2011-12-31

ご愛読に感謝!

本年1月3日に思いつきでブログを開設し、早1年が経とうとしています。夏の繁忙期など、一時更新ができなかった日々もありますが、何とか1年間続けることができました。作文が苦手、日記も苦手、webスキルに乏しい私が続けられたのは奇跡のようです。私を支えたのは、読者の方々でした。Bloggerでは、管理人である私が、各記事につき時間、日にち、月ごとにページビュー(閲覧数)を見ることができます。読者の国、プラウザ、OS,トラフィックにより検索キーワードも分かります。どうやってブログにたどり着いたのか、検索サイトも見えてしまうので、その読者が同時に見た他のサイトも分かります。読者のプロフィールを想像するのは楽しみでした。今日は全期間を通じての統計を発表します。
現時点で全期間のページビュー数は80,118件、約8万件です。記事ごとのランキングは、
1、足の臭いの治療 6/16
2、アレロックによる劇症肝炎死亡例 7/5
3、スギ花粉皮膚炎 3/26
4、ガーダシルが発売開始されましたが 8/28
5、ちょっと一休み 11/22
6、医薬品副作用被害救済制度 7/7
7、来春に移転予定です 10/7

読者の国別では、
1、日本  77,295件
2、米国   1,862件
3、マレーシア 272件
4、ロシア   181件
5、ラトビア  69件
6、ドイツ   58件
7、中国    39件
8、ウクライナ 28件
9、フィリピン 22件

OSは全期間では、Windows82%,Android4%,iPhone4%に対して、直近の1週間では、Windows72%,Android9%,iPhone9%と、スマートフォンでの閲覧が8%から18%へと急増しているのが分かります。

このブログのリンクですが、「2ちゃんねる」に貼り付けられたようで、そのおかげで「足の臭いの治療」は堂々の1位にランキングされました。私は「2ちゃん」にはまったく興味がないのですが、一度「2ちゃんへのリンクOK」と書いたところ、貼り付け効果で閲覧数がさらに上がりました。インターネット恐るべしです。私自身は日々の仕事とブログの更新が精一杯で、ネット上での自分の評価を検索する余裕もなく、馬耳東風です。どうぞご自由にお書きください。
上記ランキングの内、薬剤の商品名が2件入っております。製薬会社などの業界のマーケティングの方々が目を光らせているのが分かります。
ブログを書いていて、いつも気にかけていたのは、個人名の公表の件です。学会の学術講演の内容を記事にするときに、素晴らしい業績だからこそ所属(病院名)と演者名を紹介したい、との意図がありますが、一方、ネット上に個人名を出されるのを望まない方もいらっしゃいます。個人名とキーワードから、その方の論文もダウンロードすることもできますので、興味のある読者にとっては個人名は不可欠です。この狭間でいつも悶々としていました。なので、諸兄諸姉の方々で個人名を出されたのが不本意な場合、コメントからその旨送信してくだされば、いつでもお名前を削除します。コメント本文は公開されません。

1年を振り返って最大の出来事は、やはり東日本大震災とその後の混乱でした。それを記録する機会に恵まれ、今年ブログを開始した意味が大いにあったと考えます。3月12日のブログには地震の瞬間を記事に書きました。私は、タンゴ世界選手権ステージ部門での史上初の日本人チャンピオン「チヅコ&ディエゴ」のダンスを見ている最中でした。想像を絶する激しい揺れの中で、曲の最後まで踊りきったチヅコのプロ根性には感動しました。私も身の危険を顧みず、最後まで見届けました。
被災され亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
地震の前日に移転先の土地の購入を契約し、地震後の混乱を経て、現在順調に医院ができつつあります。来年4月7日(土)かあるいは8日(日)のいずれかに、内覧会を予定しております。10日(火)より開院の予定です。年が明けたら準備に忙しくなります。ブログの更新も休みがちになりますので、ご了承ください。
まもなく新しい年を迎えます。本年は、本当にお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。皆様方にとって、輝かしい1年になりますように!

2011-12-30

日光千姫物語にて

昨夜は日光千姫物語に泊まり、今、我孫子に戻りました。職場から直行の職場直帰です。久々にゆっくりできました。
客室からは、山と川が見えました。
今朝の朝食です。湯葉と豆腐が美味しかったです。
さて、これから今月のレセプトの点検作業に取り掛かります。
明日が本年最後のブログの更新なので、1年間の統計を発表します。来年以降は、移転に伴う作業のため何かと多忙になり、おそらく更新の頻度も減ることになるでしょう。

2011-12-29

日光温泉に来ています

本日午前中には、従業員の年末調整と給与振込、源泉の納税などの仕事を終え、午後からは家族4人で温泉に出かけました。近場の日光なので、2時間で到着しました。早速温泉に浸かり、1年の疲れを取りました。今年は色々ありましたが、無事に年が越せそうです。今晩の夕食が楽しみです。

2011-12-28

仕事納め

今日で仕事納めです。この1年間は激動の1年間でしたが、患者さんとスタッフに支えられて、恙無く診療を続けることができました。10月には開業9周年を迎えましたが、お陰さまで開院以来、本年が最も患者数が多く充実した1年間でした。当院においても私個人においても節目となった年であり、私の生涯において最も印象的で思い出の多い年になりました。
書きたいことも色々あるのですが、本日はこれから、JAとりで総合医療センターの大忘年会に招待されており、出発の時間になりました。この忘年会は私にとっての同窓会であり、勤務医時代の同僚と再会できるのが楽しみです。今年は他の宴席は皆欠席しましたので、今晩の忘年会が唯一です。では、勇んで行って参ります。

2011-12-27

明日が最終診療日

今年の診療も明日が最終です。先週末より学校が冬休みに入り、凍てつく様な寒さの中で朝8時より診療を開始していますが、連日、真夏のように混んでいます。私もスタッフも仕事なので朝7:30には出勤していますが、この時間に既に来院される患者さんもいて、本当に頭が下がります。待ち時間の少ない1番目の順番を取るために、努力なさっています。どうか風邪などひかぬように、十分な防寒対策をなさってからご来院ください。
美容診療は原則として午後からの予約制ですが、シミのレーザー治療などで、どうしても明日をご希望される場合には、朝9:00までに来院してくだされば施術いたします。それ以降の場合は混雑しますので、来年の予約になります。
本日、F㈱のMRが訪問され、洋菓子をお土産に頂きました。シュークリームとチーズケーキです。診療後の疲れているときに頂いたので、格別美味しく感じました。今晩は、大学3年生の長女が冬休みで帰省しますので、自宅に持ち帰ります。ひもじい思いをしている貧乏学生なので、狂喜乱舞してがっつくでしょう。ご馳走様でした。
さあ、明日も頑張ります。

2011-12-26

忙中、古典に親しむ

私は日本の古典文学が好きです。元々理数系が苦手で、文学が大好きな典型的な文系人間です。仕事が忙しくて、中々、古典文学を読む時間がなかったのですが、ここ1年間は古典を何冊か読みました。このブログでも2月26には、「更科日記」を紹介してその感想を綴りました。大震災から8日後の3月19日、まだ大混乱の渦中でしたが、この日は診療後に「徒然草」を一気に読了し、その感想をブログに綴りました。
ブログは私の日記でもありますので、たまに昔のブログを読むと、当時を思い出し面白いです。実は、私は過去を振り返らない人間ですので、ブログの記事を一度アップしたら、自分の書いた過去の記事を読むことは滅多にありません。(正確には今を生きるのが精一杯で、後ろを向いている時間がないのです。)修正・校正なしでアップしていますので、おそらく誤字脱字や表記の誤りが随所にあるのではと思います。それでも、私にとっては貴重な記録です。人生がヒマになったら、菅原孝標女のごとく過去を回想してみます。
今年は大震災の影響で、災害文学と言われる「方丈記」をお読みになった方も多いことでしょう。地震の脅威がリアルに表現され、現代と重なります。
「堤中納言日記」の「虫めづる姫君」では、姫君が忠実な手下の男の子に、けら男(オケラ)、ひき磨(ヒキガエル)、かなかがち(カナヘビ)、いなご磨(イナゴ)、雨彦(ヤスデ)と命名し召使いにしました。まるで女王様がアッシー君、メッシー君をてなづけるようで、面白いです。
1,000年以上前から日本では優れた文学作品が作られ、または語り継がれ、それを国文学の先生方がこなれた現代和訳にされています。日本人が世界に誇れる遺産の一つが、日本の古典文学だと私は考えます。あらゆる産業でグローバルスタンダード化のもとに、英語を標準言語とする企業も増えていますが、私は英語よりも母国語で自分の考えを表現するスキルが、最重要であると考えます。国語力が基礎になり、次いでの英語力です。
私が昨今違和感を感じるのは、メールなどで使用される絵文字を、若者のみならずイイ大人がブログなどで頻用していることです。私は正直なところ、絵文字は嫌いです。携帯メールの絵文字はパソコンで開くと、=という記号に置き換わり伝わりません。ブログで絵文字が頻用されていると煩わしく感じますし、語彙力の乏しさを露呈しているようで知性を感じません。
日本が世界に誇れる美しい言語を、正確に使いこなすスキルを大人も子供も磨く必要があります。私自身も自覚しております。そのためにも優れた文学作品を読む必要があります。私は年末年始休みには、古典を読みたいと思います。その感想をブログに書きます。
(将来的には、日本文学の魅力を外国人に英語で語れるスキルも磨きたいと思っています。)

2011-12-25

しもやけ予防

この時期にしては、例年よりも寒い日が続きますね。まるで寒さの底の1月のような気候です。ここ1週間は、しもやけの患者さんが増えてきました。手足などの末梢部に生じる赤紫色の腫れです。寒冷刺激による末梢の毛細血管での鬱血が原因です。悪化すると、水疱や糜爛(びらん)、潰瘍を作ることもあります。
年齢を問わずできますが、小児から10歳代、50歳代以降に好発します。屋外でマラソンや球技などのスポーツをする習慣のある未成年者に、よく見られます。幼児では、屋外に出さなくても、冷たいフローリングの床を裸足で歩かせただけでも発症します。中高年では、屋外での作業や冷たい水に触れる習慣のある方に、よく発症します。
予防は、当然寒冷を避けることです。外出時には手袋をして、靴下も2枚着用します。水仕事では、なるべくお湯を使うようにします。発症してしまった場合には、治療は、ビタミンEの内服とビタミンE軟膏の外用です。明らかなしもやけができていなくても、手足の冷えが気になる方は、冬の間は予防的にビタミンEの内服を続けられることをお勧めします。
私は毎日朝7時ごろ、自宅から駅まで13分ほど歩きますので、数日前より足に軽いしもやけができ始めました。パソコンのマウスを触る右手も冷たいです。なので、今年もビタミンEを飲み始めました。

2011-12-22

カボチャ讃歌

今日は冬至です。冬至といえばカボチャですが、私は1年中、カボチャを毎日食べています。おそらくカボチャ抜きの日は数えるくらいしかありません。あらゆる食材の中で、最も好きなものの一つがカボチャです。
カボチャは体内でビタミンAに変わるβカロチンを多く含んでいます。βカロチンは粘膜や皮膚の抵抗力を高め、生活習慣病やガン予防に効果があるといわれています。老化の原因である活性酸素を消す働きがあり、アンチエイジング効果があります。狭心症や心筋梗塞などの原因となるコレステロールを減らす効果もあります。食物繊維が豊富なのも嬉しいです。
栄養的に優れているのみならず、あらゆる料理に合いますし、スイーツとしてもおいしくいただけます。我が家では、野菜をたくさん入れた煮物やスープをよく作りますが、カボチャは必須の食材です。電子レンジで加熱したものをサラダに入れたり、ヨーグルトをかけたり、あるいは煮た小豆や黒豆をかけたり、とバリエーションが効きます。午後3時のおやつと晩御飯にはカボチャが欠かせません。
カボチャは低カロリーでダイエットにも有効です。私は、10~20歳代前半までデブ体型でした。ピーク時には57kgと今より14kg太っていましたが、大好きだった高カロリーのスイーツの代わりに、カボチャを代替品として食べたところ、美味しさに満足し欲求不満にならずに徐々に体重が減っていきました。以来、カボチャは30年来の友です。
ただし柑皮症と言って、食べ過ぎると皮膚が黄色くなることがあります。βカロチンは、人参やみかん、トマトなどの食品にも多く含まれています。冬になると手のひらが黄色い、と言って皮膚科外来に来られる患者さんがいますが、問診すると大方は、ミカンの食べ過ぎです。あるいは野菜ジュースの飲みすぎのこともあります。食べるのを中止すると自然に治癒しますし無害です。
江戸時代に井原西鶴が詠んだ「とかく女の好むもの 芝居 浄瑠璃 芋 蛸 南京」は、永遠の真実です。私も例に漏れません。女性の嗜好を見事に表現しています。さすが西鶴先生、女を知り尽くしています。

2011-12-21

年賀状書き

年末恒例の年賀状書きを今しがた終えたところです。あとは投函するだけです。この時期に書き終えたのは、人生で最短記録です。例年は12月23日に書くようにしているのですが、この日にできないと御用納め後です。昨年は年末に温泉に行ったため、投函したのは大晦日でした。今年は、昨年の二の舞を踏むまいと、前倒しで仕事をしました。連日のブログの更新もある中で、忙しい時ほど仕事は早くなる、と感じます。
今年は、受け取った喪中葉書の数が最多でした。私と同世代の方々は両親が高齢で、亡くなられた方が多かったようです。中には、私と同年齢の奥様が亡くなったとのお知らせには、驚くと同時に、故人の方のご冥福を祈らざるにはいられません。例年、喪中葉書は全体の5%程なのに、今年は15%弱に及びました。その分、年賀状の数は減ったのですが、私は喪中葉書を頂いた方には、寒中お見舞いを出しました。
年賀状のやり取りだけで、20年以上会っていない方々もいますが、年に1度の便りで近況が分かると楽しいです。インターネットの交流サイトやメールが便利な時代ではありますが、年賀状の習慣は、おそらく永遠に続くでしょう。

2011-12-20

入試のヤマは「なでしこジャパン」

先日のFIFAクラブワールドカップでは、柏レイソルは惜しくも4位に留まりましたが、今年ほど、サッカーが国民の関心をひいた年はなかったでしょう。なんといっても「なでしこジャパン」の活躍が目覚ましかったです。今年の流行語大賞にもなりましたし、本日はプロスポーツ大賞を受賞しました。
7月の第6回女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会では、「なでしこジャパン」が世界ランキング1位の米国を2-2からPK戦の末、3-1で破り、初優勝しました。鮮明な記憶があります。私も優勝が決まった瞬間、感動して涙が止まりませんでした。スポーツ観戦でこんなに感動したのは初めてでした。沢穂希選手の「あきらめない」という名言は、大震災後4カ月の日本に、どんなに勇気と希望を与えたか、測り知れません。
ところで、先月に次女が受験した大学入試で、「なでしこジャパンの活躍が、日本の社会に及ぼした影響について800字以内で述べなさい。」という記述式問題が出題されたそうです。娘からこのことを聞いた瞬間、「やられた!」と思いました。娘とはサッカーの話などしたこともなく、おそらく何の知識もなかったはずです。それでも記述した内容を聞くと、さほど的外れな内容ではなかったので、ちょっとは安堵しました。
出題者も人の子です。自分が感動したことを題材として使い、受験生がどう感じたかテストしたい、という欲求を持ちます。私が出題者だったら、やはり、このネタを一番に使いたいところです。
受験生の皆さん、勉強ばっかりしていないで、たまにはサッカーを見ましょう。中学受験生から就活生まで、今年の入試のヤマは「なでしこジャパン」です。

ちなみに、英語のヤマは、10月5日に亡くなったスティーブ・ジョブズが、2005年6月12日に米国スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチです。Stay Hungry. Stay Foolish.と結ばれた名文です。インターネットで検索すると、英語の原稿全文と和訳のサイトが見つかります。大学受験生以上は必見です。私が出題者なら、ここから引用したいところです。

2011-12-19

移転後の診療時間

アイチケットの「いまどう」の画面に、昨日より「移転のお知らせ」を載せました。お気づきになられた方もいらっしゃることでしょう。移転先は、我孫子市我孫子1-17-20で、現在地より天王台方向に300m下った線路沿いにあり、徒歩4分の場所です。
本日、移転に伴う業務にお手伝いしてくださる方々と面談しました。移転は新規開業と全く同じ届け出が必要です。診療時間の届け出は必須であり、変更の都度、届け出る義務はあります。
以前より、患者さんより午後も一般診療をしてほしい、とのご要望があったので、移転を機に午後診療も検討しようかと考えた時期もありました。つい最近まで悩んだ結果、現在の診療時間のまま、変更せずやっていくことに決めました。午後は連日、手術やレーザーなどの予約診療のみです。
開院まで4カ月を切りましたが、タイムスケジュールを作成すると、同時進行でやらなければいけないことが明確になります。年が明けると益々慌ただしくなりますが、無事、スムーズに事が運ぶことを祈るばかりです。

2011-12-18

音楽発表会

本日は、我孫子のけやきプラザのふれあいホールにて、ある音楽教室のエレクトーン&ピアノアンサンブルコンサートがありました。患者さんのKさんが出演されると伺い、楽しみにして行ってきました。Kさんは15年前、私が勤務医で彼が高校1年生の時に、皮膚科外来を初めて受診されました。私が開業してからも、患者さんとして通院してくださっていました。東大を卒業後は、大学院博士課程を終了し、研究者の道を歩まれ、学会発表と論文作成で多忙な日々を送られているようです。それでも趣味のクラッシック音楽の鑑賞とエレクトーンは、ずっと続けているとのこと。
彼が弾いたのは、チック・コリア作曲の「スペイン」というジャズ楽曲です。エレクトーンという楽器は、1台でオーケストラやバンドのようなサウンドが作り出せて、魅力的です。パーカッションはデジタルと思えぬほど、本物のジャズドラムのようでした。フルートソロも、かっこよかったです。人前で披露できる素晴らしい芸があるのは、羨ましいです。拍手喝采です。
他にも生徒さん達の演奏を聴きましたが、小学生ながらプロ並みの上手さには、脱帽しました。
やはり技術的に一番素晴らしかったのは、教室主催者の先生の演奏でした。演奏を聴いていると、体が躍動し陶酔してしまいます。素敵でした。
今日は、素晴らしい音楽で、楽しいひと時を過ごすことができました。
             演奏中のKさん

2011-12-17

52歳になりました

今日私は誕生日を迎え、52歳になりました。この20年の間、私は52歳になるのをずっと待ち望んでおりました。
私は30歳で長女を出産し、32歳で取手協同病院(現・JAとりで総合医療センター)の皮膚科科長になりました。このとき長女はわずか1歳半。科長として赴任した以上は、2年間は務めるようにとの教授命令でした。「子持ちの女医はあてにならない。」との烙印を押されないように、その命に従い、正味2年と2週間の勤務の後に、次女出産のために産休に入りました。34歳で次女を出産。産後はわずか7週間後に職場復帰し、通常の勤務を続けました。
2人の乳幼児を抱えての診療業務は、筆舌に尽くしがたいほど過酷でした。仕事と育児の両立は難しく、私は仕事優先で、子供たちには我慢ばかりを強いてきました。でも過ぎてしまえば、辛かったことは忘れ、楽しかったことばかりが思い出に残っています。
42歳で開業してからは、私は日曜日も祝日も仕事しているため、子供たちとはすれ違いで、あまり関わってあげられませんでした。しかし「親がいなくても子は育つ」の言葉通り、3年前に長女は高校卒業と同時に、国立大学医学部入学のため家を巣立ちました。そして、このたびの次女の医学部合格が続き、私が仕事に夢中になっている間に、子供たちはいつの間にか成長していました。
子供たちが小さかった頃は、2人とも高校を卒業し大学に入ってしまえば、子育てが一段落し自由の身になれる、とずっと待ち焦がれていました。52歳になったら、あれもやりたい、これもやりたい、と色々な夢もありました。
でも「悲願成就」してみると意外にあっけなく、昨日までの自分と変わりません。おそらく、子育てしながらも仕事や趣味や遊びを封印することなく、やりたいようにやってきたからだと思います。今更ガツガツしなくても、今の生活に十分満足しています。
子育ても無事終焉を迎えようとし、次のライフステージが始まります。健康で働けることに、感謝する日々です。20年後も楽しみです。
      今朝、院長室から富士山が綺麗に見えました。写真では分かりづらいですが。
      晴天の朝は毎日見えるのですが、ブログでは初登場です。
       帰り際に外を見ると、夕富士がきれいでしたので、また撮りました。

