッコリが凹みます。摘まんでカップに納まる程度の贅肉がないと、アプリケーターが装着できません。二の腕のフリソデやお腿のシモフリには向きません。
禁忌は、クリオグロブリン血症患者、発作性寒冷血色素尿症患者。
できれば避けたいのは、寒冷じんましん、レイノー病、妊娠中または授乳中の者。
サイトを熟読し、ご理解の上、モニターにご応募くださるようお願い申し上げます。

2012-06-14

Dr.Kご夫妻との会食

昨夜は、東京・丸ビル35Fのお気に入りのタイ料理レストランにて、私達夫婦とK先生ご夫妻とご一緒に食事をしました。K先生は同門の皮膚科の女性医師で、昨年夏にも銀座での女子会をブログにアップしたことがあります。マレーシア出身で、美貌、知性、教養、人格、センスの良さとすべてを兼ね備えた優秀な先生です。私の思考や行動をよく理解してくださり、お話をしていて、いつも共感し合うものを感じます。かけがえのない私の友人です。
今回は、待望のご主人との初の会食でした。ご主人は国際経済に精通した実業家で、今まで私の周囲にいなかったタイプの方で、お話の内容がとても新鮮でした。外国人から見た日本社会と日本人の評価は興味深いです。「日本経済は最大級の危機に陥っている。ギリシャを心配している場合ではない。日本人は今すぐ積極的に行動をとるべきである。」という強烈なメッセージが伝わってきました。
飲み会仲間が医師に限定されつつある昨今、他業種のプロフェッショナルとの交流は、私にとって良い刺激になります。視野を広げる絶好の機会です。昨夜は楽しくも有益な時間を過ごすことができました。
K先生、昨夜はありがとうございました。ご主人さまによろしくお伝えください。

右から夫、私、K先生、ご主人

2012-06-13

痩身モニター募集

昨日の続きで、痩身マシン「ゼルティック」の紹介です。これは、脂肪の凝固点が4℃と水よりも高い事を利用して、皮下脂肪中の脂肪細胞のみを選択的に凍らせて破壊します。実際の手技は、贅肉をアプリケーターに吸引させて冷却板で挟み込み、そのままの姿勢で1時間冷却します。冷たいだけで痛みはありません。凍った脂肪細胞はアポトーシスを起こし、2~3カ月で排出され、脂肪層が薄くなります。ダウンタイムはありません。1~2回の施術で腹部や側腹部の部分痩せに有効です。ただし体重は減りません。効果は持続します。有害事象は吸引による直後の紫斑と知覚異常が起こることもありますが、時間とともに消失します。
痩身マシンの中には眉唾物も混在し、私はむしろ懐疑的でしたが、「ゼルティック」にはエビデンスがあります。レーザー治療の大御所であられるハーバード大学医学部のRox Anderson先生のところから、2008年の「Laser in Surgery and Medicine」に「Selective Cryolisisによる非浸襲的脂肪除去の最新療法」の論文が掲載されました。私が医療機器を購入する決め手は、きちんとしたエビデンスがあることと患者さんの需要があることの2点です。
さて、モニター募集のお知らせです。
7月10日(火)~7月17日(火)の8日間のみデモ機をお借りすることになりました。通常、都心で1回の施術料105,000円のことろ、1/10の金額の10,500円でモニターさんに施術いたします。モニター希望者は、当院の受付時間内に通常通り受診して頂きます。受付に痩身マシンのモニター希望とお伝えしてくだされば、待ち時間なく看護師の方から施術の説明の上、予約を入れさせていただきます。この際の会計は無料です。施術当日の時間は、平日は8:00、9:30、11:00、土日祝日は10:30です。施術2カ月後に来院していただき、医師による面談と簡単なアンケート調査にご協力いただきます。これも無料です。
先着順ですので、楽して「くびれ」を手に入れたい方、お早めにどうぞ。

