2012-05-31

午後の予約状況

今日で5月も終わりです。今月は、この時期にしては既に真夏並みに混んでおりました。ある平日では、13:00までに受付された100人以上の患者さんの診療が14:00までかかり、私は10分間の休憩をとり、午後の予約の手術やレーザー治療を定刻14:00より遅れて開始しました。午前中の外来患者さんにも、午後の予約の患者さんにもお待たせして申し訳ありませんでした。
当院では、手術やレーザー治療は午後からの予約で行っております。その予約状況の傾向ですが、最近は保険診療の手術の件数が増え、1か月くらい先まで埋まってしまっています。なので、美容のご予約のお電話を頂いても、近い日時ではお取りすることができにくい状況です。脱毛とケミカルピーリングは早い日時でも可能なのですが、その他は先の日時になってしまい、ご要望にそえず大変ご迷惑をおかけします。
その一方で、今月は前日や当日のキャンセルもいつになく多かったです。キャンセルのお電話を頂き次第、キャンセル待ちのお急ぎの患者さんにご連絡したり、たまたまその日に初診で来院された患者さんに午後から施術したりして、幸いにもキャンセルのコマはすぐに埋まってしまいました。
さて、土日限定で予約を希望される方は非常に多いです。当院では、7月より土曜日にも美容の施術を行うことにいたしました。ただし、件数に限りあり1日2名様限定とさせていただきます。ダウンタイムのある治療などは土曜日に施術を受け、日曜日はおうちでお籠り。月曜日の朝にダウンタイムが落ち着いて出勤、というパターンがお勧めです。ご予約はお早めに。
本日、柏そごうでサツキの盆栽展を行っておりました。お見事でした。

2012-05-30

スマホのブラックアウト現象

昨年末にスマホを買って、主にブログ用の写真を撮影し、PCに送信するために使っておりました。先月突然、スマホの液晶画面が電源オンにもかかわらず、真っ暗になってしまいました。故障かと思ったのですが、電源ボタンを10秒以上長押ししたら、初期画面が現れて復旧しました。しばらくは快調であったのですが、一昨日、再び同様に画面が真っ暗になる「ブラックアウト現象」が起こりました。一晩充電した翌朝のことです。今回は、電源ボタンの長押しを繰り返しても遂に復旧できませんでしたので、本日、ソフトバンクショップに持ち込みました。店員さんが、電池パック(バッテリー)をいったん抜いて、再度はめ込んで再起動したら復旧できました。修理に出すほどのことではありませんでした。
このようなブラックアウト現象でお悩みのユーザーは多いようです。汚れ埃等によりセンサーが過敏に反応することが原因だそうです。復旧方法は、電池パック(バッテリー)をいったん抜き、再度はめ込んで再起動することです。これが頻回に生じるようなら、ハズレの機種につき交換が必要かもしれません。

PCでも、ある日電源を入れたらインターネットに接続できないことがよくありますよね。この場合、ルータのコンセントをいったん抜いて、再度入れてからPCの電源を入れると接続できます。機械ものは、ちょっとのことで気まぐれで稼働しないことがあります。ユーザーは機械のご機嫌をとりつつ、上手に使いこなすしかありません。

でもスマホが復旧できて良かったです。ブログへの写真アップは、しばらくダメかと諦めかけていたのですが・・・。

2012-05-29

他責思考の勘違い

開業して約10年、お陰さまで患者さんとの間でクレームからトラブルに発展したことが一度もなく、幸せな日々を送らせて頂いております。美容診療でトラブルになったことがないか?と同業者からよく尋ねられます。幸運にも一度もありません。結果が予期せぬことになっても、その都度誠意を持って対応させて頂いて、理解と納得をしていただいております。
むしろ保険診療で苦労したことは幾度かあります。
1、高齢者の認知症
一人暮らしで単身で来院された場合、いくら時間をかけて説明しても理解して頂けず。
2、薬物中毒
拘置所に拘留されている方が、複数の警官に付き添われて手錠をかけられた状態で当院に来院。待合室の他の患者さんもびっくり。刺青した皮膚が痛いから何とかしてくれ、との訴えだが、極めて無礼な言動。私は怒り心頭になり、売り言葉に買い言葉。とても話が通じるような相手ではありません。
3、他責思考が顕著(おそらく新型うつ)
20~30歳代の若い方です。自分の非を認めず他人のせいにします。自己中心的で自己愛が強い。自分が皮膚病になったのも医師のせい、といわんばかりです。10年前には、ほとんど見られませんでした。ここ数年で急に増えた印象です。家庭の問題なのか、ストレス社会の問題なのか?前途ある若者が、コミュニケーション不全で社会適応が困難なのは、嘆かわしくもあり気の毒でもあります。