2011-12-16

メジャーアップデート完了

1週間前にスマートフォンAndroid2.2を購入し、操作が慣れたところで、本日メジャーアップデートを行いました。予想したよりも手間がかかりました。
購入した機種は丁度1年前に発売された旧スペックなので、ビルド番号がS1900になるまでソフトウェアの更新を5回ほど手動で行い、所要時間は1時間かかりました。1回では済まないのです。
その後、PCとUSBで接続し、メジャーアップデートを行ったのですが、私はここで躓きました。予めPCにUSBドライバとメジャーアップデートツールの2種類のソフトをダウンロードしておく必要があるのですが、私は後者のみしかダウンロードしていなかったため、操作中に「USB通信ができません。」のエラーメッセージが出て、次に進めませんでした。1時間ほどネット検索したら、YAHOO知恵袋に同様の質問があり、「USBドライバをインストールしてください。」との回答にヒントを得て、それに従ったところ、1時間弱で無事にメジャーアップデートが完了しました。設定を確認したら、OSがAndroid2.3.4に変更されていました。電話帳のデータもそのまま残っていました。
結局3時間ほど所要時間を費やしました。スムーズに行けば、おそらく1時間40分ほどで終了したことでしょう。でも躓いて自分で解決すると、ワザを習得することができるので、決して無駄にはなりません。私にとってデジタル機器は、試行錯誤で操作法を学ぶしかないようです。

2011-12-15

埋め込みカレンダー

当院のHPの休診カレンダーは、Googl カレンダーの埋め込みです。昨日、カレンダーが表示されない、との指摘のお電話を頂きました。HPの更新は、5ヵ月以上前にしたきりで、最近はまったくしていないため、外部リンクが外れていると予想しました。Googl カレンダーにログインすると、以前とは色が変わっていました。いつの間にかGoogl カレンダーのサイトが更新されていたようで、それに伴いソースのコードも変わりました。なので、昨夜は改めてソースを貼り直し、きちんと外部リンクが表示されるようにしました。ついでに4月までの休診日も追加しました。
またいつか、Googl カレンダーが更新されると、今回と同様に表示されなくなります。実は、私はHPそのものをまったく見ないため、それに気付かないのです。患者さんの方がよく気付かれると思いますので、今後もご指摘くださるとありがたいです。
HPは自宅のPCからのみ更新可能で、滅多に更新しないため、前回できた方法でも忘れてしまうことがよくあります。私にとってHPの更新は、よほど時間があるときでないと、やる気が起こらず億劫です。webスキルに乏しい私が、プロの手を借りず試行錯誤しながら自前で運営しているので、見苦しい点が多々ありますが、ご容赦ください。
その点、ブログは簡単です。どのPCからもスマホからも更新できます。ただ、運営するGooglのシステム上の問題で、エラーが起こることがよくあります。復旧するまで2~3日かかったこともあり、イライラしながらも待つしかありませんでした。ちなみに、ブログの右上のカレンダーは、雛形になかったので、私が自力で埋め込んだ外部リンクです。パソコンでは表示されますが、おそらくスマホや携帯の画面では表示されません。

2011-12-14

久々のレッスン

昨夜は、スポーツクラブでのZUMBAのレッスンに久々に参加しました。私は、9月末をもってクラブを一時退会したものの、ここ2カ月間はビジター料金を払って、数回参加しました。先月は、品川での学会のついでに天王洲アイルまで遠征してきました。(学会会場にはいつものコスチューム一式持参です。)やはり私はZUMBAが好きなのです。
「じゃあ、そんなに好きなら何故、辞めちゃったの?」
本当の理由は一つです。
受験生の母だったからです。次女が医学部志望で連日、遅くまで勉強していました。10月からは志望校を絞り、本格的な対策をしなければならない時期でしたので、この時期に母が、週に4回もZUMBAで踊り、浮かれている場合ではないと考えました。なので、次女が大学合格するまでは、「自粛」するつもりで退会したのでした。ビジターで参加するなら回数も限られますので、息抜き程度には好都合でした。
現役合格はまず無理、と予想していましたが、このたび早々と医学部合格が決まり、私が「自粛」する必要がなくなってしまいました。嬉しい拍子抜けです。自粛期間はわずか2カ月余りで済んでしまいました。
1カ月に4回以上行くなら、会員になった方が安いので、来春移転し落ちついたら、早々に再入会する予定です。
昨夜のレッスン終了後に、ある患者さんに声をかけられました。「もしかしたら古谷野先生ですか?診療中とは、あまりにもイメージが違うので、ずっと別人かと思い、まさかと思い声をかけにくかったです。」
そりゃー、そうです。レッスン中は、お腹を臍下まで出したビキニ姿に近いコスチュームで踊っています。コスプレも楽しみの一つです。
インストラクターの先生のsexyで華麗なダンスに魅了されて、否が応でもモチベーションを刺激され続け、のめり込んでしまいました。先生が、いつまでも素敵な笑顔で御指導してくださることを願ってやみません。

2011-12-13

70歳代は花盛り

12月はパーティーの季節で、ダンスをされている方は、お披露目の機会が多いことと思います。今月、当院の美容メニューでご要望が多いのがヒアルロン酸の注入です。今月はダンスの晴れの舞台が控えているため、若々しく見られたい、と御希望される70歳代の方々が多いです。女性ばかりでなく男性もです。
ある70歳代の女性の患者さんは、シミやイボを取って、次はヒアルロン酸注入でシワをなくしたら「まだまだイケテル自分」を再発見し、自信を取り戻されたようで、次はピアスを入れてと、オシャレに磨きをかけています。1か月前に来院された時とは別人のように、若々しく綺麗になられました。
ある70歳代の男性の患者さんは、2年以上前に当院で初めてヒアルロン酸を注入したところ、「他院と比べてモチが良いので、お得。技術的にも仕上がりが気に入った。」と褒めてくださり、リピーターになってくださっています。本日も来院され、「ここで治療した後ダンスに行くと、若くなったと言われる。80歳過ぎても通い続けます。」とおっしゃってくださいました。治療後に処置室で、華麗なステップを披露してくださったのには驚きでした。
70歳代は子育ても終わり、介護からも解放され、自分さえ健康ならば、自分のために時間もお金もかけられるゴールド・エイジです。「老人」の呼び名が似つかわしくないシニア・パワーに、私も元気を頂いています。

2011-12-12

我孫子市は太っ腹

12月2日のブログで、子宮頚がん予防ワクチンは標準スケジュールから外れた場合には、公費負担の対象にはならない、との記事を書きました。この件で我孫子市健康づくり支援課に問い合わせたところ、課長と課長補佐のお二方が本日当院にお見えになり、事の経緯を丁寧に説明をしてくださいました。その上での結論は以下のごとくです。
「医療機関の窓口で、10月5日のFAXを根拠に標準から外れた接種でも公費の対象になると説明済みの方には、そのまま公費負担で通してください。この場合は国からの50%と県からの25%の助成金は出ませんので、我孫子市が本来25%で済むことろを100%全額を負担します。ただし、もし来年度もこの事業が継続され対象者ならば、標準スケジュールでの接種を勧めてください。そうすれば我孫子市の負担は25%で済みます。
11月25日には、標準から外れた場合には不可とのFAXを出しましたので、それ以降の接種者には、本来の指針通り自費になることを説明してください。」

標準スケジュールから外れたケースは、100%自己都合です。年度初めより、9月中に初回接種が必要なことは知らせていたはずです。自己都合の方に対しても、我孫子市は医師会と協議の上、税金を投入して救済措置を講じることにしたそうです。市の財政状況の詳細は存じませんが、太っ腹ぶりに感心しました。担当者によると、このような措置は他の自治体でもあり得ることだそうです。
市町村の行政担当者は、厚労省の意向に従いつつも、医療機関の意向や要望を聞き入れなければならず、その板挟みにあって御苦労なさっていると思います。本当にお疲れ様です。

2011-12-11

久々のパラティーノの丘

今晩は、久しぶりにお気に入りのレストラン、「パラティーノの丘」に家族3人で行きました。自宅から徒歩5分のご近所です。3月にブログで紹介して以来、私のブログを見て行かれたお客さんが相次いだ、と本日シェフから伺いました。嬉しいことです。
本日は、次女の大学合格のお祝いと、今週末の私の誕生祝とを兼ねました。ここのお店は「安い!早い!うまい!」と三拍子揃い、イタリアの家庭料理風で、私の好みのカンツォーネのBGMが流れ、オープンキッチンからオリーブオイルの香が漂い、食欲を誘います。寛げて気分もオフになれます。ありふれた素材がシェフの手にかかると、本場イタリアのリストランテを凌ぐ高級料理に生まれ変わります。プロの料理人によるマジックです。
             クリスマスツリーが飾られていました。

いつもながら料理を写真に撮ろうとすると、食べてしまってから途中で気付き、慌てて撮ります。ワインが入るとなおさらそうです。今回も二口三口食べてから撮りました。
この品数の料理で一人分3,200円とは驚きです。好みのイタリアワインも1本2,000円と激安でした。お腹も一杯、幸せな気分になれて、大満足でした。

2011-12-10

スマホからブログ

昨日スマホを買って、この小さなおもちゃに、すっかりはまっています。操作にも慣れて、今、ブログをスマホでうっています。携帯よりもパソコンに近いため、私にとっては馴染みやすいです。 私は携帯の日本語入力とテンキーが苦手で、携帯をついに使いこなせないまま、卒業してしまいました。スマホがこんなに簡単とは予想しませんでした。ヘビーユーザーになりそうです。

2011-12-09

スマホを買いました

今日は、柏のビックカメラでスマホを買いました。携帯電話からの機種変更です。秋口よりソフトバンクのLUMIX phoneを買うつもりで決めていたのですが、11月中旬発売予定の所がいまだに発売されていないことが分かり、なんでもいいと開き直り、店頭の最安値の機種を購入しました。(思い立ったら待っていられません。)機種はGALAPAGOS 003SHで、価格は11,760円でした。ソフトバンクのポイント6,300円、ビックカメラのポイント278円を利用し、さらに10%のポイントがついて、実質4,663円で買いました。今まで持っていた携帯電話よりも、はるかに安くて驚きでした。ただし旧スペックのAndroid2.2なので、自分で2.3にアップデートしなければ、電子カルテの閲覧はできません。それくらいは何とかなりそうです。
手にしてみると、まだ操作が不慣れのため思うように使えません。かろうじて自分のブログを見ることができました。スマホでブログを見たのは初めてで、パソコンとは違う画面であることに気付きました。いつかスマホでブログの更新をしてみます。

2011-12-08

祝!医学部合格

本日、次女の大学推薦入試の発表があり、第一志望校の東京女子医大医学部に合格させていただきました。私にとって今日は、本年で最も喜ばしい日となりました。
次女が通う高校の先生方には、本当にお世話になりました。日頃より、献身的な御指導には本当に頭が下がる思いでした。心より御礼申し上げます。
思えば、次女は生まれた時より標準よりも成長が遅く、学童期まで発達障害ではないかしら、と私は心配しました。中学受験をして長女と同じ学校に入ったものの、成績も振るわず低迷状態。高校に進級したものの1年間は低空飛行。2年生の2学期より徐々に授業内容が理解できるようになると勉強が面白くなり、急に成績が上昇。3学期に突然、医学部に行きたいと言い出し始め、普通科より医科コース(医学部志望者の特進クラス)への編入試験を受験。
3月11日大震災の当日に、激しい余震の中で、学校の先生より医科コースへの編入許可証を受け取りました。
高校3年生になってからは、親の目から見ても人が変ったように一心不乱に勉強しておりました。しかしながらクラスメイトとの学力の差は歴然で、その差はなかなか埋まりませんでした。外部模試でも医学部はE判定ばかりで、現役合格は不可能に近かったのです。それでも東京女子医大を第一志望と定め、先月末に推薦入試を受けました。
正直なところ、私は合格はまず無理だろう、と考えていました。結果はともあれ、よくぞ、ここまで頑張って追い上げてきたと、その努力を讃えたい気持ちで一杯でした。
そして本日の、まさかの合格発表。私は、逆転劇に感動しました。
私は次女に、一度も医学部受験を勧めたことはありませんでした。無理だからやめたら、とは何度も言いました。皮膚科を勧めたこともありませんが、志望理由書には「患者さんの心のケアができる皮膚科医になりたい。」と書いてありました。面接官にも、それを伝えたそうです。
医学部合格がゴールではなく、本日を出発として、生涯に渡り精進し研鑽を続けていってほしいと切に望みます。おめでとう!

2011-12-07

年内の予約状況

本年も残り3週間余りとなりました。当院の年末年始の休診は12月29日~1月3日までの6日間です。
手術と美容治療は午後から予約制で行っておりますが、年内の空き状況についてお知らせします。18日(日)、21日(水)~27日(火)で予約の空きが数件あります。最終診療日の28日は一杯です。手術の予約は診察が必要です。美容の予約は、一度診察を受けられた場合には、その後は電話で可能です。
脱毛については、ワキのみならば予約なしで当日可能です。(ただし前日か当日に予め剃毛が必要です。)それ以外の部位では予約が必要ですが、現在のことろ、来週以降はいつでも予約が可能です。
例年、年末の美容治療で多いのは、Qスイッチレーザーによるシミの治療です。10日間、ハイドロコロイド製剤の絆創膏を貼る必要があるため、仕事をされている方は、休暇前に施術を希望される方が多いです。今年は、先月よりヒアルロン酸注入の施術の件数が多くなりました。レーザーと違いダウンタイムがなく、即効性があり、施術中に鏡を見ながら効果を確認できます。内出血により紫斑ができることもありますが、翌日より化粧で隠せますし、他人からは気付かれません。40~80歳代の方に施術しますが、どの年代の方にとっても満足度が高いようです。年内に治療を受け、若々しくなって新年を迎えたい、との御希望が多いようです。
学校に通っているお子さんで、冬休みになってから手術を希望されて来院されることもありますが、できれば休み前に受診の上、休み中の予約を入れられるのをお勧めします。

2011-12-06

保湿が欠かせない部位

冬も本番を迎え、本格的な乾燥対策が必要になってきました。本日は、皮膚の解剖と生理に基づいた保湿ケアについて説明いたします。皮膚の最外層は表皮であり、さらにその外側には表皮細胞が角化した角化細胞(ケラチノサイト)が十数層重なっています。ケラチノサイトの間は角層間脂質で埋められています。
主な角層間脂質は2種類あります。
①皮脂腺由来のトリグリセリド(不溶性)
②ケラチノサイト由来のセラミド(可溶性)
これらの角層間脂質は、保湿機能とバリア機能という役目を果たします。ケラチノサイトは全身の皮膚に分布しますが、一方、皮脂腺は必ずしも全身に一様に分布しているわけではなく、多い部位と全くない部位があります。皮脂腺は毛包とともに存在しますので、毛のないところには存在しません。多く分布するのは、頭、顔のTゾーン、胸、背中上部、脇の下、外陰部などで、いわゆる脂漏部位と言われ、ニキビができやすい部位です。一方、毛のない手のひら、足の裏、唇には毛包・皮脂腺は存在しません。この部位の角層はトリグリセリドを含まないため、角層の水分は簡単に失われてしまいます。セラミドは可溶性のため、手をお湯や洗剤に付けると簡単にセラミドも抜けてしまいます。
したがって、手、足の裏、唇は、冬の時期には保湿が欠かせない部位です。顔のTゾーンは洗いざらしでもOKですが、手足唇だけはきちんとケアをしましょう。
ちなみに私の場合、夜寝る間には、唇にはワセリンをべったり、踵には尿素軟膏、手にはヘパリン類似物質含有軟膏の他、手荒れがひどい時にはステロイド軟膏を塗ります。塗った日の翌日はスベスベですが、数日サボると踵はヒビ割れた「鏡餅」になり痛くて歩けません。冬はスキンケアが必須です。

2011-12-05

スマホで電子カルテ

当院では、油井コンサルティング のドクターソフトという電子カルテを開院以来使用しております。10年前には電子カルテの種類は限られており、たまたま知人が使用していたため採用しました。正直なところ満足はしておりません。しかしながら、この機種に慣れてしまったのと、他の機種に替えた場合に今までの情報の閲覧が困難になるので、現在のところ変更する予定はありません。
このたび、ドクターソフトをスマホで閲覧することができるようになったそうです。本日そのデモをしてもらいました。分かったことは、
1、閲覧したい患者を指定し、予め無線機器を用いてスマホにダウンロードしておく必要がある。
2、全患者の情報をダウンロードするには数日を要し、なおかつ重くなるので実際的ではない。
3、電子カルテの画面とまったく同様というわけには行かず、その一部のみの閲覧に留まる。
4、現時点は閲覧のみで、スマホで入力したデータを電子カルテに移行することはできない。

以上の制約があるものの、処置室などでの予約外来で、スタッフが患者情報を見る分には使えそうです。
OSはAndroid2.3か2.6に限られ、iPhoneには対応していないとのこと。私はデジタル機器に滅法弱いのですが、近いうちに携帯電話からスマホAndroid2.3に買い替えるつもりです。クリニックでのIT機器は進化し、10年前には予想しなかった機器が次々に登場します。今から10年後のことを想像することは難しいです。老体(頭)に鞭打って、新しいことに取り組んで行きたいと思います。

2011-12-04

日立グラウンドが遊び場

柏レイソルのJ1初優勝おめでとうございます。今朝は見事な快晴で院長室から富士山が美しく見え、天も寿いでいるようでした。
私は特別レイソルファンではありませんが、私にとっては地元の町のサッカーチームです。私は柏で生まれ、柏八小、柏四中、東葛高校と小中高とも柏でした。現在の日立柏サッカー場は、実家から徒歩5分の場所にあり、小中学校の学区内でした。
柏市は歴史的には、戦時中は日立製作所の軍需工場がありましたが、戦後に社員寮や福利厚生施設に変わりました。私が生まれた当時、現在の緑が丘のバス停付近には、通称「日立の売店」がありました。日立柏サッカー場は、以前は日立柏総合グラウンドと言っていましたが、その前は軍需工場を撤去した後しばらくは未整備の雑木林や空き地の状態でした。小中学校時代、放課後には日立の空き地で友達とボール遊びをしていたことがあります。ドッジボールやバレーボールです。当時の私は、塾も習い事も行かず、野放しの状態でヒマでしたので、友達に誘われるまま行っていました。でもいつまでたっても下手なままだったので、そのうちに飽きてしまいました。
1985年に日立柏サッカー場が建てられ現在に至りますが、試合の日にはサポーターの雄たけびと鳴り物の響きが、現在の私の家にもよく聞こえてきます。街ですれ違うサポーターの表情で試合の結果が大体分かります。しばらくは、柏の街は祝賀ムードで賑わっていることでしょう。ホットスポットなどの暗いニュースの中、久々の明るいニュースで元気づけられた方々も多いことでしょう。

2011-12-03

痩せるのは簡単!

