2012-12-31

大晦日2012

昨夜は鬼怒川温泉の旅館「山楽」に泊まり、本日帰宅しました。食事良し、お風呂良しで、大変満足です。部屋も和室3部屋、洋間1室と広くて、家族が個室で勉強できる環境でした。
昨夜の料理の1品目の前菜です。
今朝の朝食です。
窓からは鬼怒川が見えました。
毎年、年末には家族で日光・鬼怒川方面に出かけ、温泉に浸かり1年の疲れを癒します。我が家の恒例の行事です。
ブログの読者の皆さま、1年間大変にお世話になりました。来年も何卒よろしくお願い申し上げます。どうか良いお年をお迎えください。

2012-12-30

鬼怒川温泉にて

只今、鬼怒川温泉の山楽にて、スマホより更新中。美味しい料理を食べて温泉に浸かり、トロトロです。布団に寝っころがっていますが、食べ過ぎて浴衣の紐がキツイ。2人の医学生の娘たちは、教材を持ち込み、試験勉強に余念がありません。昔と違って今の学生は、覚えるべき量が膨大で、暮れも正月も勉強が忙しそうです。親は邪魔にならないように、温泉に浸かるか布団に潜るしかありません。久々のオフをのんびり過ごしています。

2012-12-29

無事御用納め

今年最後の診療が、つい先刻終了しました。予約も含めると約100人の患者さんが来院されました。懸念していた私の体調も悪化せず、何とか乗り切れました。実は今朝には37.8℃と発熱していたのですが、特に服薬もせず、仕事が終わって検温したら平熱に下がっていまし。恙無く無事に診療することができて、安堵しているところです。
当院では休診日が不規則なのですが、診療日数は毎月ほぼ25日で固定し、年間でジャスト300日です。開業してからの10年間、病気や事故などで突然の休診をすることなく、年間300日の診療を続けることができました。健康に恵まれていることに感謝です。
さて、昨夜は長女も帰省したので家族4人で、行きつけのイタリアンレストラン「パラティーノの丘」で食事をしました。一流店にも色々行ったけど、自分にとってはここがナンバーワン、というのが、家族全員で一致しています。ありふれた身近な食材がシェフの手にかかると、問答無用の極上の一品に変身します。高価な食材をふんだんに用いた高級料理よりも、はるかに感動します。シェフ1人で厨房を切り盛りし、お客を待たせることなく、手早く次々と料理が出てきます。マジックのようです。ここでの食事中は、美味しい料理とワインで幸せな気持ちになります。そして会計のときには、あまりにリーズナブルなのに驚き、嬉しくなります。当ブログに何度か載せましたが、お勧めのお店です。
シェフとのツーショット。私は酔っ払っていて、ブログ掲載の許可を頂くのを忘れてしまったので、目隠しさせて頂きました。ラテン系の顔立ちのイケメンです。

2012-12-28

明日が仕事納め

本日が仕事納めの方が多いとは思いますが、当院では明日まで診療し、明日が仕事納めです。土曜日なので混雑を予想します。6日間休診し、年明けは5日(土)から診療を開始いたします。
さて連日、最低気温を更新し、空気も乾燥しております。私はエアコンが好きではないのですが、業務上、患者さんも服を脱ぎますので、暖房を使用せざるを得ません。当然加湿器もフル稼働しておりますが、それでも室内の湿度は30%と低めです。健康上は50%以上の湿度を保つのが理想です。湿度が低いと皮膚が乾燥するのみならず、気道粘膜も乾燥して、ウイルス感染を起こしやすくなります。
私は、昨日の仕事中に突然に気道がむせて、咳が出ました。口腔内も乾燥して息苦しさも感じました。くしゃみ、鼻水、発熱などの感冒症状はありませんが、今朝から声もしわがれて、発声しにくくなりました。今日はずっとマスクをして仕事をしましたが、辛いのは、耳が遠い方に説明をするときです。大きな声で何度も同じ説明をするのは苦しいです。なので別室に患者さんを案内し、看護師から通訳をしてもらいました。
明日もこんな調子でしょう。お見苦しかったり、お聞き苦しい点もありますが、御容赦ください。明日1日乗り切れば、私はオフに入れますので、頑張ります。

2012-12-26

一仕事を終えて

只今、年賀状の印刷中です。プリンターが仕事中で手持無沙汰なので更新します。今晩、投函できそうでほっとしています。読者の皆さまも年末は、御用納めに向け繁忙なのに加え、年賀状書きで慌ただしくお過ごしのことと存じます。当ブログも年間で最も閲覧数が少ないのは毎年12月なので、読者の方のお忙しい生活ぶりが伺えます。
本日、ある女性からベルギーチョコレートを頂きました。ピエールマルコリーニです。国内では東京駅、羽田空港、銀座など5店舗しかないため、私にとっては初めてのブランドです。自宅に持ち帰り、家族で賞味させて頂きます。
私の好きなスイーツは、粒餡入りの和菓子かチョコレートです。スイーツ好きの女子から頂くギフトには、まずハズレがありません。本日は一仕事を終えてからの、楽しみができました。

2012-12-25

最近のマイブーム

昨日は、観客の前での初めてのダンスパフォーマンスに出演しました。日頃の練習の成果を発揮する恰好の機会でした。夏からずっと振付の練習はしていたのですが、難しいと感じたのは舞台メイクでした。先週の誕生日に、生まれて初めて付けまつげをしたので、記念にブログにも載せましたが、あの顔を自分で再現するのは至難の業でした。昨日は2cmの長さのバサバサの付けまつげを自力で貼り付けてみました。1回では上手くいかずやり直しもしましたが、左右で同じ角度にならず難しいです。糊も少ないと剥がれやすいし、多いと糊が白く付着します。アイシャドウやらアイライナー、アイブロウなども新規に購入し、濃く塗りたくりました。目が2倍以上に大きく見えます。完成した顔はどう見てもケバイ!
今まで私にとって未知の世界であったメイクに興味を持ちだすと、奥が深く思えてきます。皮膚科医としての視点からも面白いです。瞼のように表皮が薄い部分に、糊を付けると角質が剥がれて、アレルギーの感作が成立しやすくなりそうです。瞼はかぶれを最も生じやすい部位です。アイプチで瞼がかぶれて、赤く腫れるのを繰り返す中高生をよく見かけます。
何事も練習を重ねないと上手になれませんので、機会があるごとに付けまつげや濃いアイメイクの練習をしてみるつもりです。仕事中は、ほとんどノーメイクなのですが。
53歳にして、メイク道に入門したところです。

昨日はパフォーマンスの後はサンタのコスプレに着替えました。過激な衣装でしたので、写真の掲載はいたしません。(予想以上の露出度で買い物の失敗でした。たまにあります。)

2012-12-22

元気になるためのお手伝い

私より一回りほど若い女性の患者さんが来院されました。どう見ても美人の方です。「自分の老けた顔を鏡で見ると滅入ってしまう。気持ちが落ち込み、鏡を見るのもイヤ。」とのことでした。御指摘の部位を拝見すると年齢相当の変化で、他人からは気にならない程度です。特別に老けた印象はないのですが、その方は絶望的な表情をされ、悲壮感すら漂っていました。
私はその方の、悩みを解決するための具体的な治療法を説明し、施術の予約を入れさせていただきました。
私はこの患者さんの気持ちが痛いほど理解できます。私も40歳代後半、特に48歳ごろ、同じ気持ちでした。若いころは顔の造作がコンプレックスでしたが、年齢とともに気にならなくなり、むしろ加齢に伴う変化が日々気になり出しました。自分の顔写真を見るとがっかりし、目を覆いたくなりました。家族も他人も誰も気にしてはいないのだけれど、自分の容貌の衰えは自分が一番良く分かります。自分の顔に自信が持てず、ネット上に自分の顔写真を公開する気にはなれませんでした。
48歳ごろから、自分の顔で注射の練習を年に1回してみたり、各種レーザーを試しに照射したりしているうちに、いつの間にか、加齢のコンプレックスが気にならなくなりました。
家庭でも子育てから解放され、心身のストレスが軽減されたためか、「5年前より若くなったみたい。」と言われるようになりました。(子育てのストレスは女を老けさせる!)
当ブログでも当初は、顔写真はありませんでした。スナップ写真を載せるときには、自分の顔にモザイクをかけようかと考えたこともありましたが、それでは読者にとっては面白味に欠けると判断し、腹を括って面出しをしました。最初の第一歩を踏むと、その後は平気になってしまいました。
私は容姿には自信がありませんが、年齢相当に老いた自分をあるがままに受け入れ、晒け出すことにしました。
私にとって年齢を重ねることは、今の仕事をするためには必要不可欠です。患者さんの悩みに共感できるからです。通常通りに仕事をしながら、できれば短いダウンタイムで、周囲に気付かれないように、ちょっとずつ若返りたいという願望は、どなたにもあります。そして自分が鏡を見るたびにハッピーな気持ちになり、元気になれればそれで良いのです。そのためのちょっとしたお手伝いができれば、私の本望です。

2012-12-21

ダンス・コスチューム

今日も仕事帰りにダンスのレッスン。メイクの自主練習をしてからコスチュームに着替え、下手な仕上がりだけどセルフ撮り。今日のコスチュームはこちらです。
こちらも、可愛いのでお気に入りです。
こちらは、ダンスチームでお揃いで購入しました。バーン・ザ・フロアのステージ衣装みたいできらびやかです。
ダンス・コスチュームは、お気に入りでも中々着る機会がありません。パーティーでも浮いてしまいます。なのでブログにアップします。

2012-12-20

早い時間がお勧め

4月に移転してからずっと外来が混んでおりましたが、今月に入ってから急に例年並みの季節相当の閑散とした落ち着きが続いておりました。来院された患者さんも、待ち時間の短さに驚かれていました。ところが年末が近付くにつれ、特に本日は当院の日常的な混雑が戻って参りました。7:45から受付が始まり8:00から診療しておりますが、寒い朝は患者さんの出足が遅く、10:00過ぎ頃から混み出します。早い時間に来院された方は待ち時間も短くて済むのですが、段々伸びてしまいます。平日の9:00頃までに来院された場合には、予約なしでも美容レーザーの施術もできます。混雑状況によっては来年の予約を入れさせて頂いております。
学校に通う子供たちは明日が終了式で、明後日から冬休みのようです。年内は29日(土)まで診療しておりますが、おそらく明後日から混雑が予想されます。
来院は朝の早い時間がお勧めです。

2012-12-19

ナイロンタオルで洗っていませんか?