上記の内2はまれ、1と3はおそらくどこの医療機関でも今後増えることでしょう。認知症と心の病をもった方々との関わり方は、難しいです。

2012-05-28

ベリーダンス体験レッスン

昨日は、ベリーダンス体験レッスンに出てみました。私はZUMBAでたまにベリーダンスのコスチュームで参加しておりましたので、コスプレ・コレクションなら多数持っていますが、本格的にベリーダンスのレッスンに出たのは初めてです。期待通りインストラクターの先生は、見事なプローポーション美女、参加者の受講生の方々も全員お臍を出して、くびれたウエストを誇らしげに出しておりました。長い付けまつ毛に、クッキリアイライナー、色鮮やかなネイルで、オリエンタルなファッションへのこだわりも感じられました。私は初参加で目立ってはいけないと思い、手持ちの衣装の中で最も地味なのをチョイスして、それでもしっかりお臍は出しました。
ZUMBAと違い、走る、跳ぶなどの心拍数を上げる動作がないため、脂肪燃焼感はありません。しかしながら、静的ながらも滑らかな体幹のウネリは、筋力がないとできません。腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、広背筋、僧帽筋など駆使した筋トレに近いと思いました。観客として見ると優雅に見えるダンスでも、ダンサーにとっては過酷な修練の積み重ねが必要であり、奥が深いです。ヨガマットを用いたストレッチから始まり、オリエンタルな音楽に合わせて、踊っていきました。インストラクターの先生は、初心者の私に合わせて初歩的な解説をしてくださり、私の目の前で踊って魅せてくださいましたので、気分も盛り上がり、最後はベリーダンサーになりきり、全曲通して振付も覚え踊り切りました。
あっという間の90分、楽しかったです。私はエアロビクスは馴染めませんが、ダンス系はピタリとハマるものを感じます。先生から「何か運動をなさっていましたかしら?ボディメイキングが既に完成されダンサー体型に見えます。」とおっしゃって頂き、有頂天です。初心者はお世辞を鵜呑みにし、調子に乗ってしまいます。ベリーダンス、始めようかしら?本気で考えてしまった次第です。
自宅のバラです。次々と大輪の花を咲かせています。スペインのフラメンコダンサーのイメージです。大柄で、周囲に汗を飛ばし強烈なオーラを放つがごとくです。

2012-05-26

紫外線による皮膚炎が急増中

今年も紫外線の弊害による皮膚炎の患者さんが、急に増えました。本日もこの種の患者さんが多数来院されました。昨年の同時期にも、同様のネタでブログを書きまくりました。私のブログは、1度使用したタイトルは2度と使いませんし、同じ季節に過去の記事をコピペったブログを書くのは、絶対にいたしません。この時期に目立つのは
1、サンバーン
単純に多量の紫外線を浴びたための、紅斑、浮腫、水疱形成。ヤケドと同様。誰にでも起こり得ます。
2、光線過敏症
上肢伸側、頸部から胸のデコルテVゾーンに紅斑、丘疹、痒み。生まれつきではなく、ある年の初夏に発症したら、毎年同時期に再発します。
3、ベンゾフェノンによる光接触皮膚炎
モーラステープを剥がして日に当てたら、貼付部位に一致して紅斑、小水疱局面を形成します。素足にサンダル履きの方がほとんどです。昨年4月17日のブログに詳細な記事を書きましたので、是非ご参照ください。メーカーが喚起した使用上の注意が、いかに守られていないかを痛感します。というか、まったく読まずに使用しているようです。
4、ARB・利尿薬配合剤による薬剤性光線過敏症
降圧剤プレミネントが原因であることがほとんどです。昨年4月16日のブログで詳細を記しましたので、ご参照ください。毎年4~5月に患者さんが急増し、その都度内科の先生あてに薬剤変更の依頼状を書いております。
以上の4型が、特に多く散見される症例です。この時期の紫外線量を甘く見てはいけません。私自身も、医院が駅前ロータリーから現在地の徒歩4分の場所に移転したために、紫外線に当たる時間が3分強長くなってしまいました。なので、以前にも増して紫外線対策をしっかりするようになりました。どんなに暑くても襟付き長袖、長ズボン、靴下にウォーキングシューズ。ノーメイクでもサンスクリーン剤はたっぷり塗り、日傘は必須アイテムです。物の1分紫外線に当たるだけで、シミは濃くなります。徹底した紫外線対策は、美肌以前の健康な肌の維持のために欠かせないケアです。食生活と同様に紫外線対策が生活習慣になってしまえば、まったく苦にはなりません。