体脂肪を落とすのは簡単です。私が、昨年5月にスポーツクラブに入会して、エクササイズに励んだ結果、特別なダイエットをしなくても体脂肪は減りました。
昨年:体重46.7kg、体脂肪率24%
本日:体重43.2kg、体脂肪率14%
体重は-3.5kg、内訳は脂肪量-5kg、筋肉量+1.5kg、体脂肪率は-10%。
ちなみにBMIは18.9%で標準下限です。
脂肪が減って筋肉量が増えると、体を動かすのが楽しくなります。スポーツクラブに行かなくても、自宅でDVDを見ながらワークアウトするのが趣味になりました。
昨夜は底冷えするようなフローリングの床の上で、暖房なしで、エクササイズをすると30分くらいで暑くなり汗をかきました。冬は、運動するのに適しています。最近、ハマっているのはトレーシー・メソッドvol.2の最強の腹筋トレーニングです。元バレエダンサーだったトレーナーなので、動きは美しいのですが、内容的にはビリーのブートキャンプ以上に過酷です。やり遂げると達成感があります。
夏には、運動後にはビールがつきものでしたが、この寒さではその気になれず、飲酒量が減ったこともあるのか、ここ1カ月でさらに体脂肪は減少傾向です。
一方、筋肉量を増やすのは容易ではありません。最初の1年間で1.5kg増えても、ここ半年間は現状維持で変わりません。なかなかマッチョにはなれないものです。
カロリー制限をしたダイエットのみでは、筋肉量が増えないため、基礎代謝が上がらず、ダイエットを中止した途端に必ずリバウンドが起こります。筋肉量を増やし、細胞質内のミトコンドリアを増やし、ATPサイクルを活性化させることが、「太らないカラダ作り」の基本です。食事療法と運動療法を上手に組み合わせれば、100%誰でも簡単に痩せられます。(という固い信念を私は持っています。)趣味でダイエット外来をしてもよいのですが、本業が多忙でそこまで手が回りません。

忘年会シーズンです。今晩も来週末も忘年会なのですが、今年はすべての宴席を欠席でお返事を出しました。(ダイエットのためではありません。)いつも皆勤だった私が欠席すると、関係者は心配されるかもしれませんが、私は元気で過ごしております。

2011-12-02

子宮頚がん予防ワクチン接種スケジュール

子宮頚がん予防ワクチン、当院ではサーバリックスを採用しておりますが、公費負担は平成24年3月31日をもって終了です。接種スケジュールは、1回目接種後1カ月で2回目接種、2回目接種後5カ月で3回目接種が標準とされました。なので当初から、公費負担対象者は9月末までに初回接種を済ませるように、との案内があったはずです。にもかかわらず、10月に入って初回接種を受けた方が続出されました。
駆け込み乗車に間に合わなかった方を救済するためか、10月5日付で我孫子市健康福祉部健康づくり支援課より、「やむを得ない理由により標準的な間隔からはずれた場合には、2回目と3回目の間隔は最低16週(112日)以上あければよい。」との趣旨のFAXが送られてきました。当院では、この文書を根拠に、10月初回接種の方にも3月に3回目を受ければ公費負担の対象になります、とご案内しました。
ところが11月25日には、「当初の標準スケジュールから外れた場合には、公費負担の対象にはならない、と厚労省と千葉県から指導が入った。」とのFAXが送られてきました。前言を撤回する内容でした。
医療機関側にとって混乱を招くこと必至です。最初から分かっていたことなので、なまじ中途半端な期待を持たせるような10月5日の文書は、迷惑千万です。当の本人の中高生達も、3月にタダだと思って来院したら、窓口で自費の初診料3150円と接種料15,750円を請求されたら、面食らうでしょう。
当院では、該当者に文書を郵送して、予めお知らせすることにしました。この件に関してのお問い合わせは、直接、我孫子市健康づくり支援課(保健センター)04-7185-1126までお願いいたします。

2011-12-01

巻き爪矯正VHO臨床応用法の講演会

去る11月27日の日曜日、台東区駒形で巻き爪矯正VHO臨床応用法の講演会がありました。講師は、大阪のシュウゾー先生です。先生は、長年に渡り多数の巻き爪の症例にVHO法を施術され、そのエキスパートでありますが、近年ではフェノール法も取り入れ、現在では症例に応じて双方の治療を使い分けされているそうです。
治療の適応の分類は、
①爪の彎曲もなく、オーバーネイルもない場合は、保存的療法
綿球を詰める、テーピング法、ガター法、アクリル人口爪法
②爪の彎曲があり、オーバーネイルがない場合は、爪の矯正治療法
VHO法、超弾性ワイヤー法、巻き爪クリップ
③爪の彎曲があり、オーバーネイルがある場合は、フェノール法

以上の分類と患者さんの希望を取り入れて、治療方針を決めるそうです。
VHOの長点は、ワイヤーを爪の中央部にかけるため、短く切った爪にも施術可能なことと、付けっぱなしで良いため患者さんの手を煩わせなくても良い点です。爪が伸びてくれば、受診して再施術が必要ではあります。
別の矯正法に巻き爪クリップがありますが、こちらは、爪が伸びていないと装着できませんし、肥厚した爪には装着できないこともあります。患者さんが自分で脱着するため、ご高齢の方にとっては難しいようです。ただしクリップが劣化破損しない限り、何度でも再利用できるので、若い方で手慣れた患者さんには向いています。
VHO法を含む、矯正法の欠点は矯正を中止すると、彎曲が再発することが多いのが欠点です。明らかにオーバーネイル(爪の幅が広い)があり、爪の陥入による皮膚損傷と肉芽腫がある場合には、VHO法を試みても無効なことが多く、フェノール法が最適の治療であると強調されていました。ただし、最終的には患者さんの要望が第一で、手術はどうしてもいやだ、という患者さんには、VHO法や他の保存的療法で頑張ってみる、とのことでした。
私自身は、フェノール法は20年以上のキャリアがありますが、VHO法は、ライセンスを取得しても施術の経験がほとんどありません。道具一式はすべて揃っています。自分や家族の足の指で練習してから、適応の患者さんがいれば施術してみます。

2011-11-30

上棟が済みました

本日は、昼間は暖かく小春日和でした。天候に恵まれた中で、移転先の医院の上棟が無事済みました。13:00から16:00過ぎまで、施工業者である三井ホームと各部門の工事担当者から説明を受け、詳細な打ち合わせをしました。今まで、平面の設計図や展開図を見ても、今一つ、空間の広さをイメージすることができませんでしたが、今日の上棟で建物の内部に入り直に目にして、やっと分かりました。
想像していたよりも、各部屋が広く感じました。倉庫など収納スペースもゆとりの広さでした。待合室の天井は吹き抜けで、高く感じました。
101坪の敷地に、5台の駐車場、2F建てで総建坪約70坪です。工事が順調に進んでいるらしく、予定よりも早く完成するらしく楽しみではあるのですが、その一方、移転に伴う様々な業務が同時進行で円滑に進むか、非常に不安ではあります。上手く行かなかったことを想像すると、気が重くなります。前倒しでできることは、今のうちに少しずつ準備していこうと考えます。
移転の件を初めて知った読者のために申し添えますと、現在の場所は来年3月30日で閉院、4月10日より移転先で新規開業の予定です。移転先の詳細は10月7日のブログをご参照ください。
                  待合室:天井にはインテリアファンを設置します。

2011-11-29

暮らしと健康1月号

お待たせしました。1週間ぶりの更新です。私の身辺も一段落し、平静が戻りました。
本日、暮らしと健康1月号が送られてきました。以前にも書きましたが、ブログを通じて保健同人社の編集部の方から、取材の要請がありました。取材時の私の話を元に、記事が作成され、このたびの発行となりました。
内容的には、28~35ページで全8ページ分の構成で、冬に多い皮脂欠乏性湿疹がテーマです。皮脂欠乏症では、神経線維のC線維末端が表皮内に伸びているため、知覚が過敏になりやすい、という説明から、保湿剤の選び方と塗り方、日常生活の注意点などが記載されています。イラスト入りで分かりやすいです。日常診療で患者さんに伝えたいことが、ほぼ網羅されています。
明日から、当院の待合室に本を置きます。皮脂欠乏性湿疹の患者さんには、「詳細はこちらをご覧ください。」と、お勧めしてみます。
なお、書店での発売は12月2日からだそうです。ご興味のある方はどうぞ。

2011-11-22

ちょっと一休み

ブログの更新は楽しいです。おそらく読者の半分以上は、私とは面識のない方々で、検索してたどり着き、そのまま追いかけて読者になってくださっているかと思います。面識のない方々もブログの行間から、私の性格や物の考え方がよく御理解できるかと考えます。読者の方から、時々受ける質問がありますので、今日はそれにお答えします。

Q:ブログのネタは、いつ思いつくのでしょう?
A:いつもその日の思いつきです。行き当たりばったりで構想などありません。パソコンの投稿画面を出して、3分ほど考えると、ひらめきます。仕事、家庭、日常生活、講演会、趣味など、いくらでもネタはあります。ネタに困ったことは一度もありません。
Q:情報源は何ですか?
A:講演会や学会など耳から入った情報と新聞、雑誌、インターネットです。
Q:時間はどのくらいかかりますか?
A:30~60分ほどです。
Q:ヒマなのですか?
A:いいえ、とんでもない。忙しいのです。でも忙しいからこそ、ブログのネタはいくらでも無尽蔵に思い浮かびます。ヒマだったらネタに困るでしょうね。
Q:書くのが好きなのでしょうね。
A:いいえ、とんでもない。子供のころから作文が苦手で、日記など続いた試しがありません。でも、一度習慣になってしまうと苦にはなりません。苦手なことに挑戦すると、可能性が広がって楽しいです。

医学の専門的情報については、きちんと調べなければいけません。同業者が私のブログをコピペルかもしれませんでの、いい加減なことは書けません。正確を期すために調べるその作業が、私にとって良い勉強になります。ブログは、私にとって最大のボケ防止の方法です。
以前にも書きましたが、患者さんと医療関係者の方々にとって有益な情報を発信したい、というスタンスです。おそらく、他に誰も取り上げず、検索すると唯一私のブログが上位にヒットする項目が多いのでは、と推測します。

ここでちょっと諸般の事情により、ブログの更新を1週間お休みいたします。診療は通常通り行っております。絶筆するわけではありません。次回は11月30日に更新の予定です。ではまた来週。

2011-11-21

アレルギーを治せ!

昨夜は21:00よりNHKスペシャル「アレルギーを治せ」を見ました。私はテレビはあまり見ない方で、通常はNHKニュースと大河ドラマのみです。民放は滅多に見ません。
タイトルに惹かれ「何か目新しい治療法でもあるのかしら?」と、半分期待を持って見てしまいました。見た感想は、新しいことは特に取り上げられず、専門医への取材を通して、常識的なことを患者さん向けに分かりやすく解説された内容でした。NHKらしく、きちんと取材し正確な内容でした。奇をてらった最新の情報は皆無で、コンセンサスが得られた常識ばかりでした。
アトピー性皮膚炎の発症原因としてフィラグリンの遺伝子の異常を取り上げていました。皮膚には表皮があり、角質層が皮膚のバリア機能を果たしています。そのバリア機能に必要なのがは表皮の細胞に含まれているフィラグリンという成分です。皮膚の角質層を作っていく中で、プロフィラグリンがフィラグリンになり、角質成分であるケラチンとともに表皮に大切な成分となります。つまり、フィラグリンが作られないと、角質異常がおこり、皮膚のバリア機能が落ちてしまうわけです。2006年、イギリスで、このフィラグリンの遺伝子の異常がアトピー性皮膚炎の約1/3から半数に見られたと報告されました。2008年には、日本でアトピー性皮膚炎の約20%に異常が見られるという報告がされています。
治療の現場での取材では、アトピー性皮膚炎に悩む21歳女性が登場しました。初診時に顔面と項の苔癬化が認められた状態であったのに対して、慈恵の上出先生によるステロイド軟膏の正しい塗り方の指導により、9日目には紅斑は淡くなり、30日目にはほぼ紅斑は消失した、という症例でした。ガイドラインにそった標準治療です。軟膏の使用量は、チューブから出し人差し指第一関節までの量(1finger unit)で、大人の手のひら2枚分の面積を塗るのが適量です。なので、塗った直後は軟膏のテカリが見える程度です。ステロイド軟膏が効かない、という患者さんは、塗る絶対量が少な過ぎるはずです。
アトピー性皮膚炎が難治とされる理由の一つが、医師による適切な軟膏療法の指導がなされなかったためでは、と前述の先生が言われていました。私も反省いたしました。

番組では、加水分解小麦含有石鹸で経皮感作された小麦アレルギーの症例も紹介していました。この話題は、ここ10日間ほどメディアでかなり報道されましたが、1年前に学会で報告されて以来、専門医の間では常識の一つになりました。私も半年前にブログで2回ほど記事にしたのですが、ここ数日で急に閲覧件数が増え始めました。何で今更?との疑問がありますが、ひょっとしたらアレルギー学会が啓蒙活動の一端として、メディア側に働きかけたのでは、と推測します。ご興味ある方は、5月21日「茶のしずく石鹸自主回収」、6月5日「経皮感作を防ぐためにはスキンケア」をご参照ください。

2011-11-20

アロマディフューザー

ガルデルマ㈱よりアロマディフューザーを頂きましたので、昨日、高島屋で初めてアロマオイルを買いました。どれも良い香りで迷いましたが、私の好きな柑橘系の「ポジティブ・トライアルセット」にしました。グレープフルーツ、レモングラス、スイートオレンジの3種類が入って1,050円でした。本日、一番のお気に入りのレモングラスのオイルで、アロマディフューザーを使ってみました。電源を入れると、ミストとともに部屋にレモングラスのアロマが漂いました。暖房を入れるシーズンなので、加湿器としても役立ちそうです。明日から、当院の診察室はアロマで包まれています。
ちなみに我が家にはレモングラスの木があります。葉を摘んで、レモングラスティーとして頂くと、リラックスした気分になれます。香りのもたらす効果です。

2011-11-19

はなみずき紅葉

今日も冷たい雨が降り寒い1日でしたが、6日前の日曜日はよく晴れて暖かい日でした。この日に、我が家のハナミズキの紅葉が美しかったので、記念に写真を撮りました。今年の春はハナミズキの花も見事でしたので、ブログで紹介したことがありました。春と秋と年に2回楽しめるのですが、いずれも盛りは短く、すぐに散ってしまいます。なので、毎朝のお掃除も大変です。(実は私ではなく、夫がすべて植栽の手入れをしております。)木々も冬支度です。毎日慌ただしく過ごす中、季節は移り変わっていきます。今年もあと、6週間で終わり。時の流れの早さに愕然とします。

2011-11-18

医師と法律

昨夜は三井ガーデンホテル柏で、JAとりでの皮膚科科長の先生とNTT東日本関東病院の皮膚科部長の先生による講演会があり、終了後に立食の懇親会がありました。
そこでは、長年懇意にしている茨城県で開業されている先生とお話ししました。その先生から、私のブログの4月6日の記事「無診察処方は違法です」がネット検索すると2番目にヒットする、と指摘されました。さらに、待合室に医師法20条をあえて掲示しているクリニックがご近所にあるとのこと。つまり、法律を掲示しなければいけないほどに、違法が堂々とまかり通っていることの証です。私にとって驚きでした。ただでさえ、待合室の掲示板はお知らせだらけで一杯です。ここに医師法を掲示しないと、患者さんを納得させることができないのでしょう。
実は私がこの記事をブログにアップしたその日に、弁護士である夫が言いました。
「医師法違反や不正請求をした場合、単純に罰金50万円では済まない。悪質な場合には、医業停止や最悪の場合、医師免許取り消しの処分もありうる。」
ふ~ん、そんなこともあるのかしらね、と思っていました。
ところが、先週11月10日、保険医講習会で厚労省の先生による集団指導がありました。そこでは、患者さんの診察なしで処方箋の発行をした医師が、保険医の取り消し処分になった事例を出されていました。しかも、患者さんから頼まれてのことです。情に流されて便宜を図ったつもりが、仇になってしまいました。いわゆる「お薬外来」は絶対にやめてください、と強調されていました。
私の知る限り、お医者さんたちは善良なお人よしが多いです。その一方で、法律や世間法に疎い方も中にはいらっしゃいます。勤務医時代に病院の慣例に従って行ってきて、全くお咎めがなかったからといって、違法が許されるわけではありません。それでは脇が甘過ぎます。つまらぬことで、足をすくわれては残念です。「慣例」に従うのではなく、「法律」に従うべきです。医者の常識が世間の非常識であることが、しばしばあることを認識するべきでしょう。

2011-11-17

インフルエンザワクチン入りました

お待たせしました。流通制限されていたインフルエンザワクチンが、先日当院に納品されました。予防接種御希望の方は、来院時に随時接種いたしますので、受付にお申し出ください。予約は不要です。ただし、数に限りあり在庫がなくなることもございますので、その節はご容赦ください。
今年度のインフルエンザワクチンは、A香港型、B型、A/H1N1ワクチンの3種類が混合されたワクチン(3価ワクチン)です。ワクチンの予防効果は、接種後2週から約5か月といわれています。
以下の方は、我孫子市の高齢者インフルエンザ予防接種の対象者です。
接種日現在、本市に住民登録又は外国人登録をしており、昭和21年12月31日までに生まれた満65歳以上の方
期間:平成23年10月1日から平成24年1月16日まで
料金:1,100円  ただし、次の方は自己負担が免除になります。
生活保護受給世帯の方
中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律による支援給付受給世帯に属する方
東日本大震災により被災し医療費の一部負担金等免除証明書の交付を受けている方
※ 接種する際に必ず、「休日・夜間等医療受給証」、「本人確認証」または「一部負担金等免除証明書」を提示してください。

65歳未満の方は、当院では一律に3,990円、予診のみの場合2,730円です。13歳未満では、2~4週間の間隔で2回接種が必要です。

2011-11-16

うな重が好物

今日は、いつもお世話になっている○○ホさんの昼食付き説明会がありました。柏の銀座通りの老舗「植きん」のうな重弁当でした。ここのお店は通勤路にあり、毎日通っていたのですが、一度も入ったことがありませんでした。肉厚の鰻が口の中でとろけるように美味しかったです。
普段の私の食生活は、ヘルシーな粗食です。たとえば
朝・・・十六穀米、納豆、サーモン、焼き海苔
昼・・・十六穀米、野菜たっぷりの汁物か煮もの、グレープフルーツ
おやつ・・・プルーン入りヨーグルト、薩摩芋、栗、豆、南瓜、和菓子
夜・・・魚(サンマか刺身)、サラダか汁物、ビールかワインあるいは黒酢ドリンク

低脂肪、低塩、高食物繊維の食品を好みます。ダイエットが目的ではなく、好んだ結果の長年の食生活習慣です。加工品や出来合いの惣菜、高脂肪の食品は滅多に口にしません。
ところが、鰻だけは例外です。禁断の高脂肪の口当たりの良さに、あがらうことはできません。素直に美味しく頂いてしまいます。厳格な食生活のルールに、唯一の例外規定を作らせてしまうほど、鰻の美味しさは魅力的です。ご馳走様でした。

2011-11-15

何もしないのが最良のケア

今日の朝日新聞の朝刊33面「1分で知る豆医学」に、「我が意を得たり」の記事が掲載されていました。以下に一部引用します。北里研究所病院・美容医学センター長の先生のコメントです。
「何もしないことが一番のスキンケアである。シミやシワで悩む女性の8割の肌は乾燥している。化粧やクレンジングをやめ、ぬるま湯で顔を洗った後は、原則何もつけないというのが、最初の指導。化学物質は擦り過ぎによる刺激をなくし、皮脂を取り過ぎないためである。すると新陳代謝や皮脂の分泌が正常になり、肌が本来のバリアー機能を果たすようになる。7割以上の患者で乾燥やキメが改善された。化粧は目や口だけにするなど、まずは量を減らすことから始めてみて。乾燥しやすい口周りには、洗顔後にワセリンを塗るのがお勧め。」

シミで悩む患者さんのほとんどは日常メイクをしています。メイクを落とすためには、していない時よりも念入りにクレンジングをして擦ることになります。すると、化学的ないし物理的刺激が肌に加わり、friction melanosisといった色素沈着を生じます。これが肝斑の発症要因の一つであると考えます。
顔は頭と同様に皮脂腺が多く分布しするため、四肢や体幹と比較し乾燥はしにくい部位です。必ずしも洗顔のたびに何かを塗る必要はありません。肌を甘やかし過保護にするのはいかがなものか?と考えます。アトピー性皮膚炎などの患者さんやアダパレン(ディフェリン)外用中の患者さんは別にして、バリアー機能の正常な顔の肌に、あれこれと数種類のスキンケアを塗る必要はないと考えます。よかれ、と思って使用している化粧品の中には、アレルギー性接触皮膚炎を起こすものもあります。顔の肌に慢性のトラブルを生じる患者さんの9割は化粧をする成人女性です。男性では稀です。
トラブルを生じた肌に対しては、一切の化粧品の使用を中止にしてぬるま湯で洗顔後、ワセリンを塗るのが最も適切な処置法です。皮膚科学が進歩し、最新の技術を駆使したレーザー機器や高機能化粧品が生まれようと、古典的な治療法は永遠のスタンダードです。