今の季節は皮膚の乾燥により、皮脂欠乏性湿疹が発症しやすいです。最もできやすい部位は下腿です。当院も開業して10年経ちましたので、毎年季節が巡って来ると同時期に同じ病名で、患者さんは受診されます。そして、毎年ほぼ同じお薬を処方しております。皮脂欠乏性湿疹は、通常ご高齢の方にできやすいのですが、40~50歳代の比較的若い方にもできることがあります。その場合、私は「入浴時に、ナイロンタオルでカラダを直に洗っていませんか?」とお尋ねします。するとほとんどの患者さんが、「はい。」と答えられます。
ナイロンタオルや泡立てネットは文字通り、泡を立てるための道具です。私も100円ショップで買った泡立てネットを使用しますが、それでカラダを洗うことはいたしません。ナイロンタオルなどで皮膚を擦ると、角質が過剰に剥離されセラミドが失われ皮膚の乾燥は悪化します。こうした無謀な洗い方はお勧めできません。
さらに長年の使用により、首や鎖骨、脊椎、上前腸骨棘などの皮下脂肪が少ない部位の皮膚は、色素沈着し黒ずんできます。特に痩せ気味の方に顕著に出ます。これをtowel melanosisあるいはfriction melanosisと呼びます。
ナイロンタオルで顔を洗うのはありえないですよね。カラダも同じです。顔もカラダも、潤いのある白い肌のためには硬いゴワゴワした素材で擦るのは厳禁です。では、どうやってカラダを洗ったらよいのかを指南いたします。2011年1月27日の当ブログ記事「正しい体の洗い方」から一部抜粋します。
<正しい体の洗い方>
洗面器にお湯を入れて、液状石鹸を入れて泡立てます。あるいはお湯を浸した泡立てネットに固形石鹸を付けて、ネットをもみながら良く泡立てます。ホイップクリーム状になったら泡を手ですくい、できるだけ素手で洗います。(柔らかい木綿のタオルならOKです。)直接、石鹸を肌に擦り付けたり、ナイロンタオルや泡立てネットで体を擦るのは厳禁です。洗いざらしの古いタオルもダメです。最後にぬるめのお湯で良くすすぎます。

冬はあまり汗をかくこともないため、毎日入浴のたびに必ずしも石鹸を使う必要はありません。分泌物の多い脂漏部位に限って石鹸を使用し、後は湯船に浸かるのみでも十分です。昔、お年寄りがよく言いました。「垢で死ぬことはない。」その通りだと思います。

2012-12-17

53歳になりました

本日、私は53歳になりました。1年前に「52歳になりました」を書いて早1年。この1年を振り返ると、春には次女の高校卒業、大学入学を経て子育ての卒業をしました。同時進行で4月に医院の移転という一大事業を無事済ませることができました。この二つのイベントが済むと、一気に肩の荷が下りて身軽になりました。仕事の上では、スタッフが充実したため夏の繁忙期も疲弊せずに乗り越えることができました。夏より趣味のダンスのレッスンを受け始め、秋以降はドップリ浸かり、只今、青春を謳歌している最中です。波乱万丈の1年でしたが、私の人生にとって52歳は最も節目になった年でした。私は、いつも今が一番人生の中で充実していて楽しいと感じて生きてきましたが、今も正にそう感じております。
私は仕事でもプライベイトでも、素晴らしい方々に恵まれ幸運でした。私とご縁のあった方々のお陰で今日の私があります。これからの人生は、人々の幸福への貢献を目標にしていきたいと考えております。1年後の今日、どんな記事を書いているか楽しみです。
本日、ダンスの先生から舞台メイクの講習を受けました。せっかくなのでスマホでセルフ撮りしました。ちょっと恥ずかしいのですが・・・。

2012-12-16

何もしないのが最良のケア:その2

2011年11月15日に当ブログで「何もしないのが最良のケア」という記事を書いたところ、直後は反響は乏しかったものの、ここ半年で閲覧件数が急に増え、当ブログ中5番目に最も読まれている記事となりました。「何もしない スキンケア」とか「何もしない 美容法」で検索すると当ブログがトップにヒットします。私にとっては意外でした。私にとって当たり前のことをサラサラ書いただけなのに、反響の大きさに驚いております。
さて、本日の朝日新聞の朝刊に、ある漫画家の方のコラムが掲載されていました。要旨を紹介します。化粧水、乳液、お化粧などすべてやめて、水洗いのみで、外出時にはUVパウダーをはたくだけの「何もしない美容法」をしたところ、あっという間に皮膚がキレイになったそうです。ご自身でもキレイになったと思ったところに、そういうことに鈍感なタイプのオジサマからも「肌がキレイになった。」と褒められたとのこと。では、今までの人生でかけてきた時間と労力とお金は何だったのかしら?良かれ、と信じてきたことがそうでもなかったことに、びっくりする、とのことでした。
興味深く読ませて頂きました。おそらくこの記事に対しても賛否両論、色々な意見や感想が続出することでしょう。
さて、「何もしない」がまかり通るのは、あくまでトラブルのない健康な肌であることが大前提になることを申し添えます。当ブログの記事にもその点は記載済みです。乾燥肌の方が、今の季節に「何もしない」のは無鉄砲です。やはり、何らかの保湿をした方がよいでしょう。
ちなみに私のスキンケアを紹介しますと、夜は入浴時にアルファヒドロキシ酸(AHA)含有のピーリング石鹸で洗顔します。ホイップクリームのように泡を顔に付けたまましばらく置き、その間にカラダを洗い、その後洗い流します。その後顔に付けるのは、いつもながらメーカーさんからタダで頂いたサンプル品です。(実は私は基礎化粧品を買ったことがありません。)夏は汗で潤うので文字通り何も付けないことが多いのですが、現在は10%ビタミンCローションとAHA含有クリームを付けています。朝はぬるま湯で洗顔後、春、夏、秋までは日焼け止めクリームを塗っておりましたが、冬は唇と目の周りにワセリンだけ塗って出勤します。(ワセリンが最強で最も安全な保湿剤であると考えます。個人的にはワセリンが大好きです。)仕事中にファウンデーションは付けません。せいぜいポイントメイクで、マスカラ、眉、シャドウ、リップグロスで3分間で済みます。お金も、時間も、労力もかけずに、楽をしております。生まれつき肌が丈夫なので、無精しても肌にトラブルを感じたことがなく過ごしてきました。
「何もしない」美容法でキレイになれたのは、健康な皮膚であることの証拠であると考えます。健康な皮膚の方にはお勧めです。

2012-12-13

美ボディ道を究める

女性なら誰でも飛び付きたくなるようなタイトルを付けました。私の半生はこの課題との格闘でしたので、お悩みの方に多少なりともお役に立てるかもしれません。
その昔、高校生のころ私は数学が大の苦手でした。(文系科目が得意でした。)外部模試では3年間の平均偏差値40で、とても医学部受験生のレベルではありませんでした。でも1年間の努力の結果、入試本番では数学満点を取って合格しました。元々秀才ではないため、できない子がどこで躓いているのかが良く分かり、学生時代に家庭教師をしたら好評でした。
そして、私は10代~20代前半までおデブでした。15歳がピークで今よりも13kg太っていました。身長151cmで体重57kg、BMI25で肥満児でした。25歳で医師になってから徐々に痩せ、20代後半で現在の体型になって以来、2度の出産を経てもリバウンドせずに維持できています。人生で最も多感な頃に太っていたため、太っている人の気持ち、ダイエットの挫折を繰り返す気持ちがよく分かります。
もし私が生まれつき頭が良く、スタイルも良かったら、そうでない人の涙ぐましい努力に共感ができなかったでしょう。なので自らの体験が「希望の星」になり得るのでは、と思います。上のようなタイトルで出た以上、サイズを公表しなければなりませんね。現在、体重44kg、体脂肪率16~20%(変動しやすい。)、バスト84cm、ウエスト57cm、ヒップ82cm、20歳代後半とほぼ同じです。BMI19です。タニタの体組成計では体内年齢27歳と、実年齢マイナス25歳で表示されます。

さて、どうしたら痩せられるか?理屈は簡単です。
摂取カロリーを減らすことです。これが最も確実です。このためのノウハウや体験談が無数に出版されたりブログで公開されています。ただし、短期間での急激なダイエットにより、無月経などの弊害も起こり得ます。食生活を改善し、数か月ないし数年でゆっくりと体重減少を目指した方が無理なく、リバウンドも起こりにくいです。
そして、適度の運動です。ダイエットのみでは代謝が低下しがちです。早いテンポの歩行、階段昇降、掃除など日常生活そのものがエクササイズです。
ウエストのくびれを目指すならば、内腹斜筋、外腹斜筋を狙ったトレーニングで得られますし、ポッコリお腹は腹横筋のトレーニングで解消できます。エクササイズDVDを購入し自宅で行うのも良いのですが、スポーツクラブでエクササイズプログラムに参加するのもお勧めです。お気に入りのインストラクターと一緒に楽しむことができます。
最後の留めの一発は、部分痩せマシーン「ゼルティック」です。当ブログでも紹介しましたし、私も1度だけ受けてみましたが、2ヵ月後に効果が実感できました。1回の施術で脂肪細胞の数が減少しますので、体重が増えても施術部位の凹みはキープできます。痛かったけど効果大!

全体に体脂肪を減らすのは簡単なのですが、女性の場合、同時にバストも小さくなってしまうのが悩みです。特に授乳後の廃用性委縮が追い打ちを掛けますし、更年期に差し掛かると目も当てられなくなります。
そこで救世主、大豆イソフラボンの登場です。従来より、植物エストロゲンである大豆イソフラボンは、次のようなエストロゲン様作用を持つことが知られています。
・皮膚のコラーゲンと保水量が保たれ、潤いとハリを維持する。モチモチした若々しい肌になり、美肌効果があります。
・乳房や性器、皮下脂肪を発育させ、丸みのある女性らしい体を作る。
・コレステロールの増加を抑えて動脈硬化を防ぐ
・骨粗鬆症を防ぐ。
・自律神経を安定させる。
・膣や膀胱の、伸縮性や自浄作用を高める。
 
 
大豆イソフラボンはその化学構造がエストロゲンと類似しエストロゲンレセプターに結合することから、種々の生体作用を発揮することが、動物実験で示されています。乳がん発症や再発のリスクを高める可能性も考えられ、サプリメントからの大豆イソフラボンアグリコンの接取は30 mg/日の範囲に収まるように推奨されています。
しかしながら、豆腐、納豆、煮豆、みそなどの「伝統的な大豆食品」について、日常の食生活における長い食経験があり、これらの大豆食品を食べることによる大豆イソフラボンの健康への有害な影響が提起されたことはなく、心配する必要はありません。 つまりサプリの安全性は担保されないが、大豆食品ならば上限を気にする必要ない、ということです。
食品安全委員会の評価書によると、食品100g中の大豆イソフラボン(アグリコンとして)の含有量は以下のとおりとなっています。
(mg/100g)
食品名(検体数) 含有量 平均含有量
大豆(11検体) 88.3~207.7 140.4
煮大豆(3検体) 69.0~74.7 72.1
揚げ大豆(1検体) 200.7 200.7
黄粉(2検体) 211.1~321.4 266.2
豆腐(4検体) 17.1~24.3 20.3
凍り豆腐(1検体) 88.5 88.5
おから(1検体) 10.5 10.5
金山寺みそ(1検体) 12.8 12.8
油揚げ類(3検体) 28.8~53.4 39.2
納豆(2検体) 65.6~81.3 73.5
味噌(8検体) 12.8~81.4 49.7
醤油(8検体) 1.0~1.7 0.9
豆乳(3検体) 7.6 ~59.4 24.8
厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに
関する調査研究(1998)より

納豆1パック45g中に、大豆イソフラボン(アグリコンとして)33mg含まれていることになりますので、サプリより安全に、お手軽に、エストロゲンを補充できることになります。私が毎日欠かさず、納豆を食べる理由はここにあります。
ダイエット中、全身の体脂肪を減らしたい時に、減らしてはいけないバストだけは脂肪を残すためにも、納豆は女性にとってマストな食材です。美ボディを目指す者はサプリに頼らず、食材にこだわるべし!これが王道です。

2012-12-12

医師の実践する健康法

一昨日の夜、ある民放番組を見ました。減量に成功した3人の現役医師が自ら実践する健康法を紹介し、それに対して審査員の医師たちが評価する内容でした。出演者は全員男性医師でした。三者三様個性があり、興味深かったです。出演者と私で共通しており、共感できた点は、
・早寝早起き。
・適度の運動。
・緑黄色野菜をたくさん食べる。
・塩分控え目。醤油の変わりにスダチで味付けする。調味済みの料理には食卓で調味料はかけない。(私も同様です。握り寿司に醤油は不要です。宴席で私の小皿に醤油を注ぐお節介な方には、ほとほと困ります。)
・納豆とヨーグルトは毎日欠かさず食べて、トッピングにこだわる。(私も毎朝必ず納豆を食べます。タレは入れずに、擦った黒ゴマ、ヒジキのふりかけ、サーモンフレークをかけます。昼はプレーンヨーグルトにキウイとドライプルーンを添えます。納豆とヨーグルトは旅行先でも必ず食べます。)
・夜は好きなお酒を適量飲む。