2012-06-12

痩身の需要

本日、ある医療機器販売会社の営業担当の方が当院に見えました。当院には美顔機器は大体揃っておりますが、強いて言うとRFやIRなどのリフトアップ系はまだ導入しておりません。本日は、ある痩身マシンの説明を聞きました。
昨年の秋のセミナーでも聴講し、さらっとブログで紹介したこともあります。テレビや雑誌などで、センセーショナルに取り上げられたこともあります。ある美容雑誌では「究極の他力本願ダイエットマシン」として、トライしてみたいランキングNO.1に輝いたようです。患者さんは施術中の1時間は苦痛はなく、寝っ転がって本を読んでもスマホ見ても眠っていてもOK、と楽なようです。文字通りの他力本願です。
正直なところ、私は他力本願は好きではありません。努力と信念で岩をも通す、自力本願を身上としております。痩せたければ、努力次第でどうにでもなる、と基本的には考えています。ところが、ダイエットと運動をしても、どうしてもあと一歩のところが凹まない、ということがあるそうです。たとえば、下腹部のポッコリ、ウエストのハミ肉、ブラジャー下の背中のハミ肉、などなど。このマシンにより、局部の脂肪細胞が破壊されるため、部分痩せに有効のようです。
正直なところ、この手の痩身マシンの需要がいかほどあるのか、私にはさっぱり見当がつきません。私が患者さんににお尋ねしたいくらいです。なので、このマシンのデモ機をお借りすることにしました。営業の方のお話では、ある医院では女性院長ご自身が痩せたいために、購入したとのこと。私自身は、削ぐべき皮下脂肪がついていないため、モニターにはなれません。
デモ機が入る予定が決まりましたら、ブログで紹介します。

2012-06-11

梅雨入り3日目

先週末9日より関東地方は梅雨入りし、昨日は晴れたものの、今日はどんよりした梅雨空です。
例年、梅雨入りと同時に皮膚科外来はトップシーズンに突入します。当院では、4月に移転してからずっと混雑し、先月で既に真夏の状態でした。この先どうなるのかしら、と思いやっていた所に、梅雨入りと同時に予想通り連日100人以上の患者さんが来院されています。午後からは予約手術とレーザー治療を行っておりますが、午前の外来診療がおしているため、定刻より遅れて開始せざるを得なくなっています。
8時より診療を開始し14時過ぎまで6時間、飲まず食わずトイレも行かず、ノンストップで仕事をしておりますが、この先夏が終わるまで3カ月と長丁場ですので、体力が消耗し倒れてしまうことも若干懸念しています。なので、午前の部が終了したら5~10分の休憩を取らせて頂くことにしています。午後の予約の方々には少々お待ち頂くこともございますが、何卒、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。
昨年の夏の最繁忙期には、カロリーメイトのアップルゼリー味200Calを1分間の昼食時間で済ませた日々が続きましたが、今年は繁忙期が長いことを鑑みて、体力を温存する戦略をとります。
他の皮膚科の先生方も、おそらく似たような状況だとお察しします。ご自愛下さいませ。

2012-06-10

取手の同窓会

昨夜は勤務医時代の元同僚の開業医が集まり、取手市内の某所にて飲み会をしました。参加者は、腎臓内科、呼吸器内科、消化器内科、糖尿病、小児科、泌尿器科、耳鼻科、眼科、そして皮膚科と専門の異なる9人の医師です。かつて30~40歳代の若かりし頃に共に働いておりましたが、それぞれが開業し、今や50~60歳代に達しました。年に1回は同窓会を開き、はじけて近況を語り合います。20年以上のお付き合いで気心が知れており、昔話や開業してからの苦労話に花が咲きます。他では絶対言えないオフレコの話で盛り上がります。年を取るにつれ自分の病気ネタも多くなりますが、何よりもお互いが恙なく仕事に励み、盛業であることを慶び合います。
また来年の再会を約してお開きになりましたが、10年後も20年後もこのメンバーが欠けることなく、同窓会が続くことを願ってやみません。

2012-06-09

認知症の予防

昨日、認知症の母の記事を書いたところで、本日届いた「日本医師会雑誌」6月号の特集は「認知症update」でした。いつもなら、この雑誌は開封することなく捨てるのが常でしたが、今回は関心事ですので目を通しました。このうち、筑波大学精神医学の先生が執筆された「認知症の予防」という論文が興味深かったので、一部を引用します。
<アルツハイマー病の危険因子>
アポリポタンパクE4遺伝子、加齢、社会経済的要因
喫煙、糖尿病、高血圧、メタボリック症候群、うつ病、ライフスタイル
<認知症予防に有望と考えられるもの>
NIH(National Institute of Health)のHPによると、以下の8項目が推奨されています。
1、2型糖尿病のコントロール
2、高血圧と脂質異常症の改善
3、望ましい体重の維持
4、社会交流と知的な活動
5、運動の習慣
6、果実と野菜の多い健康的な食生活
7、禁煙
8、うつ病の治療