ちなみに私自身のスキンケアも特に何もしません。仕事中はいつもスッピンで、ファウンデーションをつけたことがありません。朝はぬるま湯で洗顔後、今の季節は何もつけず洗いざらし、夏は日焼け止めクリームのみを塗ります。夜は固形石鹸で洗顔後、メーカーからタダでもらったサンプル品の10%ビタミンCローションかクリームを塗っておしまいです。簡単ですが、今までのところ肌の悩みはありません。

2011-11-14

トータル・アンチエイジング・セミナーにて

昨日はベルサール秋葉原2Fにて、㈱JMECが主催した第10回トータル・アンチエイジング・セミナーがありました。最新の機器を用いた美容医療の技術、経営学的な戦略、皮膚科疾患への応用と3部構成からなり、多彩な内容で、期待以上に有益な情報を得ることができました。

第一部ではePrimeという機種と冷却脂肪融解術による痩身治療は興味深かったです。
ePrimeは、熱によりコラーゲンとエラスチンを生成し、真皮のボリュームアップを狙う機種です。小顔とは反対に頬など顔下半分がふっくらするようです。私のように、脂肪が少ない者にはピッタリです。演者の先生が御自身の顔に施術した写真を出されていましたが、翌日には浮腫のため顔が2倍位に腫れ、1カ月後の写真では肌にパンと張りが出ていました。私も受けてみたいと思いました。
一方、冷却脂肪融解術Cryolipolysisは、腹部に冷却されたパッドを1時間ほど貼りっぱなしにするだけで、貼った部位の脂肪がシャーベットのようにシャリシャリになるそうです。施術を受けている患者さんは、疼痛はまったく感じず、その間、音楽を聞いたりパソコンや読書などができます。1回の施術で貼った部位のみ脂肪が減り、お腹がが凹み、ウエストのくびれができますが、前後で体重と脂肪率の減少はまったくないそうです。楽してくびれを作りたい人には福音かもしれません。
では、当院で機種を導入するかとなると考えてしまいます。投資した資本を回収できるかどうか経営的な面もありますが、私は個人的には、「腹の凹みとウエストのクビレ」は自分で努力すれば簡単に手に入ると考えています。ちょっとの時間と意志力があれば、お金はかかりません。なので、痩身マシンの需要が果たしてあるのか疑問に思います。ちなみに施術料は都心で約10万円、郊外ではそれより安めとのことでした。

第2部ではF先生による「顧客をファンにするクリニックづくり」という講演がありました。MBAを取得された先生による講演は論理的で納得できます。以前より私はF先生のブログのファンでしたので、逆に「ファンが顧客になる」こともありえるのでは、と思いました。

第3部では帝京大学の渡辺先生による「レーザーによる爪白癬の可能性」という講演がありました。白癬菌は37度以上の温度で発育が止まる、レーザーの目的は爪床の白癬菌を死滅させることであり、42度以上に上げることが必要、とのことでした。要は爪床の温度を安全に上げられれば、レーザーの機種は問わないということでしょうか。疑問の一つが解決しました。

講演会終了後にはワインを飲みながら、演者の先生方と率直にお話ができました。楽しくて有意義な時間でした。

2011-11-12

アレルギー学会秋季学術大会にて

冷たい雨が降った昨日、グランドプリンスホテル新高輪にて日本アレルギー学会秋季学術大会がありました。私は開業してから45歳でアレルギー学会専門医を取得しました。(ちなみに皮膚科専門医は29歳で取得しました。)アレルギーに特化した特殊な治療をしているわけではないのですが、年数的には条件を満たしていたことと、開業してからは、自ら課題を作り自分を追い込まないと勉強しないと思い、挑戦しました。皮膚科のみならず内科、小児科、耳鼻科、眼科のアレルギー疾患全般を勉強し、試験を受けました。医師国家試験形式のマークシート形式の試験でしたので、昔から得意でした。無事、合格しましたが、その後は更新のために毎年学会に参加しております。
今回の学会では、日本医師会との共催企画である女性医師支援機構・討論会に参加しました。千葉県医師会の秋葉先生が女性医師支援活動の報告をされました。女性医師の労働環境改善のための各種の要望を厚労省に提出したり、女性医師バンクのコーディネーターをされたりと、献身的に活動されています。次いで東京女子医大の竹宮先生が、学内での女性医師支援活動をを報告されました。20年前に厳しい労働環境下で、必死に仕事も育児もやり遂げた私から見ると、雲泥の差で恵まれていると思いました。それでも離職する者がいるとは、信じられないくらいです。
討論の最後の方で、ある女性教授が発言しました。
「私は子育てをした経験がありません。自分の子供は自分の手で育てたい、と言って辞めていく女性医師の考えが到底理解できません。なぜ、お金を出してベビーシッターや保育園に子供を預けても、キャリアを死守したいと考えないのでしょう?」
まさにその通りです。子供を2人育てた私も同感です。
別のある先生の発言です。
「そもそも、医学部入学の段階で、生涯仕事を続けていく決意のないモチベーションの低い者は入学させてはいけない。学力と偏差値が高く、医師免許証をお花、お茶と同じく花嫁道具の一つ位に考えている甘ったれを入学させても、税金の無駄使いになるだけ。入学の段階でフルイにかけるべき。」
ごもっともで拍手喝采です。我が意を得たり。私が思っていたことをよくぞおっしゃってくださいました。
医学部の定員を増やした結果、男性医師の数はさほど変わらず、女性医師の数が圧倒的に増えました。一般に女性医師は20歳代では(男性医師よりも)勤勉によく働きます。しかしながら働き盛りの30歳代で育児のために離職する者がおり、これが日本の医師不足の一因と指摘されています。

日本の医師不足解消のためには、男女ともに医師のワークライフバランスを重視した労働改善が最優先でありますが、同時に女性医師に対しても学生時代からモチベーションを維持させる教育が必要だと考えます。

2011-11-10

爪白癬に対するNd:YAGレーザー療法の続報

6月15日のブログで、「爪白癬に対するNd:YAGレーザー療法」という記事を投稿しました。
(後日このブログを読まれた、キュテラ社のマーケティングと営業の担当者が、当院を訪問されました。)
この日の新患で、40年来の爪白癬に外用療法続けても治癒せず、かといって内服はどうしてもいやだ、という方が見えたため、私は患者さんの同意を得て、レーザー治療を行いました。当院のNd:YAGレーザーは、パロマ社のLUX1064という機種です。6mmスポットサイズ、5ms、16J/cm2の設定で中空照射を行いました。1カ月間隔で合計3回の照射を行いました。学会で有効例の報告は聞いたものの、私自身がこの治療を試みたのは初めてで、確信が持てなかったため、施術は3回とも無料で行いました。
最終照射から約3カ月たった先週、その患者さんが来院されました。
「40年間、一生治らないものだと諦めかけていたところ、夏にレーザー照射をしていただいたら、きれいな爪が生えてきた。有料で良いので、再度照射を希望します。」とのこと。
本日、前回と同様の設定で照射しました。そこで気付いたことがありました。
先端の混濁部に照射すると、あたかもCO2レーザーを照射したかのように、白煙が出て爪の一部が炭化しました。触ると熱がこもった感触でした。しかしながら、新生した正常な爪と周囲の皮膚では、そのような反応は全く生じませんでした。つまり罹患した爪甲のみに選択的に熱がこもり、爪床や爪周囲皮膚には熱傷は生じません。施術を受けている患者さんは、疼痛も熱さも感じず、ちょっと暖かい程度だそうです。
Nd:YAGレーザーが一体何に反応しているのでしょうか?熱で白癬菌を殺菌するのが作用機序と聞きましたが、熱による選択的デブリードマン効果もあるように思います。今日の施術中、これは効きそうだという手応えがありました。
施術料は自費です。米国では5~10万円が相場だそうですが、国内では新しい治療法だけに相場が決まっておらず、私はとりあえず1本10,500円とさせて頂きました。相場が決まり、これでは安すぎると判断しましたら、改定させて頂くかもしれません。
もし、爪白癬の患者さんで内服療法は嫌だ、と言う方が来院されたら、また、勧めてみるつもりです。また、爪白癬に対するNd:YAGレーザー療法を御経験の先生方、コメントを下さると幸甚に思います。

2011-11-09

トレーシー・メソッドその1

先日購入したトレーシー・メソッド全3巻DVDの内、マット・ワークアウト編を初めてやってみました。インストラクターのトレーシー・アンダーソンはマドンナの専属トレーナーとして有名で、ハリウッドセレブ御用達のカリスマトレーナーのようです。彼女は、ダンサーを目指しながらもダイエットに失敗し挫折、その後、筋肉に関して解剖学の医学書を熟読したり、専門医に教えを乞い研究を重ね、独自のエクササイズ法を開発しました。アクセサリー・マッスルの刺激が、強く引き締まった肉体を作るとの結論に達したそうです。
彼女は身長150cmと欧米人にしては小柄ですが、均整のとれたプロポーションと張りのある美しい肌をしています。特にお腹の美しさは目を引きます。
DVDには彼女一人だけが出演し、お弟子さんは共演しておりません。場所はスタジオではなく、リビング風です。なので、あたかも自宅でパーソナルトレーニングを受けているようです。椅子を使ったエクササイズは初めてでした。いずれもゆっくりした動きだからこそ、筋肉への負荷が大きく、キツイです。トレーシーが涼しい顔をして淡々と動いているのを見ると、こちらもムキになってつい頑張ってしまいます。60分はあっという間で、達成感がありました。明日は筋肉痛かも・・・。

2011-11-08

年間のプロペシア代

以前にもブログで紹介しましたが、私の夫はAGA(男性型脱毛症)に対してプロペシアを6年近く飲み続けております。ここ3年くらいは現状維持といった状態ですが、本人はプロペシアの効果に大満足です。おそらく、一生涯飲み続けるでしょう。
本日、約1年間分を処方しました。正確には28日×12か月=336日分です。その代金は、当院での診察料810円、処方箋料680円、調剤薬局での薬剤料等85,130円、合計金額は86,620円でした。1日薬価が250円ですので、365日に換算すると93,870円になります。
この金額を高いと感じるか、安いと感じるか個人差はありますが、少なくとも夫は、その金額の値打ちを十分に評価し、コストパフォーマンス的には安いと考えているようです。
薬局での支払いはクレジット1回払いでした。領収書3通とプロペシア336錠です。
これを書いてふと気づきました。私自身の年間美容代は、夫の年間プロペシア代の10分の1以下です。化粧品など滅多に購入せず、サプリも飲んだことなし、エステも行ったことなし。でもまあ、いいでしょう。

2011-11-07

我孫子のナイススポット

ホットスポットではありません。ナイススポットです。
我孫子市議会議員選挙の期日前投票が本日から始まり、我孫子駅南口駅前のけやきプラザ8Fで投票して参りました。実は今春、移転先の不動産購入時に住民票を我孫子に移しました。我孫子市にはガッツリ税金を納めることになりますし、市民の権利として選挙権を行使しました。
投票後に、最上階11階の展望デッキに初めて行ってみました。すでに日も暮れていましたが、我孫子市内が一望でき、柏駅周辺の建物もよく見えました。我孫子市では条例により高層ビルがありません。おそらく、ここの展望デッキからは富士山がきれいに見えるはずです。現在の医院のビルの4F以上からも富士山が見えますが、移転したら、富士山が見られなくなり残念だと思っていたところです。冬の良く晴れた日の夕方、望遠レンズを付けたカメラと三脚を持って、ここに富士山を撮りに来ます。会心の作ができましたら、ブログにアップします。

2011-11-06

ディフェリンゲル発売3周年

昨夜は、台場のホテル日航東京にてディフェリンゲル発売3周年記念講演会がありました。女子医大の川島先生と京都大学の宮地先生による基調講演に続き、ディフェリンゲルのエキスパート達の対談がありました。
ニキビの外用剤ディフェリンゲルが発売されたのは、3年前の10月でした。フランスで1995年に発売されて、遅れること13年。私がディフェリンゲルの存在を知ったのは、11年前の2000年10月にスイス・ジュネーブで開かれたEADVという国際学会の場でした。そこでは当時の日本では無名のガルデルマという製薬会社が、企業展示場で大きくブースを構えて宣伝していました。外用レチノイドなど聞いたことがありませんでしたので、私のイメージでは、欧米人のニキビはレチノイドを使用しないと治らないほど重症例が多いのかしら、といった程度の認識でした。日本のニキビ治療が欧米の標準治療よりも10年以上も遅れている、という認識はありませんでした。学会期間中にガルデルマがバスに参加者を乗せて、ディナーに招待してくださった記憶があり、社名と青を基調にした美しいロゴは脳裏に刻まれました。
common diseaseでも国によって標準治療が異なると感じた国際学会でした。
その後、8年後に私は初めてディフェリンゲルを処方することになりました。ニキビ治療薬として、非常に有用です。微小面ぽうが消失します。外用開始1~2週後に乾燥症状が出ますが、保湿剤で何とか乗り切れます。現在私はニキビ患者さんのほぼ全例に処方しますが、残念ながら脱落例も数%あります。いかに脱落せずに患者さんに治療を続けて頂くかは、医師の力量次第でしょう。
遅ればせながら世界標準に近付きつつある日本のニキビ治療ですが、やっと増えた選択肢を上手に使いこなしたい考えます。

2011-11-05

美容医療のHP規制

美容医療などを行う医療機関のホームページ(HP)の不適切な情報でトラブルが起きているとして、厚生労働省は4日、HPに掲載する内容の指針をつくり、行政指導の対象とする方針を固めました。公的な医療保険が適用されない自由診療を実施している医療機関を対象に、年度内にも指針をまとめたいとしています。 具体的には、以下の項目が想定されます。
1、治療内容や費用をわかりやすく記載
2、リスクや副作用も併記
3、限られた成功事例を紹介し、効果を強調しない
4、キャンペーン中などの表現は使わない

今回の指針の根拠となったのは、国民生活センターが昨年7月にまとめた報告書です。
これによると美容医療サービスの関する相談が2005~2009年の5年間で2,996件あり、年々増加傾向だそうです。契約当事者は女性2,012件、男性956件、年齢は20~30歳代が多く、施術内容は女性が医療脱毛、脂肪吸引、シミ取り、男性が包茎手術に関するものが多いそうです。
相談内容から、以下の問題点が浮き彫りになりました。
①強引な勧誘で契約を急かしている。
キャンペーン価格等の広告を見てカウンセリングだけのつもりで美容クリニックに出向くと、高額な料金の施術を勧められ、契約に至るケース。
②サービスの内容や価格等について説明が不十分、説明方法が適切でない。
副作用や健康保険適応外などの説明がない。
ある事例では20歳代の男性がHPの包茎手術代が63,000円と書いてあった病院に出向くと、手術台の上で、下半身を露出した状態で「6万円では切るだけで、すぐに元の状態に戻る。100万円かけてレーザーをかけないとダメ。」と言われ、羞恥心と緊張から70万円の施術に同意した。術後別の泌尿器科を受診したところ、高額な施術は必要なかったと言われた。
③医療法や景品表示法上、問題のあるおそれのある広告で誘引している。
雑誌やフリーペーパーでキャンペーン価格を広告し、安さを強調している事例。広告を見て美容クリニックに出向いたら、広告の料金では効果的でないと言われ、高額な施術の提示を受けたケース。常時、雑誌広告で通常価格の半額キャンペーンを行っているケース。インターネット広告でも、比較広告など、ガイドラインに違反するものが見られる。
④医療機関のホームページにおける不適切な表示
HP掲載料金に惹かれて美容クリニックに出向き、実際には何倍もの料金の施術を契約したケース。現行では、HPにキャンペーン価格、比較広告、芸能人の体験談を載せていてもガイドラインの規制の対象ではないが、今後は何らかの対策望まれる。
⑤契約の解除に伴い、高額なキャンセル料が請求される。

一方、消費者へのアドバイスもあります。
①キャンペーン価格や体験談などの広告をうのみにしない。
②複数の美容クリニックを比較・検討し、保健適応の有無などについて契約・施術の前に十分に説明を受け、納得した上で契約する。
③いったん契約すると、解約・返金が難しいことを知っておく。
④トラブルにあった場合は、消費生活センターへ

以上です。私は、いずれももっともなことだと考え、今回の厚労省の対応は評価します。ポスティングされるフリーペーパーの美容医療の広告を見ると、激安料金を謳ったり、効果を誇張しているものが散見されます。HPを見ても、施術のメリットだけでなく、リスクやダウンタイムを強調してもよいのでは、と思うものが多いです。消費者側にたった情報の提供が望まれます。
私の医院では、HP(院長手作りの拙いもの)以外に広告を出したことはまったくありませんし、キャンペーン価格もありません。来院された患者さんに勧誘も一切行いません。患者さんから御希望があれば始めて説明をさせて頂きます。商売っ気がありませんが、それでもお陰様で成り立っております。患者さんには、数多くあるクリニックの中で、当院を選んでいただいて感謝いたしております。

2011-11-04

プロにはかないません

このブログは患者さんのみならず、医療関係、製薬会社などの業界関係者の方々、その他、検索して多くの方々が読んでくださっています。1月から始めて、丁度10カ月経ちましたが、現時点で閲覧件数63,146件、この内日本国内61,093件、米国1,432件、マレーシア255件と世界中に読者がいます。閲覧数は増える一方です。
私のブログの記事がマスコミ関係の方の目にとまり、先月、取材を受けました。とある有名な月刊誌の編集部と記者の方が来院され、1時間ほど、皮膚疾患についてお話しをしました。私は取材に対して予め何の準備もせず、普段、患者さんに説明している内容を尋ねられるがまま語りました。音声は録音されていたようですが、私の変哲もない話が、一体どんな記事になるのか、内心では不安でした。ところがこのたび、編集部の方より原稿が送信されてきました。全12枚の大作に仕上がっており、きれいなグラフやイラストも挿入されておりました。内容的にも素晴らしく、追加、訂正すべき箇所はありませんでした。私の取りとめのない話が、プロのライターの手にかかると、こんなにも読者に分かりやすく見栄えのする体裁になるのか、と感心しました。私が自分で原稿を書いても、こんなに上手には書けない、と思いました。
やはり餅は餅屋です。プロの物書きにはかないません。雑誌が出版されたら、改めて紹介いたします。
徒然なるままに書き綴っているブログですが、ひょんなことから、ご縁が生まれることがあります。いつまで続けようかと迷うこともありますが、世界中で多くの方が読んでくださっていると思うと、結局更新を続けてしまいます。

2011-11-03

女子会は楽しい

昨夜は、勤務医時代の同僚だった女性医師と3人で女子会をしました。私は千葉県ですが、他2人は茨城県で開業しています。3人とも同年齢で、子供の年齢も近いです。このメンバーで年に2回ほど女子会を続けております。お互いに歳はとりましたが関心事は共通で、時が経つのも忘れ、話題が尽きませんでした。1人はまったく飲まず、1人は控えめ、私だけがガンガンいきました。デザートは2人分頂いてしまいました。「そんなに細いのに、よく食べて飲むわね~。」と、いつも宴席で言われます。女子会では会計はワリカンですが、呑兵衛の私はちょっと悪い気がします。名残惜しさの内に、お開きとなりました。気心知れた者同士の女子会は、本当に楽しいです。おそらくこのメンバーが健在な内は、一生涯、女子会を続けていくでしょう。
飲み会翌日の今日は、いつもの如く調整日でした。体調は至って快調ですが、カロリー制限に加えて、久々にスポーツクラブで汗を流しました。帰宅してから体重計に乗ったら、体重も体脂肪率もまったく増えていないことが分かり、安心しました。