逆に、これはちょっと私には頂けない、と思った点は、
・朝食抜きで午前中は水分補給のみの1日2食。
・あるいは夜は晩酌のみで夕食抜きの1日2食。
・主食抜きの極端な糖質制限。(私の主食は朝と昼は雑穀入りご飯で、夕食は主食抜きです。3時のおやつはカボチャやサツマイモ、黒豆、うずら豆あるいは大福餅などの甘い物です。仕事が終わってほっとした瞬間の楽しみです。糖質制限なんて私には不可能です。)

私の場合、間食を含めると1日4食です。低脂肪、低カロリーながらタンパク質を摂取し、エネルギー源は炭水化物です。出演者の先生方は皆、御自身の健康法を自慢し、美味しそうに召し上がっていました。特に、夜にお酒を飲むシーンでは、至福の笑顔でした。自分が好きなもの、美味しいと感じるものが、毎日続けられるものになります。カラダにいいと分かっていても、口に合わないものは無理です。結局、自分が美味しいと感じるものを食べ続けるのが、ストレスが溜まらず、最良の健康法なのでは、と思った次第です。

今回の出演者は全員男性でしたが、女性の場合、体脂肪を減らすときに注意しなければいけないのは、バストです。ウエストのクビレを作りつつ、バストをキープする、という永遠の課題をクリアするためにはコツがあります。この話題は、いつか別の日に記事にします。

2012-12-09

冬の楽しみ

すっかり寒くなりましたね。冬は寒くてお籠りがちになりますが、私は今の季節も嫌いではありません。冬は年間で最も皮膚科の患者数が少ない季節ですので、カラダが楽で余力があります。仕事以外の趣味に費やす時間がとれます。日常生活の中でお楽しみの時間を作り出すことができます。
冬は夏に比べて紫外線量も弱いため、朝の出勤時に必ずしも日焼け止めのクリームを塗らなくてもよく、無精な私にとっては助かります。私にとって冬の方がスキンケアは楽です。朝はぬるま湯で洗顔して何も付けません。幸いにも乾燥肌ではないため、「顔がツッパル」という感覚を感じたことがなく過ごして来られました。(乾燥肌の皆さんは私の真似をしないで、保湿をしましょう。)その昔、いつかオバサンになったらきちんとファウンデーションを塗ろうと思っておりましたが、十分オバサンになっても塗る習慣はつきませんでした。
冬の楽しみの一つは、お魚が美味しいことです。サンマ、ブリ、鮭など日常の食卓に上がる魚も脂が乗って極上になります。この季節ならではの食材にフグがあります。私はフグが大好物です。昨夜は柏市内の某所で医師会の忘年会があり、フグのコース料理でした。ヒレ酒も頂き、至福の時間を過ごしました。この季節ならではのお楽しみでした。

2012-12-07

世界中が恋をした!

世界中が恋をした!究極のダンスエンターテイメント「バーン・ザ・フロア」を昨夜、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブで観て参りました。ブロードウェイ、ウエストエンドが絶賛した極上のダンスパフォーマンスでした。私がかつて観たパフォーマンスの中ではナンバーワンかもしれません。官能的でエキサイティングで、感動の連続でした。ダンサーは各国のチャンピオンやファイナリストで、鍛え抜かれた肉体美と卓越したテクニックを存分に披露しておりました。観客は興奮して、歓声を上げていました。
私が最も魅了された曲は「Sway」でした。実は、私が所属するダンスチームで現在猛練習中の曲です。来月のパフォーマンスに出るために練習に余念がありません。同じ曲でもアレンジも振付も違いますが、恋の歌を見事に情熱的に表現されているのが大変参考になりました。私は、恋する女性の気持ちになりきり陶酔しました。この曲は昔、トリオ・ロス・パンチョスによりQuien Sera(キエン・セラ)というタイトルで大ヒットし、私は中学生の時に曲が気に入って、歌詞の意味も分からずスペイン語で口ずさんでおりました。高校生の時には、来日公演にも行ったほどラテン音楽が大好きでした。今、その歌詞の意味を知ったら、セクシーなので驚きました。
「あなただけが知っているその方法で、なめらかに私を揺らして。震わせて。抱きしめて。しならせて。落ち着かせて。あなたは私の扱い方を知っているの。私と揺れて。」
 
帰り際にロビーで、私の友人のK先生ご夫妻と偶然お会いしました。感動の余韻に浸かっていらっしゃいました。私は昨夜の素晴らしいダンスを観て、元気とパワーが充電されました。今日もダンスのレッスンをしてきたところです。中々上達しませんが、希望を持って頑張ります。

2012-12-06

今日は暖かい

昨日までと打って変って、今日は朝から暖かかったです。朝の出勤時につい習慣で厚手のコートを着てしまいましたが、途中で暖かくてコートが不要であることに気付きました。クリニックに着いたころには、暑くて汗びっしょりになりました。院長室に入るなり、一旦全部脱いで汗を拭いてから白衣に着替えました。
私が今朝暑がるのはもう一つ原因がありました。昨夜、柏市内の某所で皮膚科の先生方数人で飲み会があり、美味しいご馳走とお酒を頂いたためです。高カロリー食を摂取した翌朝は、肝臓に貯蔵されたグリコーゲンが盛んに燃焼されて、代謝が亢進してカラダが熱を発散します。摂取したカロリー分を消費しようとする機構が働きます。気温が低くても寒さを感じません。私にとっては当たり前の現象なのですが、そうでない人もいることを最近知りました。もしかしたら私は、特別な燃焼系体質なのかもしれません。
 
昨日は懐石料理とビール、白ワイン、日本酒を頂きました。
冬にダイエットすると代謝が下がり、寒さが身にしみます。現在、ノロウイルスが猛威を奮っております。インフルエンザも散見されるようです。常識ながら手洗い、うがいの励行、衣服による防寒など、健康管理に留意しましょう。

2012-12-04

年内の予約状況2012

当院の診療は年内は29日(土)までで、年始は5日(土)から開始します。年内の診療日数もあと22日を残すのみとなりました。ところで、午後からの美容診療や手術の予約状況をお知らせします。現時点では年内は28日(金)の一コマのみ空きがあります。年内の施術をご希望の場合、早めに予約のお電話を頂くか、あるいは平日の午前早めの時間帯に来院下されば、当日に施術させて頂くことも可能です。混雑状況によっては来年に予約を入れさせて頂きます。いつもながら、キャンセルの連絡は前日までにお電話くださると助かります。よろしくお願い申し上げます。

さて本日は、マルホ㈱のMRのKさんが訪問されました。皮膚科関連の品目が多い ため、熱心に営業活動されています。本年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。

2012-12-03

ダイオードレーザーの試み

本日、ダイオードレーザーMedioStar NeXTのデモ機をお借りしました。脱毛用レーザーです。当院では現在の所、脱毛はIPLとロングパルスNd:YAGレーザーの2機種を用いており、ダイオードレーザーは初めてです。本日初めて使用しての第一印象は、
・コンパクトでスリムなボディなので、脱毛が目的ならば最初の1台目の機器になりうる。
(メタボな機器は邪魔になります。小型で高性能が機器に求める第一条件です。)
・術者にとって操作が楽。光らないので目も疲れない。
・施術時の疼痛はそこそこあるが、設定次第で調整可能。

メーカーからの説明では、
・あらゆるスキンタイプに適応し、日焼けした肌でもOK。ヤケドのリスクが極めて低い。
・他機種と比べ1回での脱毛効果は高く、他機種の施術により剛毛化した毛にも有効。
とのことです。

明日から早速、患者さんに対してダイオードレーザーによる脱毛を開始してみます。
夕方、久しぶりに我孫子駅南口に行ってみました。駅前ロータリーはクリスマス・イルミネーションで華やかでした。一方の北口ロータリーは飾り気がなく、ちょっと寂しいです。

2012-12-02

イルミネーションのバージョンアップ

今日は、今シーズンで一番の冷え込みでした。私は毎朝6時50分に出勤しますが、昨日まではストールで何とか頑張ってきましたが、今朝から冬用のコートを着始めました。木綿下着の上に保温下着やスパッツを着用して、ウール素材の服を重ねて着ます。しもやけ予防のために靴下を2枚重ねて履いてから、ブーツを履きます。クリニックに着くころには代謝も高まり、寒さを感じません。
さて先月、当院正面玄関向かって左側のシンボルツリーに、クリスマス・イルミネーションを施しましたが、本日はさらにバージョンアップしました。左側のツリーには、さらにブルーのLED電球を追加しました。
正面玄関右側のツリーにも、白色のLED電球を新たに付けました。電源はソラーパネルからの太陽光発電です。光センサーにより昼間は消えて、夜になると点滅します。
この寒さの中、取り付け作業をしてくれた夫に感謝です。お陰様で私のイメージ通りのメルヘンの世界が出来上がりました。そして、私はお城のプリンセスです。妄想は果てしなく広がります・・・。


2012-11-30

大阪での学会

大阪で開催中のアレルギー学会に参加して、先刻帰宅しました。学会参加の目的は専門医資格の更新のためです。アレルギー学会専門医は開業してから45歳の時に取得しましたが、現在の診療業務においてあまりメリットを感じません。もう返上しても良いかとも考えておりますが、折角試験に合格して手に入れたものを手放すのも惜しい気がして、結局毎年学会に参加しております。参加すれば、それなりに知識も増えます。今回は皮膚科よりも小児科の先生による喘息の治療の講演が為になりました。
疾患のコントロールのためには吸入ステロイドの正しい使用が必須ではあるが、思春期ごろより薬剤管理が保護者から患者本人に委ねられるようになると、アドヒアランスの維持が危うくなりがちである。アドヒアランス向上のためには患者自身の自己管理能力を育て上げ、モチベーションが高く保たれるような支援が医療者側に求められる。
といった趣旨でしたが、アトピー性皮膚炎の治療においてもそのまま当てはまると思いました。

さて昨夜泊まったのは、リッツカールトン大阪のクラブフロアでした。クラブラウンジの充実度は、国内海外共通でリッツカールトンがナンバーワンだと思います。豊富なメニュー、和のもてなし、ラウンジの居心地の良さ、すべてが期待通りで満足しました。ホテルのインテリアコンセプトは、18世紀英国の伝統的なジョージアンスタイルで、18~19世紀の貴族の邸宅を彷彿とさせる絵画や美術品の数々が、至る所に飾られています。パブリックスペースに飾られている美術品は、総数約450点にのぼり、館内はまるで美術館のようです。今回は、クリスマスならではの華やかで幻想的な演出が随所に見られました。
 



 
是非また泊まりたいです。ここのホテルに泊まるのが目的で、大阪の学会に参加することになりそうです。

2012-11-29

大阪へgo!

只今、新大阪行きの新幹線のぞみグリーン席から、スマホで更新中です。大阪での学会に参加するためです。ビールを飲んで既にほろ酔いです。今夜は、リッツカールトン大阪のクラブフロアに一人泊まりします。以前にも泊まり、私のお気に入りのホテルです。プールで泳ぐつもりで水着(もちろんビキニ)持参です。今夜は弾けてリフレッシュし、明日は冴えた頭でしっかり勉強して参ります。(*⌒―⌒*)o

2012-11-27

60点主義で行こう!

