2011-05-12

雨のお通夜

昨夜は、以前にご近所に住んでいてお世話になったご婦人のお通夜がありました。享年60歳。まだこれからというときでした。1ヵ月前、前日までまったく元気だったのに、自宅で突然意識を消失し、病院に搬送され蘇生されたものの、脳死状態が続きついに心停止に至ったそうです。突然の悲報に驚き、お通夜に参加しました。冷たい雨が降りしきる中、セレモニーホールに集った多数の弔問客が会場内に入りきれず、外まで焼香の列が続き、傘をさして順番を待っていました。ホールの職員が「焼香はお一人様一つまみにしてください。」と参列者に小声で指示をしていました。故人は無名の主婦です。生前の人徳のなせる業でしょう。最後のお別れにと、縁のある方たちが一堂に会したようです。
喪主のご主人とは目礼を交わしただけで、あまりに多くの参列者のため言葉を交わすことなく帰宅しました。一抹の寂しさを感じながら、床につきました。
そして私は夢を見ました。夢の中では・・・
なんと、故人のご婦人とご主人が2人揃って、私の前で正座していました。向かって右が故人、左にご主人。故人は生前よりも美しく着飾っていました。髪は美容室でセットしたような仕上がり、顔はフルメイクで深紅の口紅、黒の半袖のセーター、そしてゴールドの大ぶりのネックレスとブレスレット、指には大粒のダイヤモンドの指輪をしていました。生前の地味さとかけ離れたゴージャスなマダムになっていました。満面の笑みを浮かべ、「古谷野さん、よく来てくれたわね。」と言っていました。夢の中で3人で談笑していたようです。
目が覚めると、夜明けでした。あまりにリアルな夢で驚きました。
通夜に参列した日に故人の夢を見たのは初めてです。夢を人に話すのは恥ずかしいのですが、珍しかったので書きました。本日は告別式、故人の冥福を心より祈ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