2011-11-02

日野原先生の若さの秘訣

聖路加国際病院理事長・名誉院長の日野原重明先生が先月4日に満100歳のお誕生日を迎えられ、朝日新聞に日野原先生のインタビュー記事が掲載されていました。その中の印象的だったお言葉を引用いたします。
──先生はいつもとてもすてきな笑顔でいらっしゃいます。
「どうすればチャーミングな笑顔がつくれるのか、鏡を見て練習しているの。笑いすぎると目がなくなっちゃうから気をつけないと。それから週1回、エステに通っています。ちゃんと顔のマッサージをしているからシワが全然ないでしょう。おしゃれ心も大切ですよ。今日は紫のネクタイに、ポケチーフをコーディネートしました。女性からも好評ですよ。
 とにかく好奇心をもって何でもトライしてみることです。私には日本の長寿記録を更新するというアンビションがあるから、100歳なんてまだまだ。」

素敵です。100歳という年齢になっても、鏡を見て、どうしたら魅力的な笑顔になれるか日々研究され、顔のシワを目立たなくするよう週1回のエステを欠かさない。先生のご長寿と健康の秘訣は様々おありでしょうけれど、その一つが、外見のアンチエイジングの努力なのでしょう。
益々進む高齢化社会で、年金受給開始年齢の引き上げも取りざたされており、好むと好まざるとに関わらず高齢者の就労も促進されるはずです。高齢者の社会活動の機会も増えることになるでしょうし、健康な高齢者にとって、アンチエイジングの必要性は高まると思います。見た目が若返ることによって、高齢者はさらに元気になり、意欲的になります。ボケ予防にもなります。
今更手遅れなんてことは、絶対にありえません。まだまだいけます。100歳の日野原先生は、皆のお手本であり、希望の星でもあり、誰もが憧れる先駆者です。

2011-10-31

人間ドックに行ってきました

本日は定期休診日、人間ドックに行ってきました。私は開業以来、毎年秋にドックを受けています。今回で10回目です。以前は千葉市内の健診クリニックまで行っていましたが、昨年より地元の柏市内の健診クリニックにしました。ルーチンの日帰り検査項目の他、子宮頸がん検診、経膣エコー検査、乳がん検診(触診+マンモグラフィー)をオプションで追加しました。所要時間は、食事の後の結果説明も含めて3時間半で終了しました。
スムーズな流れと、全職員の接遇が素晴らしかったです。事務員、看護師、皆、感じが良く、院長の人柄も光っておりました。内装工事をして、アメニティを重視した配慮を感じました。
私は今まで、ドックの結果は郵送のみにして、直接当日に聞いたことはありませんでしたが、今年は、初めて結果を聞いて帰りました。報告書のみでは画像を見ることはできませんが、今回は、すべての画像の結果を見ることができました。
結果はすべて異常なし。予想通りではありましたが、結果説明の時には院長から、画像を説明しながら、「キレイな肝臓。」「キレイな乳腺。」眼底写真では「動脈硬化が微塵もない、キレイな血管。」と散々、お褒めの言葉を頂きました。血液検査でも、連日のようにアルコールで負荷をかけていますが、肝酵素も脂質もむしろ低めです。代謝活動の活発な肝臓に感謝です。
この年齢になると、外見を褒められるよりも、内臓美人、血管美人と言っていただいた方が嬉しいです。親譲の顔の造作は変えられないけれど、生活習慣の努力によって維持できたことを評価される方が、張り合いがあります。

2011-10-30

休診日カレンダー更新

今日は今月最終診療日でした。今月は汗ばむ日もありましたが、今はすっかり木枯らしが吹き寒いくらいです。季節はすっかり移り変わりました。今年も残すところ、あと2か月。早いです。当院HPの休診日カレンダーも、来年2月末までの分をアップしました。通常は診療日を年間300日ジャストになるように、1か月の診療日数を25日になるよう調整しております。ただし、来年1月は24日間、2月は26日間と変則的になります。ご了承ください。

2011-10-29

目指せ!マドンナボディ

現在私が持っているエクササイズDVDは、買った順に、ビリーズブートキャンプ、ヤーナリズム、コアリズムです。このうち初心者にとって最もとっつきやすいのは、以前にも紹介したヤーナリズムです。1レッスン10分のダンスエクササイズで理屈なしで楽しいです。単純な動きなので簡単ですが、まじめにやれば、心拍数も上がります。コアリズムは、きつさはヤーナリズムと同程度で1レッスン20分ほどですが、ラテンダンスのステップがあるため技術的難易度は高めです。練習しないとできません。ビリーは軍隊入隊者用のエクササイズで、単純な動きではありますが、筋肉への負荷は大きく、きついです。30~40分かかるため、まとまった時間がないとできません。ただし前二者と違い、体幹以外の上肢と下肢の筋トレもしっかりできるので、私は好きです。
本日、新しいDVDを購入しました。マドンナの専属トレーナーをしていたトレーシー・アンダーソンが出演監修した「ザ・トレーシー・メソッド」DVD+単行本全3巻と今年出た「トレーシー・ダイエット」です。
マドンナは御年53歳ですが、鍛え上げられた見事な肉体です。私は個人的には、彼女の太めの大腿四頭筋が美しいと感じます。デビュー当時の若い頃よりも、2度の出産を経て努力して手に入れた今の肉体の方が遥かに魅力的です。
目指せ!憧れのマドンナボディ。

2011-10-28

「樹さき」にて

昨夜は某メーカーさんのご招待で、柏の「樹さき」にて食事会がありました。ご一緒したのは、柏で開業しているK先生です。彼は勤務医時代の同僚で、病棟は同じ、外来は隣、医局の机も隣でした。お互いに開業してからも、同じ電子カルテのユーザー同士で相談する機会も多かったです。
私がZUMBAに夢中になったのも、昨年5月にK先生からスポーツクラブに誘われたのがきっかけでした。昨夜はエアロ談義に花が咲きました。私が、ひいきのインストラクターのZUMBAのレッスンのみに参加したのに対して、K先生は、インストラクターは選り好みせず、手当たり次第にエアロのみに参加しているとのことで、嗜好がまったく違います。スポーツクラブの休館日以外は連日、診療の合間の昼休みと診療後と1日2回も参加しているとのこと。仕事→エアロ→仕事→エアロを10年間毎日続けているとは、尊敬に値します。しかも、アルコールは1敵も口にしないので、呑兵衛の私とは好対照です。
昨夜、美味しい料理とお酒をたっぷり頂き、今朝、こわごわと体重計に乗りました。体重44.35kg、体脂肪率20%と、予想通り脂肪が増えていました。「マズイ!」と危機感を覚え、朝、昼とダイエット。コアリズムのDVDでエクササイズをしてから、午後に再度測定したところ、体重44.00kg、体脂肪率16.2%と落ちていたので、一安心。飲み会の翌日は調整日です。

2011-10-27

東葛地区皮膚臨床懇話会にて

昨夜は、ザ・クレストホテル柏で東葛地区皮膚臨床懇話会がありました。共催はアレロックでお馴染の協和発酵キリン㈱で、都内大学の准教授O先生による「そう痒性皮膚疾患に対する抗ヒスタミン剤の使い方~最近の話題から~」という講演です。私が座長を務めさせていただきました。この会での座長は今年で2回目です。
O先生は、私より1歳上の女性医師です。アトピー性皮膚炎の病態、痒みのメカニズム、治療、内服療法のコツなど、多岐に渡る内容を限られた時間内でコンパクトにまとめ、分かりやすくプレゼンされていました。他にも乾癬もご専門とされており、毎週のように学会や講演会が続き、ご多忙な中、よく準備されたと感心しました。バリバリ仕事のできる女性医師は、才色兼備であることが多いのですが、O先生もご多分に漏れません。綺麗にされていました。
講演中には、5年前に国際学会で訪れたギリシャのエーゲ海の島の写真を何枚か出されていましたが、空、海、建物の色のコントラストが鮮やかで、何とも美しかったです。当時はユーロ高で、物価が高かったそうですが、現在のギリシャの状態を残念がっていました。
懇親会では、参加された先生方と情報交換しました。下は懇親会での私です。

2011-10-26

ヒアルロン酸vsコラーゲン

若返りの治療の中で、最も即効性があるのは、シワに対してのフィラー(充填剤)の注入療法です。数あるフィラーの中で、ヒアルロン酸とコラーゲンが最も繁用されており、最近ではハイドロキシアパタイト、自己脂肪、多血小板血漿(PRP)も用いられます。このうち、当院ではヒアルロン酸のみを使用しています。たまに、患者さんから「コラーゲンは使わないのですか?」とのご質問を受けることがあります。本日はそれにお答えします。
当院ではコラーゲンの注入は行っておりません。理由は、現在入手しうるコラーゲン製剤はウシ由来であり、異種タンパクに対してアレルギー反応を起こす可能性があるからです。予め前腕に皮内テストを行い4週間以上観察する必要がありますが、約3%の頻度で陽性です。恐ろしいのは皮内テストが陰性でも、注入部位にアレルギー反応が出る頻度が1%だそうです。
3年以上前にコラーゲン製剤を購入し、私、夫、スタッフの3人に前腕にテストしてみました。すると、私だけが陽性で、3cm以上の紅斑、浮腫局面を生じ、次いでクルミ大の赤い結節を残しました。一見、結節性紅斑かサルコイドーシスのようでした。なかなか消えず1年半かかりましたが、懲りました。自分の腕だったから良かったものの、これが患者さんだったらと思うとぞっとしました。コラーゲンは採用するまい、と決めました。
コラーゲンの長所は、仕上がりが自然なので、目の周りに注入しても凹凸になりにくいです。コストも安価なので、施術料も抑えられるとは思いました。約半年持ちます。
一方のヒアルロン酸はムコ多糖類で、アレルギー反応を起こすことはあり得ないのですが、添加物により、ごく稀に起こすこともあるそうです。皮内テストは不要です。架橋の強い製剤を薄い皮膚に注入すると凹凸になります。目の周りなどは、架橋の弱い製剤を微量ずつ慎重に注入します。後日の修正も可能です。凹凸部位の近傍に追加注入して平坦にするか、あるいは、ヒアルロニダーゼ(分解酵素)を注射すれば、翌日には消えてしまいます。注入部位は、1年半~2年持ちます。
最近流行りのハイドロキシアパタイトは、学会のハンズオンセミナーで度々聴講します。隆鼻には最適で、綺麗に持ち上がります。しかしながら、当院では隆鼻の要望はなく、1本のヒアルロン酸を顔中の小皺にちょっとずつ注入、との要望の方が圧倒的ですので、専ら、ヒアルロン酸のみを用いております。

2011-10-25

ゆっくりしています

暑くもなく、寒くもなく、丁度良い気候です。こんなときは、皮膚疾患もぐっと減りますので、皮膚科の外来患者数もひと頃に比べ、嘘のように少ないです。土日は相変わらず混雑しますが、平日はすいており、お馴染の患者さんが驚くほどです。待ち時間がほとんどありません。受付直後に呼ばれます。私もゆっくり患者さんとお話することができます。手術や美容処置も、予約ではなく、その場で行えます。私にとって、今の時期は最も気持ちにゆとりがあります。皮膚科受診ならば、今がベストシーズンです。
明日から、急に寒くなる見込みです。寒暖の差はありますので、体調管理にはご注意ください。

2011-10-24

治療は計画的に

ほぼすべての疾患は、早期発見と早期治療の方が予後(経過)が良いです。ただし、病気ではない良性のホクロやシミの治療は、不急であり、患者さんの都合に合わせて治療いたします。ただし手術療法にせよ、レーザー療法にせよ、その後の傷が目立たなくなるのに、それなりの時間(ダウンタイム)がかかります。部位やレーザーの種類にもよりますが、落ち着くのに平均3~6カ月はかかります。治療1カ月後では、色素沈着や瘢痕の赤みがまだ目立ちます。
一般的に、顔はどんな治療でも最も傷が綺麗に早く治る部位ですが、顔以外では、手術やレーザーの跡が消えにくいです。ホクロや老人性イボに対してのCO2レーザー治療は、顔ならば綺麗に取れますが、顔以外ならば、手術の方が傷は綺麗です。ただし、3mm以下の小さな老人性イボならば顔以外でもCO2レーザーが可能です。仕上がりが美しい方を患者さんにお勧めしております。
いずれの治療にせよダウンタイムがありますので、Xデイの勝負の日がありましたら、逆算して早めにご相談くださるようお勧めします。
お見合いや入学式の3日前に顔のホクロのレーザー治療を希望されて来院された方もいらっしゃいましたが、勝負の日には、まだ傷は癒えていない状態です。1カ月後にベリーダンスのショーに出演するので、お腹の細かいイボをレーザーで取ってほしい、と言って来院された方もいらっしゃいました。ショーの当日は、瘢痕はまだ赤いはずです。
患者さんの強い要望に押されて、私はいずれも治療してしまいました。でも、もっと早く来院してくだされば、当日はもっとご満足して頂けたであろうに、と思いました。
最近は、息子さんや娘さんの結婚式を半年後に控え、それまでに顔のシミを取って、「若くて綺麗なお母さん」と言われたい、と要望されて来院される方もいらっしゃいます。半年の時間があれば、複数の治療を組み合わせたメニューも提案できます。治療の選択肢も広がり、患者さんの満足度も高まります。早めのご相談による計画的な治療が最良です。

2011-10-23

赤ちゃんの手術

本日、生後3か月の赤ちゃんの手術を行いました。外陰部に生じた毛細血管拡張性肉芽腫(毛細血管からなる良性腫瘍)です。自然治癒は期待できず、増大と出血する可能性があるため、早期の手術が標準治療です。
丁度1週間前の日曜日にご両親に付き添われ初診でした。ニコニコ顔の本当に可愛い男の子です。御両親が私を全面的に信頼してくださっているのが良く伝わり、本日の手術の予定を組みました。看護師2名出勤の万全の態勢で臨みました。
予想以上に、完璧な手術でした。この位の月齢では、御両親から離しても不安がって泣く事はまったくありません。局所麻酔の注射のとき1~2秒声を出しただけで、全く動かず泣かず、終始ニコニコ顔でお利口さんにしててくれました。何よりの圧巻はタイミングの良さです。消毒の直後にすぐにオシッコがでて、私がメスを入れ、切除縫合が終了するまで何事も起こらず、最後の縫合が終わった瞬間にウンチがモリモリ出てきました。セーフでした。手術の所要時間は10数分でした。赤ちゃんがご機嫌の内に終わってしまいました。
これが、あと数カ月したら人見知りもするでしょうし、幼児期になると恐怖心からじっとはできず、抵抗するでしょう。「オチンチン切られちゃう~。」阿鼻叫喚の地獄図になります。あいは入院して全身麻酔下で手術を行うか、の選択です。
本当にベストなタイミングで手術ができて良かったです。この子は幸運の星のもとに生まれたラッキーボーイです。

2011-10-22

蕁麻疹が増えています

季節の変わり目は寒暖の差が激しいです。体調を崩されている方もいらっしゃることでしょう。ここ1か月間で蕁麻疹で受診される患者さんが多い印象があります。蕁麻疹は通常、季節変動はなく、年間通じて発症します。原因は様々ですが、食物アレルギーが原因で発症することは極めて稀で、ほとんどは特定の誘因なく生じる特発性の蕁麻疹です。この場合、血液検査などを行っても、原因検索に繋がる所見は認められません。ご本人が自覚されないかもしれませんが、疲労やストレスが原因のことが多いです。
治療は、抗ヒスタミン薬の内服です。内服して、その日の内に治まることもあれば、2~3日かかることもあります。内服期間も様々で、1週間以内で済むこともあれば、数カ月あるいは数年越しで治療が必要なことも少なくありません。ただし多くの場合は内服の頻度が減って、再発時に頓服で済むようになります。
ごく稀に、抗ヒスタミン薬を内服しても痒みが治まらず、夜は眠れず、昼は仕事が手に付かず、という場合もあります。患者さんのQOLが著しく低下します。こんなときは、どうするか?私はプレドニンというステロイド剤を少量投与します。慢性蕁麻疹に対してのステロイド投与については、専門家の間でも議論が分かれておりましたが、2011年の蕁麻疹治療ガイドラインには以下のように記載されています。

「CQ10:慢性蕁麻疹の皮疹が抑制できればステロイド内服を続けてよいか?
推奨文:慢性蕁麻疹でステロイドを内服する場合はできるだけ短期間にとどめ,必ずしも皮疹が完全に消失していなくても適宜減量,中止することが望ましい.
推奨度:C2,エビデンスレベルVI
解説:慢性蕁麻疹の中には重症かつ難治な症例があり,抗ヒスタミン薬や補助的治療のみでは症状をコントロールすることができず,抗ヒスタミン薬にプレドニゾロン換算量15mg 日までのステロイド内服を併用することでようやく皮疹を抑制できる場合もある・・・」

私が良く行う処方は、抗ヒスタミン薬は長期の日数で処方し、プレドニンは短い日数分で処方します。「お守りの薬を追加しましたので、どうしても痒みがひどい時や、ここぞという勝負時には1錠飲んでみてください。」もちろん、長期内服による副作用は予め説明いたします。

実は、私も昨年の9~10月に連日、蕁麻疹が出ました。最初は、蕁麻疹とは診断できず(自分のことは診断困難です。)湿疹かと思って、ステロイド軟膏を全身に塗っても一向に痒みがとれず、おかしいと思って抗ヒスタミン薬を飲んだものの、若干ましになる程度。仕事中も痒くて我慢できず、ついにプレドニンを朝1錠飲んだら、ピタリと治まりました。1か月間頓服しているうちに、忘れたころ、蕁麻疹は出なくなりました。
やはり、昨年は夏の疲れが、秋に一気に出たようでした。今年は出なくて済んでいます。

2011-10-21

今晩もル・クープル

今晩も柏のフレンチ、ル・クープルで夕食です。某メーカーさんのご招待です。勤務医時代の19年前に懇意だった方と、本当に久しぶりに語り合いました。私が32歳当時から、変わりがないと言われ、お世辞と分かった上でも不思議な気持ちでした。昔から知っていると、お互いに当時にタイムスリップしたかのように語り合えました。酔っ払う前に乾杯の写真を撮ってもらいました。ビジネス抜きで、本音で物が言える稀有な相手と有意義な時間が過ごせました。ご馳走様でした。

2011-10-20

クビれさせたいなら腰を振れ

ウエストをクビれさせたい。下っ腹の贅肉を削ぎたい。でも忙しくてジムに行く暇がない。何と言ってもしんどいのはイヤ。
そんな方にお勧めなのは、ヤーナリズムのDVDセットです。数年前のブートキャンプのブームの後に、コアリズム旋風が起こりましたが、コアリズムのインストラクターの1人であるヤーナ・クリッツが開発したダンス・エクササイズです。忙しい女性のために1レッスン10分に凝縮した構成で、コマ切れの時間でもできるのがウリです。アマゾンのサイトで4枚セット6,980円で販売中です。(私は別のサイトで定価9,900円で購入してしまいました・・・)
私は夏に購入して以来、気分転換のためにたまにやっております。スタジオのZUMBAで鍛えた私にとっては、正直なところ、若干物足りなさを感じますが、10分×3レッスンを2セットやれば満足します。まじめにやれば、汗をかき脂肪燃焼感もあります。ただし、飛ぶ跳ねるのジャンプ系の動きがないのは欲求不満が残りますが、スタジオではなく、あくまで自宅で行うのが前提なので仕方がありません。ラテン、ヒップホップ、ディスコ、ベリーダンスの4つのジャンルのダンスが楽しめます。運動やダンスを全くやったことがない初心者に向いています。
インストラクターのヤーナの言葉も楽しいです。
「世界中で一番幸せなのはダンサーだって知ってた?β-エンドルフィンがバンバン出ているんだもの。あなたもその1人ね。」
「ビキニが似合うセクシーなカラダになったことを想像してみて!」
「ヘイヘイ、いい調子よ!」
ヤーナに励まされて時間が短く感じます。私はずっとやっていたい気持ちに盛り上がるのですが、踊っている所を家族に見られたくないので、家族が帰宅する前か、あるいは家族が寝静まっているときに元気だったらやっています。
ヤーナリズムが初心者向きならば、その前作のコアリズムは中級者向きのようですので、今日は、コアリズムのDVD4枚セットを注文しました。届くのが楽しみです。
ちなみに私は体重44kg、体脂肪率17%、ウエスト58cmと十分に絞ったので、脂肪を減らすよりも、筋肉量を増やすことを目標にしています。