2010年のAnnals of Internal Medicineに掲載されたPlassmanらのレビューによると、地中海式ダイエットとワインが推奨されています。
1、多量の野菜、豆類、果物を摂取
2、不飽和脂肪酸を含むオリーブ油の摂取
3、比較的多めに魚を摂取
4、乳製品の摂取はむしろ少なめ
5、牛肉・鶏肉の摂取は少量
6、中等量のアルコールを規則的に摂取(主にワインを食事中に)

いかがでした?私の場合、意識せずとも認知症予防の生活習慣が身に付いております。特に、体重の維持、運動の習慣、食生活はワインの摂取も含めてこの通りに実践中で、「知的な活動」についてはブログの更新でアウトプットを続け、ボケ防止に日々励んでおります。私がブログを続けるのも、自分のためでもあります。脱マンネリの努力をしないとアブナイと危機感を感じ、脳トレを自らに課しています。

2012-06-08

羽毛鶏頭

私の母は10年前より認知症を患い、在宅介護も限界に達したため、昨年3月の大震災の1週間前に老人ホームに入居しました。老々介護を担っていた父も介護保険の認定を受け、独居中の自宅で訪問介護を受けています。入居中の母に面会するためには、私が車で送迎する必要があります。今年は私の仕事が多忙で、その機会がなかなかとれずにいましたが、本日やっと父を母の元に連れていくことができました。
母は認知症が進行し、父や私に会っても、誰なのかまったく分からない様子です。ただし、会ったことがある親しい人間が来た、と思ったようでニコニコと喜びました。たまたま昼食の時間でしたので、「美味しい?」と私が尋ねると、「美味しいよ。あなたも一口どうぞ。」と、私の口にスプーンを入れようとします。「何か困ったことがある?」と尋ねたら、「何もない。とても幸せです。」と答えました。
表情が穏やかで、自宅にいたときよりも満ち足りた様子です。認知症が進行しても、本人は不幸とはまったく感じていません。嬉しそうに父の手を握っています。母の居室は日当たりがよく、窓から花壇が見えました。燃える炎のような羽毛鶏頭の花です。色鮮やかなので撮りました。

房鶏頭とも言います。花言葉は「おしゃれ」「色褪せぬ恋」です。当院の花壇にも咲いています。

2012-06-07

円滑な病診連携のために

本日の記事は、患者さん向けではなく、医師向け特に病院の先生方を対象に書きます。
昨夜、東葛地区の皮膚科開業医6人が柏の居酒屋で飲み会をしました。東口徒歩3分なのですが、ちょっと分かりにくい場所で入口も分かりにくいので、隠れ家的で御忍びにはピッタリです。
患者さんの紹介先の病院について、話題が出ました。開業医が患者さんを紹介するときは、当然ながら自院で治療するよりも良い治療が受けられることを期待します。ところが、紹介先からのお返事を読んでがっかりすることもたまにあります。入院が必要と判断したのに帰されてしまった、精査や手術目的で紹介したのに予定してもらえなかった、などなど。こんな場合は、だったら紹介せずに私のところで治療した方が良かった、患者さんに申し訳ないことをした、と後悔します。
居合わせた他の先生方も同じような経験がおありのようで、紹介先を慎重に選び、なおかつ担当医をご指名する必要がある、と意見が一致しました。疾患ごとに、各病院の医師の専門分野や得意分野を考慮する必要があります。ところが、部長や科長先生の専門は分かっても、若い先生の経歴や専門については全く情報がありません。患者さんが、必ずしも部長や科長先生の外来日に受診されるとは限りません。
なので、病院の先生方にお願いしたいことがあります。地域の開業医あてに、診療科の情報を積極的に発信していただきたいのです。具体的には、
1、常勤および非常勤医師の経歴、専門分野、専門医の有無
2、外来患者数、手術件数、入院患者数と疾患ごとの内訳
3、学会発表と論文の目録
病院全体の年報を1年ごとに送ってくださるところもありますが、届いたころには常勤医が交替してしまい、今現在の情報ではなくなってしまいます。上記1~3の項目は診療科のアクティビティの指標ですので、直近の半年間の情報を送ってくださると大変有益です。さらに、常勤医の交替時にも情報が欲しいところです。
基本中の基本ですが、紹介された患者さんのその後の経過について、追加報告は是非ともお願いしたいところです。「本日来院されましたので、当院で加療いたします。」でオシマイでは、がっかりです。紹介元に診療情報をしっかり提供するのは、基幹病院の務めです。
以上、細かいことを注文しましたが、開業医のためならず、地域の患者さんに質の高い医療を受けて頂くためには欠かせない事項です。円滑な病診連携のために、是非ともご尽力をお願いいたします。