次女が通う大学の同窓会誌「女医会」の11月15日発行803号が送られてきました。女性生涯健康センターの檜垣先生が<総説 皮膚と心>を投稿されていましたので、読みました。既に各学会で発表されたり、論文として投稿された内容がダイジェスト版としてコンパクトにまとまられていました。一部を紹介します。
皮膚と心は密接な関係にあり、ストレスが皮膚疾患の経過に関与する場合も多いです。アトピー性皮膚炎、掻破行動、更年期女性に見られる自律神経失調症による皮膚トラブルなどがその代表です。患者さんも、ストレスが悪化因子であることは気付きながらも、ストレスをコントロールすることは難しいです。
ストレスを溜めやすい状態は、
・曖昧さをがまんできない。・すぐにあきらめる。・失敗への恐怖、成功への不安。・誰かに依存したい。・極端な好き嫌い。
一方、ストレスを溜めない上手な対処法は、
・60点主義。・すべてをやろうとしない。・優先順位をつける。・できるところから。・こだわり過ぎない、くよくよしない。・ストレス解消、気晴らし。

いかがでしたか?私の場合、後者のやり方のすべてが当てはまりました。
特に60点主義は、学生時代からの信条です。大学入試では医学部合格は9割がボーダーラインとされ、当然それを目指しました。大学での勉強は同時進行で覚えるべきものが多くて、9割を目指したら身が持ちません。むしろ最少の努力で最大の効果を上げるように、全科目を万遍なく合格基準である6割取れれば良し、としました。卒業してからはもっと忙しくなり、特に女性医師は結婚、出産、子育てをしながら、男性医師と肩を並べて仕事をするのですから、男性医師の3倍は努力する必要があります。課題のすべてを満点でこなすのは、どんなに優秀でも無理です。完璧主義では心が折れてしまいます。6割で良し、と足るを知る心得が必要です。
女の人生は忙しいです。あっちもこっちも同時進行でやるべきことが多いです。重要なのは優先順位の適切な付け方です。時として、悔しいけれど手放さなければならないこともあります。今の自分にとって絶対に譲れないものは何か、と自問すれば、自ずと答えも出て納得ができます。優先順位の低いものには、目を瞑りましょう。
済んでしまったことに、いつまでもこだわってはいられません。人生は忙しいのです。後ろを振り向いているヒマはありません。常に前進あるのみ。
そして、楽しいと感じることを日常生活の中に組み込むことも必要です。あえて、忙中に閑を作るのです。人生を楽しまなきゃ、損です。

ストレスを抱えていない人はいません。それを上手にコントロールできる人が人生の達人なのでしょう。

2012-11-26

クリスマス・イルミネーション

当院正面玄関のシンボルツリーに、LED電球のクリスマス・イルミネーションで飾ってみました。日中の診療中は見られませんが、屋外が暗くなると光センサーが反応し、点灯点滅します。初めての試みなので、まず1本の木だけですが、いずれ他の木々や建物の屋根や飾り煙突にもデコレーションしたら楽しいでしょうね。でもそこまでしたら、クリスマスが終わって外すのは勿体なくなります。今回は、年明けまで飾っておきます。電車からも良く見えますので、夜になったら御覧になってみてください。

2012-11-25

同門の忘年会

昨夜は都内のホテルで、出身医局の同門の講演会ならびに忘年会がありました。参加者は、下は来年入局予定の研修医から上は82歳の長老の先生まで、様々な年代です。私は皮膚科に入局して28年目ですので、年々シニアに仲間入りし、大半の若手医師とは面識がありません。今でも親しくさせていただいているのは、大学病院時代に一緒に仕事をした年代の近い先生方です。男性の先生方は、年齢相当にお年を召されていますが、女性の先生方は、昔と変わらず若さと美貌を保たれている方ばかりです。開業してから大学病院に患者さんを紹介する機会は滅多にありませんし、大学の症例が日常診療に役立つとは思えませんが、年に1回は同門の会に参加し、互いの近況を語り合うのは悪くはありません。
宴たけなわの頃、恒例のビンゴゲームがありました。早々とトリプルリーチに達しながらも、最早ダメかと思われた頃にビンゴに達し、最後の景品をゲットしました。グリコのお菓子の詰め合わせでした。昔懐かしい昭和のレトロな駄菓子です。小学生の頃にはよく食べていましたが、いまだに生産されているとは驚きでした。大学生の娘へのお土産になりました。
年々、忘年会に参加するたびに知らない若手医師ばかりが増え、馴染みのあった同世代や先輩方の姿が見えなくなり、寂しくなります。私もいずれ足が遠のき、たまに参加したら「あのオバサン(オバアチャン)だれ?」と、言われそうです。年月の経つのは怖ろしく早いです。私の娘も2年半後にはどこかの病院の研修医になっているでしょう。つくづく年を取ったと感じます。

2012-11-23

ヘアカラーとアレルギー

本日は半年ぶりに美容室に行き、カット&カラーリングをしてもらいました。実は私は髪を伸ばしています。ベリーダンスの先生から、「女っぽさを表現するのに長い髪は武器になる。」と言われ、色気がないことを十分自覚しているので少しでも補おうと、伸ばし出しました。ショートの時よりも、ひっつめてしまえば楽です。この年になると、頭に白いものが目立ち始めましたので、久方ぶりに染めました。レッドオレンジですが、仕上がりは自然で満足です。帰り際に、美容師さんに撮ってもらいました。
さて、オシャレ心を満たしてくれるヘアカラーは、重篤なアレルギー性接触皮膚炎を引き起こすことがあります。染毛剤に含まれるパラフェニレンジアミンという化学物質が原因です。頭皮よりも顔面、特に眼瞼の紅斑、浮腫が初発症状で、次第に顔面全体が腫れあがり、更にひどくなると全身に自家感作性皮膚炎といって紅斑、丘疹が多発してきます。
パラフェニレンジアミンは、染毛剤の中で最も多く使用されている酸化型の永久染毛剤の主成分であり、色調が豊富で染毛力に優れていることから頻用されています。また、一般にかぶれにくいとされる植物性染毛剤のヘナ製品の一部にも、パラフェニレンジアミンが含まれていることがあるので、注意が必要です。
パラフェニレンジアミンにアレルギーがある場合、この物質に化学構造が類似した他の物質にも反応を起こすことがあります。これを交差反応と呼んでいますが、交差反応が報告されている物質としては、衣類などの染料として使用されるパラアミノアゾベンゼンと、化粧品色素として使用される赤色225号の他に、ゴムの老化防止剤、サルファ剤の一部などがあります。また、他のジアミン系染料やアミノフェノール類などの染毛剤成分との交差反応も示唆されているため、パラフェニレンジアミンにアレルギーがある場合は、全ての酸化染毛剤との接触を避けた方が無難であると言えます。
最近では、シミの治療で用いるハイドロキノンとの交差性も報告されました。婦人用ブーツの布地とスポンジからも2,4-ジアミノトルエンが検出され、パラフェニレンジアミンとの交差性もあるとされています。こうしたものでかぶれたことがある方は、初めて髪を染めてもかぶれを起こします。
ヘアカラーでかぶれた患者さんは、「今まで10年以上染めていて、かぶれたことがなかったのに突然かぶれることがあるのですか?」と必ずお尋ねになります。その通りです。
「以前にパッチテストで陰性だったのに。」とも言われますが、一度陰性だったから一生陰性である保証はありません。逆にパッチテストにより感作が成立することもありえます。
患者さんからのご質問で最も多いのが、「それでは、もう2度と髪を染めてはいけないのですか?」
いいえ、そんなことはありません。当院では、パラフェニレンジアミンの含まれないヘアカラーをご紹介しております。アレルギーを起こさずに、上手にオシャレを楽しみましょう。

2012-11-21

ヘルスアンドライフ12月号

健康保険組合の機関紙「ヘルスアンドライフ」12月号に、私が取材に応じた記事が掲載され、本日届けられました。「サビないからだのつくり方」のコーナーで「冬のかゆみ対策」がテーマです。乾燥した皮膚でのセラミドの減少やC線維の表皮への延長、痒みが出やすい部位、保湿剤の種類と塗り方のコツ、日常生活のポイントなどが、イラスト入りで解説されています。全3ページです。日頃患者さんに説明している内容が、コンパクトにまとめられています。当院の待合室の書架に置きますので、ご来院の際に御覧下さい。
昨年も、別の雑誌に同様の記事が掲載されました。当ブログの記事が、そこの出版社のライターの方の目に留まり取材を受けたのがきっかけでした。ブログがご縁で取材依頼を受ける機会が多くなりました。国民の健康増進に役立つ内容の記事を書こうと、気も引き締まります。
雑誌の表紙には、「メタボ世代に発信・豊かなヘルシーライフ提案誌」と記載されています。表紙をめくると、「メタボを解消すれば医療費も減る」というタイトルの記事がありました。2009年度の特定健診を受診した268万人を対象にした調査では、メタボと判定された人の医療費はそうでない人よりも、年代性別ごとに8~12万円も高いことがわかりました。1年間でこの差ですから、生涯で計算すると莫大な金額になります。医療費の増大を阻止するためにも、特定健診を受診し、日頃の生活習慣を見直し改善することが大切です。と結ばれていました。メタボは万病の元です。メタボの芽は早めに摘み取りましょう。

2012-11-19

保湿を始めましょう

今朝はこの秋一番の冷え込みでした。日ごとに冬に近付いています。私は毎朝6時50分に出勤します。まだコートを着る程ではないのですが、防寒のためストールを巻いています。カカトが乾燥してヒビが入り始めたので、毎日保湿剤を塗っています。
当院を受診される患者さんにも、皮膚の乾燥が目立ってまりました。本格的な寒さでもなく、暖房器具の使用もまだのようですので、皮膚の乾燥による皮脂欠乏性湿疹もさほど重症な方は見えていません。この時期から予防的に、入浴後に保湿剤の外用をされるのをお勧めします。痒みや赤みがひどくなってから受診されるよりも、症状が軽症の内に受診される方が良いです。
赤ちゃんや小さなお子様から、お年寄りまであらゆる年齢層の方々に、ベストな保湿剤を処方するのが皮膚科医の仕事です。
「痒くもないんだけど、皮膚科にかかっていいの?」
どうぞお気軽に受診なさってください。

2012-11-17

キラキラの銀座で

本日夕方、雨が激しく降る中、私は銀座に向かいました。とあるダンススクール主催の「キラキラの銀座でLatin Night」と称したラテンダンス・パーティーがありました。私はペアダンスは苦手ですが夏に一度レッスンを受け、そのご縁でお誘いを受けました。お天気が悪かったためか男性参加者が少なく、女子会のようでした。インストラクターの手ほどきを受け、数曲踊りました。上手に踊れたらもっと楽しいでしょう。
ベリーダンスのショータイムもあり、妖艶な舞いに魅入りました。終了後に一部の参加者で記念撮影をしました。中央が私です。
帰りには雨が上がり、街のイルミネーションが一際美しかったです。まさにキラキラの銀座でした。
街はクリスマス一色です。当院のエクステリアでも参考にして、クリスマス・イルミネーションを取り入れてみようかと計画中です。

2012-11-16

ヴェネチアン・グラスの輝き

6年前にイタリアのヴェニスに旅行に行きました。泊まったのは、本島から専用ボートで10分ほどのサン・クレメンテ島にあるサン・クレメンテ・パレスでした。修道院を改装した格式あるリゾートホテルです。イタリアは2回目でした。定番のゴンドラ運河めぐり、サンマルコ寺院、ドウカーレ宮殿などの見学の後、ヴェネチアン・グラス工場に行きました。ここで初めて見た色鮮やかなヴェネチアン・グラスに魅せられました。できれば欲しいと思いましたが、当時は1€=137円の時代でヨーロッパの物価が高く感じ、自分が貧乏人になった気分でしたので、手が出ませんでした。でもいつかはヴェネチアン・グラス、との思いが募りました。
先月に開業10周年を迎えた折、ある方からお祝いの申し出があり、せっかくなので自分では滅多に買わないものをと考え、ヴェネチアン・グラスをリクエストさせていただきました。その方が専門店の店主に私の好みを伝えたところ、店主はベニスのガラス工房に買付に出かけ直輸入したそうです。帰国を待ってお店まで出向き、本日、私の所に届けてくださいました。美しいヴェネチアンレッドと青の洞窟を思わせるブルーのペアのゴブレットです。私は感激しました。
今晩、早速使ってみました。飲んだのは、近所のスーパーで一瓶180cc入り98円で売っている梅酒でしたが、ヴェネチアン・グラスのゴブレットで頂くと、超高級リキュールのように感じました。ゴージャスな気分に浸れます。