2012-05-25

イネ科花粉症にご注意

スギ花粉のシーズンが過ぎているのに、花粉症の症状が長引いたり、顔や首の赤み痒みが続いている方が、とても多いです。スギ花粉皮膚炎と臨床的特徴は同じで、なぜか圧倒的に女性の患者さんばかりです。春の花粉のアレルギー検査をすると、スギ、ヒノキの他、カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリなどのイネ科の花粉の陽性率が高いです。私が開業してここ10年間で、イネ科花粉症による皮膚炎の患者さんは 今年が最多のように思います。
イネ科の植物には、カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリ、ムギ、イネ、などが挙げられ、5月から飛散します。川沿い、堤防、水田などに生育し、背が低いため広く飛ぶ事はありません。
イネ科花粉症ではスギ花粉症と同じく、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血です。顔面、頸部などの露出部に紅斑を認めます。
それ以外に、イネ科のアレルギーがある場合、アナフィラキシーと言って、喘息などの呼吸困難、じんましん、嘔吐などの症状を起こす事があります。カモガヤ花粉症の中学・高校生が運動中にアナフィラキシーショックを起こし、救急車で病院に搬入された事件もあったようです。イネ科花粉症の方は、堤防や水田などでは、ジョギングなど激しいスポーツは避けるべきでしょう。
小麦もイネ科で、小麦依存性運動誘発アナフィラキシー(WDEIA)の危険もありますので、注意が必要です。イネ科花粉症はイネ科の食物、とくに小麦が症状を悪化させる傾向が強く、イネ科花粉症の季節に、パンやうどん、ラーメンなどを食べて運動をして、強いアレルギー症状を起す人もいるようです。
スギやヒノキなどの樹木の花粉よりも、イネ科花粉症では全身症状の強いアレルギー症状を併発し、時に、WDEIAを起こすこともありますので、十分な注意が必要です。
ところで、例のお茶石鹸におるWDEIAでは、ω-5グリアジンが陰性であることが多いのに対して、イネ科花粉症のWDEIAでは、ω-5グリアジンの陽性率は高いようです。
オオアワガエリ
カモガヤ
画像はいずれもグラクソ・スミスクライン㈱提供

2012-05-24

基本貧乏、たまに贅沢

本日の某新聞の1面コラムに、興味深い話題が載っておりました。
「コオロギの研究者から話を聞いた。生野菜だけをエサとする贅沢コオロギから、飼料だけをエサとする貧乏コオロギまで5通りのエサの与え方をする。①常に贅沢、②基本的に贅沢で、たまに貧乏、③贅沢と貧乏が半々、④基本的に貧乏で、たまに贅沢、⑤常に貧乏。このうち、一番生命力が強いのはどれか?
答えは④。飼育箱の蓋を開けた途端、部屋中を飛び跳ねるほどだという。」
なるほどと思いました。近年、サーチュイン遺伝子が脚光を浴びています。長寿遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされます。サーチュイン遺伝子は通常は休眠状態ですが、飢餓やカロリー制限によって活性化されるそうです。サーチュイン遺伝子は酵母、ショウジョウバエからヒトまで分布します。サルを用いた実験では20年間、30%カロリーオフの食事制限を続けた集団は対照群と比較し、見た目も若く長寿であったそうです。
長寿のためには、腹八分目ならぬ腹七分目のようです。しかしながら、人間、常に粗食で飢餓状態ではストレスも溜まります。やはり、たまには解禁日に贅沢をして食欲を満たしたくなります。コオロギと同様に④基本的に貧乏でたまに贅沢、が一番健康に良いと思われます。
実は、私も25年以上実践しております。私の食生活では主食は、アワやヒエ、麦、玄米などを混ぜた雑穀米です。朝食は納豆とゴマ、ヒジキ、海苔、昼食は弁当で野菜の煮ものか具だくさんの汁物(ニンジン、ゴボウなどの根菜、キノコ類、カボチャなど食物繊維がたっぷりです。)、グレープフルーツ、ドライプルーン入りヨーグルト、おやつには小豆入りの和菓子か煮豆、夜は焼き魚とサーモンサラダと極めて粗食です。しかし会食や宴会の席では、人よりも良く食べ良く飲みます。なので「良く食べるのに太らないね。」と良く言われます。日常が粗食だからです。(以前にもブログで書きましたが、若いころの私はデブでした。)

今日の昼食はマルホ㈱さんからの好意で鰻弁当を頂きました。私にとっては贅沢なご馳走です。摂取したカロリーを消費しようと、仕事が終わってから、鏡張りのスタジオのような院長室でDVDを見ながらダンス・エクササイズに励みました。汗びっしょりで達成感がありました。

2012-05-23

犬が大好き!