2011-10-19

ボディビルダーのカラダにうっとり

昨夜は、三井ガーデンホテル柏で我孫子市医師会学術講演会がありました。東京厚生年金病院整形外科部長の柏口新二先生による「筋トレにおける誤解と偏見」という講演です。演者の先生は学生時代からウェイトリフティングをされ、全日本5位入賞の実績があり、50歳からはボディビルを続けられているスポーツドクターです。スーツ姿でもマッチョが分かる、カッコイイ先生でした。
筋肉の解剖生理などの基礎的な話もありましたが、男女アスリート達の見事な筋肉美の写真を何枚か出され、腹筋の美しさを強調されていました。鍛え上げられた肉体は本当に美しいです。専門外の私ですが、十分に惹きつけられました。
ボディビルダーの筋肉は美しいだけで、筋力はないのか?実は、筋力は十分あるのですが、コンテストの時には減量中なので、通常よりもスタミナが落ちているそうです。球技などの他のスポーツと比べ、標的は筋肉であり、目的は筋肉に刺激を与え、動作効率は悪い方が良いそうです。一方スポーツ動作が標的は動作そのもので、目的は外に向かってパワーを発揮することであり、動作効率の良さを目指すのとは対照的です。
筋力トレーニングは一生涯、何歳になっても可能だそうです。その例として登坂勉さんというボディビルダーを紹介されました。彼は40歳代後半からボディビルコンテストに挑み、次々に優勝を重ね、現在御年76歳。身長162cm、体重65kg
見事なナイスバディに、惚れ惚れします。
年齢を諦めてはいけない。私も今からでも鍛え、76歳でナイスバディを目指したいと思いました。

2011-10-18

女性の薄毛にもリアップ

男性型脱毛症の治療の第一選択は、プロペシアです。以前にも当ブログで紹介しましたが、よく効きます。リアップ(1%あるいは5%ミノキシジル)との併用もお勧めしております。一方、女性の患者さんからも薄毛のご相談を良く受けます。脱毛症の中には、円形脱毛症、産後やダイエットによる一時的な脱毛症、甲状腺疾患や膠原病などの全身的疾患に伴う脱毛症などがありますが、これらを鑑別した上で、休止期脱毛や頭頂部が薄くなる壮年型脱毛に対しては、男性と同様にリアップの外用が有効です。私は薄毛でお悩みの女性の患者さんに、女性用のリアップレディ(1%ミノキシジル)という商品を勧めて参りました。
ところで、同じ1%製剤では男性用のリアップと女性用のリアップレディスは違うのでしょうか?女性用が60ml入りで5,775円、男性用は120ml入りで6,580円で、男性用の方が単価が安いです。
女性が男性用のリアップを使用して有害事象が起こりますか?
これらは、患者さんからよく受ける質問です。
お答えします。2つの商品の成分はまったく同じです。なので、女性が男性用を使用することによって、有害事象の可能性が高まるわけではありません。
念の為、私は昨日、大正製薬のお客様119番室に電話して、尋ねてみました。とても丁寧な説明をしてくださいました。
臨床試験は先に男性患者を対象にして行い、その結果を厚労省に提出し申請したので、男性用リアップが商品化されました。後から女性を対象にして臨床試験を行い、女性用が商品化された経緯があるそうです。さらに女性用の使用上の注意では、妊娠授乳中の使用は避けることと、女性に多い甲状腺疾患などの自己免疫性疾患では医師に相談するよう記載しているようです。さらに、女性は5%濃度のものは安全性が確立されていないので、使用を避けてほしいとのこと。
私は以上の説明で納得しましたが、女性用でお得サイズの商品化の予定があるか、お尋ねしたところ、それは今のところ予定はないそうです。

ちなみに私は男性用リアップを使用しております。昨年秋に、抜け毛が多くなったので男性用リアップを試してみました。10~12月の3カ月間使用したところで十分な効果が出ましたので使用を中止しました。この時リアップは効く、と実感しました。今年、秋になりまた抜けてきたので、昨日男性用リアップ120ml入りを購入したところでした。おそらく1本使い切る頃には、治まっていると期待しております。

2011-10-17

予防接種の無断キャンセル

今日は、業務連絡をいたします。当院では、子宮頚がん予防ワクチンの接種を行っております。公費助成対象者は、今年度中に3回目の接種を終了させる必要がありますので、先月~今月は駆け込み需要が急に増えました。ところが予約をしておきながら、当日の時間になっても来院されず、いわゆる無断キャンセルがこの1カ月間で数件ありました。こちらから電話を入れると理由も言わず「今日はやめます。」とか、「他で既に接種しました。」とか、の回答です。あまりの常識のなさに驚きます。予約をしたのに何らかの事情でキャンセルされるならば、事前に連絡を是非頂きたいところです。
ワクチン接種費用は自費ならば、当院では3回分で患者さんの負担額は税込合計52,500円です。自費負担の方で、今まで無断キャンセルされた方は皆無でした。
公費助成対象者にとって、その有難味が分かりにくいかもしれませんが、1本当たり15,939円する高価なものなのです。その財源は国が半分、市町村が半分です。医療機関側は、患者さんからの予約があるたびに卸に発注してワクチンを仕入れます。
常識人ならば、1回15,000円以上するレストランや宿泊の予約を無断キャンセルはしないでしょう。経営側にとっては仕入れにコストをかけています。こういった社会常識をお子さんに伝えるのも大事な教育の一つです。
公費助成対象者および保護者の方々へお願いです。今回の助成事業の有難味を十分にご理解いただいた上、予約をキャンセルされるならば事前に必ずご連絡ください。無断キャンセルされた方には、次回の予約はお断りしておりますので、ご了承ください。

2011-10-16

オペラ「トスカ」の世界に浸り

昨日は、東京文化会館にてプラハ国立歌劇場のオペラ「トスカ」が上演されました。トスカを演じたのは美貌の歌姫ノルマ・ファンティーニでした。想像を絶する感動の舞台でした。
トスカのストーリーをざっくり紹介しますと・・・
1800年のローマ。美貌の歌姫トスカと、その恋人でナポレオンに心酔する共和党派革命思想の画家カヴァラドッシ。時の権力者である冷酷な警視総監スカルピアは、トスカを自分の物にしたいと狙っていた。スカルピアは、脱獄した政治犯をかくまった咎にてカヴァラドッシを捕らえ、トスカには恋人の命を救う代償に身体を差し出すよう求める。トスカは苦悩し、衝動的にある計画を思いつく。しかしスカルピアの策略は終わってはいなかった・・・。(見ていない方のために結末は控えます。)
歌手の感情移入が、聴衆をも引きずり込み、私も歌姫「トスカ」になりきってしまいました。スカルピアからの要求に対しては、「冗談じゃないわよ!誰がアンタなんかと寝るかい!」と啖呵を切りたくなるし、トスカのとった行動には、「ヤッター!」と胸のすくような快感を覚えました。緊張と興奮の連続で、飽きることなく、「トスカ」の世界にドップリ浸かりました。
歌とオーケストラの演奏の芸術的価値も高いのですが、ストーリーも面白いです。やはりオペラは、音楽芸術の最高峰だと思います。

それにしても、周囲の観客の方々の素敵だったこと。60~70歳代のご夫婦連れが多かったですが、紳士淑女ばかりでした。知性と教養と品格の揃った素敵な男性の隣には、美しい貴婦人が座っていました。往年のハリウッド女優を思わせるオーラとセレブっぽさが漂っておりました。年齢を経ても美しい。私のような非セレブ庶民は少なかったです。21,000円のS席は舞台のみならず、周囲の観客も目の保養になります。

2011-10-15

マンゴツリー東京にて

昨夜の結婚記念日は、東京駅駅前の丸ビル35Fにあるマンゴツリー東京にてディナーを食べました。ここは本店がバンコクにある本格的なタイ料理のレストランです。東京駅周辺の夜景、高級感のある雰囲気、そして料理の味と揃っており、お勧めのお店です。昨年の私の誕生日以来2回目です。お店のエントランスでは、床に睡蓮の花が埋め込まれゴージャスです。
私は普段はユニクロの服で通勤しておりますが、ここのお店に来るために、医院の院長室で着替えました。
伝統的タイ料理のコース料理とシャンパン、シンハービールで大満足、最後はデザートです。happy anniversayとチョコレートに文字が書かれ、花火の演出付きです。
私はいつの間にか化粧もとれ、飲んだため顔が赤いです。夫と2人ご満悦な顔で写っています。

2011-10-14

結婚記念日

今日は結婚記念日です。夫と結婚して22年経ちました。夫のことを話題にすると必ず受ける質問があります。それは「ご主人もお医者さんですか?」ブログの読者も同じ疑問を持っていらっしゃることでしょうから、最初にそれに応えることにします。職業は弁護士です。年齢は私より2歳上です。同業者ではありません。お互いの仕事の事は専門外なので、家では仕事の話題はしませんが、夫は私にとって理想のパートナーです。共通の価値観を持ち、私の最大の理解者であり、サポーターです。彼は外では、辣腕の弁護士らしいのですが、家では「戦わずして勝つ。」あるいは「負けるが勝ち。」を貫き、私とは決して争いません。家庭内では、私が父親役で彼が母親役を演じております。家事も完璧にこなします。近年では料理の腕も上がり、私よりも上手です。土日には、専属シェフ(夫のこと)の手料理とワインを賞味するのが至福の時です。私が仕事に専念できるのも、夫の内助の功のお陰です。夫には最大限の感謝をしております。
今晩は、夜景の素敵な都内のレストランで2人でディナーの予定です。楽しみです。

2011-10-13

開業と子供の成長と

明後日に開院9周年を迎えます。この間いろいろありましたが、本当にあっという間でした。開業してからの方が、時の流れがより早く感じます。
私が開業を思い立ったのは、2002年1月のことでした。現在のビルのテナント募集の情報が入り、当時、特に開業を急いでいた訳でもなかったのですが、これも何かの縁と思い、即断しました。他の物件は全く検討することなく文字通り即断即決でした。2002年6月には10年6カ月に渡り勤務した取手協同病院(JAとりで総合医療センター)を退職しました。赴任当時は長女は1歳6カ月で、在職中に次女を出産しました。退職した時には長女は小学6年生、次女は3年生に成長しておりました。取手在職中は、過酷な仕事と子育てで目が回るような日々でした。それでも、貴重な修行をさせていただいたと感謝しております。
開業してからは、診療の時間も臨時休診日も自分で決められるという、何物にも代えがたいメリットを享受できるようになりました。開業して初めて、子供の学校行事に参加できました。勤務医時代には、ほとんど出たことがありませんでしたので。現在、長女は大学3年生、次女は高校3年生に成長しました。開業してからも私が土日祝日も仕事をしているため、娘たちと意思疎通する時間は極めて少なかったのですが、何とか道を逸れずに成長できたのは、夫のお陰です。
娘たちには、私が辿ってきた過酷な医師生活を勧める気にはなれず、進路選択に関しては何らアドバイスをしませんでした。それでも2人とも医師を志望しており、私の生き方を娘たちから肯定されたようで、嬉しく思っております。

2011-10-12

今年初めての休日

5日ぶりの更新です。前回の移転の件は重要なお知らせでしたので、少しでも閲覧件数を増やすために、その後の更新は敢えて控えておりました。この件に関しては、まったくコメントも問い合わせもなく、やや拍子抜けしました。移転直前に再びアナウンスをします。
さて、先日の10月10日体育の日、私にとって本年最初の実質的な休日でした。
本年は正月休みにヒマでしたので、たまたま思い付きでブログを始めましたが、その後は、休診日はすべて予定が入り、休むことなく働きづくめの日々でした。思い返せば3月の大震災の丁度1週間前に母を老人ホームに無事入居させ(実はこの準備も大変でした。)、大震災の前日に移転先の土地の仮契約をし、大震災翌日には本契約を済ませました。それどころではない混乱の状況下で、よくぞこんなことをしたものだと、思います。大震災から1ヵ月余、建築施工業者との打ち合わせが始まりました。大震災の影響で、世間が節電や自粛ムードの強かったときです。正直なところ、建築計画は来年でもよいかとも思ったのですが、施工業者の営業熱意に背中を押されて、設計士による夢のある完成予想図を見せられ、私もその気になり5月には契約。どの業界も守りに徹する中、私は攻めの姿勢に入りました。その後は、毎週1回、設計の打ち合わせを続けてきました。今年の夏は、どこにも遊びに行かず、仕事と打ち合わせで予定がすべて埋まりました。先月末に最終的な見積もりが出て、10月7日に無事着工。この半年間の懸念事項が半分片付き、安堵している所です。
年始以来9か月間、ずっと走り続け、ブログの更新も続けて参りましたが、ここで一息付きました。10月10日は予定のない、今年初めてのオフで、1日家でゆっくり過ごしました。自宅のバスルームの念入りな掃除(実は私の趣味でもあります。)をして、4年ぶりにビリーのブートキャンプのDVDを見てエクササイズをしました。4年前にはキツイと感じたのですが、今は、キツサはまったく感じません。筋トレの成果でしょう。その後、頂き物のボルドーの赤ワインを賞味して、最後はブルガリのバスジェルを入れて優雅なバスタイムです。リラックスできた貴重な休日でした。
秋は、皮膚科医にとってブレイクタイムがとれる季節です。体調を整えて、充電をしたいと思います。

2011-10-07

来春に移転予定です

今月の15日に当院は開院9周年を迎えます。9年間、患者さんとスタッフに支えられて、恙なく診療を続けることができました。心より感謝申し上げます。
さて、9年の間にレーザー機器など多数の医療機器を導入し、患者さんの数も増え、現在の診療所は手狭になって参りました。狭い部屋で、患者さんにはご不自由をおかけしておりました。かねてより移転先を探しておりましたが、やっと本年に入り、移転先に相応しい場所が見つかり、周到に準備を重ね、本日無時着工となりました。
移転先は、現在地より線路沿い下り方向に徒歩4分の地点にあります。101坪の土地に1戸建ての診療所を建設中です。患者さん用の駐車場5台分と駐輪場も設けます。現在の診療所は来年3月30日で閉院し、4月10日に移転先で開院の予定です。丁度半年先になります。
本日現場では、特に地鎮祭はいたしませんでしたが、建築担当者と地縄確認をしました。更地に杭が打たれ、紐で建物の位置を示した状態なので、正直なところ、実感がまだ湧きません。無事に工事が進むことを願います。なお、近隣にお住いの方々には、工事中に何かとご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦くださるようお願い申し上げます。
移転先住所:我孫子市我孫子1-17-20 電話番号は同じです。

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2011-10-06

タニタの体組成計

アマゾンのサイトで、タニタの体組成計を購入し、昨日配送されました。商品名は体組成計Inner Scan50V BC-621です。定価21,000円のところ、アマゾンでは10,201円で、ほぼ最安値です。初期設定をしてから早速使ってみました。実は私はデジタル機器に弱く、設定の作業は苦手ですが、トリセツ通りにやればできました。測りたかった項目がすべて測れるので感動しました。
最大のウリは、全身のパーツを体幹、右上肢、左上肢、右下肢、左下肢の5つのパーツに分け、各部位ごとに脂肪率と筋肉量の測定ができることです。他にも、内臓脂肪率、基礎代謝量、体内年齢、推定骨量も表示されます。予め、生年月日、性別、身長などの個人データを登録しておくと、毎回の測定値が自動的に記録され、過去12カ月分のデータを表示させることができます。ダイエットや筋力トレーニングをする者にとって、パーツごとの数値達成度が一目瞭然なので、大変励みになります。
ちなみに体内年齢とは聞き慣れない項目ですが、基礎代謝と体組成の年齢傾向から、測定結果がどの年齢に近いかを表現したものらしいです。筋肉量が多く、脂肪率が低くて、体重当たりの基礎代謝が高くなる程、体内年齢は若くなるそうです。
私の体内年齢は、なんと26歳と表示されました。本当??見た目年齢ではなく、あくまで体組成による年齢評価ですが。
今まで、この種の項目はスポーツクラブで1回520円で測定しておりましたが、その20回分の料金で、体組成計が購入できるのでお勧めです。
実年齢の半分の26歳の私は、一生26歳でいられるように精進します。

2011-10-05

お気に入りのお菓子

先週、ある女性の患者さんから、お菓子を頂きました。この方はスイーツの選び方が上手で、いつもセンスを感じます。グラマシーニューヨークのチーズケーキとフルーツタルトでした。仕事が終わって疲れているとき、コーヒーと一緒に頂くと、とても美味しく感じました。毎日1個ずつ楽しみにして食べて、つい3日前に全部食べきったところでした。
本日、ある製薬会社のMRの方が訪問され、お土産を頂きました。開けてみたら、私のお気に入りのグラマシーニューヨークのお菓子の詰め合わせでした。丁度、同じものが欲しいを思っていたところでの、ベストなタイミングでしたので、素直に嬉しかったです。Good job!
涼しいを通り越して急に寒くなると、甘い物が欲しくなります。食欲の秋です。ご馳走様でした。

2011-10-04

北極圏のオゾンホール

昨日の朝刊の一面には、北極圏のオゾンホールの記事が掲載されていましたので、ご存知の方も多いとは主ます。 
オゾン層は、太陽からの有害な紫外線の多くを吸収し、地上の生態系を保護する役割を果たしています。紫外線は波長によってUV-A、UV-B、UV-Cに分類されますが、最も波長が短く有害なUV-Cはオゾン層によって完全に吸収され、地表に届くことはありません。UV-AとUV-Cの中間の波長を持つUV-Bは、そのほとんどがオゾン層によって吸収されますが、その一部は地表に到達し、皮膚の炎症や皮膚がんの原因となります。最も波長の長いUV-Aは、大半が吸収されずに地表に到達しますが、有害性はUV-Bよりも小さく、しわやたるみの原因になります。ちなみにオゾンO3はフロンに含まれる活性塩素によって破壊され、酸素O2に分解されます。

北極圏の上空で本年3~4月、観測史上最大のオゾン破壊が発生し、初めて南極のオゾンホールに匹敵する規模に進行したことが分かったそうです。国環研によると、3月末には、北極圏上空18~20キロの成層圏にある空気の塊で、通常のオゾン量の80%が破壊され、範囲は長軸約3000キロ、短軸約1000キロの楕円形。スカンジナビア半島などを覆いました。今年は北極圏上空の成層圏に、過去30年間で最強の低気圧性の渦「極渦(きょくうず)」が発生。氷点下80度以下の低温状態が長期にわたり続いたことが原因とのこと。国環研によると、極渦の強さは温室効果ガスの影響も考えられるそうです。極渦は4月後半に崩壊し、ちぎれたオゾン濃度が低い空気の塊は、日本の上空にも到達したそうです。
 
図の中で、紫色の275 DU以下となっている領域が、北極点から北欧・スカンジナビア半島~ロシア北部にかけて広がっていることが分かります。このような低オゾン領域が、2011年3月から4月初めにかけて、1カ月以上に渡って北極上空に出現しました。また、250 DU以下となるような領域も、観測史上初めて北極上空に出現しました。

今年の4~9月の半年間、紫外線による皮膚障害の患者さんが過去最高でした。やはりこうした事実との関係があるように思います。今まで、少々日に当たっても大したことがなかったから、今後も大丈夫という保証はありません。地球環境が変わってきております。紫外線から皮膚を守る必要性を認識することが、益々重要です。

2011-10-03

ブルゴーニュの白ワイン

私は専ら白ワインが好みで、赤ワインは口に合うものが少ないです。昨夜は、頂き物の白ワインを飲みました。ブルゴーンニュ・ブラン・ジャン・ド・ラ・ヴィーニュ [2009] 白の辛口です。グラスに広がる芳香が豊かで、口に含むと果実味が広がり、上品な味わいです。料理とも相性が良く、上機嫌で飲みました。ブルゴーニュの白を飲んだのは初めてですが、予期せぬ美味しさに感動しました。楽天で3,150円で購入できるようですが、それ以上の上級ワインのように思えました。ワイン通からのプレゼントは、新たな発見ができて面白いです。