2012-11-14

「人生の目的」でボケ防止

昨夜は三井ガーデンホテル柏で、医師会と武田薬品工業㈱共催の講演会がありました。精神科の先生による「うつ病、不眠症、認知症」に関する最近の話題と治療に関するご講演でした。興味深い話題を一部紹介します。

アルツハイマー型認知症の原因として、①脳でのアミロイドβタンパク質の蓄積、②タウタンパク質の異常凝集、などが考えられています。患者の脳を解剖すると、このような病理組織所見を認めます。ただし、脳の病理組織変化が必ずしも認知症の進行度と相関はせず、病理所見が著明であっても臨床的には認知症が軽度に留まることもあります。このような状態を認知予備能が高い、と言います。「人生の目的」があると、認知予備能を高めることができる、という米ラッシュ大医療センターのチームによる論文が紹介されました。
Arch Gen Psychiatry. 2012 May;69(5):499-505.
Effect of purpose in life on the relation between Alzheimer disease pathologic changes on cognitive function in advanced age.
Boyle PA, Buchman AS, Wilson RS, Yu L, Schneider JA, Bennett DA.
生きるのに目的や目標があると、脳の組織が変化しても、認知機能の低下は抑えられる可能性があるという趣旨です。
チームは、地域で暮らす認知症ではない246人の高齢者について、人生の目的意識の強弱を面接方式で調べた後、亡くなる直前まで毎年、認知機能の評価をしました。幸福度、満足度、健康促進のための行動、個人の成長など10項目の質問で、目的意識の強さを点数化しました。参加者の死亡時の平均年齢は88歳で、最初の面接調査から死亡直前に実施した検査までの期間は平均3・3年でした。死亡後には解剖して、アルツハイマー型認知症に特徴的なタンパク質の蓄積など、病変の程度を調べました。その結果、目的意識の強さによって脳の病変の進行に差はありませんでしたが、目的意識が強いグループの方が、認知機能の低下はゆっくりでした。人生の目的意識が認知症を防ぐ方向に働くことは、過去の研究でも指摘されてきましたが、実際の脳の病変と結び付けた研究は初めてだそうです。

かねてよりメタボリックシンドロームと認知症との相関も指摘されており、食生活と適度の運動などの生活習慣が認知症予防に最も重要ではありますが、それに加え生きがい、生きる目標があると、脳の老化に打ち克ち、認知症を食い止める可能性が立証されました。非常に示唆に富みます。

2012-11-12

愛用の手帳

書店に来年のカレンダーや手帳が並ぶ季節となりました。1か月半で今年も終わりです。
さて私の場合、スケジュール管理は専ら手帳です。日々仕事が終わってアフターファイブに、いくつもの予定が入っているため、手帳は私にとって欠かせない最も大切なツールです。手帳と睨めっこしながら、半年先の学会出張や旅行、観劇の予定を入れ、それに合わせて休診日を決めています。
診療では10年以上電子カルテを使い、人との連絡はPCメールでやり取りし、日々の日記はブログで、と記録のほとんどすべてをデジタルで行っていますが、唯一、スケジュール管理のみはアナログの手帳で行っています。理由はいくつかあります。
・スマホでの入力に不慣れ。・スマホのバッテリー切れやブラックアウト現象で見られないことがある。・予定を削除してしまうと、元に何が入っていたか不明になる。・手帳ならば、過去のものを同時に広げて一緒に見ることができる。・何と言っても手帳の方がページをめくるのが早い。

当ブログはGoogleの提供する無料ソフトで作成しておりますし、医院のHPにリンクした休診カレンダーはGoogleカレンダーで私が作成しています。Googleカレンダーを利用すれば、PCでもスマホでも端末を選ばずスケジュール管理ができて便利とは思うのですが、踏み切れません。おそらく私は一生涯、スケジュール管理はアナログのまま変わらないでしょう。
さて、私が10年以上愛用しているのはGSK㈱の手帳です。シンプルなレイアウトで大変使いやすいです。担当のMRの方も御存知でいて、本日、早々に来年の手帳を持ってきてくださいました。一番乗りでした。この時期だと、とても有り難いです。早速、来年の予定を書き入れていきます。来年も忙しくなりそうです。
手前が今年のボロボロの手帳、見開きのが来年の新手帳。

2012-11-10

ラテンダンス・パフォーマンスにて

今宵は北千住・丸井のシアター1010にて、黒木由美氏が主宰する「JIL Entertainment Gallery」によるラテンダンス・パフォーマンス「ザ・ダーツショー」がありました。黒木氏はワールドサルサチャンピオンのパートナーとして、世界各地でのサルサフェスティバルにダンサーとして出演していた経歴を持ち、今回の公演でも構成・振り付け・演出・コスチュームデザイン・制作等をトータル的に手掛けております。ダンサーたちのテクニックはもちろん、構成や演出が素晴らしく、彼女の類まれな才能を感じました。ラテンならではの官能的なダンスの他、ヒップホップやタンゴなど多彩なステージが次々に展開され、ワクワクする興奮と感動の連続でした。

客席を見回すと、男性も女性もいかにもダンスをしていそうなスタイルの良い方ばかりで、私の両隣もダンサーっぽいイケメンでした。観客は皆、ダンスファンのように見受けました。非日常的な夢のような時間を過ごすことができましたので、明日からまた頑張ります。

2012-11-09

高齢者への化学療法は難しい

昨夜はクレストホテル柏にて、サノフィ㈱主催の病診連携の症例検討会ならびに講演会がありました。そこで、私が近隣の病院に紹介したある患者さんのその後の経過を聞きました。
本年4月10日、当院が現在地に移転して新規開業した初日のことです。80歳代のある新患の患者さんは当院の新規開業を待っていたようで、7:45受付開始前より並び、早い順番を取られました。(ちなみにこの日は105名の患者さんが来院され混雑しました。)その方が診察室に入られ、私は顔の出来物を診た瞬間、一瞬にして悪性腫瘍を疑いました。しかも非常に稀な悪性腫瘍です。皮膚科医生活も長くなると、何の検査もせずとも大方の診断は瞬時についてしまいます。私の所で手術することは可能なのですが、全身検索と場合によっては放射線療法や化学療法が必要なため、一切手を付けず病院あてに紹介させて頂きました。病院からはその後の経過報告がなく、私も忘れかけていましたが、昨夜その報告を聞き、鮮明にその患者さんのお顔と診察室でのやり取りを思い出しました。

報告内容を聞いて驚きました。皮膚原発のある悪性腫瘍(あえて病名は伏せます。)の診断で、その後の経過は化学療法を行い、検査上は免疫抑制の所見はなかったにもかかわらず、退院後に感染症を併発したため治療の甲斐なく、亡くなられてしまいました。腫瘍死ではなく、化学療法による感染死でした。報告した医師も高齢者への化学療法については反省すべき点がある、と言っておりましたが、後から振り返ると、
1、全身検索をした上で手術のみに留める。2、更に放射線療法を追加する。
といった治療の選択肢も可能でした。その時の担当医が最善と判断した治療法について、後から部外者がコメントを出すのは好ましいことではありませんが、やはり高齢者に対しては必ずしも標準治療が正解とは言い難いです。若年者と比べ予期せぬ有害事象が生じやすいです。考えさせられた症例でした。

当院の新規開業を待って早々に来院されて、その5カ月後に亡くなられるとは予想だにしませんでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2012-11-07

20万件達成!

本日早朝に、当ブログのページビュー(閲覧数)が20万件のキリ番に達しました。2011年1月3日にブログを立ち上げ、記事の内訳は皮膚科関連が半分、私的な日記が半分で、医師のブログの中では異色の存在です。皮膚科関連の記事は、患者さんや同業の先生方への情報発信です。私的な記事はちょっと恥ずかしいのですが、自分のために回顧録として残すつもりで記録しています。私は日々に追われ、加齢も加わり、そのうち記憶が薄れていくのでは、という一抹の不安を持っていますが、私にもイキイキと目まぐるしく働き輝いていた日々があった事を、将来の自分にメッセージを伝えるつもりで書いています。
連日のようにせっせと更新を続けたところ日増しに読者の数が増え、それが励みになり、益々張り切って更新を続けるようになりました。ブログ開始から14ヵ月たった本年3月2日に10万件達成、それから8ヵ月たった本日、ブログ開始から22ヵ月で20万件達成しました。最近は1日平均500~600件ですので、読者のほとんどは当院の患者さん以外だと推測しております。

さて、全期間でのベスト10を発表します。
1位:ザイザルvsアレグラ 2012/2/4  薬剤商品名は検索してヒットしやすいようです。
2位:アレロックによる劇症肝炎死亡例 2011/7/5  同様です。
3位:足の臭いの治療 2011/6/16 点状角質融解症です。「2ちゃんねる」にリンクされました。この記事を読んで遠方より受診されたり、手紙を出してくださった方もいました。
4位:イネ科花粉症にご注意 2012/5/25 今年の春はイネ科花粉が異常に多かったです。8位のスギ花粉を抑え堂々の4位です。
5位:子供の帯状疱疹 2011/2/9 私の子供たちの病歴がこんなに受けるとは。
6位:何もしないのが最良のケア 2011/11/15 過ぎたるは及ばざるが如し・・・。
7位:プロペシアは効きます 2011/4/27 夫のビフォアー&アフター写真を載せました。
8位:スギ花粉皮膚炎 2011/3/6 一時は1位だったのですが、イネ科に押されました。
9位:アヤナリゾート&スパ・バリでの休日 2012/7/1 私のビキニ姿を載せたところ、アダルトサイトにリンクされてしまい、そこから毎日見ている人がいます。
10位:エキシマランプの価格 2011/2/22 当ブログ最多の16件のコメントを頂きました。医師も患者も関心が高いようです。

以上の内、9位以外は皮膚科関連の記事で、記事中に薬剤名や医療機器の商品名を記載しています。患者さんの他、メーカー関係者の方が関心を持って検索しているのでは、と推測します。
次回は30万件達成時にベスト10を発表します。おそらく半年後でしょう。100万件達成は5年後の予想です。今後も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

2012-11-06

映画「終の信託」を観て

本日、雨の降る昼下がり、流山おおたかの森の映画館で「終(つい)の信託」を観ました。さすが周防監督の作品だけに見応えのある傑作でした。原作は現役の弁護士による同名の小説です。見終えた瞬間、行き場のない憤りが込み上げました。あらすじと感想を紹介します。

ヒロインの折井綾乃(草刈民代)は東大医学部卒、46歳独身の女性医師。美人で優秀で、患者からの評判も良い呼吸器内科部長。長い間、妻子ある同僚医師の高井(浅野忠信)と不倫関係にあり(病院内での濡れ場での、白衣を脱いだ草刈の裸体の美しいこと。)、ある日、彼が他の若い女とも関係していることを知ってしまいます。プライドが許さず問い詰めたところ破局。綾乃は失意のあまり自殺未遂騒動を起こしてしまいます。その直後の高井の身勝手で冷淡な発言を聞くと、私だったら、こんな最低のクズ男に身も心も貴重な時間も捧げた自分自身が情けなくなります。

そんな綾乃の心の傷を癒したのは、重度の喘息を患い入退院を繰り返していた江木秦三(役所広司)の優しさでした。しかし江木の病状は刻々と悪化し、自分の死期が迫っていることを自覚した江木は綾乃に懇願します。「信頼できるのは先生だけだ。最期のときは早く楽にしてほしい」と。2か月後、江木は心肺停止状態に陥り、綾乃は家族を呼んだ上で江木との約束通り、延命治療を中止します。
3年後、その決断が刑事事件に発展します。私にはこれが納得できませんでした。植物状態で回復の見込みがなく、肉体的に苦しんでいる患者を前に、本人の意思を家族に伝えた上での最善の処置であったはずです。家族も納得して同意があったはずです。しかしながら証拠となる書面がなかったのです。
3年も経ってから突然の検察庁からの呼び出しです。検察官・塚原(大沢たかお)は綾乃を厳しく追及します。呼び出しの定刻よりも遅れ2時間ほどわざと待たせてから、検事室で事情聴取が始まりますが、検察官の横柄で無礼な物言いは許しがたいです。正確な医学知識を持っていないズブの素人が作成した稚拙な調書に、署名と押印を強要されるのは医師としては屈辱です。事情聴取の直後に殺人容疑でその場で手錠をかけられるとは、人権侵害も甚だしい。