昨夜は、我孫子市白山の皮膚科の先生のお宅にお邪魔しました。三井ホームが建てた瀟洒な豪邸です。モデルルームのような素敵なお部屋に、2頭のゴールデンレトリバーがいました。チェリーちゃんとアンジュちゃんといって、可愛くてお利口さんです。私は初対面でしたが、すっかりメロメロになってしまいました。犬を触っていると心が和みます。つい笑顔になります。美味しいお料理とワインを頂きましたが、可愛い子ちゃんを前にして、私は上機嫌ですっかり酔っ払ってしまいました。初めてお邪魔したお宅で、恥ずかしい限りです。
私は犬が大好きなのですが、今のところ、飼うつもりはありません。満足にお世話ができないからです。でも、いつか老後に飼うかもしれません。それまでは、よそのお宅の犬を時々触り心を和ませて頂ければ、思います。

2012-05-22

フラワーアレンジメント

本日、後輩のS(旧姓T)先生よりフラワーアレンジメントのギフトを頂きました。S先生は、丁度20年前に同じ病院の皮膚科医として一緒に働いていました。私より5期後輩なのですが、私以上に優秀でした。私が勤務医時代にご一緒した後輩の皮膚科の先生方は、皆揃って優秀でしたが、とりわけS先生は同性で私と年齢が最も近かっため、最も印象に残り、親しくさせていただいた先生です。私が10年以上、皮膚科科長の立場で勤務が続けられたのも、優秀な部下に支えられてきたからに他なりません。
私が開業してからは、S先生とは年に1回くらいしかお会いする機会がありませんが、事あるごとに気配りをしてくださり、嬉しく思っておりました。そして、このたびも素敵なお花を頂き、感激です。
「このたびはおめでとうございます。絵本の中のおうちのような素敵なクリニックですね。益々のご清栄をお祈りいたします。」とのメッセージカードが添えられておりました。優しいお人柄が偲ばれます。
S先生、ありがとうございました。お花は院長室に飾らせていただきました。

2012-05-21

ユーザーズミーティングと画廊

昨日の日曜日は、忙しかったです。仕事はいつもの如く外来、手術、レーザーと目一杯で、14:30終了。14:45に我孫子を出て、品川には15:40到着。恒例のキャンデラユーザーズミーティングに参加しました。毎年参加しているのですが、いつも日曜日の仕事が終わって駆け付けるので、大体最後の1時間のみの聴講です。最も聴きたかった演題が最後の2題でしたので、丁度良かったです。
① 太田母斑に伴う眼球上の色素斑に対して、緑内障治療用のQスイッチNd:YAGレーザー(その名もTango、素敵な名前です。)が有効である。
画期的な発表でした。従来、顔面皮膚の太田母斑は当院のALEXなどのQスイッチレーザーで、保険適応もあり、きれいに治せましたが、眼球のみは手がつけられないと考えられてきました。ところが、演者の医院の眼科の先生が試みたところ、治療成績が良好で合併症も少ないようです。ただし、眼科医の間ではまだ確立された治療法ではなく、世界中でその先生しかされていないそうです。自費の治療です。先駆者の勇気に敬意を表します。
② フラクショナルCO2レーザー「CO2RE」は、使い勝手が良さそうです。ハンドピースにはスキャナーがついていないので、軽量で操作性に優れているようです。なおかつ、蒸散とフラクショナルで、ハンドピースを付け変える必要がないのも便利です。ただし臨床効果においては、他の機種と比較して同程度のようです。私のような細腕の者には、術者に優しく操作しやすいレーザーが嬉しいです。後は、お値段の問題です。
お土産は、キャンデラ㈱のオリジナルパッケージのキットカットチョコレートでした。超レア物ですので、写真を載せます。
この会の終了後に向かったのは、銀座の石井画廊です。銀座松屋の中央通りを挟んで真向かいにあります。この辺りは、ブルガリ、ヴィトン、シャネル、カルティエが立ち並ぶ銀座で最も華やかな通りです。ここで、フランスで活躍中の日本人画家夫妻の個展がありました。私の学生時代の先輩がスポンサーをしており、招待状を頂いたので行ってきました。パリの窓辺からの風景やフォンテーヌブローの森など、いかにもフランス的な絵画でした。素敵だなとは思ったのですが、1枚が15~30万円で、ちょっと手が出ませんでした。招待してくださった先輩は、この画家の絵を医院に10点ほど展示しているとのこと。太っ腹です。私もいつか、医院を美術館のように飾りたいとの夢はあります。
画廊の入り口のポスターです。
画廊のある中央通りの花壇には、色とりどりの美しい花が咲いていました。絵は買いませんでしたが、代わりに花の写真を撮りましたので、アップします。