2011-10-02

難治性足潰瘍

昨夜は、野村コンファレンスプラザ日本橋でFoot-and-Leg Conferenceがありました。東京医科歯科大学皮膚科が主催で、血管外科と形成外科の先生方も集まり、下肢虚血や難治性足潰瘍の治療について勉強しました。ここの会場に行ったのは2回目ですが、地下鉄三越前から直結しておりアクセスが良く、行きやすいです。
私が勤務医だったころ、入院の症例で最も治療に苦慮したのは、足の慢性潰瘍ないし壊疽でした。糖尿病、膠原病、動静脈の血行障害が基礎にある場合、難治であり再発もしやすいです。感染の制御が不可能な場合、救命のために下肢を切断せざるを得ないことも度々ありました。全身状態が極めて悪いと、下肢切断すらできず、亡くなってしまわれることもありました。皮膚科医のみで対応することは困難なので、病院内の他科の先生に頻繁に相談しながら、治療に当たりました。潰瘍が治癒して入院治療が必要なくなっても、歩行ができない場合、患者さん本人や家族が退院を嫌がり、転院先ないし入居先を探すのも一苦労でした。足の潰瘍の治療は、入院から退院まで一筋縄では行かないことが多かったです。
昨夜の演者の先生方も、院内の他科や他の部署との連携、あるいは、院外との病々連携が必要不可欠であると強調されていましたが、全くその通りです。私は開業してからは、このような症例は滅多に見なくなりましたが、受診早期から、つくば血管センターかJAとりで総合医療センターに患者さんを紹介することにしており、やはり病診連携の必要性を感じております。

2011-10-01

超円高時代の外国送金

昨日、レーザー代金の支払いのため、銀行で外国送金をしました。送金先はアメリカ、ニューヨクにある銀行口座です。昨日のレートでは1ドル76.65円で、手数料1円を足して、実質1ドル77.65円、それに送金手数料7,000円を支払いました。歴史的な超円高です。私が開業した当時は1ドル140円弱でした。当時は、仮に10万ドルの医療機器を海外から輸入した場合、税金などを含めて1,400万円以上支払いました。現在では、本体の値引きなど含めると約半額の支払いで済みます。
輸入する立場では、円高は歓迎すべきことなのですが、一方、国内の産業・経済への打撃は大きすぎます。ドルのみならず、ユーロや他の通貨に対しても超円高です。現在、国内外ともに経済情勢はあまりに深刻で、先行き不透明です。リーマンショック以上に落ち込むのではと、誰しもが不安を抱えております。世界中の英知を結集して、何とか経済恐慌を食い止めてほしいと、切に願います。

2011-09-29

激動の半年間でした

今日が今月の最終診療日で、恒例のレセプト点検も終了しました。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、皮膚科医にとっては、「繁忙も閑散も彼岸まで」です。1年の内の繁忙期の半年が無事終わって、ほっとしております。半年前、大震災後直後の混乱の2週間は患者数が一時激減しましたが、春分の日を境に、反転攻勢に打って出て患者数が激増しました。3月最後の1週間は最繁忙期の真夏並みの忙しさでした。この時点で、向こう半年間の激動を予感しましたが、半年経って振り返ると、予感は的中しました。色々ありましたが、開業して最も充実した繁忙期の半年間でした。忙しいながらも、毎日健康で働けることは、何よりも幸せなことです。そのことに感謝する日々です。

2011-09-28

インフルエンザ予防接種について

季節はすっかり秋です。寒暖の差が激しく、体調を崩される方も多いかと思います。今日は、インフルエンザ予防接種についてのお知らせです。当院では、昨年までは予防接種は行っておりませんでしたが、本年は我孫子市高齢者インフルエンザ予防接種委託医療機関に登録いたしました。我孫子市保健センターからも手引きや予診票などの必要書類が送られ、いざ、ワクチンを発注しようとしたところ、足止めを食いました。
以下に、厚労省からの9月22日付の文書の一部を抜粋します。

北里第一三共ワクチン(株)の季節性インフルエンザワクチンの一部に、トリレオウイルス(※)の混入が確定し、約236万本分の季節性インフルエンザワクチンを出荷することができなくなりました。その結果、今シーズンのインフルエンザワクチンの供給予定量は約2,700万本となります。
 現時点では、需要予測やそれに基づく近年の供給実績及び実際の使用実績を見ると、今シーズンの需給への影響は少ないものと考えられます。一方、インフルエンザワクチンが混乱なく安定的に供給されるよう、各都道府県等に分割納入、在庫量の把握体制や医療機関の在庫状況の住民への周知体制の確立等の徹底を求めます。また随時、情報提供を行っていく予定です。
【参考】
  1.今シーズンのインフルエンザワクチン供給予定量:約2,700万本
  2.今シーズンのインフルエンザワクチン需要予測:約2,771万~2,798万本
  3.北里の製造予定量:約242万本
(※ トリレオウイルスは、トリの関節炎の原因ウイルスです。ヒトに対する病原性は知られていません。)

以上の理由により、厚労省の指導のもと、各医療機関には昨年度の購入実績に基づいた本数のみしか購入することができません。つまり、当院は昨年度は一般の患者さん用に購入した実績がないので、現時点では新規に購入することができない状況です。医薬品の卸に尋ねたところ、12月頃には供給可能の見込みだそうです。それまでは、市の委託機関ながら、当院ではインフルエンザの予防接種はお受けできません。
ちなみに接種料金は、65歳以上の高齢者は自己負担額1,100円、ただし一定の条件を満たす方は自己負担額が免除されます。それ以外の3~64歳の方は一律に3,990円、予診のみでは2,730円です。12歳以下では2回接種が必要です。なお3歳未満の方には接種はいたしません。
ご迷惑をおかけしますが、ワクチンが納品されたら改めてお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。

2011-09-27

最後のレッスン

昨年5月に柏のスポーツクラブに入会し、10月からは同系列の我孫子店にも通い出し、1年余。ラテンダンス・エクササイズのZUMBAにはまり、お目当てのインストラクターのレッスンに週に3~4回通いつめました。美しいインストラクターの華麗なステップに魅せられ、見よう見まねで夢中で踊り、β-エンドルフィンをバンバン放出し、多幸感にドップリ浸かりました。60分のレッスンは飽きることなく、楽しくて仕方ありませんでした。レッスンを重ねるうち、心肺機能が向上してくるため、少々の負荷をかけてもきつさも感じなくなりました。体型も明らかに、皮下脂肪が減りウエストが細くなり、筋肉がつきマッチョになってきました。私にとって、最大のストレス解消法でした。
ところが、諸般の事情で公私ともに多忙になり(実は今までもそうでしたが)、悩んだ末、今月末でスポーツクラブを退会することにしました。今日が最後のレッスンでした。一抹の寂しさが残ります。今日のレッスン終了後に、お世話になったインストラクターの先生と顔馴染みの方々に、挨拶をしました。
1年後には、おそらく身辺の状況も落ち付いている筈ですので、再入会したいと考えています。それまで非会員ながら、柏のクラブには月に2回ほど顔を出します。
インターネットで買い集めたコスプレのコレクションの数々、着て行く機会がなくなったので、自宅の押し入れにお蔵入りです。たまには家で来て、コスプレ姿をブログにアップするかもしれません。

2011-09-26

夏の後始末

秋分の日を堺に、季節は秋に移りました。2週間前までの猛暑が嘘のようです。今年は、節電の影響か、大人のアセモの患者さんが多かったです。赤み痒みなどの炎症を伴うアセモには、ステロイドのクリームが有効です。塗れば数日で治ります。当然、症状が消失したら塗るのはやめるべきで、漫然と予防的に塗り続けるの良くありません。アセモのできやすい胸、背中などは皮脂腺の分布も多く、ステロイドを塗り続けると、後からニキビができることがよくあります。アセモのブツブツとニキビのブツブツはサイズも形状も異なりますが、患者さんからは区別できないかもしれません。ステロイドをずっと塗ってもまったく治らず、益々悪化します。
昨日来院された患者さんですが、8月上旬に背中のアセモで来院され、ステロイドクリームを処方しました。処方箋にも外用部位を背中と明記しました。カルテには胸についての記載は全くないのですが、もしかしたら「胸にアセモができたら塗っても構いません。」と説明したかもしれません。昨日見えた時には、胸にニキビが多発されて、「1ヵ月以上塗り続けて、どんどんひどくなる。」と言われていました。それもその筈です。でも、患者さんは最初の症状と現在の症状が同じと考えていらして納得されませんでした。それどころか、「背中は最初から何もできなくて、見せた覚えはない。」とまで言われたので、これ以上の説明しても無理かもと考え、「今の症状に合ったお薬を出します。」と申し上げました。
ところが、この直後にダンナさんが受付に「テメー、ふざんけなよ~、間違った薬を出しやがってよ。」とすごんだそうです。受付では何の事だか面くらい、「院長がもう一度説明いたしますので、お待ちください。」と言ったところ、「それならいい。」とお帰りになってしまったそうです。
私としては、他で不名誉は悪口を吹聴されるくらいなら、ご家族にきちんと説明をしたかったのですが、納得していただくことができず残念でした。

常識ですが、上手な医者のかかりかたの心得
1、塗っているうちに、最初と違う症状が出てきたり、症状が悪化した場合には、速やかに再診しましょう。自己判断で塗る続けるのはよくありません。
2、ご家族が診療内容に疑義がある場合、ご本人と一緒に診察中に医師に直接伝えてください。ご本人が正確に理解されていないと、誤解の元になりかねません。

2011-09-25

ル・クープルにて

昨夜は、柏のフランス料理店「ル・クープル」で当院スタッフと一緒に食事をしました。この店には、何度も家族やスタッフと来たことがあります。お気に入りのフレンチです。いつもの如く9,800円のシェフのおまかせコースをオーダーしました。一品一品が期待通りの美味しさでした。そのうちの一部のみ撮りました。
オマール海老にウニとキャビア添えられています。
魚(種類は忘れました)のムニエル
牛ヒレにフォアグラとトリュフが載っています。
デザートは洋梨のコンポートとアイスクリームです。
これらの食材を使ってこの価格なら、大満足です。食べていて幸せな気持ちになりました。
帰宅してからは、ダンス・フィットネスのDVDを見ながら、エクササイズをして脂肪を燃やしてから就寝しました。

2011-09-24

食べても太らない?

今朝、体重計に乗ってみました。覚悟した割にはそれほど体重は変わらず、44.6kg、体脂肪率19.5%、BMIは19.5でした。とりあえず安心しました。出張先のホテルでも筋トレ系エクササイズをして、鏡を見てお腹が出っ張っていないか、厳しくチェックはしておりました。
筋肉量を増やせば、細胞質内のミトコンドリアの数も増え、基礎代謝も上がり、結果、太りにくくなるようです。私は若い頃(10~20歳代)、ほとんど運動をしていなかったため、一時的に食事制限をして体重を減らしてもリバウンドをすることが多かったのですが、その理由は、単純に運動不足による基礎代謝の低下だと考えられます。リバウンドをしないためには、運動して筋肉量を増やし、代謝を上げるしかありません。
私は、50歳から始めたエクササイズのお陰で、代謝がアップし、少々食べても太らなくなりました。今後も油断せず、精進して参りたいと思います。
さーて、これから、スタッフとの食事会でフランス料理のフルコースを食べに行きます。美味しいものを食べるのは、人生の楽しみの一つです。

2011-09-23

上州名物焼きまんじゅう

昨日に引き続き今日も食べ物ネタです。先週の前橋での学会では、飲食物を東北産か群馬県産にトコトンこだわっておりましたが、スイーツでは地元の生どら焼き、コーヒー大福(実はこれが絶品)、お持ち帰りの土産には、全国区で人気のラスクの他、上州名物焼きまんじゅう(16個入り)が出されました。焼きまんじゅうの賞味期限が明日までで、私にとって初めての食品でしたので、今日、食べてみました。甘みのある赤みそのタレをホウキのような刷毛でつけて焼きました。このタレは北京ダックのタレを若干甘くしたような味でしたので、キュウリとの相性が良いのでは、と思いつき、キュウリのスライスと一緒に食べてみました。予想的中、ピッタリでした。4個とも一気食いしました。
それにしても、ここ2週間、学会出張で美味しいもの三昧、帰ってからも本能の赴くがままアンチ・ダイエットな生活をしております。食欲の秋、体重はどうなってしまうのか、少し不安です。

2011-09-22

梅の花弁当

本日は、マルホ㈱さんの説明会があり、梅の花の華弁当をいただきました。湯葉が美味しかったです。お腹が空いていたので、10分ほどで一粒残らず完食しました。ご馳走様でした。
マルホ㈱さんには、いつも大変お世話になっております。御社の取締役会長のA氏には、学会でいつもお会いし、たびたび写真を撮っていただいております。このブログのプロフィールには、今まで私の顔写真は載せていなかったのですが、A氏のカメラで撮って頂いた私の写真が良く撮れていましたので、つい先刻、プロフィールに顔写真をアップいたしました。
実は私はデジカメを持っていないので、このブログで使用している写真は、すべて古い携帯カメラで撮っております。そろそろ、デジカメかスマホを買おうかと検討中です。

2011-09-21

台風15号首都圏直撃

ただ今首都圏は、台風15号により、すさまじい暴風雨が吹き荒れています。JR私鉄とも運転見合わせが相次ぎ、帰宅時間の今、混乱が生じている模様です。都内の企業によっては、15時台に全社員に退社を促しているところもあったようです。医療機関などのそうもいかない業種では、職員は帰りの足を心配しながら、業務を遂行していることでしょう。
当院では、午後は予約診療のみですが、本日の午後の予約の方々はキャンセルか、あるいは午前中に来院していただき、結果13時で全診療が終了しました。本日の来院患者数はわずか40名ちょっとで、2日前より約100名少なかったです。「いつも混んでるけど、今日こそは台風のため、すいていると期待して来院しました。」と正直におっしゃられた患者さんもいました。大震災直後以来の来院数ですが、医療も他業種と同様、天候の影響を受けやすいです。おかげでスタッフも私も、本日は特別に早く帰宅できました。アフターファイブも珍しく予定がなかったため、本屋さんで雑誌を買ってから帰り、自宅でゆっくり過ごしています。
これから暴風雨の中、帰宅される方々、どうかお気をつけて。無事故をお祈りいたします。

2011-09-20

懇親会での身に余る光栄

昨日の続きです。今回の前橋での東部支部学術大会は「東日本復興支援」と銘打って開催され、随所に開催事務局の熱い思いが伝わりました。ランチョンセミナー、スイーツセミナー、懇親会で出された飲食物は、東北被災地域の経済支援と地元群馬県の地産池消にこだわった食材で占められておりました。特筆すべきはランチョンのお弁当でした。初日は東北と群馬のコラボの食材、2日目は群馬県産限定の食材とコンセプトが明快な、こだわりの学会オリジナル弁当でした。私が今まで食べた学会のお弁当の中では、最も美味しかったです。
受付には大きなガラスの募金箱が設置され、中には万札がぎっしり入っておりました。私も事務局の熱い思いに応えたく、募金をさせていただきました。
さて今回の学会には、事務局長の安部先生のご厚意により、私の長女(群馬大学医学部3年生)も参加させていただきました。親子での学会参加は初めてです。学会会場に足を踏み入れた娘は、ガチガチに緊張しておりました。シンポジウムで沢田先生の勤務医問題、片岡先生の女性医師問題の講演を聴講し、その後に娘は、「興味深い話だった。私は医師になったら、何があっても絶対に仕事を辞めない。」と感想を漏らしておりました。それを聞いて私は安堵しました。
懇親会では、貧乏学生の娘は見たこともないご馳走を前にして、狂喜乱舞し夢中で飲み食いしておりました。日頃、ひもじい生活をしているだけに、感動もひとしおのようでした。懇親会の余興では、オーケストラの演奏の後、3人のイケメン芸人によるジャグリングのショーがありました。洋酒ボトルとシェイカーカップを使った見事な芸でした。最後に3色のカクテルがグラスに注がれると、会長の石川先生が私と娘を呼び寄せ、何と3人でカクテルの乾杯をさせて頂いたのでした。分不相応な身に余る光栄に感謝いたします。娘は、紳士淑女のパーティーに紛れ込んでしまった野良犬のような心境だったようですが、生涯忘れぬ思い出を作らせて頂きました。
左から、石川先生、私、長女。石川先生は長女にとってバレーボール部の大先輩で、以前に部活の宴会でお会いしたことがあるそうです。

今回の学会で、群馬大学皮膚科の先生方の熱くて広い心に感激いたしました。事務局長の安部先生、本当にお疲れ様でした。今後も娘が何かとお世話なりますが、何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
              左から、長女、私、事務局長の安部先生

2011-09-19

ハイライトは会長挨拶

2日間の休診あけで覚悟の上とはいえ、本日9:00~12:00の受付で、予約も含め140人近くの患者さんが来院されました。手術2件、レーザー1件も含め、診療は16時過ぎに終了しました。待ち切れず途中でキャンセルされた方もいらっしゃいましたが、4時間以上お待ちになった方もいらっしゃいました。待ち時間が長く、御迷惑をおかけいたしました。今年は残暑が厳しかったため、皮膚科の繁忙期も長いようです。

さて、一昨日の前橋での学会レポートです。私個人の感想ですが、今回の学会で最も価値ある演題は、群馬大学教授石川治先生による会長挨拶でした。初日ランチョンセミナー終了後は他に講演もなく、手すきでしたので、何の期待もせずに会場に入りました。どうせ通り一遍の挨拶か、あるいは会長個人や教室員の業績紹介であろう、とタカをくくっておりました。ところが当てが外れました。
「センチメンタル・ジャーニー」と題して、石川先生の歴史でした。雰囲気のあるBGMも含め、すべてご自身で手作りされたそうです。ご両親の結婚式の写真から始まり、幼少時、学生時代、青年時代、そして、現教室での恩師、留学先での恩師、そして、現在の教室スタッフなどの写真が次々と紹介され、縁した方々とのエピソードを語っていらっしゃいました。学術的な業績は一言も語られませんでした。ただし3月まで病院長を務められ、任期最後に遭遇した大震災直後の混乱を乗り切った経験や被災地救援活動の一端を紹介されました。以下の言葉が印象的でした。
「人生には4つの『し』がある。少年時代の志、青年・壮年時代の師、老年時代の詩(ポエム)、そして最後は誰もが避けて通れない死の4つである。自分はこれからポエムを語る年代に入ってきた。さらに、人生80年を24時間に譬えると、57歳の自分は17時過ぎの黄昏時に当たる。恩師、同僚、教室のスタッフに感謝すると同時、30年以上に渡り連れ添い支えてくれた妻、そして3人娘たちにも感謝したい。」
7月に生まれた初孫の写真も出され、最後は愛犬の写真でした。「疲れて帰宅する自分を癒してくれる愛犬にも感謝したい。」と結ばれ、淡々とした語り口ながら、愛と感動に満ちた講演でした。
最後の方は、私は期せずして涙が出てきました。嘘偽りのない真実の話は聴衆を感動させます。(演者が感動しないものが、聴衆を感動させることはできません。)これだけ聞けただけでも、この学会に参加して良かったと思いました。会長挨拶は今回の学会のハイライトでした。
講演終了後に、石川先生に率直に感想を述べさせていただいたところ、大変喜ばれ記念撮影を撮影させてただきました。この後、懇親会でもサプライズがありました。続きはまた明日。
              左から私、会長を務められた群馬大学教授石川治先生

2011-09-18

お宿玉樹は最高

ただいま~。一昨日に泊まったのは伊香保温泉のお宿玉樹でした。新幹線を利用し18過ぎにチェックインし、黄金の湯と白銀の湯の2種類のお湯を堪能しました。お部屋はもちろん、廊下もすべて畳敷きの純和風旅館です。ここの旅館のウリは食事でした。全12品の会席料理が量ではなく質にこだわり、非常に洗練されていました。お酒も女性客の好みを狙った品揃えで、目も肥え舌も超えた私くらいの中年女性に的を絞ったコンセプトです。どれをとっても私の好みにピッタリでした。お風呂に浸かり美味しい食事で満たされると、早々と眠ってしまい、気が付くと朝でした。静かな客室では寝苦しかった猛暑からも解放されて、自宅よりもぐっすりと熟睡できました。無意識に疲労がたまっていたようでした。
翌朝(昨日の朝)、石段を散歩しました。旅館を出るときには、女優の松原智恵子似の美人女将が正装してお見送りされました。品格ある優雅な物腰は私には到底真似できません。
伊香保温泉からバスに乗り、渋川駅で乗り継ぎ、1時間ちょっとの所要時間で、前橋市の学会会場ベイシア文化ホールに到着しました。昨日の学会では、感動の連続でした。詳細はまた明日。
日本の三大名段「石段街」です。翌日からのお祭りの準備中でした。

2011-09-16

伊香保温泉へgo!