終末医療の現場で患者の意思を尊重し、最善を尽くしたはずの医師が殺人罪で問われるのは、何とも無念です。生存の見込みがないにも関わらず、苦痛を延々と強いられる患者さんを解放して差し上げるのも、立派な医療行為であると考えます。リビングウィルの普及と日本でも尊厳死が認められるよう、きちんと法整備をしてほしいと考えます。「終の信託」は、医療関係者と法曹界の方々に是非観て頂きたい映画です。

2012-11-05

インフルエンザ予防接種を行っています

めっきり寒くなって参りました。週を追うごとに冬に近付き、明後日は立冬です。体調を崩している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さて当院では、恒例のインフルエンザの予防注射を行っております。今日はそのご案内です。ワクチンの予防効果は、接種2週後から発現し3~5か月といわれています。
接種料金は、
65歳以上の方:我孫子市の高齢者インフルエンザ予防接種の対象者は1,100円  
3歳~65歳未満の方:一律に3,990円、予診のみの場合2,730円
13歳未満では、2~4週間の間隔で2回接種が必要です。

予防接種御希望の方は、来院時に随時接種いたしますので受付にお申し出ください。予約は不要です。日曜日も接種可能です。

私も毎年、太ももにセルフ接種しており、お陰でインフルエンザにかかったことがありません。毎回注射部位が10cm位赤く腫れますが、数日で消えてしまい気になりません。(こんな反応は周囲では私だけのようです。)インフルエンザに罹患した経済的損失を考慮すると、全国民が予防接種を受けるべきと考えます。

2012-11-03

カーボンピーリンングを受けました

毛穴の黒ずみと開きでお悩みの方は多いです。中学生以降、年齢問わずいらして、部位は鼻とその周囲に目立ちます。いわゆるイチゴ鼻です。念入りに洗顔してもパックをしても毛穴の黒ずみは簡単にはとれませんし、ケミカルピーリングでも今一つです。そこで登場したのが、カーボンピーリングです。酸化チタンを含むカーボンジェルを顔面の施術部位に塗布した後、IPLを照射します。Q-YAGレーザーを照射する施設もありますが、当院ではスターラックスのLuxGハンドピースを用い、パルス幅5msec、20J/cm2と低出力に設定します。(ちなみに通常のシミの治療では20msec、40J/cm2です。)酸化チタンの光触媒が関与した殺菌作用によるニキビの鎮静効果と漂白作用による直後の美白効果も得られます。一昨日、私も施術を受けてみました。
カーボンジェルはヒンヤリして、ピーリングで使用するクレイのように気持ちがいいです。施術中はカーボンを弾く振動は伝わりますが、まったく痛くも熱くもありません。むしろジェルとハンドピースの冷たさが快感です。目を閉じていればゴーグルは不要です。施術後はジェルを拭き取ってから洗顔します。まったく赤くもならず、直後から肌がツルツルで毛穴が引き締まった印象です。ノーダウンンタイムです。
通常のシミの光治療の直後に、カーボンピーリングの施術が可能です。光治療直後のほてりもジェルで冷却されます。当院では毛穴の引き締めを狙ったフラクショナルレーザーの治療もありますが、毛穴の黒ずみの除去を狙ったカーボンピーリングと併用するのが最も効果的です。
ちなみに施術料は、鼻のみで10,500円、鼻と周囲の頬内側を含めて21,000円です。その他はご相談ください。

2012-11-01

ハロウィン・コスプレ

昨日はハロウィンでしたので、私は都内某所でのラテンダンスレッスンには、ハロウィンのコスプレで参加しました。「可愛い!」と好評でした。実年齢を告げると驚かれて「27歳の御嬢さんかと思った。」とも言われて、有頂天になりました。調子に乗ってセルフ撮りしてみました。
普段はこんな恰好はできませんので、ブログだけでのお楽しみです。
こちらは、普段のラテンダンスのレッスンにも時々着ています。一見スカートですが実はスコートです。動きやすくて安心してターンもできるので、お気に入りです。
私はオフの時には、仕事の時とは別の自分を楽しんでいます。「秋を楽しむ・その3」でした。

ところで、私は若い頃から同世代の歌手のマドンナに憧れて、彼女の御用達トレーナーによるトレーシーメソッドDVD全巻を購入し、日々エクササイズに励んでいた時期がありました。難行苦行のトレーニングですが、本気で美ボディを目指す方にはお勧めです。しばらくご無沙汰していましたが、秋冬の手すきの時期に励んでみます。

2012-10-29

秋の楽しみ・その2

気候がすっかりクールダウンし、それに相関して皮膚科外来もすいてきました。2週間前まで「夏の皮膚科外来」が続いておりましたが、やっと終焉し、季節相当に落ち着いて参りました。皮膚の乾燥も目立ち始めましたがまだ本格的ではなく、暑からず寒からずの今の気候では皮膚がベストコンディションにあるようで、年間で最も皮膚病が少ない時期です。

こういうすいている時期に来院された患者さんは、ラッキーです。初診の患者さんでは、日頃気にされていたいくつもの皮膚のトラブルを一度に相談されて、受診当日にすべて解決されてお帰りになられます。手術やレーザー治療は通常1カ月先の午後に予約で行いますが、今の時期の平日ならば、すいていれば当日に行います。手術もやって顔のシミも取って、とあれこれ同時にできてしまいます。
また再診の患者さんで、慢性疾患に対して毎週処置のために通院されていても、病状が中々好転しないことで不安を抱えていた方がいらっしゃいました。混雑した状況では私が患者さんとじっくりとお話することができず、看護師に任せたものの、毎回同じ訴えが続いておりました。最近、納得していただくまでお話をさせて頂いたところ、その方の不安混じりの訴えがなくなりました。
時間的余裕があるため、患者さんとお話する時間を長くとれます。当院に通院されているご年配の患者さんの中には、男性も女性も素敵な方達がいらっしゃいます。年齢を感じさせない若々しさ、品格、聡明なお人柄、こうした資質を備えた方とお話するのは、とても楽しいです。私もこのように年齢を重ねたいと思います。
ブログの感想を伝えてくださる方もいらっしゃいます。とても嬉しいです。励みになります。

混雑した状況では患者さんとじっくりお話できず、お互いに満足ができませんでしたが、今の時期ならば、それができます。納得のいく丁寧な診療を楽しみたいと思います。

2012-10-27

秋の楽しみ

この1週間は朝が冷え込むようになり、ついこの間まで暑かったのが嘘のようです。季節の変遷の早さに驚きます。私も仕事がやっと一段落したので、ちょっとずつ身辺の衣替えをしているところです。
さて、私のように小柄で細身の者にとって洋服探しは至難の業です。デパートのミセス向きの服はサイズやデザインがゆるゆるで私には合わず、若者向けの服は一歩間違えるとイタイオバサンになりかねません。顔は50歳代なのに、体型は20歳代のままで維持していると、着る物に困ってきます。(実際に私は20代の時の服や水着が、いまだに着られてしまいます。)
最近は、ミセス向きの上品な服は諦めてしまい、ユニクロなどのカジュアル志向になってしまいましたが、ちょっとした冒険をしてみました。私は年間通してスカートは滅多に履きません。夏は虫よけと紫外線対策、冬は防寒のためにズボンを好んでおります。ところが昨日、思い切って超ミニスカートを買いました。これにタイツとショートブーツを組み合わせると妙にピッタリなのです。この丈のミニスカートを履くのは小学生の時以来です。50歳代でまさか履くとは思いませんでしたが、新しい自分を発見した気分です。
秋だからこそ、こんな恰好ができます。寒さが本格的になったらお尻が冷えそうです。今のうちに短い旬を楽しもうと思います。ある意味で人生も旬を楽しまないと、いつのまにか過ぎ去ってしまいます。
夫に感想を求めたら、「後ろから見たら二十歳のお嬢さん。」ですって。それじゃあ、前から見たらどうなのよ~。

2012-10-25

人間ドックを受けました

一昨日の休診日に、人間ドックを受けました。私は毎年10月に受けるようにしております。夏の繁忙期に心身に負荷をかけ、それを乗り越えた直後にカラダの総点検をします。私は今のところ持病もなく、不調を自覚することもまったくなく、健康であることが唯一の取り柄です。それでも開業してからの10年間、人間ドックを欠かしたことはありません。むしろ楽しみでもあります。
受診する医療機関は以前は遠方まで出向きましたが、最近は市内で受け、今回は自宅から徒歩圏の所で受けました。クリニックによってセット項目、オプション(子宮がん検診や乳がん検診など)、料金、報告書のレイアウトなどで違いがあります。顧客満足のためには検査の所要時間、検査着のデザイン(上着の紐が解けて胸が肌蹴てしまうのはNG)、トイレや待合室のアメニティ、医師や看護師、受付の印象なども大事なポイントですが、最も重要なのは最後の食事です。朝から絶食状態が続き、検査中は食事が待ち遠しいです。食堂の雰囲気もいいに越したことはありません。そこで出された食事がヘルシーで美味しければ、評価はぐっと高くなります。終わりよければすべて良し、です。
今回のクリニックは、満足度が高かったです。検査結果も即日報告の限りでは異常もなく、安心しました。また1年間、頑張って働こうと思います。
検診は、どんなに忙しくても万難を排して受けましょう。安心材料を得るための時間とコストは、安いものです。

2012-10-24

アスリートは満身創痍

昨夜は、クレストホテル柏で医師会とアステラス製薬㈱共催の学術講演会がありました。全日本男子バレーボールチームドクターを24年間務められている、整形外科の林先生によるスポーツ障害のご講演でした。私にとっては専門外だけに興味深い内容でした。講演の一部を紹介します。
講師の先生は、常に選手とともに行動しバレーボールの試合中にはベンチで見守り、現場主義に徹して来らたとのことで、講演の半分近くが、バレーボールの試合の動画でした。ロンドン五輪での女子バレーの銅メダルを決めた感動的なシーンやら、男子バレーのロンドン五輪世界最終予選での衝撃的な瞬間、有名選手が試合中にケガを負ったその瞬間の動画が紹介され、食い入るように見入りました。対中国戦では中国チームが、日本のセッターの顔面をわざと狙ってスパイクしたと思えるような映像でした。結果、選手は右目前房出血のため一瞬にして視力を失い、日本チームは司令塔を失ったため敗れてしまいました。試合後に眼科専門医を受診したところ、数日で視力が回復はしたそうですが、無念です。
全日本男子バレーの選手の平均身長は190cmだそうですが、これでも世界の平均身長196cmと比べると世界で最小です。身長の壁を乗り越えるために、過酷な練習に耐えている様子が想像できます。バレーボールの競技は非生理的な動作が多いため、障害発生の危険が多いです。足関節、膝関節の靱帯損傷、手指のツキ指、時として開放性脱臼も見られ、椎間板損傷による腰痛も高頻度です。また、利き腕側の肩棘下筋の委縮、いわゆる「ペッコリ病」も選手の3分の2に発症し、名アタッカーに好発するそうです。右利きの選手では右肩甲骨部位の筋肉が左側よりも委縮してしまい、ペッコリと凹んだように見えます。選手自身も気付かないことが多いとのこと。通常は、筋肉は酷使するほど肥大する印象がありましたが、逆にオーバーユースで筋肉が委縮することもありうる、とのパラドックスは、私にとって驚きでした。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
国際競技では、ドーピングの検査で疑いをかけられないようにするために、投与する薬剤も制限され、点滴は禁止されているそうです。試合中は体調不良でも十分な治療が受けられず、お気の毒です。並大抵でない強靭な心身を持ち合わせていないと、選手生活は続けられません。
満身創痍になりながらも、見る人に感動を与え続けるアスリートたちに、敬意を表します。