2012-05-19

御茶ノ水乾癬勉強会

今夜は、飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、医科歯科大学皮膚科とノバルティスファーマ㈱主催の御茶ノ水乾癬勉強会がありました。
最初の演題は、自治医大の大槻先生による「生物学的製剤時代の乾癬の全身治療」です。シクロスポリンから生物学的製剤に切り替えた症例の提示、切り替え方の一工夫、さらに生物学的製剤3種類の臨床効果の特徴と使い分けなど、最新の知見を紹介して頂きました。私自身は開業医の立場ですので、生物学的製剤の使用経験はありません。外用療法をベースにして、①ナロウバンドUVBかエキシマ照射にチガソン内服併用療法、②シクロスポリン内服療法のいずれか行います。医療コストの安さのために、①を選択するケースが圧倒的に多いのですが、重症例でなおかつ高額医療を容認してくださる患者さんには、今後、生物学的製剤をお勧めしてみようと思います。乾癬の治療は日進月歩で進んでおりますので、治療の選択肢が広がり、患者さんのQOLは益々向上するでしょう。
次の演題は、福岡大学の今福先生による「疫学から考える乾癬」です。従来指摘されている通り、乾癬は肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病など、いわゆるメタボリック症候群との関連が強いです。最近は、C型肝炎との関連も指摘されているようです。脂肪細胞はTNF-αのような炎症性サイトカインを産生しますが、乾癬素因がある状態でTNF-αの血中濃度が上昇すると乾癬の発疹が発症しやすくなります。メタボリック症候群では、TNF-αが上昇した病態であるため、乾癬を「TNF-α病」である、と位置付けた演者の先生の卓見には感服しました。メタボと皮膚病をサイトカインで関連付けた研究は興味深いです。
また、日本では乾癬患者の男女比が2:1と圧倒的に男性が多いのに対して、欧米では、1:1だそうです。男女別で、乾癬の発症年齢と年齢別肥満率の折れ線グラフが見事に一致することを指摘されていました。そして、日本女性は閉経前においては、世界に類を見ないくらいに肥満が少ないがゆえに、乾癬の発症が抑えられているとのこと。欧米女性は、閉経前でも肥満率は男性と同様だそうです。
疫学的に、日本女性は世界一スリムであることが立証されているようですが、一方、日本男性は、ここ20年間でメタボ率が上昇しているそうです。同じ民族でも、男女間のメタボ格差が拡大中なのが、日本の特徴です。
日本の男性の方々!脱メタボを目指しましょう。やはり肥満は万病の元のようです。

2012-05-18

接遇研修

本日は、私を含めて当院のスタッフが接遇研修を受けました。当院は医師1人、看護師3人、事務員4人の構成からなります。講師としてお招きしたのは、航空会社ANAの元社員の方です。いかにも接遇のプロらしく、笑顔の素敵な女性です。
医療提供側と患者さん側が良好なコミュニケーションを築くことが、よい治療効果を生むためには必須条件です。対面コミュニケーションには3つの要素があり、そのうち非言語的コミュニケーションが55%を占め、準言語的コミュニケーションが38%、言語的コミュニケーションは7%にしか過ぎないそうです。
非言語的コミュニケーションは第一印象が決め手です。第一印象は最初の0.6~6秒で決まってしまい、それを覆すのは至難の技のようです。具体的には、身だしなみ、おしゃれ、表情、姿勢、お辞儀、挨拶、手の動きなどが含まれます。一同、揃ってお辞儀の練習をしました。
準言語的コミュニケーションは、言葉の長短、強弱、抑揚です。
そして、最後に言語的コミュニケーション、いわゆる言葉づかいです。今更ながらですが、日本語の謙譲語と尊敬語の正しい使い分けを復習しました。面白かったのは、間違った例文を適切な表現に訂正する問題です。ファミリーレストランやコンビニの店員が使う「ちょっと気になる問題な日本語」例文集は、笑いを誘います。私のようなオバサンにとっては、不適切な日本語は耳障りです。人のフリ見て我がフリを治さねばと思いました。
医療を含むサービス業で最も難しいのは、依頼やお断りするときの言葉遣いです。物は言いようで、クッション言葉を駆使しつつ相手に事実はしっかり伝達し、なおかつ共感する姿勢を示すことも大事とのこと。
最後に、クレームを防ぐためには、身だしなみ、表情、言葉遣い、環境整備、スタッフ同士の言葉遣いや態度、の5つのポイントが大事であると強調されていました。ごく当たり前のことであるのですが、本日は、系統的に接遇の講習を受け、大変勉強になりました。明日からの業務に生かし、患者さんの満足度を高める努力をしていきます。

