2012-05-26

紫外線による皮膚炎が急増中

今年も紫外線の弊害による皮膚炎の患者さんが、急に増えました。本日もこの種の患者さんが多数来院されました。昨年の同時期にも、同様のネタでブログを書きまくりました。私のブログは、1度使用したタイトルは2度と使いませんし、同じ季節に過去の記事をコピペったブログを書くのは、絶対にいたしません。この時期に目立つのは
1、サンバーン
単純に多量の紫外線を浴びたための、紅斑、浮腫、水疱形成。ヤケドと同様。誰にでも起こり得ます。
2、光線過敏症
上肢伸側、頸部から胸のデコルテVゾーンに紅斑、丘疹、痒み。生まれつきではなく、ある年の初夏に発症したら、毎年同時期に再発します。
3、ベンゾフェノンによる光接触皮膚炎
モーラステープを剥がして日に当てたら、貼付部位に一致して紅斑、小水疱局面を形成します。素足にサンダル履きの方がほとんどです。昨年4月17日のブログに詳細な記事を書きましたので、是非ご参照ください。メーカーが喚起した使用上の注意が、いかに守られていないかを痛感します。というか、まったく読まずに使用しているようです。
4、ARB・利尿薬配合剤による薬剤性光線過敏症
降圧剤プレミネントが原因であることがほとんどです。昨年4月16日のブログで詳細を記しましたので、ご参照ください。毎年4~5月に患者さんが急増し、その都度内科の先生あてに薬剤変更の依頼状を書いております。
以上の4型が、特に多く散見される症例です。この時期の紫外線量を甘く見てはいけません。私自身も、医院が駅前ロータリーから現在地の徒歩4分の場所に移転したために、紫外線に当たる時間が3分強長くなってしまいました。なので、以前にも増して紫外線対策をしっかりするようになりました。どんなに暑くても襟付き長袖、長ズボン、靴下にウォーキングシューズ。ノーメイクでもサンスクリーン剤はたっぷり塗り、日傘は必須アイテムです。物の1分紫外線に当たるだけで、シミは濃くなります。徹底した紫外線対策は、美肌以前の健康な肌の維持のために欠かせないケアです。食生活と同様に紫外線対策が生活習慣になってしまえば、まったく苦にはなりません。

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