今月は連日のように学会や講演会参加が続き、若干食傷気味です。秋は多いです。明日も都内でGSK㈱の講演会が予定されていますが欠席します。先月も参加したことですし。

2012-10-23

丸ビルでのセミナー

一昨日の日曜日、東京駅前の丸ビルでキュテラ㈱主催のトータルスキンセラピーミーティングがありました。そこでの講演の一部を紹介します。
1、部分痩せ治療「TruScalpt」
新しいRFデバイスを使用した部分痩せ治療です。以前に当ブログで、ゼルティックを用いたクールスカルプティング(クルスカ)を紹介しました。原理は、脂肪細胞を4℃に冷却することによりアポトーシスに誘導させ、脂肪細胞の数を減少させます。私自身も施術を受け、数人のモニターさんにも施術させて頂きました。効果は個人差があり、1回のみでも劇的に効いた方もいれば、まったく無効の方もいました。「TruScalpt」(略してトゥルスカ)は、逆に脂肪細胞を45℃4分間加熱することにより、アポトーシスに誘導させるのだそうです。クルスカ同様に2カ月後に効果が発現するとのこと。クルスカはカップのアプリケーターで1時間吸引しますが、トゥルスカはハンドピースを4分間ずつずらしながら当てて行きます。一度当てた部位は赤くなるので、重複することなく施術できますが、施術者が数十分間付きっきりになります。施術部位を選ばず、腹部以外も可能です。最新の治療機で米国のみで使用され、国内ではまだ販売実績がなく誰も使用したことがないそうです。興味はあります。
2、ロングパルスNd:YAGレーザー
元々は、下肢静脈の網状血管や顔面の酒さの治療、脱毛に用いていましたが、近年、爪白癬やイボの治療に用いた発表が相次いでいます。当院でも数少ないながら爪白癬に対して数例試みております。難治性のイボに対してもロングパルスNd:YAGレーザーを用いた治療を開始しようかと考えましたが、課題もあります。従来保険診療で治療を行ってきた患者さんに、自費の治療を勧めることになります。また、照射後に潰瘍形成もあるようですので、瘢痕治癒までのフォローも大変そうです。症例があれば、試みます。

日曜日の午後、新装なった東京駅では多くの人が写真を撮っていました。私も記念に撮りました。

2012-10-22

銭湯で水虫はうつる

先週末の土曜日に、日本橋のYUITOビルで田辺三菱製薬㈱主催のフットケアの講演会がありました。そこでは真菌症の大家のK先生が講演されました。そこでの興味深い話を紹介します。
水虫がないK先生が水虫患者の住むマンションを訪問し、裸足で各部屋に入った後に、足を丸ごと培地にスタンプしたところ、培地に単一の白癬菌のコロニーを多数認めたそうです。次いで、学会で訪れた全国各都市の銭湯に出向き、同様の方法で足を培地にスタンプしたところ、複数の菌種の白癬菌のコロニーを多数認めました。水虫患者が素足で出入りする床には、白癬菌が多数落ちており、そこを踏むだけで簡単に白癬菌が付着するようです。しかしながら、足の角質に白癬菌が付着しても簡単には発症せずに、石鹸で洗ってしまえば容易に白癬菌は落ちてしまい、角質内で生息はできません。角質に付着してから、1日中靴を履き長時間蒸れた状態が続き、足を洗わないでいると、初めて発症します。日本の銭湯、温泉、プール、その脱衣所は、まず白癬菌の温床と思ってよいでしょう。
家族に水虫患者がいる場合には、感染予防のために患者も家族も家の中では靴下を履かれるのがよいです。5本指ソックスを推奨されていました。ナイロンストッキングは不可だそうです。最近の高級旅館では、部屋に足袋のような2本指ソックスを備えたり、館内のスリッパを温泉で他人と共有しないような気配りもされています。
日本人の10人に1人は、生涯に一度は水虫に罹患すると言われています。水虫かしら?と心配されたら、迷わず皮膚科にかかりましょう。

さて、この日は講演会に先立ち、都内の先輩医師のクリニックを訪問しました。そこでは開院2周年のイベントで、プロのメイクアップアーティストによるメイク指導を受けました。まずは洗顔をしました。洗顔直後の完全なスッピンです。いつもながら恥ずかしいですが出しちゃいます。
プロによる基礎化粧品、下地、ファウンデーションの塗り方は時間をかけてとても丁寧でした。アイメイクも狭いパーツを微妙に塗り分けされ、マスカラも上下とも丁寧に塗っていました。口紅は使わずグロスのみで仕上げ、ナチュラルメイクの完成です。
普段はとてもメイクする余裕はなく、毎朝、日焼け止めクリーム、アイブロウ、マスカラ、リップグロスだけで3分間で済ませます。プロの仕事ぶりを見せて頂いて、私にとってはハードルが高いと感じました。メイクの技は一生身に付けられなそうです。

2012-10-21

舞姫たちの夢の競艶

昨日、本日の土日は、診療終了後に慌ただしく都内での学術セミナーに参加しました。昨日は日本橋、本日は東京駅・丸ビル内でした。詳細は後日に報告します。今夜は更にセミナー終了後に、趣味のベリーダンスのショーを鑑賞し、たった今帰宅したところです。私は1日に仕事に、勉強に、趣味にと複数のスケジュールを入れてしまうため、人生が充実しているのですが、忙しくもあります。二足の草鞋どころか三足も四足も草鞋を履いて生きています。

さて今夜のショーは、現在活躍中の7名のスターダンサーとそのチームによるベリーダンスパフォーマンスでした。ダンサーそれぞれに個性があり、魅力的でした。その中でも、最も好みのダンサーに一目惚れしてしまいました。小柄な身長ながら抜群のプロポーションとオーラで、圧倒的な存在感を放っておりました。今宵はアラビアンな世界に陶酔しました。
仕事の後、2日間続けて都内に往復すると疲れが溜まりますが、今からしっかり眠って明日に備えます。では、おやすみなさい。

2012-10-19

メロン結実

当ブログでは、たびたび花壇の近況を報告しておりました。8月13日には、私が食べたメロンが発芽したので双葉を花壇に植えた記事を書き、9月13日にはメロンが開花した記事を書きました。その後は繁忙のため人工授粉することもなく、蟻任せにして放置していましたが、今月には小さな実が生っておりました。しかし季節は既に秋。もう少し育て上げたいところですが、一部の葉は既に枯れてきており、2週間後には未熟ながら収穫をしてみます。果肉が赤いかどうか見ものです。
ついでなので、花壇一杯に溢れんばかりに生い茂ったオレンジのマリーゴールドも撮りました。開院前の3月中旬に、一株150円で買った小さな苗を植えました。こんなに花期が長く楽しめるとは予想しませんでした。
他の花々も咲き誇っております。日当たりが抜群なので、植物の生育環境は極めて良いです。


2012-10-18

AGAは治療できる

先週の美容外科学会では、メーカー各社が出展やハンズオンセミナーを行いましたが、私はMSD㈱主催の「AGAの診かた」のセミナーにちょっとだけ顔を出しました。そこで、患者さん向けの啓発DVDをもらってきました。「AGAは治療できる時代です」というタイトルで、上映時間12分間ながら、非常に分かりやすい内容でした。冒頭のドラマでは、薄毛のお父さんが小学生の息子に、「大人になったら薄毛になる運命だから、髪の毛があるうちに髪型を格好良く決めなさい。薄毛は治らないから諦めるんだ。」と、諭すように語るショッキングなシーンから始まり、そして、その子の20年後の姿も出てきます。なかなかの秀作です。

ところで当ブログでも度々紹介しておりますが、私の夫はAGAに対してプロペシアを飲み続けており、年末で7年になります。本日は1年間分のプロペシアを処方しました。薬局での支払いは90,590円でした。内訳は1日薬価250円×360日分と調剤技術料590円です。既に支払った分の合計金額は70万円以上になりますが、本人はその効果に満足しております。おそらく一生涯プロペシアを飲み続けると思います。

なお先述のDVDは、ご興味のある方にお貸ししますので、当院受付にお申し出ください。MSD㈱のMRさん、もしこのブログを御覧になっていたら、もう1枚DVDをお譲りくださると有難いです。

2012-10-17

食欲の秋です

一昨日は、開院10周年を記念してスタッフと食事会をしました。未だに「夏の皮膚科外来」状態が続き業務繁忙期が終息しない中、忙中閑を作ってやっと実現しました。料理は和洋折衷のフルコースで、一同大満足でした。「秋は食欲が旺盛になる。」との話題で盛り上がり、私だけではなかった、と妙に安心しました。料理の最後には栗ご飯がでました。適度にお焦げがあって、たまらなく美味しくて、私は茶碗3杯頂いてしまいました。お腹一杯でも「ご飯は別腹」、さらにデザートのケーキまで別腹で残さず完食してしまいました。カロリーオーバーでしたが、食欲が満たされ幸せな気分に浸りました。
飽食の翌日は調整日です。昨日は朝はスープ、昼はヨーグルトだけ、それでも空腹を感じず、午後はスポーツクラブで水分補給しながら4時間汗を流し、夜にやっと通常の食事をしました。
今朝体重を測ったら、まったく変わっていませんでした。私のカラダは飽食すると翌日に食欲中枢が制御され、自動的にカロリー摂取制限されます。本能の赴くがまま貪っても、翌日に制御機構が作動するマイコン内蔵のようなシステムで、収支バランスがとれます。なので体重、体脂肪率もずっと変わらず一定です。
食欲の秋、上手に調整日を設けながら秋の味覚を楽しみたいと思います。

2012-10-15

開院10周年を迎えて

平成14年10月15日に開院し、本日で10周年を迎えることができました。10年間を振り返ると、長かったようで短かったです。
勤務医時代には経験したことがない様々な苦労を経験し、人生の勉強をすることができました。詳細は省きますが、開業されている先生ならば容易に御想像できることでしょう。最近は、それすらも楽しめる余裕がでてきました。10年のキャリアが成せる業です。

家庭を顧みると、開業当時、娘たちは小学6年生と3年生でした。今では大学4年生と1年生で、2人とも医学部医学科に進学しました。私はずっと仕事優先の生活で、土日祝日も仕事で家にいることがなく、娘たちと関わる時間もほとんどありませんでした。勉強のことは学校任せでしたが、学校行事にも滅多に参加せず、娘たちの学校での様子も知る由もありませんでした。娘たちから進路の相談をされることもなく、「行きたいところにどうぞ。好きなようにしなさい。」と言ったら、それぞれが進学先を決めてきました。母親らしいことは何一つできませんでしたが、家庭の事で私が煩わされることなく仕事に専念できたのは、家族のお陰です。

ところで医療は、サイエンスでもありアートでもあります。医師はサイエンティスト兼アーティストだと考えます。私は、開業してから勤務医時代に未踏であった分野に果敢に挑戦し、芸域を広げてきました。現在も進行形です。医院のHP作成と運営、ブログの更新、こうしたことをIT技術や知識ゼロで文章書くのが苦手な私が続けられるのは、奇跡のようです。(実は私は機械が苦手で、携帯電話もまともに使えません。)美容診療も開業してから患者さんに背中を押されて手を染めて、次々に深みに嵌り、現在の形態になってきました。私は芸域を広げ、技を磨くためならば投資と時間を惜しみません。勤務医から開業医に転身して最も良かったと思うのは、自分の裁量で芸域を自由に広げることができることです。これが開業の醍醐味です。

当院のスタッフは、昨年7月から看護師2名が入り、4月に移転してからさらに1名入りました。看護師が入ったことにより、診療は格段とスムーズになりました。採血や処置のみならず、患者さんへの懇切丁寧な説明を安心して任せられます。私の負担は軽くなりました。当院の歴史で看護師が入ったことで、大きな転換期を迎えることができました。やはり医療はチームで行うと効率的、機能的になります。