(医師生活も長くなると、自分の年齢の半分位と思われる若い先生の書いたご報告を読むと、つい、老婆心やら姑根性がムラムラと湧いてきます。)

2012-06-06

差別発言ではありません

5月29日の「他責思考の勘違い」の記事を読んだ方から、本日お電話を頂きました。私は診療中でしたので、スタッフが対応いたしました。お名前は名乗らず、ご自身が精神科通院中の患者であることを明かした上で、「あの記事は、精神障害者に対する差別発言なので、すぐに撤回謝罪を要求する。さもなければ、訴えます。」というような趣旨のお話だったそうです。
本来ならば、私が個別にその方に連絡をとり、回答すべきところなのですが、お名前も連絡先も不明なので、唯一の手段であるブログ上で回答いたします。
あの記事は、精神疾患を有する患者さんすべてについて記載したわけでもなく、まして、個人を誹謗中傷したわけでもありません。当院に新患で来院される約5%、ほぼ20人にお1人は精神科や心療内科に通院中で服薬中で、きちんとコントロールされている方がほとんどです。コミュニケーションをとるのに何ら問題はありません。良識的に行動されています。問題なのは、きちんと医療を受けず疾患を放置されている方の一部で、病気ゆえの被害妄想から、社会生活で問題を生じる、という趣旨です。このような方々に精神科受診を勧めるのも、本来は医師の仕事ではありますが、ご本人がその必要性を理解されない場合、また難しいです。おそらく、多くの医療現場で働く方たちは、同じ思いだと考えます。
もし、あなたの誤解が解けず、それでも差別されているとお感じならば、私の文章表現の稚拙さのためであり、それに対しては謝罪いたします。誤解を招く表現で申し訳ありませんでした。
最後にお願いがありますが、障害者の人権を主張する目的での受診は、お断りいたします。他の患者さんに何の罪もありませんので、診療妨害はおやめください。なお、先刻のお電話の内容は録音させていただきました。

2012-06-05

女性のお肌の曲がり角

学会レポートの続きです。ランチョンセミナーにて、近畿大学アンチエイジングセンターのY先生が、レーザーを用いた美容皮膚治療の講演をされた直後に、会場から質問が出ました。
「高齢女性の皮膚とは、具体的に何歳以上を指しますか?」
それに対しての演者の先生のご回答は明快でした。
「閉経以降の女性のことです。女性の肌は、エストロゲンのなせる技で張りがあり、キメが整っていますが、エストロゲンがなくなると、セラミドも減少しコラーゲン産生も低下し、潤いと張りが急になくなってきます。毛穴も目立ち、小皺とタルミも目立ったきます。当院では、女性の患者さんに対して閉経の有無は問診の必須項目です。他に更年期障害があり適応があれば、積極的にHRT(ホルモン補充療法)を行います。HRT開始により種々の訴えが減り、同時に肌の悩みも解決することが多いです。」

女性の更年期障害の症状は様々です。エストロゲンが減ることで、脂肪の分解が少なくなり消費されなくなります。閉経前の体型を維持するには、食べる量を減らすことと、運動量を増やすことが必要です。さらにコレステロール値が上がり、骨密度が減り、疲れやすくなったり、うつ状態になったり、不定愁訴や時に認知症を発症することもあります。
私自身、現在52歳で更年期まっ盛りのはずなのですが、いまだ閉経を迎えず、自覚的には更年期障害とは無縁です。日々忙しく、「うつ」っているヒマもありません。私が20~30歳代の頃、52歳のオバサマの診察をすると、不定愁訴が長く、お話を聞いていると診察時間が長くかかったケースが多かった記憶があります。自分もいつか、ああなるのかしら?と覚悟を決めていましたが、今のところそのような気配はありません。
年齢を経るに従い、今までにない症状が自らに現れても、「芸の肥やし」になると腹を据え、迎え撃つつもりです。曲がり角あるいはターニングポイントに差し掛かっているのは感じます。