2012-05-17

かじ池亭での女子会

晴天に恵まれた昨日、私の友人ドクターのI先生とM先生と、我孫子市内のレストランかじ池亭で夕食をご一緒しました。勤務医時代の同僚で、同じ年齢で、20年来のお付き合いです。
かじ池亭は、まるでモネの世界のようです。自然の景観を残しつつ、なおかつ見事に手入れされています。我孫子とは思えない別世界です。夕方でしたのでハスの花は閉じていましたが、朝方には開花するそうです。どこを見ても絵になります。広大なお庭の手入れをオーナー社長さんがお一人でなさるそうです。
3人がそれぞれにスマホを持ち、写真を撮り合いました。
3人の集合写真を居合わせた方に撮って頂きました。左からM先生、私、I先生。
お料理も美味しかったです。好みのドイツワインも飲み、上機嫌で会話が弾みました。非日常的な空間で、優雅で楽しいひと時を過ごすことができました。十分にリフレッシュできましたので、今日からまた頑張ります。

2012-05-16

エアロビおやじ萌え~

この春は何かと慌ただしく、スポーツクラブへの足は遠のいていました。お客様から頂いた美味しいお菓子を、日々、本能の赴くがまま貪って多幸感に浸っていたところ、やはり脂肪が増えました。危機感を感じたため、昨夜は久しぶりに柏のスポーツクラブに行きました。お目当てのスタジオレッスンが終わり帰り際に、馴染みのドクターK先生に出くわし、エアロビクスに誘われました。私はエアロビクスはまったくできないのに、いきなり上級者向けのレッスンに入りましたので、邪魔にならないように後ろにいました。
周囲を見渡すと40~50歳代の男性が多く、お腹がでっぱりAGA(男性型脱毛症)気味で、一見すると、運動などできなそうにお見受けしてしまいました。ところが、一旦、音楽がかかりスタートすると、彼らは軽やかなステップ、キレのよいダンスを披露してくれたのでした。まるで、おやじダンサーズのように、かっこいいのです。ちなみに私はおやじダンサーズのファンで、3回ほどコンサートに行きました。
いかにも鍛え上げられた肉体よりも、お腹がでっぱったメタボ体型で、なおかつ重い体重を支えるべく筋肉量の多い太い下枝で、キレのよいダンスをすると、とても素敵です。惚れ惚れしてしまいます。
一方、冴えないのは私です。レッスン中ウロウロ、グルグルして全然ダメです。K先生より「また一緒にやりましょう。」と温かい励ましの言葉をかけて頂きましたが、私には才能がなさそうです・・・。

本日は5月とは思えぬ夏日です。自宅の寄せ植えのミニバラが開花しました。

2012-05-15

ケミカルピーリングを受けました

本日、スタッフ対象のケミカルピーリングの研修を行いました。患者さん役は、院長の私です。ピーリングは、6年以上前に受けたきりで久しぶりです。この半年間は、私は某メーカーさんより無料で頂いたAHA(α-ヒドロキシ酸)配合の化粧品、美容液、クリームを使っており、肌の調子は良いです。シミやニキビなどのトラブルがないノーマルスキンであっても、私のような年齢のエイジングスキンに対しては、角層へのケアは有効です。
AHAには、グリコール酸と乳酸の2種類がありますが、当院では30~40%のグリコール酸を使用しております。ピーリングの歴史は古代エジプトに遡ります。かのクレオパトラは乳酸入りのお風呂に浸かり、全身の美肌に磨きをかけていた、という伝説があります。
ガイドラインによると推奨度C1の適応疾患は、ニキビ、日光黒子(シミ)、小皺ですが、当院では、専らニキビに対して行っております。自費の治療ですので、何の症状もなくても患者さんのご希望があれば施術いたします。
恥ずかしながら、施術を受けている私の写真を出します。40%グリコール酸溶液を塗って、その後、水を浸したフェイシャルマスクで希釈冷却します。
粘土のようなエクセレントパックで覆います。施術者にとって素早く顔全体に塗るのは難しいようです。ゆっくりしていると、石膏のように固まってしまいます。施術を受けている者にとっては、ヒンヤリした感触が、何とも言えず気持ちが良いのです。グリコール酸を塗られた後のチリチリした刺激が、一気になくなり極楽です。石膏のようなパックを剥がすときに、古い角層が剥がれる感じで、これもまた快感です。パックを用いた冷却は、ピーリングそのものの効果には影響しませんが、施術を受ける側の満足度はアップします。
仕上げは、ビタミンCのイオン導入です。ビタミンCローションをたっぷり含ませたフェイシャルマスクに、クリップ電極を付けて10分間通電します。ピリピリはしません。パックに引き続き、冷却効果が気持ち良いです。
終了直後には、頬がほんのりピンクになりましたが、2時間ほどでさめてしまいました。さっぱりした感触です。ピーリングはレーザーと違い、熱さ痛さなどの苦痛がありません。むしろ30分間、スタッフが専属で自分1人のために施術をしてくれている、という満足感と、パックされているときの気持ち良さが重なり、1回当たりイオン導入込で8,400円は割安感があります。院長自ら施術を受けると、患者さん側の感想が分かります。