開業当時、10周年までにはテナントビルを出て自社家屋を建てたい、と目標を立て、本年それが実現しました。次の10年、開院20周年への展望としては、そろそろ「老い支度」を始めようかと考えています。私の右腕になるような優秀な医師に、お手伝いをお願いできればいいなあ、と密かに構想を持っています。そしていつの日か私は院長を引退するでしょう。その時には、当ブログのタイトルも変えなければいけません。そんな妄想を抱きつつある今日この頃です。

最後になりましたが、10年間、私と御縁のあったすべての方たちに心より感謝申し上げます。お陰さまで本日を迎える事ができました。今後も何卒、御厚誼のほどお願い申し上げます。
本日、㈱ポーラファルマの方よりお祝いのお花を頂きました。ありがとうございました。

2012-10-14

抗加齢医療への提言

アンチエイジングに関する提言が、様々な立場の専門家から寄せられ、百花繚乱の観を呈しております。見た目年齢マイナス20歳を誇るカリスマトレーナーや医師が、メディアでは脚光を浴びています。この内の1人であるN先生は、「1日1食主義が原則。昼間は空腹を堪えて仕事をして、夜はしっかり食べてすぐに寝なさい。運動はする必要なし。」との主張で、精力的に出版活動されています。最近はこれに対抗してT先生が、「こんな生活では早死にする。小太りが長生きする。」との出版物を出されました。
先日の美容外科学会では、今最も注目を浴びている順天堂大学の白澤卓二先生が、「抗加齢医療への提言」とのご講演をされました。昨日の当ブログでも紹介しましたが、今回の学会では美容外科以外を専門とする旬の先生方が講師として招かれていました。白澤先生の理論は他のどの方よりも最も理に適い、納得ができるアンチエイジング理論だと思いました。講演の一部を紹介します。

加齢を制御する最も重要な要素は食事です。長寿遺伝子Sir2をスイッチ・オンにするには、適正カロリーを保つことが重要です。米国ウィスコンシン大学で行われたアカゲザルのカロリー制限実験では、20年間30%カロリーを制御されたサルの方が若々しいことが実証されています。見た目の毛並もよく、運動機能、認知機能とも若かったそうです。一方の通常のカロリーを摂取したサルは、カルシウムの摂取量は十分にも関わらず、全身の骨粗鬆症が著しく骨折の危険が高いです。
摂取カロリーを腹七分目に抑えることが重要であり、適正カロリーを保つことで、メタボリック症候群や、糖尿病などの生活習慣病を予防できます。野菜や果物に含まれているフィトケミカル(植物化学物質)は認知症の予防効果があります。ビタミン・ミネラルに加え、食材の抗酸化作用により身体の錆びつきを防ぐ効果が期待できます。赤ワインに含まれるポリフェノール、レスベラトールには、Sir2を活性化し生活習慣病を改善する効果があります。食生活はバランスが大切です。

加齢を制御する2番目に重要な要素は運動です。椅子に座ったオフィスワークが多くなった現代人の生活で最も必要とされていることは、日常生活の中で、エネルギーを消費することです。日常生活の活動量を上げることにより、糖尿病やメタボリックシンドロームの患者の多くが、経口糖尿病薬の量が減ったり降圧剤を服用しなくても血圧が正常になっています。スキーやダンスなど一生涯続けられる運動が、介護予防や寝たきり予防の効果があります。

そして3番目は、生きがいです。何歳になってもチャレンジ精神を失わないこと、そして刺激的な環境創出やときめきを持ち続けることが大切です。

以上が、ご講演の要旨でした。1日3食腹7分目で野菜中心、日常生活で適度の運動をしてカラダを怠けさせない、ブログで日々創作に挑戦。私が実践していることです。肩肘張らずとも、自然体で続けていけますし楽チンです。目新しいことを始めなくとも、現在の生活を続ければ良いと知って安心した次第でした。

2012-10-13

肉体年齢を若く保つ

昨日の美容外科学会で、スポーツドクターの中村格子先生が「アンチエイジングとフィジカルエクササイズ」のご講演をされました。10月7日の当ブログで中村先生の写真を掲載しましたが、モデル並みのプロポーションをされています。講演の一部を紹介します。

肉体の見た目年齢は、運動器年齢とほぼ相関します。運動器は、骨、筋肉、関節から構成されます。加齢による骨の変化を骨粗鬆症、加齢による筋肉量の減少をサルコペニアと呼びます。姿勢が良いと若々しく見えますが、猫背では老けて見えます。腸腰筋、大腿四頭筋、臀筋がサルコペニアになると、胸郭が下方に傾き、背中が曲がった老いた体つきになります。日頃から正しい姿勢を意識して保つことが大事です。
見た目で美しい肉体は、デコルテ・バスト、肩、ウエストライン、ヒップラインで決まります。ウエストのくびれは内腹斜筋、外腹斜筋のトレーニングで得られますし、ポッコリお腹は腹横筋のトレーニングで解消できます。ちなみに美しいバストは、バストトップが両上腕の中央を線で結んだ線上に位置し、黄金比と呼びます。
中高年が痩せたいと思い、急激なダイエットを試みたり、スポーツクラブで短期間の激しいエクササイズを行うと、却ってサルコペニアが進行することにより運動がしんどくなり、ぱったり運動をやめると益々太ることになりかねません。肥満の悪循環に陥ります。
健康で若い肉体を維持するために、また腰痛や肩こりの解消のためにも、短期間の激しいエクササイズよりも、毎日の生活習慣の中で姿勢や基本的な所作を意識する習慣を持つことが重要です。さらに適切なエクササイズの指導は重要です。エクササイズを指導する側は、美しい肉体でなければ説得力を欠くことになります。

このように講演を結ばれた中村先生は、檀上で美脚を惜しげもなく見せて簡単なエクササイズと、臨床現場で応用できる運動器老化の見極めポイントも紹介してくださいました。私は老化予防のためのエクササイズ指導は大変興味があるのですが、その余力はありません。今はちょっと無理なのですが、いつかは始めるかもしれません。

2012-10-12

恵比寿ガーデンプレイスでお楽しみ

昨日から2日間、品川のグランドプリンスホテル高輪にて美容外科学会がありました。私は、都内で2日間学会があるときには宿泊することが多く、今回は恵比寿ガーデンプレイス内のウェスティンホテル東京に泊まりました。(話はそれますが20年以上前の大昔、私が夫と初めてデートしたのは恵比寿ビアステーションで、新婚1年間は渋谷区に住み、長女の母子手帳は渋谷区が交付しました。)
昨夕にクラブフロアにチェックイン。そこでワインとおつまみと頂いた後、向かったのは恵比寿ガーデンプレイス内にある高級スポーツクラブです。入会時には、入会金と年会費合わせて70万円を一括で支払うようですが、ホテルのゲストには滞在中の利用料がサービスされていました。
昨夜はズンバのレッスンに参加しました。開始前にスタジオの前で私が立っていると、「インストラクターの先生は交代されたのですか?」と声をかけられました。意味が分からずキョトンとしていると、相手の方は気まずそうに笑って去っていきました。おそらく、私をズンバのインストラクターと間違えたようでした。Tシャツ姿の参加者の中で、私1人が原色のタンクトップを着ていたからかもしれません。光栄です。さてレッスンの方はラテンダンスというより、心肺機能の向上を狙ったエアロビ系のエクササイズでした。50分間動き心拍数が上昇しっ放しで、正直きつかったです。久々に汗だく状態になりました。
ホテルに戻ると疲労困憊でブログの更新をする気力もなく、ウェスティンホテル自慢のヘブンリーベッドでそのまま眠ってしまいました。
今朝も懲りずに朝食後にスタジオでのストレッチに参加し、その後、学会会場に向かいました。朝7時台からフィットネスプログラムが組まれており、出勤前に立ち寄ることができるようです。ホテル館内にも24時間営業のフィットネススタジオがあり、早朝から多くの欧米人宿泊客がランニングマシーンで走っておりました。壮観な眺めでした。ちなみに日本人は皆無でした。ビジネスエグゼクティブは、世界中どこでも体力増進のための努力を惜しみません。メタボであってはならない、との意識が強いようです。
2日間に渡る学会で多くの情報を得ることができました。明日以降に報告します。

2012-10-10

移転して半年

4月10日に、現在地に移転して丁度半年経ちました。移転して新規開業時には、患者さん、同業の先生方、会社関係の多くの方からお祝いを頂き、とても嬉しかったです。最初の1カ月は事務手続きに追われ、その後は皮膚科の繁忙期に突入し、毎日毎日、本当に忙しかったです。秋の彼岸過ぎには若干空いてくるのが常ですが、今年はその兆しがなく今月も真夏並みに混んでおります。今日も私の昼休みは10分間でした。ゆっくり食べている暇はないので、お陰さまで太る暇もありませんでした。
こういった生活は有難いことです。駅前のビル内診療所から徒歩4分の離れた場所に移転し、利便性が悪くなった分、もしかしたら患者数が減少するかも?と若干懸念したのですが、杞憂に終わりました。スタッフと患者さんに恵まれました。診察室と処置室の部屋数が多くなり、スタッフの人手も増えた分、並列で処置や施術が同時進行し、診療がスムーズに流れるようになりました。壁とドアで防音され、会話が漏れ聞こえることはなく、患者さんのプライバシーが保たれております。私の動線も無駄がなく、快適です。
土日では40人(2時間)待ちが常なので、待合室と駐車場の狭さは否めないでのすが、それでも、建物の設計構造は、ほぼ私の理想通りの仕上がりでした。オーナーや他のテナントの軋轢もなく、気疲れしません。賃貸マンションから戸建のマイホームに引越したようなもので、移転して心底良かったと思います。

昨年の大震災の前日に土地購入を仮契約、大震災翌日に本契約、その後は不安に怯えながら、連休中に施工会社と契約し、大震災1年後の本年3月10日に完成した物件を引き渡されました。1か月後の4月10日に無事に新規開院の運びとなり、現在に至りました。
日本社会が今後どうなるか先行き不透明で、周囲が守りの態勢に転じている中、私は攻めの態勢に打って出て、人生最大の大勝負に出ました。今のところ私は多くの幸運に恵まれ、震災直後の私の判断は間違っていなかったと感じております。私を支えてくださった多くの方々に、感謝申し上げます。

さて、明日と明後日は学会参加のため2日間休診にさせていただきます。出張先のホテルでもしできれば、ブログの更新を試みます。帰ってきたら、詳細なレポートを記事にします。

2012-10-08

「ロミオ&ジュリエット」日本初公演

10月6日(土)17:30~渋谷の東急シアターオーブにて、フランス版ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の初演があり、行って参りました。シェイクスピア原作の有名な物語です。今回のフランス版は演出が素晴らしく、情熱的で官能的なダンスが盛り込まれておりました。私は現地で見てきましたが、ヴェローナの街並みやジュリエットのバルコニーなどの舞台装置は雰囲気が良く出ています。ダンサーの振付や衣装は現代風にアレンジされ、舞踏会は現在のクラブでのダンスのようでした。バレエをベースにしたキレのよいダンスに魅了されました。フランスならではの味付けに「Bravo!」です。
さて、あらすじは子供の頃から知っており、英語の原作も読んだことがありましたが、大人になって見ると、主人公2人の気持ちが到底理解できなくなります。恋人が死んだからといって、何も後追い自殺なぞしなくとも、と思います。特にジュリエットが短剣で胸を刺すシーンには、「早まらないで!」と邪魔をしたくなります。
「若いんだし、キレイなんだから、生きていればもっとイイ男が見つかるよ。」
オバサンは、若さゆえの思い詰めた行動を断固阻止します。
「地球上の数多の男の中から、一番イイのをまた選べばいいのよ。女が男を選ぶのであって、男は選ばれる存在よ。頑張って!」
年を取ると、若い頃とは全く違う感想を抱きます。文学・芸術作品の醍醐味です。