2012-06-04

マドンナリフトで目力アップ

昨日の京都での学会では、教育講演「美容皮膚科-最新の治療戦略」を聴講しました。印象的だったのは、目黒区で開業されているJ先生による「シワ、タルミに対するablative fractional lazer治療」の講演でした。イタリアD社製のCO2フラクショナルレーザーによる眼瞼のシワ、タルミ治療に対しての治療を、マドンナリフト(商標登録済)と呼ぶそうです。歌手のマドンナがこの治療で若返りに成功したのに因んでいるようです。
下眼瞼の小皺に対しては、薄いヒアルロン酸を微量に注入する方法もありますが、上眼瞼の加齢による覆いかぶさるようなタルミや下垂に対してはズバリ外科的手術が有効です。しかしながら、そこまでするほどでもないし、術後の腫れは避けたいし、他人に知られるのは絶対に避けたい、と言う方には、この治療が最適です。ダウンタイムは1週間以内です。1か月に1回の施術を5回程繰り返します。
演者のJ先生自らがモデルとなり、施術前後の写真を供覧していましたが、施術後は確かに目元がパッチリし、10歳位若返った印象です。企業ブースを訪れたら、J先生の顔写真のポスターが貼られており、文字通り歩く広告塔です。「マドンナリフト」で検索すると、You Tubeでも施術前後の変化を動画のように編集してアップしています。まさに和製マドンナです。
実は、当院にも他社製のCO2フラクショナルレーザーがありますが、専らニキビ瘢痕を対象に使い、眼瞼の小皺には使用経験がありません。眼瞼の小皺にはnon-ablatveのフラクショナルレーザーLUX1540を使用しておりました。理由は眼瞼は浮腫をきたしやすいため、ダウンンタイムが短い方が患者さんに容易に受け入れられると判断したからです。しかしながら、コンタクトシェルで眼球を保護すれば睫毛部ギリギリまで照射が可能であるのと、CO2フラクショナルレーザーならではの余剰組織の収縮機序により、確実なお目々パッチリ効果が出ることが分かりました。
私自身もブログで紹介したように、顔にnon-ablatveのフラクショナルレーザーLUX1540ならば何回も照射しており、初期に目がパッチリしたことに気付きました。CO2フラクショナルレーザーの方が、さらに効果は上であることは容易に想像できます。
年齢とともに、目力が衰えたのが気になる方、もう一度目力を復活させてみませんか?当院でも施術いたしております。(ただし、商標登録されたマドンナリフトという名称は使えません。)
J先生は今月末に、柏でメーカー主催の講演予定があり、私が座長を務めさせていただく予定です。お会いするのが楽しみです。

2012-06-03

京都から帰宅

京都での学会を終え、先刻帰宅しました。昨夜は21:00にウエスティン都ホテル京都にチェックイン、今朝7:00にはチェックアウトし、観光に行くことなくずっと学会会場におりました。聴きたい演題が同時進行で他の会場で行われており、あれも聴きたい、これも聴きたいと迷うほどでした。豊富なメニューから好みをチョイスできる料理のようで、満足です。興味のない演題に貴重な時間を費やされることほど苦痛なことはありませんので、この点で、さすがに総会は企画内容が練られております。
学会では、有益な情報を少しでも得ようとアンテナを張り巡らしておりますので、忙しく、1分でも時間が貴重に感じられます。たった1泊でしたので、なおさらでした。
短時間ながらも英気を養うことができましたので、得た知識を明日からの診療に生かしたいと思います。ブログでも紹介していきます。8月は名古屋、9月は札幌、11月は大阪で学会があり、また楽しみです。

2012-06-02

のぞみより愛をこめて

只今、新幹線のぞみの車中にてスマホから更新中です。お陰様で15時東京発に予定通り乗車できました。本日は110人の患者さんがおいでになりましたが、奇跡のように13:40に診療が終了しました。スタッフにも患者さんにもご協力頂き、ありがとうございました。
のぞみに乗車するや否や、ビールを飲みほし、リラックス。京都までの車中は、グリーン席でゆっくり過ごします。会場に着く頃には酔いも覚めるでしょう。ではまた。

2012-06-01

明日は京都へGO

明日は皮膚科学会の総会出席のため、診療終了次第、京都に向かいます。学会は今日から3日間やっておりますが、私は明日のイブニングセミナーから出ます。学会出席は息抜きでもあり、刺激でもあり、絶好の勉強の機会です。新幹線のぞみグリーン席を確保し、何としてでも間に合いたいので、明日のオンライン受付は、通常よりも30分早く10:30には締め切らせて頂きますので、ご了承ください。なお、窓口の受付は通常通り12:00までです。
診療も8:30の受付開始直後より行いますので、9:00まで外出なさらずお待ちください。診療の終了も早いと予想しますので、正午までにはご来院ください。一番最後の方が終了次第、診療は終了いたしますので、間に合うように早めにお戻りください。最後の方で順番を取られた方は、外出せずにそのままお待ちいただく方がよいです。どんなに混んでいても、いつのまにか終わってしまいますので。