2012-05-13

バラが咲いた

暑くも寒くもなく、過ごしやすい気候です。4月に続き5月も百花繚乱ですし、私は年間で5月が最も好きな季節です。
自宅の庭では、大輪のバラが咲いています。
ジャーマンアイリスも開花しました。花期は短いのですが、圧倒的な存在感を示します。
ベコニアは医院の花壇にも植えましたが、花期が長いので楽しめます。
医院の花壇では、真紅のツツジが早くも散ってしまいました。代わってピンクのツツジが咲いています。花の命は短いです。

2012-05-12

スムーズな診療のために

本日は、連休明けの最初の土曜日なので、100名以上の患者さんが来院されました。連休中は比較的すいていたので、本日は想定内の範囲でした。多くの患者さんが当院を受診されますので、診療の流れをスムーズにするために患者さんにお願いしたいことがあります。
土日は8割以上の方が、アイチケットを利用しインターネットで順番を取られます。送信した時点での待ち時間は目安です。ご家族など連番で複数の遅れた方がいると、番号が突然進み、その後間に合わない方が続いてしまいます。ドミノが起こり、後に続く方にとっては迷惑です。遅れた方には30分ほどお待ち頂くことになりますが、ドミノのトバッチリを受けた方はお気の毒です。お互いのために、なるべく早めにご来院くださるようお願いいたします。
待合室ではアイチケットの画面で番号表示と音声案内をいたしておりますが、一つ前の番号の方が呼ばれたら、中待合室に移動してくださるようお願いいたします。院内が広いため、待合室から診察室への移動に若干の時間を要します。診察室にいる私からは、次の方は中待合室にいらっしゃるという前提で音声呼び出しをいたしますので、呼び出しても入って来られなければ不在とみなし、次の方をご案内いたします。
ところが、お呼びしても診察室に入って来られない方が意外に多く、これが待ち時間を長くする原因の一つです。次のパターンが見受けられます。
1、予め中待合へ移動されていない。
2、中待合室の椅子に座ったまま身動きされない。呼ばれても知らんぷり。(中待合室にもアイチケットの画面は設置され、音声は最大です。)
3、診察室のドアの前で仁王立ち。ドアを開けてもらうまで自らは入らず。(ドアの開け方が分からないのか?遠慮されているのか?)
ちなみに診察室のドアは病院と同じく自閉式で重いです。開けるときは少し力を加えないと開きませんが、自動的に閉まります。
1~3いずれの場合も、次の患者さんをご案内してしまうと、「ずっと待っていたのに、順番を飛ばされた。」とおっしゃいます。
待ち時間を短縮させて診療の流れをスムーズにするために、患者さんご自身での中待合室への移動、番号が呼ばれたら躊躇せず診察室に速やかに入られることをお願い申し上げます。