今日の仕事も無事終了、今から伊香保温泉に向かいます。18:00過ぎには到着予定です。今週は猛暑のせいで真夏並みに多忙でしたので、温泉に浸かり疲れを癒します。会席料理も楽しみです。
明日から2日間、前橋で東部支部学術大会もあります。先週に引き続き今週末も学会です。1週間が本当に早い!ではまた来週。

2011-09-15

ヒアルロン酸注入のピットフォール

先週末の美容皮膚科学会のランチョンセミナーでは、タカナシクリニックの高梨先生によるヒアルロン酸インジェクションテクニックについてのご講演がありました。高梨先生は中村うさぎさんなど芸能人への美容外科手術や注入療法を多数手がけられており、メディアへの露出度も高いため、派手なイメージを持っておりました。しかしながら、実際に講演を拝聴した印象では、誠実で謙虚な方でした。
ヒアルロン酸注入のコツは入れ過ぎないこと、これに尽きます、と強調されていました。初回はむしろ不足感があるくらいが適量で、数カ月後に追加注入する方が無難とのことです。
一番難易度が高い、下眼瞼への注入についてです。先生は、涙のう(下眼瞼の膨らみ)と頬の間の凹みに注入してタルミを目立たなくすることはしても、それよりも上方の下眼瞼の細い小皺への注入はされないそうです。ここの部位は極めて表皮が薄いため、どうしても凸凹になりやすく、仕上がりが不自然になりがちです。凹凸を修正するためには、数週後にさらに隣接部位に微量追加注入しタッチアップします。私にとって最も難しい注入部位で、できれば避けたい部位ではありました。ちなみに当院ではjuvederm refineを使用いたします。
ヒアルロン酸注入の達人である先生は、敢えて、下眼瞼の小皺には注入しない、という方針だそうです。道を極めた達人ならでは、治療の限界を認め、リスクは冒さないという慎重な姿勢に達したのでしょう。大変勉強になりました。

2011-09-14

ジャマイカ情熱音楽の夜

今晩は、ジャマイカ情熱音楽「JAMAICA ROCKS」というコンサートに行き、先刻帰宅しました。会場は本八幡の市川市文化会館でした。シンガー3人、バンドメンバー6人、ダンサー4人のジャマイカを代表する最高峰のアーチストが集結した、スーパースター夢の競演でした。すごい迫力のステージでした。ソウルフルな実力シンガーの歌唱力に圧倒され、sexyなダンサーの華麗な舞いに魅了されました。ダンサーが客席に降りて、選んだ観客をステージに上げて、ダンスを指南するシーンがありましたが、私は残念ながら前方よりもちょっと離れた席でしたので、指名されませんでした。あー残念。私もダンサーと一緒に踊りたかった。それでもスカ、レゲエ、ダンスホールのステップをしっかり覚えてきました。
今回のコンサートでは娯楽性のみならず、大震災から復興しようとする日本を応援しようとするメッセージ性と友情を感じ取ることができました。ジャマイカ国民が崇める伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マリーの言葉「音楽があれば、痛みを感じる事はない。」と、観客を勇気付け鼓舞しているように感じました。
今でも脳裏にレゲエのリズムが響いております。今夜は興奮して寝付けなそうです。

2011-09-13

懇親会でのサプライズ

下関の街は、30年前とは著しく変貌して、風格のある都市に発展しておりました。古来、歴史の舞台になった土地であり、幾多の人材を輩出した揺籃の地でもあるため、史跡が点在しております。歴史と文化の香りが漂います。県立下関西高校は、県下の秀才が集う名門校ですが、私の同級生や同窓生でここの卒業生は皆、優秀でした。(在学中は、お世話になりました。)
学会会場は海峡ゆめタワーに隣接する、海峡メッセという立派な会場でした。9月10日(土)の夜には、ここで懇親会がありました。学生時代からの恩師である山口大学名誉教授の麻上先生から、「遠いところ、よく来られましたねえ。」とお声をかけて頂き、しばし歓談しておりました。麻上先生は私の母と同年齢ですが、家業の病院で現在も週に4回の外来と病棟回診をされて、現役でバリバリ働いていらっしゃるそうです。お元気で何よりです。そこへ、気品漂う美しい女性が「お仲間に入れてくださる?」と気さくに話しかけられてこられました。今回の学会の会頭である山口大学教授の武藤先生の奥様でいらっしゃいました。私が山口大学の卒業生であることを告げると、会話が弾みました。
懇親会では下関ならではのマグロの解体ショー、くじ引き抽選会が行われました。会場入り口で、私は46番の番号札を受け取っておりました。抽選会の賞品は山口県の名産品で、合計30人分が用意されていました。抽選会が始まり、私は心の中で「46番当たれ!」と叫びました。すると正面のスクリーンには46の番号が映し出されていました。何と、最初に当選してしまったのです。我ながらクジ運の良さに驚きました。と同時に、こんなことで運を使い果たして良いものか?とも思いました。賞品は宇部名物の蒲鉾で、宅急便の配送サービス付きでした。
学会懇親会で抽選会があったのも初めてですし、当選したのも初めてです。良い思い出になりました。やはり母校は卒業生に優しいです。
左から、山口大学教授武藤先生とその夫人、私、山口大学名誉教授麻上先生です。
ブログヘアップすることをその場で承諾していただきました。

2011-09-12

秋芳洞&下関観光

お待たせしました。4日ぶりの更新です。昨夜帰宅し、今日も休診あけで何かと多忙で、この時間になってしまいました。予告通り山口県訪問記です。
9月9日(金)
朝の便で宇部空港着。バスを乗り継ぎ秋芳洞に向かいました。正午過ぎには到着。構内に一歩踏み入れ、せせらぎが目に入ると同時に涼しい空気が流れていました。蒸し暑い外の世界とは隔絶された世界でした。
秋芳洞入り口です。期待が膨らみます。
洞内の観光コースは約1km、温度は四季を通じて17度だそうです。ひんやりして快適でした。3億年前には、この辺りは海の中のサンゴ礁だっだそうで、時間が凍結したような不思議な異空間との出会いに感動を覚えました。下は百枚皿です。トルコのパムッカレとよく似ています。
下の写真は黄金柱です。高さ15m、直径4mで宮殿の円柱のようです。
このような自然が造り上げたオブジェの見どころがたくさんありました。最後の出口は、3億年のタイムトンネルと称する人工的な異空間でした。
規模がまったく異なるものの、洞内が東京ディズニーランドのカリブの海賊とすれば、出口はスペースマウンテンに類似していました。
時間がなかったので秋吉台の散策はパスし、午後には下関行の直行バスに乗車。所要時間2時間で下関に16:30に到着。朝からほとんど食事をせず空腹状態。フグを食べたい、という悲願はあるものの、出かけるのも億劫。そこで、宿泊した下関東急インのレストランに行きました。あまり期待はしていなかったものの、そこは大正解でした。関門海峡が見える落ち着いた空間に、ムードのあるクラッシック音楽が流れ、客は私1人のみ。オーダーした料理はフグ料理が10品ついたコース料理で生ビールにデザートがついて、なんと3,300円!(税サ込)安い!味もいけましたし、フグ雑炊はお変わり自由でした。ヒレ酒は1,050円と割高でしたが、私はレストランを貸切状態で、至福の時間を堪能しました。大満足でした。
9月10日(土)
学会1日目でしたが、お目当てのランチオンセミナーまで午前中は時間があったので、朝8時半に、唐戸市場に行きました。魚介類、野菜、果物、干物などが安い。隣接するカモンワーフという飲食店&土産屋から撮った写真です。
関門海峡の向かい岸は九州の門司です。ここから、巌流島行の船が出ています。
私は、さらに隣の海響館という水族館にも行きました。9:30の開館と同時に入場しましたが、家族連れで賑わっていました。ここの見どころはペンギン村と海中トンネルです。シンガポールのセントーサ島の水族館に似ています。ガラス張りのトンネルに入ると、頭上でペンギンが空飛ぶ鳥のように俊敏に泳いでいます。陸での様子とは全く違います。定番のイルカとアシカのショーや、下関ならではの多数のフグが飼育されており面白かったです。
11時前には学会会場に到着。続きはまた明日。

2011-09-08

学会で下関へ

明日から3日間休診にして、下関での美容皮膚科学会に行って参ります。私は山口大学の出身ですが、下関には30年前、学生時代に1回のみ行ったことがあります。同級生が下関出身で家に遊びに行きました。「宇部に比べたら大きな街でしょう。」と言われたものの、当時の柏と比べてもこじんまりとした街に見えました。今となっては街並みは大きく変わっていることででしょう。首都圏から下関へのアクセスは今ひとつです。宇部空港からバスで1時間15分かかります。宇部ならば空港から市街地までバスで15分です。宇部は大学病院のお膝元で、多くの同窓生が宇部周辺で開業しているため知人が多いです。下関には知人がいないため、明日は一人で山口県内を観光の予定です。秋芳洞に立ち寄ってみようかと計画しています。夜は、下関でフグ料理でも食べに行きます。
帰ってきたら、観光レポート、学会レポートをブログで紹介します。ではまた来週。

2011-09-07

秋は学会シーズン

台風も去り、気持ちの良い爽やかな天候になり、秋らしくなりました。秋は春と並び大きな学会が開催されます。今年の春は大震災の影響で、一部の学会は中止ないし延期になりましたが、今季は予定通り開催されるようです。
当院の休診カレンダーをご覧になるとお気付きかもしれませんが、今月は平常よりも休診日が多いです。当院では毎月診療日数を25日とし、年間で丁度300日にしております。今年は7月と8月は26日、9月は23日の診療日数です。理由は、今月に大きな学会が2回あり、それに参加するためです。今週末は下関での美容皮膚科学会、来週末は前橋での東部支部学術大会、そして11月は都内でのアレルギー学会や企業主催のセミナーがあります。私が学会で聴講した中で、私自身が感銘を受けたこと、勉強になったこと、そして患者さんや同業医師の方々にとって有益と思われる内容は、このブログでその都度紹介して参ります。
ブログで学会ネタを書こうとすると、聴講中も聞き逃すまいと真剣になり、記憶に残ります。さらに書いている最中も、曖昧な点があれば、きちんと調べて正確な内容にします。書き合上げてアップしてからも、自分の書いた記事を読み返して復習することもあります。一連の作業が、私にとって勉強のプロセスなのです。ブログは最大のボケ防止です。
ただし、いつも迷うことが1点のみあります。それは個人名の公表です。演者の先生のお名前と施設名です。素晴らしい業績なので、演者名を出したいという思いと、本人の了解なしで勝手に載せてはマズイかも、という思いが交錯します。適宜判断させて頂きます。
実は、ある学会に参加して、私が大いに感動した内容をブログに載せたところ、その学会の会頭の先生から、ご丁寧なお手紙を頂戴しました。大変ご高名な先生からでしたので、嬉しさ半分、恥ずかしさ半分で恐縮の限りでした。ブログを通じて人との繋がりもできて嬉しいです。
同業の諸兄諸姉の方々で、私へのご意見やご要望(たとえば名前を載せてもらっては困るなど)がございましたら、コメントとしてご送信ください。その際、私は読むことができますが、直ちに公開はされません。もし個人的に返信をご希望されれば、お名前とメールアドレスを記載してくだされば、返信いたします。個人情報は絶対に公開いたしませんので、ご安心ください。よろしくお願い申し上げます。

2011-09-06

レーザー照射72時間後

スターラックスLUX1540 XDを私の顔全体に照射して丁度72時間経過しました。浮腫は完全に消失しました。良く見ると淡いドットマークがあり、触るとザラザラしますが、チョット見にはまったく分かりません。私は、この72時間で4人の患者さん達にこのレーザーを照射しました。私の顔を触って頂いて、照射部位を観察して頂いた上での施術です。次回も、同じ機種での予約が入りました。
従来のLUX1540と比較し、表皮損傷を15~30%軽減させ、真皮のより深層へ20~50%深く熱が到達するとのことです。従来型では高出力では時として熱傷を併発し、表皮下水疱を形成することもありましたが、新型では、熱傷のリスクがさらに軽減されています。
それでいて赤みはその日の内に消え、浮腫は72時間で完全に消えるのなら、施術される患者さん側にとっても嬉しいことです。翌日に仕事を休む必要はないので、仕事を休めない多忙な方にお勧めです。当院のレーザーの中で、rejuvenation(皮膚の若返り)を狙うなら、スターラックスLUX1540 XDがイチオシです。

2011-09-05

台風シーズンに思い出すこと

台風12号は、西日本に大きな爪痕を残して去って行きました。被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、私は子供のころ台風が大嫌いで、毎年台風シーズンが来るたびに憂鬱になりました。私は、幼少時から気管支喘息を患っており、夏のみ一時軽快するものの、秋、冬、春と年間のほとんどの季節に発作を繰り返していました。小中学校時代は年間登校日数の内、3分の1が病欠でした。体育は見学が多く、旅行は行ったことがありませんでした。
9月に台風が近づくと、夏の間治まっていた喘息の発作が、急に誘発され、1回の発作により気道が過敏になり、その後も誘発されやすくなりました。感冒などの感染症、急激な気温の低下、気道粘膜への寒冷刺激、ストレス、疲労、運動などで、すぐに発作が出ました。最も即時に反応したのは、布団などのハウスダストで、布団を敷くと10分後には発作が起こりました。大学病院でハウスダストの皮内テストを受けたら強陽性でした。喘息の増悪因子は単純ではなく、複合要因が関与しています。この点、アトピー性皮膚炎とよく似ています。
その後、私の喘息は19歳で大学に入学してからピタっと出なくなりました。走ったり自転車を漕いだりなどの運動により誘発されていたのですが、このころから抗アレルギー剤の吸入療法が普及されるようになり、発作が出そうなタイミングで吸入すると、ならずに済みました。気道粘膜での局所療法という画期的な治療に感動を覚えたものでした。現在ならばステロイドの吸入療法が標準治療ですが、当時の日本ではまだ普及しておりませんでした。
学生時代は、19年間苦しんだ喘息から解放され、健康な普通の生活を享受できました。25歳で医師になってからは、喘息の増悪因子であるはずのストレスと過労三昧の生活でしたが、遂に一度も発作を起こしたことがありません。現在は運動負荷の大きいエクササイズを楽しんでいるくらいです。
もちろん大型台風が近づいても、体調に何の変動もありません。子供のころ、「台風が近づくと喘息が出る。」と言ったら、一笑に付されたこともありましたが、エビデンスがあるかどうか、今の私にも分かりません。
喘息の患者さんにとって、これからの季節は試練の日々ですが、どうか希望を持って頂きたいです。きっといつかは治る日がきます。

2011-09-04

レーザー照射24時間後

昨日、フラクショナルレーザーLUX1540 XDを私の顔全体に照射して、丁度24時間経過しました。今朝起きると、赤みは完全に消失していたのですが、上眼瞼の浮腫が昨日より若干目立ち、現時点でも同様です。浮腫と言っても、顔全体がふっくらとして小皺が消えて、イイ感じの程度です。私は顔が痩せているので、このくらいに顔に脂肪がついていたらなあ、と思うのですが、おそらく明日には浮腫は消えてしまうでしょう。
本日の日曜日も通常通り診療しましたが、患者さんからは誰からも指摘されませんでした。本日、フラクショナルCO2レーザーを予約されていた色白の若い女性の患者さんに、私が昨日LUX1540 XDを照射して、今朝には赤みが完全に消えたことを説明したところ、CO2ではなくLUX1540 XDの方を選択されました。やはり、ダウンタイムの目立ちやすい色白の方は、こちらの方を希望されます。
台風は過ぎ去りましたが、残暑はまだ続きそうです。もうちょっとの辛抱です。

2011-09-03

10回目のレーザー照射

私がフラクショナルレーザーと出会ったのは、2008年春です。サイノシュアのアファームという機種を2回ほど借りて、自分の顔に照射してみました。同年夏に大阪での美容皮膚科学会に行った時、企業ブースにスターラックスLUX1540があり、学会期間中に顔全体に照射しました。顔が赤く腫れあがった状態でそのまま学会を聴講しました。そして、2009年の6月にスターラックスLUX1540を購入し、患者さんへの治療に活用してきました。non-ablativeレーザーはダウンタイムが比較的短いのですが、ニキビ瘢痕を治すには、回数を多く施術しなければならず、痛い割りには効果が乏しいという印象がありました。丁度1年前の2010年9月には、韓国製のフラクショナルCO2レーザーを購入し、ニキビ瘢痕の治療はこちらにシフトしました。ablativeレーザーはダウンタイムがそれなりにあります。
そして一昨日、当院にフラクショナルレーザーLUX1540 XDハンドピースが来ましたので、本日私の顔全体に照射してみました。通算10回目のフラクショナルレーザーの照射です。
照射時には刺すような疼痛は若干ありますが、従来型のLUX1540を比較すると疼痛と灼熱感は軽いです。現時点で照射2時間経過しましたが、赤みはほぼ消えて、眼瞼の浮腫が若干の残る程度です。従来型では、照射した日は数時間灼熱感残り、2日間は顔が赤く腫れあがりましたが、新型では、おそらく翌日には殆ど消えてしまうのでは、と予想します。明日、通常通り仕事がありますが、黙っていれば気付かれないのでは、と思います。
仕事を休むことができない方で、他人に気付かれずに若返りたい、キレイになりたい、と言う方には、お勧めのレーザー療法です。
私は現在51歳ですが、もし年齢より若く見えるとしたら(自分では分かりませんが)、3年間で10回照射したフラクショナルレーザーのお陰でしょう。

2011-09-02

うな重弁当

本日、O製薬㈱の昼食付き説明会がありました。iPADを用いて商品説明されていました。iPADやスマートフォンなどのモバイル機種は、私は触ったことがないため、珍しく見えました。私は携帯電話すら使いこなせないのですが(実は、これを言うと驚かれます。)、現在使用中の電子カルテがスマートフォンでも使用できるようになるらしいので、慣れるために、モバイル機種デビューをしようかと考えています。
さて今日の昼食は、我孫子の老舗「鈴木屋」のうな重弁当でした。1879年の創業だそうです。肉厚の鰻で、なんとも美味でした。やっぱり鰻はシンプルに美味しいです。ガツンと食べて元気が出ました。ご馳走様でした。

2011-09-01

LUX1540 XDハンドピース

本日、レーザー会社のパロマ・ジャパン㈱の担当者が当院を訪問し、新しいレーザーの紹介をしました。LUX1540 XDハンドピースです。従来のフラクショナルレーザーLUX1540を進化させたもので、より深部に熱が届き、陥凹したニキビ瘢痕やリストカット瘢痕に有効のようです。従来型は直径10mm円形でしたが、新型は12×12mmの正方形のスタンプで、2mm間隔で、49本のマイクロビームが40-70 mJの設定で出力されます。正方形なので、ムラができず均一に照射できます。私は、早速自分の腕に照射してみましたが、従来型よりも疼痛は少なく、赤みと腫れが軽度で、数時間で消えてしまいます。従来、ダウンタイムが短いと効果が低いと考えられてきましたが、それを覆すような新兵器の出現です。
私は、説明を聞いて3分間で購入を決意しました。(即断即決です。)
本日デモ機をお借りしました。9月21日まで借りる予定です。この間に、私は一度自分の顔全体に照射してみるつもりです。 もし、私の顔が赤く腫れていたら前日にレーザーを照射したためです。
一方、フラクショナルCO2レーザーとLUX1540 XDとの臨床効果と患者さんの満足度の比較はどうなのか?興味が尽きません。来週の美容皮膚科学会で情報収集して参ります。いずれ、私の使用経験もブログで紹介します。