2012-05-10

お掃除ロボット

新クリニックに移転してから、毎日のお掃除はロボットのルンバに任せています。ルンバ技術の粋を集めた最上級機種「ルンバ780」を2台使っています。期待以上に賢く、くまなく、丁寧な仕事ぶりです。部屋のあらゆる状況に合せて、自ら考え、行動するために開発された最先端のロボットテクノロジーと謳われているだけのことはあります。人工知能AWARE®(アウェア)から受け取った情報を、瞬時に的確な動作に反映させるため、複雑な形状や、障害物の多い環境にも対応します。バッテリー残量が少なくなると、自動的にホームベース(充電器)へ戻り、セルフ充電を開始し、次の掃除に備えます。もし、エリア内の掃除が未完成のまま充電器に戻ると、充電が完了すると残りの仕事を再開します。
一昨日、私が帰るときには、2台とも充電器に戻っておりましたが、翌朝に来てみたら、何と1台が残りのお仕事をしていたのでした。3時間後に戻ったら、再び充電器に戻りセルフで充電しておりました。
人間以上に律儀で、手を抜かず几帳面です。ただし、ロボットなので融通が利かず、唯一最大の困った点があります。それは、セキュリティーシステムの人感センサーがルンバを侵入者と見なしてしまうことです。この1カ月間で、深夜に2回も警備員が駆け付けてしまい、お騒がせしました。
セキュリティーシステムが稼働中には、ルンバに生真面目に仕事せず、怠けるように仕向けたいところです。適当に融通を利かせて手抜きするのは、ロボットには真似のできない人間だけの芸当です。

2012-05-09

ツツジが満開です

風薫る5月、その象徴のようなツツジが当院の庭で満開です。電飾看板周囲の深紅のツツジが一際目を引きます。大輪の花びらがひしめき合って咲いています。深紅のドレスに身を包んだグラマーな女性を彷彿とさせます。
一方、花壇では、可憐な色とりどりの花が咲いています。時折、ちょっとずつ植え替えをしています。
こちらは、待合室の熱帯魚です。昨日、正式にリース契約をしたところ、アクセサリー、エアポンプ、照明などの機器一式が新しく入れ替わり、一層、美しくなりました。
私は仕事が終わると、熱帯魚や花を眺めるのが日課となりました。テナントビルの時にはなかった楽しみです。特に生き物は面白いです。見ていて飽きず、待ち時間も苦にはならないでしょう。

2012-05-04

プリザーブドフラワー

5月13日(日)は母の日です。一昨日、私は一足早く母の日ギフトを頂きました。夫がプランタン銀座でプリザーブドフラワーを買い、私にプレゼントしてくれました。大輪のバラが咲き誇っています。
私はプリザーブドフラワーが大好きです。生花よりも時として色鮮やかで、花粉症の方でもアレルギーを起こすことはありません。水分や湿気を嫌いますが、保存状態が良いと数年は持ちます。当院の各所にも、開院のお祝いで頂いたプリザーブドフラワーが彩りを添えています。婦人用トイレ、トリートメントルーム、パウダールーム、中待合室などに全部で7個飾ってありますので、機会があれば是非御覧下さい。いずれも皆素敵です。

2012-05-03

連休中はお顔のお直し2012

このタイトルで昨年もブログを書きましたが、昨年は他科の女性医師に施術し、今年は自分の顔です。昨夜、レセプト点検の作業を終えて、鏡をふと見ると老婆が映っていました。ここ2か月間の心身の疲れがモロに顔に出ておりました。本日5月3日が予定のない休診であることに気づき、衝動的にフラクショナルレーザー(LUX1540)を当てることを思いつきました。今回で11回目のセルフ施術で手慣れたものです。レーザー照射時の刺されるような熱痛さも1種の快感です。私には麻酔は要りません。美肌のためなら痛さも何のその、女は痛みに強い生き物です。
照射10分後の真っ赤に腫れあがった顔も見慣れています。今朝目が覚めると、眼瞼の浮腫のみ残り赤味は完全に引いておりました。24時間後には浮腫はほぼ引いており、念入りに当てた下眼瞼から目尻に点状紫斑がわずかに認められます。おそらく明朝には、レーザー照射の影響は完全に引いてしまうことでしょう。
仕事中は常に素顔で、ファウンデーションをつける習慣がない私にとって、ダウンタイムが短く、なおかつ確実に効果が得られる方法が最もお気に入りのリジュビネーション治療です。効果が実感できる1ヵ月後が楽しみです。
フラクショナルレーザーは、譬えれば、スチームアイロンのようです。ヒート・ダメージで線維芽細胞からのコラーゲン産生を誘導させるのが機序です。本当は、照射直後にビタミンCイオン導入をして、自宅でも週に3回イオン導入までできれば、アイロンに皺予防の仕上げ剤が加わり、最強のリジュビネーションになるのでしょうけれど、私はそこまで手が回りません。患者さんには、それをお勧めしております。
フラクショナルレーザー36時間後はどうなっているのか?ご覧になりたい方は、明日、当院にいらしてみてください。いつもの如く私はスッピンで診療しております。